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最新情報・北杜の窓ブログ

脱・エージェントへの本気度が伺える群馬・水上館団体旅行専用サイト

2010年03月12日掲 載

水上館(群馬県水上温泉)はこのほど、団体旅行の予約専用サイトを開設した。旅行の個人化が進む一方、団体需要も小さくないことに着目。団体用のプランを豊富にそろえ、旅行会社経由と併せて団体の誘客を強化する。(3/6付 観光経済新聞

水上館の公式HPを見ると、いきなり「自社HPがいちばんお得な♪プランです!!」ブログ、「ベストレート保証」と謳ったサイドバーなど自社サイト予約の優位性を全面的にPRしている。シティホテルなどではたまに見かけるが、温泉旅館でここまで徹底しているものは初めて見た。

さらに団体用サイトだが非常に細かくよく出来ている。個人客だけではなく、旅行会社へ向けてのメッセージもしっかりとある。

脱エージェント&自社予約促進は宿泊業の大きな課題である。先日、実施された「北海道宿泊施設の経営実態」を見ても、重点的に増加させたい客層の申し込み形態は、「自社直予約(インターネット)」が48.7%。これに、「ネットエージェント」(20.5%)、「自社直予約(電話など)」(16.7%)が続く。自社予約を考える業者は合わせて7割近くに上り、関心の強さを見せる一方で「旅行会社経由」と答えたのはわずか12.8%に過ぎず、ネットエージェントはともかく、旅行会社に頼らない姿勢が垣間見えている。

また、誘客拡大に向けた取り組みでは、「商品プランの開発」と「ITを活用した情報発信(HPの作成など)」が特に多く、7割の業者が挙げており、脱エージェント&IT活用は必須となっている。しかしながら実際のところ動きは鈍い。特に団体依存が大きい大型旅館ほどその傾向が強いが、その代表のような水上館が脱エージェント・IT活用・企画力で打って出た。北海道の宿も大いに参考にすべきであろう。

水上の場合は都内からも近く、個人で団体旅行企画が十分に打てるが、北海道となるとやや条件が厳しくなるかもしれない。しかし、定山渓温泉など札幌をターゲットにした商品をつくればいけるのではないか。

エージェント排除ではなく、補完し合える関係づくり、エージェント依存からの脱却が宿泊業再生の重要テーマだ。


【参考】水上館団体旅行向け公式HP

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需要予測ハズレNO.1の紋別空港、元凶は名寄本線廃止から始まっている

2010年03月11日掲 載

国土交通省が9日に公表した空港の需要予測に対する達成率で、紋別空港が全国ワースト1の13%となったことを受け、紋別市内でも波紋が広がっている。新千歳便が廃止され、羽田便も搭乗率が52%程度と低迷しているものの、需要予測とされた37万1000人は、現在就航している126人乗りのジェット機を毎日満席で4往復させても達成できない数字。紋別市では搭乗率向上対策の不足を認めるものの、需要予測の高さに困惑している。(3/11付 北海道民友新聞

紋別空港の搭乗率については、昨年11月のブログ「東京-紋別便が廃止の危機、地域の足は重要だがよ~く考える必要あり」で問題点について触れた。

紋別空港の2008年度利用実績は4万8000人で、需要予測37万1000人に対する達成率は13%と全国ワースト。もともと需要予測が立てられた平成元年~6年頃は丘珠・千歳便があり、更にここから先は推測だが東京便2往復、大阪便1往復、本州の他都市へもう1往復ほど結ぶ皮算用で提出したのではないか?当時、中標津が東京便2往復、札幌便が3往復あり、それ以上と試算をしたのであろう。

紋別空港のジェット化は1989年4月の名寄本線廃止による引換え「プレゼント」である。人口3万人余で鉄道が無くなったマチにとって唯一のメジャー交通機関が航空機である。しかし、実際は札幌からは都市間バスを利用、道外との往来も料金が安い女満別を使うのが実際だ。流氷以外にこれといった観光資源もない。地元(住民)、道外(観光客)どちらから見ても難しい条件だ。

これまでたった1便の東京便が維持できたのも国交省が各社に通知している「1便ルール」があるからである。航空会社が最後の1便をやめ路線を廃止する場合、同じ路線を代わりに運航する会社が現れれば無条件で就航を認める制度であり、1便ルールが事実上、路線廃止の歯止めになってきた。

しかし、現状ではANAに代わってJALが就航するとは考えられないし、子会社化したエア・ドゥでも引き受けないであろう。中標津、稚内もそうだが1往復では経済性が悪い。羽田発では同じ1往復の石見便といいとこ勝負だがこちらは伊丹発がある。

やはり、紋別空港の周辺人口や観光入込数を考えると空港の必要性は疑われる。旭川空港や女満別空港利用者をいかに引っ張り込むかであるが、なかなか打開策が浮かばないのが現状だ。もし、東京便がなくなれば紋別の繁華街はさらに寂しくなり、地方の衰退が進む。

名寄本線が廃止になって21年が経過するが、鉄道が無くなる意味の大きさを今回の問題であらためて思い知らされた気がする。

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星空日本一の町に富良野が選ばれる、メディアの力恐るべし

2010年03月10日掲 載

朝日新聞3/9付夕刊「読者が決める日本一の星空スポット」で富良野が1位となった。回答総数5016人のうち、2258人(複数回答)が富良野を挙げている。

管理人にとってはやや意外な結果であった。天文台のある野辺山や乗鞍岳あたりが来るかと思ったが富良野が1位に輝いている。道内では知床をはじめ、各地で星空体験ツアーを実施している。また、先日寒さ日本一で紹介をした陸別のように天文台をつくり、星空で街おこしをしている地域もある。

やはりこれは「北の国から」の力か。森のむこうに見える満天の星のイメージが強いからであろう。勿論、道内でも富良野は地形や気象条件からして”よい星”が見える場所だ。それに加えて、メディアを通した知名度もあり1位になったのであろう。富良野は「住みたい街ランキング」(ブランド総合研究所発表)でも8位に入っており、小都市としては凄い数字である。


最近は温暖化の影響か、トップ10に何ヶ所か挙がっている信州や八ヶ岳方面の天候があまりよくない。晴天率も落ちていると云う。そういう意味では北海道はまだまだ星空がきれいだ。東京から札幌に着き、ススキノ交差点で上空を仰いだ時に、その美しさ(勿論ネオンではありません)にハッとしたことがある。札幌に着くと都会でも空気が違うので、道内の読者の方は自然環境に恵まれた中で生活をしている贅沢さを再確認していただきたいと思う。

先日の「日本一の夕日」のブログでも結論として書いたが、各々に「その時の環境が作り出すイメージング」があり、どこが一番かは選定できても、あくまでも参考であることは云うまでもない。

■日本一の星空スポットランキング

1位:富良野
2位:石垣島
3位:波照間島
4位:野辺山
5位:美ヶ原
6位:乗鞍岳畳平
7位:白馬
8位:清里
9位:富士五湖
10位:蔵王

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千円高速道路に喰われる四国、公共交通そのものが崩壊の危機

2010年03月09日掲 載

「千円高速道路」の影響で四国の公共交通機関が危機に瀕している。本四間には3本の橋が架かっているが、利便性がよくなったことでかえって公共交通の足を引っ張っている。先日の拙ブログで宇高航路を結ぶフェリー2社(四国フェリーと国道フェリー)が廃止することになり、宇高航路の灯が消えることを紹介した。実はこの航路廃止は思ってもみないところに影響を及ぼしている。


先日、JR四国の松田社長が、フェリー2社が宇高航路を廃止するのを受け、「強風で瀬戸大橋を通る鉄道が運休となった場合にフェリーで代替輸送をしていた。今後の代替輸送に影響が出る」と懸念を表明している。瀬戸大橋を通る鉄道が強風により運休となることは、多い時で年10回程度発生しており、従来は高松から宇高航路を使い玉野市まで利用客を代替輸送していたという。

高速バスなどによる代替輸送案を検討しているが、多い時で数百人にものぼる利用客を輸送するには必要なバスの台数を確保するのが難しく、代替策がなく、困っているらしい。


また、JR四国は国が6月から実施するとしている高速道路無料化で、年間約5億円の運輸収入の減少になるとの試算を明らかしており、全国のJR旅客会社の中でももっとも影響が大きいと思われる。

本四間は3本の橋で結ばれたことで飛躍的に便利となったが、宇高航路に就航していたフェリーは「千円高速道路」の煽りを喰って廃止に追い込まれている。その前にも本四間が直通したことにより、多くのフェリー会社が廃止や減便に追い込まれ、中にはその保証金でバス会社に転向したところもある。

この航路から鉄道、さらに高速バスへのシフトがJR四国を追い込んでいる。まず、四国-京阪神間を結ぶ高速バスに客が移動。このままではJRが高速バスに呑み込まれ、JR四国とJR四国バスの立場が逆転するのではいかという冗談もあったが、千円高速が登場してしまった。

この区間は千円ETCの中でも所要時間で見るともっとも利用者数が多い3~4時間の距離に該当する。これまで料金面などで優位を保っていた高速バスだが、こちらも急激に利用者離れを起してしまった。現在、利用者がいちばん減っているのが100~200キロクラスの昼行高速バスで、国内全体で見ても20%程度前年より減少しているらしい。たとえば、徳島バスは先月、高速バス路線のうち、徳島―神戸線と、徳島―奈良線の2路線を3月末で休止すると発表しているが、この1年で25%を越える減少となっている。

千円高速道路は、フェリー会社、JR、バス会社と次々に公共交通機関の首を絞めている。これまでJR四国と高速バス会社が競い合うことは健全な競争であったと思う。市場原理に基づいており、JRがバス会社の軍門に下っても、それは利用者の選択によるものなので仕方がない部分もある。しかし、千円高速の場合ははじめから答えが見えている。特に四国でそれを実施すればどうなるかぐらいはわかりそうなものだ。

あらためて、千円(無料)高速道路は地方の公共交通に大きなダメージを与えると云いたい。鉄道、バスにしても唯一の収益部門である特急列車や高速バスが赤字に転落し、それはローカル線や路線バスにも影響を及ぼす。さらにそれは、地方を衰退させ、破滅に追い込みかねない危険性がある。

【追記】
3/5、宇高航路の一社、国道フェリーが廃止を撤回すると発表した。四国フェリーの動向と併せ先行きに注目である。参考→四国新聞記事

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やはり日本一寒かった陸別町、弱みを強みに変えた典型的な事例がここにある

2010年03月08日掲 載

町内の観光情報発信サイト「りくべつインフォメーションサービス」が気象庁のアメダスデータなどを基に独自集計している「寒さ日本一ランキング」で、陸別町が2年連続の日本一に輝いた。(3/5付 十勝毎日新聞

「しばれフェスタ」などで寒さ日本一でPRをしている陸別町。今回のランキングデータで本当に「日本一寒い」ことが実証された。

ランキングの手法は1、2月の毎日、全国のアメダスデータの日最低気温の上位10傑を1位10点から10位1点までポイントに換算して集計。陸別は今年、1位15回、トップ10入りも39日で合計331ポイントとなり、今冬の国内最低気温を2月4日に記録した上川管内占冠町に124ポイントの大差をつけて1位に輝いた。

ポイントを付けるあたり、なかなかの発想力である。また、最も厳しい寒さを記録した2月4日、陸別の気温はアメダスでは氷点下30.9度だったが、北見工大などと共同研究をしている「町しばれ技術開発研究所」が独自に設置する観測機(通称マメダス)では同35.2度(下陸別)を記録。場所によっては同39度まで下がったとの報告もあるので、まさに「しばれの町」だ。

ランキング上位を見ると多くが道東である。また、1,2月の間、道外で1位になったのは長野県の菅平(2回)、開田高原(1回)。信州は寒く、雪質のよいゲレンデがある場所が来ている。

陸別町は「寒さ」という北海道が持つ弱点を強み(ウリ)に変えた町だ。こういった逆転の発想、負の遺産としか思えないようなものをプラスにすることは重要である。地元に住んでいると、なかなか気付かないかもしれないが、地域再生ヒントの原点が陸別に隠されていると思う。


【参考】「陸別情報発信サイト 寒さ日本一ランキング

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まもなく霧街・釧路から霧笛が消える

2010年03月07日掲 載

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東防波堤にある霧信号 右側の小さい方の灯台がそれ

「霧の都・釧路」のシンボルとして親しまれている釧路港の霧信号(霧笛)が3月末に姿を消す。3月中旬に管理主体の釧路海上保安部が廃止式を催す。(3/5付 読売新聞)


釧路の霧信号(霧笛)が設置されたのは1925年。当初は鐘を鳴らす霧鐘、ラッパを鳴らす霧笛だったが、現在では発信器が灯台の上部に取り付けられ、視界が2キロ以下になると音が鳴り響く。釧路のシンボルのような音色だ。

霧笛は現在全国9か所、道内8か所に減った。海上保安庁は2007年、全国の霧信号を今年3月末までに廃止する方針を打ち出している。

釧路のシンボルとでも云える霧笛を何らかのかたちで残せないものか。たとえば、昼や夕方(17時)に霧笛の音色「ボーッボーッ」を市内全域に流す。または霧の日に流す。発信機が付いている灯台を陸に移動させ、「霧笛灯台」として保存する。観光客がボタンを押すと霧笛が鳴り響くなど。霧は釧路のシンボルでもあり、霧笛の観光的効果も高いはずだ。

【追記】
聞くところによると「釧路霧笛保存会」が立ち上げられ、現在、海上保安庁などど保存へ向けての協議に入っていると云う。


【参考】拙ブログ「道東名物の霧笛が来年3月に廃止 ここでも昭和の記憶が消える」(’09.5.7)

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スキー修学旅行の復活へ実態調査の開始、雪とふれあうことを主眼に置いてみたら

2010年03月06日掲 載

北海道運輸局が道内でのスキー・スノーボードを核とした冬季教育旅行が、競合地域に対し優位性を持ちながらも減少傾向にある原因を調査・分析し、今後の誘致活動や受入体制整備の際の基礎資料とするため、アンケート調査を実施することになった。

少し前までは雪のない地域の学校から北海道へ出向き、スキー体験旅行するのが人気であった。しかしこの10年ほどは減少傾向にある。スキー客全体の減少と並行していると思えるが管理人なりにその理由を考えてみた。

まず、寒いなか外で遊びたくはない。部屋の中の遊びが主流となり、寒い外でのスキー旅行を嫌がる子供が多いのでは。次に、スキー未経験者にとって、初体験の印象でそれからが決まる。辛い思いをした子供たちは二度とスキーをしないであろうし、楽しみな修学旅行が地獄の思い出に成りかねない。そのあたりのバランスを考えると先生たちも気乗りしなくなる。

また、修学旅行は先生の嗜好や旅行業者との関係で決まることが多い。スキー世代の教師は40代後半となり、若い先生はあまりスキーをしない。なので企画にも上りにくく、旅行会社もプッシュしない。親たちにもそういう傾向があるであろう。その他、長期の不況で、修学旅行は原点回帰でシンプルに、また修学旅行の他にスキー体験教育旅行を実施するのは難しくなったことなどが想像できる。


管理人は中高一貫の学校に通っていたが毎年3月6年連続で、強制的にスキー教育旅行に連れて行かれた。福島県の猪苗代スキー場に4泊、毎日スクールに入りレッスンである。5日間のスキー実習はかなりのものである。実は中学1年の初回はそこで地獄を経験した。5日間やってもボーゲンがマスターできず、直滑降になり、やがて転倒。己の能力の無さを嘆いたものだ。

しかし、どうしても滑れるようになりたいという気持ちがあり、中2からワンゲルへ入部。ここでは年3回のスキー合宿があったが、上手くはないものの何とか滑れるようになり、今でも雪は大好きである。同級生にはやはり、二度とやりたくない組が数名はいたと思う。


そう考えるとスキーオンリーではなく、スノボー、スノーシュ、クロカン、雪合戦などスノースポーツの中から選択できるようなシステムにした方がよいのではないか。そうなると体育実習的な意味合いはなくなるが、修学旅行ではそれで十分なはずだ。雪と友だちとなる-これが目指すところでは。また、インストなど受け入れる側もそれ用のメニューや応対方法をマスターすべきであろう。


【北海道運輸局の調査内容】
北海道内のスキー場、宿泊施設等に受入実態を調査するとともに、北海道外の高等学校及び北
海道外に営業所がある主な旅行業者の実績、意向などを調査、分析します。
○道内のスキー場
・冬季教育旅行受入れの実態
・レンタル商品の詳細
・インストラクターの状況 等
○道内の宿泊施設
・冬季教育旅行受入れの実態
・スキー場との連携 等
○道外の高等学校
・冬季教育旅行の実施状況
・冬季教育旅行の満足度
・学習テーマとして、スキー・スノーボードの位置付け 等
○道外の旅行業者
・北海道と競合地域の取扱状況
・受入機関に対する要望 等
※調査報告書については、北海道運輸局HP に4月初旬掲載する予定です。

【参考】北海道運輸局のプレスリリース「スキー・スノーボードを核とした冬季教育旅行の実態を調査

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標津町が9月に町内独自の祝日を設定、政府の大型連休試案を先取りか

2010年03月05日掲 載

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写真は「サーモン科学館」

政府から大型連休を地域ごとに分散する試案が出された。経済界からは反対の声も多いようで、まだまだクリアすべき問題だらけであるが、ひと足先に秋の大型連休を独自に定めてしまった自治体が北海道にある。


決めたのはサーモン観光で有名な標津町。今年の9月24日を町独自の休日と定め、23日「秋分の日」から26日の日曜日までを4連休として「シルバーサーモンウイーク」と名付け、町を挙げて観光客を迎え入れるというもの。

24日は「標津本物観光体験の日」(仮称)と名付け、標津漁港での秋サケの荷揚げ見学やイクラ作り・新巻き作り、川での釣りなど、サケに関する体験メニューを用意する。24日夜には町内で製造されるサケ節など、標津の味覚を集めた地産地消フェアを開く計画。4連休最終日の26日には恒例の「あきあじまつり」を盛大に開き、締めくくる。すでに札幌や静岡県からツアーの申し込みが来ているという。


国の定める秋の大型連休は実現できても2012年からだが、町独自の休日という発想はユニークで、話題性もあるので標津へ行ってみたくさせるような動機付けとなりうる。

標津は早い時期からサーモンタウンとして売り出しており、ツアーバスも多く訪れる「サーモン科学館」やサーモンフィッシングツアーの開催など鮭にこだわり続けた観光施策を打ち出している。また、以前は土地の都市部住民へ向けた無料提供が話題を呼び、役場のサーバーがパンクしたこともあった。企画力があり、情報発信も上手い町といえよう。

標津のように旗日などを挟み、独自の「休日」をつくってみるというのはアイデアとして面白い。あとはイベントを行なう際はその質、地域住民の意識、受入れ態勢などにかかってくると思う。

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札幌厚生年金会館が「ニトリ文化ホール」に、永く地域に貢献できる企業になってもらいたい

2010年03月04日掲 載

札幌市が所有する道内最大規模の多目的ホール「さっぽろ芸術文化の館ホール」(旧・北海道厚生年金会館ホール)のネーミングライツ(命名権)協賛企業が家具製造販売大手「ニトリ」に決まったことを受け、26日午前、同市役所で命名権の協定調印式が行われた。(2/26付 読売新聞北海道版)


厚生年金会館のネーミングライツがやっと決まった。命名権募集をめぐっては、不況の影響から問い合わせが1件も無い状況が続き、応募期間を延期するなどして市が協賛企業を探していた。スポンサーはニトリ。協賛期間は4月1日からで協賛金額は年間2000万円だが6年契約とはロングだ。新しい名称は「ニトリ文化ホール」となり、施設の外観には同社のロゴが掲げられる。

このところニトリの社会事業やスポンサーシップが目立つ。数年前から始めた「北海道応援基金」や「国際奨学財団」、道東を舞台に大ヒットをした中国映画「非誠勿擾(フェイチェンウーラオ)」の配給元となり、道内先行上映をしたハウスエージェンシーの「ニトリパブリック」。またコンサドーレの筆頭スポンサーになるなどしている。このご時勢でメセナとかフィランソロピーは死語、そういう意味に於いても北海道発の数少ない元気な企業である。

ニトリは僅か10年で全国区となった。道外ではニトリが北海道の会社であることを知らない人が意外と多い。管理人がそれを教えると何度か驚かれたことがある。時流に上手く乗ったが、家具版ユニクロといったところか。


これまで北海道の企業はどちらかというと社会貢献活動に熱心ではなかった。多くが中小企業であり、企業の社会奉仕といった概念が浸透していなかったからだと思うが、発展途上国に眼鏡を贈る「富士メガネ」のように地道の取組んでいる会社もある。また、昔の雪印やニッカウイスキー、今ではホクレンなども公共性が高い事業に力を入れている会社だ。

他にも社会貢献事業に取組んでいる会社はあるが、問題は長続きしないことである。多くがオーナー企業のため、やるもやめるも鶴の一声で決まってしまう。持続性がないのが道内企業の難であるが、それだけ経済基盤が脆弱ということであろう。

ニトリには是非、活動を継続できる企業になっていただきたいと思う。企業文化の醸成という意味ではまだまだ産まれたばかりの段階だ。これからで価値が決まる。

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サホロがゲレンデを大拡張、久々スキー場に関する大きな話題

2010年03月03日掲 載

加森観光(札幌)サホロ事業部(町狩勝高原、安田昌行総支配人)は、運営する「サホロリゾートスキー場」に隣接する佐幌岳北斜面の国有林地24ヘクタールで新たなコースの造成を計画している。新コースは5本で高速リフトを2基設置。道東道の無料化と2011年の全面開通を控え、海外や道外・道央の旅行客獲得に向け、競合するニセコとの差別化を図り、国際的リゾート地としての魅力アップを目指す。(3/2付 十勝毎日新聞


サホロの新しいゲレンデは北斜面で雪質が良く、風など天候の影響が非常に少ない地形につくられる。11月後半から5月連休まで利用が可能で道東では珍しい長期営業が可能となる。遠くに十勝岳やトムラウシ山も眺められ、新しく造成するコースは最長で1600メートル。駐車場は造らず、自然景観を最大限残すような形を取り、海外から訪れる自然志向のスキーヤーに選ばれる場所を目指す。同5コースが完成すれば、同スキー場は全22コースとなり、東北海道で最大級となるというもの。11年のシーズンにオープンを予定している。


サホロは以前は狩勝高原スキー場の名称であったが、リゾート列車が走り始めた頃に今の名前に変更。経営もセゾングループの西洋環境開発となり、隣接する「クラブメッド」(地中海クラブ)との二本立てで運営をしていたが、経営悪化で加森観光に譲渡された。

このところ加森観光はサホロへ積極投資をしており、熊牧場のノウハウを受け継いだ「ベア・マウンテン」をオープンするなどしている。

今回の新ゲレンデオープンもルスツリゾートの拡張を彷彿させる。もともと遊園地と中規模のスキー場しかなかった場所に、奥行きのあるゲレンデを開発。道内のビッグゲレンデの仲間入りをした。ルスツも元々は「大和ルスツ」といっていたが、その会社が倒産、加森が購入して今の地位を気付いたわけだ。


サホロの利用客数は02年をピークに減少したが、06年以降は外国人客中心に盛り返しているという。冬はスキー、オフ期はベア・マウンテンやゴルフ場など外国人をターゲットにした総合レジャーランドを目指しているのでないか。ニセコよりも娯楽性が高く、通年楽しめるようようなリゾートを考えているのであろう。

サホロがどう変わるか見ものであるが環境問題はクリアされているのであろうか。


それにしても、20年前ならゲレンデの拡張程度の話題ならニュースにもならなかったが、全国的に見ても久々のビッグニュースである。スキー場の新設はおろか、ゲレンデの拡張やリフトの増設などのニュースもこの10年位は殆ど聞かなくなった。

以前はシーズン前に出ると書店に並んでいたブルーガイドやマップルのゲレンデガイドも見かけなくなった。確かにスキー場が減ることはあっては増えることはなく、ゲレンデの内容も変わっていないのでガイド本を買う必要がなくなってしまった(資料的な意味でも)。たまには大規模な新設ゲレンデのニュースでも聞きたいものである。

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藤丸お買い物バスがツアー化、このアイデアいろいろな可能性を秘めていそうだ

2010年03月02日掲 載

帯広の百貨店藤丸は25日、道東地域の買い物客を対象とする無料の送迎バスツアーを始めた。初日は北見や網走、根室管内中標津町から約70人が訪れ、買い物を楽しんだ。 (2/26付 道新)


この買い物ツアーについては過去にも紹介したが、百貨店がなくなった釧路(2006年に丸井今井が閉店)、北見(2007年に北見東急が閉店)を利用していた買い物客にとっては貴重なツアーだ。

一昨年行なわれた最初のツアーでは、当初バス3台・100名程度の見込みで募集したところ、予約が殺到。急遽バス10台・350名に増員するも追いつかず、その後も満員で断った客が200名ほど出たという盛況ぶりであった。

売り上げは通常の40%増し、普段の週末の2割増しになったと云う。また、当時、丸井今井釧路店閉店後、釧路方面からの来客が増え、同方面に限ると会員カードが40%増、売上げが約1.8倍になったという。


この買い物ツアー、これからも月1回、釧路発、中標津発・北見・網走発の3コースに分かれて実施される。藤丸の創業110周年記念事業の一環だが、料金は出発地によって異なり2千円から2千5百円。料金には藤丸5百円分の商品券が含まれる。今回はツアー代金を取っているので、旅行商品扱いとなり、JTB北海道帯広支店が主催窓口となっている。


この試み、低迷する百貨店にとって、チャンネル拡大のチャンスであり、特に地方都市百貨店にとってはバカにできない市場規模である。また、行き場を失った買い物客(特に高齢者)にとってのメリットも大きい。ツアー感覚で買い物が楽しめれば、自然に消費も増えることであろう。

今後、丸井今井が撤退をした苫小牧や室蘭あたりの「百貨店難民」を対象に、札幌の丸井や三越あたりがツアーを実施しても面白いかもしれない。稚内から旭川への買い物ツアーという手もある。

また、遠い場所でなくても、なかなか百貨店へ行くことができない高齢者などを対象に、老人施設から介助付きで買い物ツアーができれば、お年寄りにとってもよい機会になるに違いない。百貨店の送迎バスはいろいろな可能性を秘めていそうだ。
 

【参考】藤丸お買い物バスツアーに関する告知(藤丸公式HP)

【参考】過去ブログ「帯広・藤丸が百貨店がない釧路から送迎 地方都市における百貨店の必要性
【参考】過去ブログ「大盛況であった帯広・藤丸の送迎バス やはりあった百貨店需要

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北海道観光振興機構が新しい有識者ボードを設置、再生には旅行者視線、原点に帰ることも必要だ

2010年03月01日掲 載

北海道観光振興機構は25日、道内観光について有識者が意見交換する「観光立国北海道アドバイザリーボード」を設置すると発表した。景気低迷の影響で観光客数が減少するなか、有識者からの意見や助言を今後の観光活性化に生かす考えだ。(2/25付 日経新聞北海道版)

メンバーは道内有識者(有識者とは誰?)のほか、道外の観光関係者ら7人で構成する。全国の温泉地のなかでも高い人気を誇る由布院の旅館、玉の湯からも招く。会議は年1~2回のペースで開き、第1回会議を3月2日に札幌市内で開催する。外国人観光客の受け入れ体制や人材教育、宣伝活動などについて意見交換する。また冬季の閑散期についても、新しい観光メニューの開発など今後の対策を議論するという。


北海道観光振興機構では昨年女性有識者アドバイザー制度を立ち上げたことを拙サイトでも紹介した。今度は何をするのか?インバウンドのほか、冬季メニューの開発やヘルスツーリズムなど個人客向けのメニュー開発なども議題になるようだが、お仕着せ型のセットメニューで観光客を呼び込むのには無理があるというのが管理人の持論である。

確かに体験型観光、ヘルスツーリズムなどは重要なテーマであるが、これは提供する側(観光事業者など)と受ける側がシンクロしなくてはならない。提供する側の思い入れが強くても、その思いが利用者に伝わるとは限らず、ミスマッチが起きやすいジャンルだ。

初めからセットメニューで入るよりも、むしろ自由な裁量、選択権は観光客に与えた方がポテンシャルは高まるのではないか。

例として、ユースホステルに泊まるといろいろな体験メニューがある。そこで何を選ぶ、または何もしないで自分流で遊ぶかは利用者の判断である。実際、利用者の多くは現地に着いてから、決めることが多い。むしろ、何でそのユースホステルを選んだのか?行きたかった場所、環境、設備、食事、温泉、ペアレンツの人柄など複数理由はあると思うが、その場所を選択させる動機付けの方が重要のはずだ。

たとえば、ある温泉で花粉症対策のツアーがあったとする。わざわざ高いお金を出して東京から花粉症疎開のために旅行をするであろうか。そのPRも大事だが、むしろ温泉が持つ魅力、宿、自然環境など本来表紙にくるような内容から訴えた方がよいと思う。その中の選択枝として、イムノセラピーや森林浴、温泉療法、トレッキングなどがあった方がよいのでは。主題と副題と入れ替わっている気がする。

旅は行きたい場所(泊まりたい場所)と宿にあるというのが管理人の考えで、それで印象が決まる。●●ツーリズムや○○体験は副産物である。

確かに日本人は、観光でもセットメニューが好きだが、セットだと次に繋がらないのだ(リピータが育たない)。素材は用意するが、あとは自ら選んで自由自在に旅をして下さい-柔軟性のある旅メニューの提供が北海道観光再生のカギであると思う。もう一度、その地域の魅力、いちばん訴えたいことを原点にかえって考えてみることが案外解決への早道かもしれない。

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『監獄ベースボール 知られざる北の野球史』(成田智志著 亜璃西社発行)

2010年02月28日掲 載

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昨年11月に出版された本だがユニーク且つ貴重な内容であったので紹介をさせていただく。

ファイターズが上陸するまで長く野球不毛の地であった北海道。明治後期に創設された函館オーシャン倶楽部が北海道野球の黎明だと思っていたが、それより20年近く前から野球が行なわれていたのだ。それも刑務所で・・・・・この本はそんな北海道開拓の時代に人知れず集治監で行なわれていた野球と監獄所長について、史実に基づいた著した歴史小説である。

明治中期、月形に北海道開拓のためにあの監獄がつくられた。そこに全国各地から送り込まれた囚人たちは、石炭採掘など過酷な労役に苦しんでいたが、典獄(監獄所長)の大井上輝前は、アメリカ留学で出会ったベースボールとキリスト教を囚人教化に採り入れ、監獄の改良を志すことになった。

国策の犠牲となった囚人たちと、彼らに希望の光を与えた大井上典獄の半生をドラマチックに描いた、異色の長編歴史小説である『監獄ベースボール 知られざる北の野球史』。これまで知ることのなかった北海道開拓と野球の歴史だ。

管理人は月形樺戸博物館にはだいぶ前に行ったことがあるが、野球に関する資料は記憶ない。明治中期のころ頃、過酷な環境とはいえ、その後のタコ部屋、強制労働に較べるとまだまだ自由民権の名残か多少はよい時代であったのかもしれない。

あとがきの著者の言葉が印象的だ。

「囚人が「人」として扱われることのなかった時代にわずかに射した一筋の光-「監獄ベースボール」に思いを馳せながら。


なお、樺戸監獄に関して来月6日(土)に講演会「樺戸集治監と北海道」が開催される。樺戸集治監が設置された明治14年から大正8年までとその前後、道内ではどのような社会的動きがあったのかを、北海道史のエキスパートである桑原教授が解説する。


テーマ:「樺戸集治監と北海道」
講 師:札幌大学大学院 経済学研究科長 桑原真人氏
日 時:平成22年3月6日(土) 午後1時30分~午後3時
場 所:月形町交流センター「つきあえ~る」
参加料:500円(月形町民は無料)
定 員:50名(先着順)

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御礼 「HAKODADI VOL.2」さんがナッチャン記事を紹介

2010年02月27日掲 載

函館発の最新情報と切れ味鋭い評論で御馴染みの地域発サイト「HAKODADI VOL.2」が拙サイトを紹介してくれた。

これまでも何回も取上げていただき、その度アクセス数も増えているが、今回は「ナッチャンが新幹線延伸で出張航海」と題し、3回に亘って取上げた記事を紹介していただいた。

「HAKODADI VOL.2」ならびにHさん、いつもありがとうございます。

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日本人が冬に行きたい観光地NO.1は北海道、現実とのこの矛盾はどこにある

冬に一番行きたい都道府県は北海道。民間気象情報会社のウェザーニューズが17日発表した調査で、こんな結果が明らかになった。関東など雪が少ない地域に住む人を中心に雪へのあこがれが強く、圧倒的な人気を得て1位となった。(2/27付 観光経済新聞

民間気象会社の雄、ウエザーニュース社の調査では、北海道・東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州・沖縄の6エリア別に集計。全エリアで北海道は訪れたい場所として1位に選ばれた。特に関東など雪が少ない地域からの人気が高かった。

2位に選ばれたのは沖縄県で、寒い北国と暖かい南国を支持する2派に分かれている。これは皆さんのまわりでも同じではないであろうか。しかし、北海道エリアのみの結果では、沖縄県がトップとなり、暖かい沖縄へのあこがれが強く、これも納得である。

全体的に見ると雪志向である。東京はわからないが、京都も古刹の雪景色を見てみたいという願望であろうが、そんなチャンスは滅多にない。鞍馬・美山・朽木あたりまで行かなければダメだ。むしろ、40位以下だが滋賀、福井、鳥取、島根の方が風情ある雪景色が高い確率で見られる。やはり、イメージ先行だ。


さて、人気ダントツの北海道だが冬の集客は苦戦をしている。今年は「さっぽろ雪まつり」の人出が回復したが、冬季観光はマンネリの感だ。昨年、住みたい街・行きたい街で函館と札幌が1.2位となったが、実際は観光客を大幅に減らしている。ここでもイメージ先行が伺える。

この数十年間、北海道観光は「さっぽろ雪まつり」を基軸に動いてきた。その時期に前後して各地で冬季イベントが開かれる。最近は少し時期を外した「小樽雪あかりのまち」や「函館クリスマスファンタジー」、温泉街で長期開催される氷のイベントなど札幌のおこぼれを狙わないものも増えてきているが全体的には札幌を中心に動いている。

また、お祭りありきにも問題があるのではないか。冬の北海道へ行きたい人はむしろ邪魔されず出来るだけ自然の姿で見たいはずだ。流氷観光も移動が楽になるようにシステム化しているが、やはりパッケージ型冬季観光のひとつになっている。どうしても団体ありきであり、個人客の志向とギャップがあるような気がする。このあたりも、拙サイトのテーマである「物見遊山型」からの脱却が出来ていない。

これはなかなか難しい問題だが、新しい発想が必要である。たとえば美瑛にしても20年前は大して知られていなかった。しかし、今は冬でも観光客が訪れる。それはクチコミ、メディアの力、そしてお仕着せではなく、お気に入りの場所を選択できる旅の自由性にあるからだと思う。もう一度行きたくさせる魅力の発掘、これに北海道観光の未来がかかっているはずだ。


<冬に行きたい都道府県ランキング>
 1位 北海道(2,662票)
 2位 沖縄県(1,003票)
 3位 長野県(  249票)
 4位 新潟県(  149票)
 5位 京都府(  125票)
 6位 青森県(  122票)
 7位 山形県(  110票)
 8位 秋田県(  106票)
 9位 東京都(   98票)
10位 岐阜県(   79票)

<見たい現象>
1位 雪(2145票)
2位 ダイヤモンドダスト(1430票)
3位 樹氷(324票)
4位 つらら(291票)
5位 流氷(290票)
6位 吹雪(263票)
7位 凍る滝(256票)
8位 霜(189票)
9位 特になし(172票)
10位 おみわたり(158票)

【参考】この件に関する日経プレスリリース

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「じゃらんフォーラム」で批判的な口コミに対する対処術を指南、増えるネットクレイマー

2010年02月26日掲 載

リクルート旅行カンパニー(冨塚優・旅行カンパニー長)は12日、宿泊施設対象のセミナー「じゃらんフォーラム2010」を東京の品川プリンスホテル・アネックスタワーで開いた。旅館・ホテルから約600人が参加した。(2/20付 観光経済新聞

このセミナーでは「『じゃらんnet』130万件の投稿から見る最新クチコミ対処術」と題して、ネガティブなクチコミ投稿に対する具体的対処方を指南したが、返信を書き込む際に注意すべき点をいくつか挙げている。

(1)相手の気持ちにフォーカスすること(2)クチコミを読む未来予約者に向けて書くこと(3)ネガティブな投稿文の中から良いところ(褒めてくれている部分)を探し出して、お詫びの返信文の中でアピールポイントとして利用すること(4)相手の事実(相手が受けた印象)を尊重し、反発せずに認めること(5)ただ謝罪するのではなく、カスタマーが期待している反応に応え、私はうれしい、私は悲しいと一人称で悲しみ、絶望してあげること──などのノウハウを伝授したと伝えている。


宿泊予約サイトとクチコミは今では切っても切れない関係だ。多くのサイト利用者はこれを参考に宿を決めるであろう。宿泊サイトによって利用層が異なるので、若干点数や評価が異なることがあるが概ね信用してよいと云ってよい。

「じゃらん」の場合、ビジネス利用が多い楽天トラベルとして比較して余暇&女性志向、女性客のクチコミが多いのが特徴だ。最近ではじゃらんもビジネスユースに力を入れており、楽天と引けをとらなくなっているが、女性客が多いせいか楽天よりも点数が厳しいかもしれない。

これまで消費財などのお客様相談センターへの常連クレイマーへの対処法は広報セミナーなどで盛んにやられてきたが、最近ではネットクレイマーが増えており、特に旅行機会が少ない主婦層などから厳しいクチコミが入る。

このクチコミの返信によってその宿は見えてくる。中には誹謗中傷に近いような批判クチコミを寄せる利用者もいるが、丁寧な返信コメントを寄せる宿を見ると誠意をかんじる。また「検討致しますのでご了承下さい」、「お客様から頂戴したお言葉は担当スタッフに伝えさせていただきます」、「貴重なご意見として賜りました」といったお決まりのセリフではなく、利用者の心のひだを掴むような文面(顧客視点)にすると全く違って見えてくる。

ひとつの参考として、管理人がよく泊まる釧路ロイヤルインのクチコミを見ているとじゃらんの指南に近い返信となっている。


一流シティホテルは敢えて返信をしないところも多い。一休には返信欄はない。これはこれで正しいと思う。しかし、旅館の場合はクチコミ内容も絞り込まれるので、返信はするべきであろう。特に個人客に比重を置いている宿や家族経営などの小宿にとってはクチコミが果たす力は大きい。ひとつひとつに返信をするのは大変な作業だがそのあたりにも宿側の誠意が見えてくるから重要だ。

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釧路・鎌倉それとも・・・日本一の夕日はどこだ

2010年02月25日掲 載

朝日新聞「アスパラクラブ」が昨年12月初めに掲載した読者会員へのアンケートで選ばれた「日本一の夕日スポット」は、第1位が由比ケ浜(神奈川・鎌倉)であった。2位宍道湖(松江市)、3位鳥取砂丘(鳥取市)の順。夕日に関しては拙サイトでも世界三大夕日に数えられる釧路の夕日を紹介している。また、「日本の夕日百選」もあるが、こちらには鎌倉も釧路も入っていない。いずれも素晴らしい夕陽の景観だが、真の日本一はどこなのであろうか。


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朝日新聞アンケートで選ばれた「日本一の夕日スポット」第1位の鎌倉・由比ケ浜

まず、朝日新聞で選ばれた鎌倉由比ヶ浜は管理人の実家がある場所なので、たまに夕陽の写真と撮りに行く。実は由比ヶ浜より1キロばかし江ノ島方面に行った稲村ガ崎が有名なスポットであるが、ここは富士山に夕日で多くのシニアカメラマンが年中三脚を構えている。

由比ヶ浜からは、その稲村ガ崎が邪魔をして富士山は見えない。しかし、岬がシャドーとなって特に冬の時期は淡い夕日が素晴らしい。背景にサーファーやカップル、散歩中の犬などもアクセントになって被写体としては魅力的かもしれない。夕日のパワーでは負けるが、周囲の背景と相まって日本一になったのか。


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「世界三大夕日」のひとつ 釧路

「世界三大夕日」の釧路、ここは拙ブログでも何回も紹介している。幣舞橋から太平洋に沈む夕日は季節を通してドラマチックである。ここの夕日の特長は「色」である。日本海に沈む夕日も強烈だが、釧路の場合、この世の終わりのような劇的な変化を遂げる。

世界三大夕日とは釧路のほか、マニラ湾、バリ島と云われているが、この他にもマニラ湾、マレーシア・マラッカ海峡、スペイン・ジブラルタル海峡を三大夕日という説もあるが根拠は曖昧なかんじがする。最近では釧路青年会議所がフォトコンなどで夕日のまち・釧路をPRしている。→拙ブログでの紹介記事


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「夕日百選」に選ばれた江差・鴎島(フィルムのスキャンのため画質が落ちています)

もうひとつNPO法人「日本列島夕日と朝日の郷づくり協会」が選定した「夕日百選」がある。これには道内3ヶ所が選定されている。北海道留萌市の黄金岬・千望台、江差町・鴎島、池田町・ワイン城が選ばれているが、留萌は20年近く前から夕日で街づくりをして力を入れている。管理人は11月に行ったことがあるが、しばれたが利尻島も見え波と夕日が絵になっていた。江差町・鴎島の夕日も一度見たが、ここは東北や北陸の海岸で見る夕日の色であった。夏であったがなかなか鮮明であったと記憶している。


さあ、どこの夕日が日本一か?これは主観であり、各々に「こころのフィルター」があるので、美しい場所は選定できても順位は決められるものではない。

しかし、折角管理人に縁が深い鎌倉が日本一で、釧路が世界ビッグスリーであるならば「夕日協定」でも結んだらどうか。観光活性の意味に於いても、夏は涼しい釧路、冬は温暖な鎌倉といった具合。釧路市では夏季ロングステイに力を入れているが、鎌倉市も現在、二拠点居住など滞在型観光に力を入れて日帰り型からの脱却を図ろうとしているので相性はいいかもしれない。

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漁協運営のクルーズとして紹介した歯舞漁協が2年連続で”大賞”を受賞

2010年02月24日掲 載

北海道内の個性ある漁村づくりを支援する「北海道マリンビジョン21コンテスト 2009」で、根室市の歯舞漁協(竹内一義組合長)が2年連続の``大賞、、に輝いた。コンテストは北海道開発局や道内自治体などでつくる「北海道マリンビジョン21促進期成会」(会長・脇紀美夫羅臼町長)が主催。(2/23付 釧路新聞

2/17のブログ歯舞漁協の取組みについて紹介をしたが、タイミングよく「北海道マリンビジョン21コンテスト」という漁協や漁村づくりを目的にしたコンテストで大賞を受賞した。それも2年連続の大賞というからたいしたもんである。

管理人は歯舞漁協に興味を持ったのは2001年頃で当時から通販やネット販売に力を入れていた。また、歯舞昆布商品やさんまなどのブランド化や画期的な漁協として全道初の遊覧船事業を開始するなど、先を行っている漁協と云える。

JFはJAと比較して、保守的というか新しいものをなかなか受け入れず腰も重い傾向がある。また、商品開発や営業面に於いても農業と比較すると創造性に欠ける気がする。その中にあって歯舞漁協は先駆的な存在であったと云えよう。

歯舞地区は北方領土からの引揚者が多いと聞いたことがある。そのあたりも関係しているのであろうか。漁業は不安定で、低収入のため後継者が育たないなどの問題があるが、もっと消費者視点や流通事業者に目を向けたマーケティングを取り込んで行けば状況は変わってくるはずである。

アイデアのある漁師ひとりで頑張っても限界があるが、そういった人材がだんだんと増えてくれば環境は変わってくるはずだ。また、婦人部など地域の女性の力も大きい。パワーを結集する時、漁協が果たす役割は大きいのだ。成功している漁協の多くがそのパターンである。

【参考】「マリンビジョン21コンテスト2008」の受賞者

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力を出し切った日本ジャンプ陣、葛西選手まずはお疲れ様でした

2010年02月23日掲 載

23日早朝にジャンプ種目最後の団体ラージヒルが行なわれた。結果は5位。今の日本チームの実力からみれば順当な結果であったかもしれない。詳しい評論は明日の朝刊に書かれるので省くが、ジャンプファンの管理人からみて4選手とも現状の力を出し切ったのではないか。

今回の人選、いろいろな意見があるであろう。昨年狂い咲いたとは云え今季不調の岡部をなぜ入れたか。栃本、竹内にしても評価は難しいところだ。管理人も海外で実績がある湯本や今季好調で一発が期待できる東輝を入れても面白いと思ったが、多分結果は同じであったであろう。次のソチへ向けて栃本、竹内には貴重な経験を積ませることができたはずだし、次期エースにならなければならない伊東大貴への期待も大きい。


葛西紀明はよくやった。6回出場といっても、五輪では実績が残せなかったため、日本人選手では海外でNo.1の実績があるにも関わらず、今ひとつメジャーに成り切れなかった。今回は日本のエースとしてメディアでも大きく取り上げらて嬉しかった。ひとつ心配だったのは、インタビューでメダル、メダルと己を鼓舞するように連発していたことだ。

これまでの葛西を見ていると意外にプレッシャーに弱い。マスコミへのリップサービスは旺盛であったが、思わず失敗ジャンプをする前の原田を思い出してしまった。バンクーバーを集大成にしようという意気込みが伝わってきた。

今日の2回目は世界クラスのジャンプであった。残念ながら今の日本で高い確率でW杯の表彰台に上がれるのは葛西しかいない。最後にいいジャンプをした。


葛西自身もインタビューで、「悔しさより、やり切った気持ち。今までの中でも満足できるジャンプが五輪でできた」と答えている。

また、団体メンバーから外れた岡部について、「気持ちは痛いほど分かる。すごく悔しかったと思う。『タカ兄さんの分まで』と思って」。気持ちが伝わってくる。

今後については。 「この年齢で世界のトップレベルと戦える。やめるわけにはいかない。アマンをぎゃふんと言わせたい」。

言ってくれるではないか。次のソチは41才。世界選手権ならば39才だ。岡崎朋美と違って実力でもまだまだ行けるのではないか。


葛西は高校生の頃から天才ジャンパーと騒がれW杯に出場していた。V字飛行になる前のクラシカル飛行の時代からトップにいたのだからその凄さには驚かされる。長い選手生活の中でも今回の五輪は満足いくものであったであろう。

これまで所属チームの度重なる廃部リストラ(地崎工業-マイカル-土屋ホーム)や家族のことなどがあってかどこか翳りがかんじられる選手であった。しかし、今回のバンクーバーでそれも払拭された気がした。

まずは葛西選手、お疲れ様でした。次を期待しております。

【参考】葛西紀明オフィシャルブログ「神風ジャンパーの挑戦」

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花畑牧場が拡大を継続、目指すは北海道ブランドを活用した総合フードビジネスか

先日の拙ブログ「「道内限定販売」のルールを破った花畑牧場、これは決定的なミスマーケティングだ」は驚くほどのアクセスをいただいている。

実は今朝付けの道新webで、田中義剛社長のインタビューが掲載されている。十勝でもアイスクリーム増産をはかり、夕張も引き続き支援するといった内容だ。今後はさらに設備投資を増やし、拡大路線を続ける模様だ。

管理人は花畑牧場のことを、石屋製菓や六花亭、ロイズのような道内限定スイーツメーカーと同じ土俵で論じたが、ここが目指しているのでそうではなく、北海道ブランドを活用した生産販売&外食総合フードビジネスである。ありそうでなかったジャンルであるが、リスクも高いと思われる。

そういう展開ならば、高品質の消費者に長く愛される商品を作っていただきたい。また、北海道や十勝のイメージを落とすようなことはしてはならない。

23日付十勝毎日新聞にも関連記事があります。

道新webより 田中義剛社長インタビュー記事は↓

■この記事の続きはこちらをご参照ください>>

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「ナッチャンWorld」体験クルーズに乗船,,高速船の魅力を十分にPRできたのではないか

2010年02月22日掲 載

21日(日)、「ナッチャンworld」の久里浜港からのクルーズに乗船した。午前、午後の2回に分けて行なわれ所要時間は約100分。浦賀水道を南下し、三浦半島剣崎灯台を過ぎたあたりからフルスピード約36ノット(66キロ)での航行が始まった。船内では青森物産展やねぶたショーなど青函観光のPRが行なわれた。

寒さも和らぎ、波も殆どないクルーズ日和であった。デッキの風には春の到来を感じた。管理人は13時発に乗船したが、数えたところ200人以上の乗船客はいた。料金はエコノミーで6千円(青森特産品のお土産付き)。利用者はフェリーファンと一般客とに分かれていたが、写真撮影、ねぶたショー、物産品販売など飽きさせない。

浦賀水道を南下して、三浦半島剣崎灯台付近から全速航行となる。揺れやスピードも感じないほど何事もなく航海し、その安定感ぶりに乗船客の多くが驚いていた。ナッチャンは三浦半島沖で20分ほど全速で走行、Uターンをして久里浜へ戻った。

このプロモーションは東北新幹線延伸を控えた青森キャンペーンのために行なわれたが、ナッチャンのPRにも大きくなったはずである。これが青函航路や青森&函館(北海道)観光の活性化、ナッチャンの再生につながってくれることを祈る。


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ナッチャンの横を通過する久里浜発金谷行き東京湾フェリー

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乗船券引換え場所 郵船トラベルなどがエージェント この場所、大分行きフェリーシャトルハイウェイラインの事務所で中はそのままになっているので廃止ではなく、休航なのであろう

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歓迎の横断幕と乗船を待つ人々 大分行き乗り場であった大きな岸壁

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釣り人がいる

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南下するナッチャン 正面には逆光だが伊豆大島が見える

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三浦半島剣崎灯台 このあたりから速度を上げる

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全速力で航行開始 ちなみに青森から横浜までの所要時間は20時間弱とのこと。

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後方デッキには多くの人たちがクルーズを満喫 

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船内では青森物産展が開催

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ねぶたショーも開催 かなりの盛り上がりをみせる リゾートしらかみを思い出す

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乗船記念のお土産とチケット 中身はスイーツとリンゴジュース

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東京湾フェリー乗り場から見たナッチャン

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「ナッチャンWorld」 in Yokohama, 平日にも関わらず大盛況の見学会、この船の潜在力の高さを再確認した

2010年02月21日掲 載

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2/19.20と「ナッチャンworld」が横浜港大桟橋にやってきた。この件については、先日の拙ブログで紹介をしたので詳細は省くが、管理人は19日(金)の見学会に行ってきた。

当日は平日にも関わらず多くの人で賑わい、入場整理のため200人近い人が桟橋に待たされていた。多くがリタイアをした中高年層であるが、物産展絡みだと(車両甲板で青森物産展を開催)どこで情報を嗅ぎ付けたのかシニアが大挙来場する。

一昨年5月、「ナッチャンWorld」には青函航路で乗船しているが久しぶりの対面。船内は少し古くなった気がしたが久しぶりのお客さんを迎えてなっちゃんも喜んでいるであろう。

津軽海峡フェリーのスタッフも何人か来ていたが、中高年客から同じような質問がスタッフに飛ぶ。「この船はどこを走っているのですか?」。スタッフは現況を説明するが、何だか気の毒に思えてしまった。

津軽海峡Fの方と話をしたが、ナッチャンの今後はまだ未定とのこと。現在はworldが青森港に、Reraが函館港に係留されている。会社としては貨物から旅客へシフトをしたいと云っており、模索中のようだ。売却されないのであれば、青函航路以外でもクルーズなどでの団体使用を考えてもいいのではないか。お手軽クルーズにこの船の生き残る道があると思うが。

就航時、首都圏でも大々的にPRをしたが残念ながら今ひとつ浸透されなかった(その前に撤退してしまった)。今年は東北新幹線が青森まで延伸するが、函館まで開通するには5年かかる。これから青函交流・青函観光を活性化されるには絶好の機会である。

その直前に撤退をしてしまった「ナッチャン」であるが、しっかりとした営業戦略を持てば再生は可能と見た。青函観光の大きな武器になることを再確認をしたが、カギはこの見学会に来ているような中高年層への訴求である。

【参考】「ナッチャンworldで行く北海道 乗船体験記

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「ぐるり北海道フリーきっぷ」が3月で廃止、これほど使い勝手がよいものはなかったので残念

2010年02月20日掲 載

首都圏から北海道へ行くのに使い勝手がよかった「ぐるり北海道フリーきっぷ」が3月末で発売終了することになった。

このきっぷ、5日間道内乗り放題で、北海道までの往復には「北斗星」のB寝台個室ソロが利用できる。料金は35,700円 (7.8.9月は45,200円)で、個室寝台を利用した場合、上野から札幌までの片道だけで2万5千円はかかるのでかなりお得なキップといえる。

北海道発でも首都圏方面向けに同様なキップがあり、ぐるりよりも安いが、北斗星の個室は利用できない。個室が利用でき、道内特急列車の指定席が制限なしに何度でも乗車できるのがミソである。

管理人はこれまで何度(何十回)お世話になったかわからないほど利用させていただいたキップだ。おもに函館・札幌方面へ行く時だが、出張でもけっこう使わせていただいた。

正直これは相当なショックである。廃止の背景には何があるのか。最近のJR東日本は”お得なきっぷ”の整理に入っており、チケットレスや券売機での発券にシフトしている。窓口での面倒な寝台券発行手続きがあるこのようなキップは整理の対象か。

また、JR東は東北新幹線の青森・函館延伸を睨んで老朽化の激しい「北斗星」廃止も視野に入れているであろう。その布石とも考えられる。もうひとつのお得なきっぷ、JR北海道の「いい夫婦パス」も危ないかもしれない。

他に使い勝手がよいキップはあるか?
強いてあげれば「青森函館フリーきっぷ」が重宝。有効期間が7日間あり、あけぼのB個室が利用可能。北斗星は運賃のみ有効だが、安く、有効期間が長いので便利である。道南を周遊するのであれば、このキップにJR北海道が発売する往復割引きっぷやレンタカーも割引適用されるので組み込むという手もある。

また、「北海道フリーパス」を追加すると5万円は越えてしまうが丸々1週間道内鉄道旅行が満喫できる。

もうひとつの裏技として、旅行会社が発行する道内フリーきっぷを利用する手だ。全道・道南・道央・道東など3日~1週間程度有効のツアー参加者のみに発売する格安乗り放題チケットがあるが、実はJTBなどはツアーに参加をしなくても、宿泊クーポンのみの購入で、乗り放題チケットが買えるのだ。「北海道オプショナルプラン」というパンフレットがあるので参考にしてみるとよい。


お得感のあるフリーきっぷはどんどん削られている気がする。北海道ではないが、たとえば「奈良・大和路フリーきっぷ」というスグレものが去年まであった。首都圏から8日間有効で、フリーエリアまでは運賃のみ有効なので、たとえばムーンライトながら利用や東海道線各駅で途中下車が出来た。また関西本線も利用できた周遊券感覚のきっぷであったが、「奈良・大和路遊々きっぷ」に変更された。

東海道新幹線の料金も含まれるようになったが、それまで東京発1万7千円であったものがいっきに2万7千円に。新幹線料金が入っているので変わらないように見えるが、有効期間は4日となり、フリー区間までの途中下車もできなくなったので制約が増えた。

最近のフリーきっぷは自社内完結型で有効期間が短いなど制約が多すぎる。遊びごころのある旅ができなくなった。ワイド周遊券は旅の選択肢を広げるスグれものであったが遠い過去のものになろうとしている。世の中同様、息苦しさが増す。

【参考】JR東日本のプレスリリース(PDF)

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「道内限定販売」のルールを破った花畑牧場、これは決定的なミスマーケティングだ

2010年02月19日掲 載

夕張市内に工場や店舗を展開している花畑牧場(十勝管内中札内村)が派遣社員30人との契約を更新せず、4月から夕張市内の体制を縮小することが16日分かった。3月発売予定の新製品を製造する十勝工場(中札内村)に経営資源をシフトするためとしている。 (2/17付 道新)

花畑牧場の苦戦はウワサされていたが、札幌工場に続き、いよいよ夕張でも人員削減が始まった。1年前は新千歳空港や札幌アピアなどに長蛇の列が出来ていたが少し前がウソのようである。

花畑牧場のビジネスが失敗であったとまだ断言できないが、営業戦略においていくつかミスがあり、また企業としても消費者に対し不誠実を起してしまったのではないか。

まずは道外への他店舗展開だが、これまで道内スイーツは「道内限定発売」が常識であった。事実、「白い恋人」の石屋製菓は道内ではどこでも売っているが、道外では百貨店などの物産展でしか販売をしない。

六花亭やロイズも同様であるが、さらに道内でも地域限定商品、道外ではスポット的に流通されることがあっても、適度な飢餓感を感じるレベルに出荷調整をしており、六花亭に代表される道内のトップスイーツメーカーは優れたマーケティング力を持っている。また、観光客だけではなく、地域の人たちにも愛されており、根付いていると云える。


それに対して、花畑牧場は道内外で多店舗多商品展開をした。都内にもいくつか店舗があるが、スイーツ以外にもホエー豚、ラーメンなど多岐に亘っており、何屋かわかなくなっている。本来は生キャラメルで売ったはずが拡大路線により、イメージが安っぽくなってきた。

大量生産により付加価値感が減少し、商品の多展開は本当に自分のところで生産しているのかなどといった疑問を消費者に与えている。

花畑の悪いところは当初、出し惜しみ戦略を取っていながら、火がついた途端に大量生産にチェンジ、全国展開に豹変したことである。これは非常に印象を悪くしている。消費者を裏切り、消費者離れを起したまずいマーケティングである。


先日、都内青山・外苑前にある直営のメロンパン店の前を通った。外苑西通り、ちょうど酒井法子の旦那の実家が営んでいる高級スポーツショップJの並びにある。ウインドには沢山の夕張メロンパンが並べられていたが客は誰もいない。帰り道にまた通ったがまたいない。その翌週もそこへ行ったが客はゼロ。当然、店員も手持ちぶささ。先行き危ないとかんじたものだ。値段を見るとメロンパンが380円!!やはり高いと思った。

その日は青山から原宿へ歩いたが、また偶然花畑牧場を発見した。ここはカフェだがラフォーレと竹下通り入口の中間点、若い子が集まる一等地である。ソフトクリームなどが食べられるので、そこそこ人がいたが去年までは竹下通りにも店があったので、すでにピークを過ぎているようだ。


都内の超一等地に進出しているが、この戦略は正しいのであろうか。既に都内では多くの店舗が閉店をしている。もし、これがラーメン屋であれば別かもしれない。「味の時計台」などは全国チェーン化しているがそれなりの顧客を獲得している。

しかしラーメンは日常的な食べ物。これが生キャラメルとなると違う。あくまでも「北海道限定」、現地でしか買えない・食べられないという非日常性が求められることで商品価値が高まる。前述した適度な飢餓感を与えることが必要である。

花畑も当然そのあたりはわかっていながら、敢えて非日常ではない、拡大路線に打って出たのであろう。しかし、これでは飢餓感がなくなり、わざわざ北海道に行ってまで購買をしなくなり、都内の店舗もすぐに飽きられてしまう。花畑はどこでも買えるファーストフード化してしまったのだ。

オーナーの田中義剛は急ぎ過ぎたのではないか。想像だが、田中は北海道スイーツの売り方をわかっていないブレーンやコンサルタントの甘言に乗っかってしまったのではないか。タレント名で商売できるほど甘くはない。これまでもタレント名冠のフードビジネス(北野カレーや梅宮辰夫の漬物など)が多くあったが一過性であった。

立て直すには一度、商品アイテムや生産量、店舗などを絞り込むことだ。それでも一度崩れた信頼を取り戻すのは厳しい。次なるリストラもあると思うが、このままでは悪いウワサしか立たなくなってしまう。

食品、特にスイーツの類は一発当たれば大きいが飽きられるのも早い。短時間でぼろ儲けをして回収できるほど甘くない。地道にやっていて初めて信頼とブランドが生まれるはずである。

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小樽市が新日本海フェリー利用者にまた補助、宇高航路も廃止され限界にきたフェリー業界

2010年02月18日掲 載

小樽市は、新年度から新日本海フェリーの小樽発新潟行きのトラック運賃を、1台に付き1万円補助する方針を決めた。16日発表した新年度予算案に、関連の事業費1500万円を盛り込んだ。 不況や高速道路割引の影響で輸送実績が落ち込むフェリー便を支援する狙い。同社によると、自治体が特定のフェリー便のトラック運賃を補助するのは道内初という。

昨年6月のブログで、新日本海フェリーの小樽-新潟便利用者に小樽市が金券を贈呈するというニュースを書いた。しかし、その後も実績は回復をせずに、今回はトラック運賃を2万円割引くというサービスに出た。補助は小樽市とフェリー会社が1万円ずつ出し合うもので、4~9月末までの半年間、小樽発の便に限ってキャンペーンが実施される。


フェリー業界の苦境は頻繁に報じられるようになったが、伝統の宇高航路も2社(国道フェリー&四国フェリー)が撤退することで、全廃されることになってしまった。瀬戸内では昨年3月からわずか1年足らずの間に6社7航路が撤退に追い込まれたことになるという。四国新聞に詳細記事が出ている。 【→参照記事


フェリーの退潮はフェリー業界だけではなく、小樽市や宇野市などフェリーと共に歩んできた町の地域経済にも大きく影響を及ぼしている。フェリー各社の営業努力はすでに限界に達しており、小樽市のような地道なサポートに頼るしかないのが現状である。政府が動かない限り打開策は見えてこないが、現状ではフェリーは切り捨てられていくであろう。

高速道路とフェリー・鉄道・バス(公共交通)の闘いは地方をさらに衰退化させ、都市部と地方中核都市だけに人やモノが集中する歪な国づくりに拍車を掛けそうである。

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低迷が深刻な北海道の宿泊施設、叩き売りと過剰供給で悪のスパイラルに陥っている

ホテルや旅館など道内宿泊業者の半数が赤字経営に陥っていることが、北海道経済産業局が初めて実施した実態調査から分かった。アンケートでは景気低迷による旅行客の減少と、価格競争による料金値下げがダブルパンチとなって、経営を圧迫している事情が浮き彫りになった。 (2/17付 道新)
函館市内のホテル・旅館などの客室数が2年ぶりに1万室を下回った。市保健所によると、2009年末時点での客室数(ホテル、旅館、簡易宿所)は約9900室で、08年末に比べて1.6%減った。前年を下回るのは4年ぶり。観光客数の低迷が要因で、昨年だけでホテル1軒、旅館4軒が休・廃業した。(2/18付日経北海道版)

昨日のブログで湯の川温泉の一部旅館が行なっている旬の食材提供に関して問題を提起したが、深刻なのは道内宿泊施設の利用者数減少と価格競争による利益率低下、それに伴なう宿の廃業である。

北海道経済産業局が17日公表した道内宿泊業の経営実態調査では、道内87の旅館・リゾートホテル(調査対象は418事業者)の約半数が赤字経営と回答。昨年10月の調査時点の客室稼働率は52%で、全国平均の63%を大きく下回っている。

また、2008年度の収益について、赤字としたのは44社(51%)で、黒字は29社(33%)にとどまった。14社(16%)は無回答だった。収益変動の要因では、客数の減少を挙げたのは46%で、料金値下げによる利益率低下としたのは18%であったと道新では報じている。


さらに日経では函館の宿泊施設の不振についても記事にしている。函館市内では、北海道新幹線の開業を見据え、07年ごろから道外資本によるホテル建設が相次いだ結果、08年末には初めて、客室数が1万室を超えたが、景気の低迷などにより、函館市への観光客数は08年度には前年度比5%減の約456万人と、市が目標に掲げる500万人を4年連続で下回り、09年度も前年を下回るのは確実な情勢と報じている。

市内では客室稼働率を上げるために価格競争が激化し、ホテル関連業界を取り巻く環境は激しさを増し、今年に入っても、1932年建築の銀行の建物を利用した「ホテルニューハコダテ」が宿泊部門を休業したという。


まず、道内全体の数字で見ると、客室稼働率平均が52%で、全国平均の63%を大きく下回っている。北海道観光の低迷がそのまま稼働率低下に繋がっているが、低下イコール客室の安売りであり、空いているならば赤字覚悟でも販売してしまった方がよいということになる。旅行会社からは足元を見られ団体やパック用に言いなりで提供、個人向けの宿泊予約サイトでもダンピング合戦となり、自らの首を絞めることになる。

上記で紹介をした函館がよい例である。新幹線開業を見込んで全国チェーンが多く進出して来たが、夏休みや週末もガラガラの状態。昨日のブログでも紹介したように、客室数が多い大箱温泉ホテルは空いているよりは埋めて土産物販売か何かで多少は元を取れればということで、叩き売りをしている。昨日紹介した高級旅館がキャンペーンを行なっている「地元漁協の旬の地元食材提供」などできる状況ではない。


面白いブログを発見した。函館駅前にある老舗「ホテルニューオーテのオーナーズブログ」だ。このホテル(旅館)は懐かしい駅前旅館の流れを汲んでいるが、周辺の旅館が次々廃業をしていく中、奮闘してる宿だ。函館の宿泊施設の苦境について、適確な分析をされている。この内容は北海道全体に当てはまるので是非読んでいただきたい。

函館に限らず、帯広、釧路、北見など道内の地方都市には道外から多くのホテルが進出したが、最近では撤退も始まっている。空き地だらけの駅前と中心街、ここに目を付けたファンドが次々とホテルを建てたが、リーマンショックと不況によるビジネス&観光客の減少、マーケットリサーチも適当に、ここぞとばかり進出したが待っていたのは空き部屋だらけの現状。古くからある温泉ホテルも旅行会社依存の他力本願から抜け出せず、食い合いが続いている。

函館では、古い銀行を改造をした「ホテルニューハコダテ」が営業を停止した。辻仁成の小説にも出てくるが客室は狭いながらもバーは雰囲気がありよかった。過当競争のなか、函館らしいものがまたひとつ消えて行く。
 

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湯の川の高級旅館が地元漁協と共同で旬の食材提供、一般ホテルへの普及も重要では

2010年02月17日掲 載

南かやべ漁業協同組合など函館市の5つの漁協と湯の川温泉の旅館が共同で、冬の函館の水産物の魅力アップに取り組む。5漁港が函館近海で捕れた旬の魚を旅館側に提供。各旅館が工夫を凝らしたメニューとし、観光客らにPRする。(2/9付 日経新聞北海道版)

この冬季キャンペーンは3月末まで「函館満喫冬味覚」と銘打ち実施する。参加する宿は竹葉新葉亭と旅館一乃松、割烹旅館若松の3施設。5漁協で水揚げされたマツカワガレイやババガレイ、サクラマス、ゴッゴなどを刺し身やしゃぶしゃぶ、吸い物など懐石料理として提供するというもの。


函館の食というと何を連想するであろうか?道外の人ならまずカニ、そしてイカといったところか。函館の人から見ると不本意かもしれないが、なかなかそれ以外のものが連想できない。特産のがごめ昆布でさえも殆ど知られていないのが現実である。

函館=カニは朝市やそれに関連した通販(番組)、そして格安ツアーの影響が大きいと思う。特にこの時期、首都圏からも1泊か2泊の函館滞在の格安ツアーが多く出る。航空機なら出発が遅いか早朝便を利用、JRなら往復「はやて」-「白鳥」乗り継ぎのコースなどで平均価格は2万円台前半、中には2万円を割っているものさえある。これで2食付なのだから安い。

これらのツアーで使われる宿の多くは湯の川温泉にある部屋数が多い大箱ホテルである。夕食はバイキングやカニ食べ放題などが多く、YHH,YTT,HBH,HK,OYH,BHなどがよく利用される。勿論、これらの宿が悪い訳ではなく、中には独自の仕入れ(?)で非常によい海産物を出す宿もある。

今回、「函館満喫冬味覚」に使用される宿は竹葉新葉亭・旅館一乃松・割烹旅館若松であるが、この3ヶ所は客室数も少なく個人客が中心の高級旅館。団体ツアーでも利用されるが、おもにDXツアーである。

折角の冬の美味を一部の高級旅館でしか味わえないのは残念な気がする。団体が多く泊まる宿でも旬の食材を提供することができないものか。すべて高級なものでなくてもいいのだ。函館=カニ&イカの単純方程式から脱却するためにも多くの宿で冬の味覚を満喫してもらい、宿泊客が口コミで伝えることができれば、ワンパターン化した函館観光を変えるきっかけになると思うが。

今のままでは格安ツアー(ロシア産冷凍カニ食べ放題)と高級旅館(地元漁協の旬の食材満喫)とのギャップが大きすぎてしまい、これまで以上の二極化が生まれるのではないかと危惧する。デフレの冬のこの時期、利益が出なくても団体客が取らなければやっていけないのはわかるが、これまでの「叩き売り」からひとつ発想の転換を行い、バイキングコーナーや和食御膳の一角に「函館満喫冬味覚」と銘打ち、旬な食材を置き、それをPRするだけでも付加価値が生まれるのではないか。人が来ない⇔安売り⇔レベルの低下→安かろう悪かろうで二度と函館へ来ないの悪循環から脱却しなくてはならない。

このフェア、実施している旅館サイトには載っているが、温泉共同組合のサイトには出ていない。

 

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真冬のバード&アニマル体験クルーズを実施する歯舞漁協の取組みに注目

バードウオッチングのメッカを目指す根室市と同市観光協会は、少人数ながら来根しているツアー客らに手応えを感じている。13、14日に開かれる「ねむろバードランドフェスティバル2010」に前後して初の道外ツアーも実現、愛好家の人気を集め始めている。市内の歯舞漁協が冬期間限定で運航するクルージングも、愛好家を引きつけている要因のようだ。(2/13付 釧路新聞

冬の根室は知られざる野生の王国だ。バードウオッチングは国内の約600種のうち3分の2を観察することができる風連湖・春国岱があり、最近では根室市や支庁がファンの多い欧州まで出かけてプロモーションに努めている。また、2年前からは「根室バードフェスティバル」を開催しており、少しずつであるが野鳥の王国・根室が浸透して来ている。

また、根室市の歯舞漁協では歯舞漁港から納沙布岬・貝殻島中間点へ鯨・ラッコ・イルカ・流氷などのウォッチングが楽しめる観光船を11月から4月にかけて運航している。このクルージングでは多くの野鳥を観察でき、知床でさえまれな「ケイマフリ」という珍鳥も容易に観察できるそうだ。ロシアが主張する国境近くまで行くことが可能であり、流れる流氷が押し寄せるこの時期、このクルーズ船は魅力的である。

根室のバードウオッチングや観光船、まだまだ知られていない。網走や紋別の流氷船のようなマスツーリズムには組み込まれておらず、観光化されていない冬の道東を満喫することができる。今後も暫くは、知る人ぞ知るが続くであろうが、北海道ファンを自認する方には是非おススメのコースである。クルーズは所要時間、料金は3千円と手頃で、流氷船より安い。


ちなみにこの歯舞漁協、早い時期からインターネット通販に力を入れたりと道内の漁協の中では先駆的な組織である。漁協レベルが主催するクルーズはありそうでない。根室では以前根室港から尾岱沼までの観光船を運航したことがあるが、乗客が集まらず早い時期に撤退しているので、是非定着してほしいものだ。

また、根室では落石漁協が自らフットパスをつくるなど目立たないが、観光客誘致に向けた地道な取組みをしている。今後も漁協の動きを注目して行きたい。

 
【参考】歯舞漁協公式HP

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苫小牧市営バス民営化、路線は道南バスへ譲渡 消え行く各地の市営バス

2010年02月16日掲 載

苫小牧市と道南バス(本社室蘭市、坂本慎一社長)は15日、2012年度からの市営バスの移譲に係る基本協定を結んだ。民営化手続きが具体的に動きだした。協定書は8条の構成。移譲後3年間は、12年1月時点の路線や運賃制度を維持していく、11年度をめどに市と道南バス、市民の3者で協議会を設置する、などとしている。岩倉博文市長と坂本社長が署名して握手した。(2/15付 苫小牧民報

予てから云われていた苫小牧市営バスの民間譲渡が決まった。市営バスの民間移譲は、昨年9月に市役所の労使が合意し、10月の事業者公募を経て、道南バスに決まった。今後、路線や市所有資産の譲渡方法などを協議し、11年度に「基本契約」を結ぶという。


道内では数少ない市営バスである。札幌市、函館市が路線バス事業から撤退。一時、美唄市が美鉄バスを引き継ぎ美唄市営の名称で運行していたが今は民間へ委託している(フラワー観光バスと美唄自動車学校)。純粋な市営ではないが、ふらのバスは富良野市と旭川電軌バスとの三セクである。町営バスはかなりの数あるが、市営となると全国的に絶滅傾向である。

引継ぐのは道南バス。これは当然であろう。バスファンならあつまバスにという願いもあったかも。管理人は苫小牧市営バスの印象は薄い。地域限定バスなので当然であるが、それでも2回ばかし乗車している。一度目は1992年で記憶に違いがなければ苫小牧駅からウトナイ湖まで。2度目は2005年、苫小牧東港フェリーターミナルから苫小牧駅まで。年配の運転手さんできっといいお給料を貰っているのだとろうと車内で思ったりしたものだ。

【参考】苫小牧民報特集記事「公から民へ~公営バス 先進地の選択

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昭和のリゾート遺産?30年目を迎えたユーミンSURE&SNOWライブと苗プリ


ユーミンの苗場プリンスライブが30回目を迎えている。1回目は1981年、1980年12月に発売したアルバム「SURE&SNOW」のアルバムの雰囲気に合う場所でやれたらという発想からスタートしたものだが、森光子の「放浪記」に迫らんばかりの大記録である。

特に明日17日(水)には本公演に加え、『SURF&SNOW Vol.1』をもとにした30回記念公演『30 th Anniversary Special Live SURF&SNOW in Naeba 1981』を予定している。第1回目の1981年に行われた「SURF&SNOW in Naeba Vol.1」をもとにした一夜限りのスペシャルライブを敢行するというもので、ちょっと観てみたいが既にSold Outである。


このSURF&SNOWライブ、最初はワールドカップロッジ(現:日帰りスキーセンター)で行なわれた。このロッジは1974年に開催されたアルペンスキーWカップの選手宿舎用に建てられたものである。「ロッジ」というネーミング自体70年代であり、時代を感じてしまうが、ここに泊まるのは憧れであった。まだまだ苗場が静かで、優雅ないい時代である。管理人はユーミンが初コンサートをした前年の1980年に一度だけ泊まった記憶があるが、客室はえらく狭く、プリンスホテル本館に較べるとかなり格差があったと記憶している。まだまだプリンス本館は大人の世界であった。

その後、プリンスホテルは増築に次ぐ増築を重ねる。本館だけであったものが6号館まで完成する。それはイコールでスキーやリゾートの大衆化を意味している。そして、ユーミンのライブも恒例化して、回数も増えてゆく。ライブはプリンスホテル4号館ブリザーディウムで行なわれているが、それほどキャパは入れずに、ステージと客席が手の届きそうな距離感で行なわれている。初期の頃のイメージを大事にしているからであろう。ライブ開始も午後の9時半。1回目からのコンセプトであった「アフタースキーで楽しむ」を守っている。


SURE&SNOWは、ユーミンがマリンレジャーやスキーをいっきに大衆化し、その後のリゾートブームのけん引役にもなっているアルバムそしてライブである。松任谷由美のスキービジネスへの貢献度は計り知れないと思う。87年公開の「私をスキーに連れてって」では三上博史がカーステレオにカセットを挿入した瞬間、「サーフ天国、スキー天国 」がオープニングでかかり出すが、あの辺りが絶頂期ではなかったか(音楽的には70年代後半から80年代初頭あたりがピークか)。

「ロッジで待つクリスマス」という曲もあった。これは「流線型80」という78年発売のアルバムに収められているが、実はこのアルバムからユーミンのリゾート路線が始まったのではないか考える。苗場コンサートが始まる少し前から葉山マリーナライブ(逗子マリーナライブの前身)や軽井沢プリンスでも夏季に実施している。スキー以外にも管理人が好きな「<真冬のサーファー」など、これまで美大卒アート系のイメージが強かった彼女が、購買層を大きく広げ大衆化し、徐々にイメチェンを図っていた頃である。それまではユーミン自身、一度もスキーへ行ったことはないと言っていたと記憶している。


ユーミンの苗場ライブやアルバムを検証してみると、若者文化とスキー・リゾートビジネスの関係がよく見えてくる。スキーとリゾート(ホテル)を大衆化し、6号館まで増築したプリンス(堤義明&コクド)とユーミン。苗プリのマンモス化はユーミンの大衆化、売上げアップでもあった。そのピークが80年代後半であろうか。しかし、バブルの崩壊、その直後からスキー人口の低下が始まる。

90年代になるとスキーからスノボーへ。40代以下にはユーミンよりも広瀬香美やZOOの方が雪のイメージが強いであろう。若者へ常に話題を提供していたユーミンであるが、「真夏の夜の夢」、「春よ来い」あたりを最後にシングルヒットがなくなって行く。

西武王国の帝王であった堤義明にも凋落が訪れる。自ら設計した苗場スキー場には思い入れが強かったと思われるが、苗場での最後の大仕事がかぐらスキー場とを連絡する世界最長のゴンドラ「ドラゴンドラ」である。また、このネーミングはユーミンである。

苗場スキー場は今や季節営業となり、クローズされている建物もある。ネーミングもいつのまにか「Mt.Naeba 苗場スキー場」に変わっている。客足も戻っていないようだが、今の若者にかつてステータスであった苗プリに泊まってスキーをしようと言ってもピンと来ないのであろう。キング オブ スキーリゾートであった苗場。そして”ニューミュージックの女王”(このフレーズをブログで書くのは恥ずかしい)と呼ばれたユーミン。

しかし、共に時代は80年代で止まっている。苗場プリンスホテルとニューミュージックの女王。すでに昭和の遺産か?

でも昭和人の管理人はユーミンが好きだ。これからもアラフォー以上をターゲットにコツコツやって話題を提供してもらいたい。苗プリは70年代までのような、綺麗なお姉さんが集まる高級ホテルに戻ってほしいと思うが、もうそんな時代ではない。今はユーミンと同じく苗プリで育った世代をターゲットにリピートをかけるしかないかもしれない。

これからも青春時代の象徴でもあったユーミンと苗プリを見守ってゆきたい。

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ふらの観光協会が室長を公募、戦略性の高さが伺える富良野市の観光施策

2010年02月15日掲 載

ふらの観光協会は新設する営業戦略室の室長として観光・旅行業に精通した人材を全国から公募する。2009年度の富良野市への観光客数は約190万人、宿泊者数は約65万人(うち外国人は約4万8000人)程度と見込まれているが、これを今後5年でそれぞれ220万人、70万人(7万人)に引き上げる。そのために、即戦力を投入する。(2/13付 日経新聞北海道版)

最近、観光協会や観光課ではたらく人材の一般公募が増えている。これまでどちらかと云えば、メジャーではない地域が多かったが、今回は道内を代表する観光地の富良野である。この観光協会、社団法人だが旅行業免許も取得しており、HPを見ても高感度の協会のようである。北海道観光が低迷する中、富良野・美瑛地区は唯一気をはいており、入込数を増やしている。今後は海外を中心にさらに増えそうな勢いだ。


営業戦略室は4月にオープンする「フラノ・マルシェ」内に置く。フラノ・マルシェとは食を通した交流センターであり、規模も大きいので新しい富良野観光の目玉になりそうなところだ。

マルシェの中に観光インフォメーションを設置するが、営業戦略室では営業のほか、国内外の観光客を伸ばす具体的なプランを作成・実践していくのがタスクである。なお、今回の公募では課題の「宿泊客を毎年1万人、5年後に計5万人増やすための具体的戦略プラン」を添えて、3月5日までにインターネットメールで申し込む。

今回の公募条件の特色として、旅行会社の管理職経験や旅行管理者免許の保持、初級程度の英会話能力などが条件となっている。これまでも旅行会社経験者に条件を絞った公募はあったが、今回はこれまで以上にハードルが高く、さすが富良野といったところか。次世代を睨んだ観光戦略の高さが伺える。

【参考】ふらの観光協会公式HP人材募集に関するお知らせ(PDF)

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ホテル客室から撮影、札幌でいちばんよく鉄道が眺められるホテルはどこだろうか

2010年02月14日掲 載

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京王プラザホテルから見た函館本線高架 「旭山動物園号」が待機中
札幌ではあまり姿が見なくなった711系電車と「Sおおぞら」が待機

鉄道ブームが高まる中、JR札幌駅直結のホテルが高層階客室を鉄道ファン向け「特等室」として売り出した特別宿泊プランが話題を呼んでいる。鉄路を一望でき、列車効果音のサービスまである凝りよう。果たして、鉄道ファンの心をつかみ、全国の駅直結ホテルのモデルケースになれるか。 (2/10付 道新経済web特報)

鉄道ブームが続いている。通称「鉄ちゃん」も市民権を得て、最近は「乗り鉄」、「撮り鉄」、「葬式鉄」なるジャンル別の用語もテレビバラエティなどで頻繁に出てくる。過去の鉄ちゃん=暗い・自閉症・ダサいといったイメージが消えてきているのは嬉しいことだが、それだけオタクが市民権を得ていることであろう。今日14日は関西本線で、撮り鉄の”脱線事故”もあり、鉄ちゃんとしては少し複雑な気分であるが。


本題に入るが、JRタワーホテル日航札幌が「鉄ちゃん」向けプランを2009年10月1日~2010年3月31日限定で実施している。 これまで札幌駅周辺のホテルでは鉄道ファン向けのプランを提供している。今回のプランがこれまでのものと異なる点としては、一歩踏み込んだ仕掛けが用意されていることだ。

まず、ベッドマットに組み込まれたスピーカーから列車の走行音が聞こえるのだ。次に振動も再現され、寝台車の旅情も味わえるというもの。 窮屈な寝台車よりも、市内でも指折りのJRタワーホテルのベッドの方が遥かに豪華であるが、「トワイライトエクスプレス」のスイートといったところか。

実は管理人、札幌駅周辺の高層ホテルは概ね泊まっている。どこのホテルから線路や車両が見やすいか私見を述べよう。まず、JRタワーであるが、東側(苗穂方面)と西側(ホーム&手稲方面)にプラン用の客室がある。以前、宿泊をした時は西側であったが、ホームの屋根が邪魔をして展望としては今イチであった。ここでは多くの特急列車の出入りが見れる東側がいいのではないか。また、道内一の高層ビルのため、列車自体がかなり小さく見えてしまうのが難である。模型感覚である。

その他では懐かしの回転展望レストランで有名なセンチュリーロイヤルホテルが駅前だ。客室は北側と南側に分かれているが、鉄道が見れるのは北側。多くのシングルルームが北側だが、障害物が多く、意外にビューポイントが少ない。高層階で西寄りの部屋がよく見れると思われるが、これまで10回以上泊まっていて、当たったのは1,2回か。事前に確認をすると良いであろう。

次は京王プラザホテル。実はここがいちばんよく見える。こちらも北側客室だが、真下が函館線の高架で障害物も殆どない。また、低層・高層関係なく当たりハズレがない。待機する特急列車や寝台列車を撮るならここである。また、大きくカーブをする手稲・小樽方面から来る電車も桑園あたりから確認できるので望遠を使ってもよい。特に夕景をバックにするのがお気に入りである。

管理人は最初、偶然泊まったのだが、京王プラザ北側客室には1993年頃から数え切れないほどお世話になっている。京プラには「鉄旅プラン」もある。ホテル自体もよいのでおススメである。市内のホテルでは客室、食事、ホスピタリティを含めてトップクラスである。

この他、ANAホテルやモントレも見れそうだが泊まった時はそちらの向きではなかった。北口ではホテルクレスト札幌が直下だが、かえって近過ぎ高層でないためダメであった。最近出来た京阪も近すぎる気がする。新札幌のシェラトンは線路と離れているが高層で、周囲に建物がないので面白い写真が撮れるかも・・・


札幌以外ではどうであろうか。管理人が泊まった中でよく見れたホテルを列記する。

●函館 ホテルグランティア函館 函館ホテル駅前(おススメ) ロワジールは駅舎が邪魔になり、高層階以外はよく見えないと思われる

●旭川 旭川ターミナルホテル 位置によって富良野線や石北線の列車が見れる
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●釧路 釧路ロイヤルイン 客室によって帯広方面からの列車が見れる スーパーホテルとルートインも見れそうだが宿泊体験なし 北口のラスティングホテルがよく見えると聞いたことがある


【参考】JRタワーホテル日航札幌「鉄學ノススメ」

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ナッチャンWorldが青森のPRでふたたび横浜へ、今回は久里浜で外洋クルーズ実現

2010年02月11日掲 載

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最近ウワサを聞かなくなっていた「ナッチャンWorld」が昨年3月に続いて、2月19日(金)~20日(土)に横浜へやってくることになった。昨年は「函館開港150周年イベント」のPRで来たが、今回は東北新幹線青森延伸を記念したプロモーションを兼ねての再登場、1年ぶりの出稼ぎ航海である。


目玉は2/21(日)に行なわれる久里浜港発着の”外洋クルーズ”である。昨年の「函館開港150周年イベント」では、体験航海が横浜港内であったため、自慢の速さを披露することはできなかった。しかし今回、久里浜発着のクルーズは所要100分とあり、東京湾を出て館山や伊豆大島の近くまで足を運ぶことも可能なので、これなら高速船の速さを実感することができるのではないか。津軽海峡以外での一般向け本格クルーズは多分初めてであり、今後こういった機会はないと思われる。


それにしても「ナッチャンWorld」はどこへ行くのであろうか。不況で目論んでいた海外への売却も出来ず青森港に係留されたままである。昨年は夏季のみ青函航路で復活したが利用率はよかったようだ。復活を期待したが津軽海峡フェリーではすでに次のもう少し小型の高速船を検討しているようだが、「ナッチャン」が売却できないことには無理であろう。やはり青函航路からの撤退は惜しいと思うし、再建中の会社が何のために高価な巨大船を2隻も造ったのか理解できない。


今回、横須賀市久里浜港(房総・金谷とを結ぶ東京湾フェリー発着地)を利用するが、ここから伊豆大島・三宅島・八丈島など伊豆諸島にナッチャンが就航できないものかと管理人はだいぶ前から思っていた。伊豆諸島便を運航している東海汽船にはフェリーがないのがネックであるが、

現在、東京竹芝・久里浜と大島を結んでいる小型高速船はかなり揺れ、2年前には高波による事故も起している。敢えて、スピードが出せない東京(東京湾)は走らず、すぐに外海で出られる久里浜を拠点とする。ここは高速(横浜横須賀道路)のICにも近く、マイカー利用者にも便利だ。

もし、「ナッチャンWorld」が伊豆諸島や久里浜・館山・熱海・伊東・下田・三崎・江ノ島など観光地を結ぶことができれば新たな需要を開拓できるのではないか。たとえば、週末は大混雑をする湘南・伊豆方面の道路を避けてナッチャンで伊豆方面へ行くという方法もある。また、お手軽クルーズのような形態で旅行会社とタイアップして運航すれば安定した需要も見込まれる。

国内でナッチャン就航に見合うような航路は探してもなかなか見つからない。国内であれば首都圏しかないのではあろうか。瀬戸内もいいが高速道路には勝てず、航路は狭いため高速航行は無理だ。また、久里浜港は4年までシャトルハイウェイラインの長距離フェリー大分便が就航しており、港も整備されている。

今回のクルーズ、売却へ向けたデモ航海と云う意味合いもありそうである。

乗船してみたい。

【参考】この件に関する津軽海峡フェリープレスリリース

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旧札幌第2ワシンホテル跡地に道内初進出の三井ガーデンホテルが開業、

2010年02月10日掲 載

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JR札幌駅南口近くで建設中の「三井ガーデンホテル札幌」(札幌市中央区北5条西6)が6月2日、グランドオープンする。北海道エリアへの出店は初めて。建物は地上14階・地下1階で、客室数は247室。「NordLivina-札幌、心寛ぐ、旅先のリビングルームへ」をコンセプトに、「プライベート性の高い、デザイン性豊かな滞在空間を提供する」としている。(1/29付 札幌経済新聞

景気の悪化により、札幌市内のホテル建設ラッシュも延期や凍結などが相次いでいたが、三井ガーデンホテル札幌は予定通りの開業となりそうである。ガーデンホテルブランドの道内進出は初めて。

三井ブランドというと、道内では旧三井観光開発(現:グランビスタグループ)のアーバンホテル(現:ホテルコムズ)や札幌グランドホテル、パークホテルなどがお馴染みであるが、ガーデンホテルは三井不動産系であり、三井観光開発が外資本になった為、現在、両者の関係はあまりないようである。

立地は北5条通、3年前に閉店をした札幌第二ワシントンホテルの跡地にある(明治安田生命から土地を賃借)。駅からも近く、センチュリーロイヤルホテルと京王プラザホテルのちょうど中間あたりに立地する。

ホテルの設備を見ると、客室は18平方メートルと23平方メートルの客室が中心で、米サータ社製ベッド幅広ベッドにワイドデスクにワイドテレビ、加湿機能付空気清浄機、ズボンプレッサー、セーフティーボックス、映画・音楽など約100種類のコンテンツを楽しめるVOD(有料)や光回線による高速インターネット環境(無料)と、今時のやや高級志向ビジネスホテルの条件をクリアしている。また、最近のビジネスHには必須の大浴場「ガーデン浴場」(無料)も完備している。

ガーデンホテルは開業時からワンランク上のビジネスHがコンセプトであり、シティホテルと変わらない客室であったため、管理人も何ヶ所かで泊まったが悪い印象はない。しかし、ガーデンホテルに限ったことではないが、最近のビジネHはどこも設備・サービスが画一化されており、無機質な印象が前より強まっている。快適なことに越したことはないが、味気なさをかんじるのも事実である。

以前あった第2ワシントンホテルには1階にビアホールがあったが、駅前という場所柄、ホテル内で食事をする機会も多いと思われるので、特徴ある飲食テナントにも期待したいところだ。

【ロケーション】
・JR札幌駅より徒歩4分、ビジネス・観光・ショッピングにアクセス良好な立地。
【ターゲット】
・ビジネスユースを中心に、グループや家族、カップルなどのレジャーユースにも幅広く対応。
【客室構成】
・広さ約18m2のシングルルームと約23m2のツインルームを中心に構成。
【ホテル内施設】
・屋外庭園をのぞむ宿泊者専用大浴場を2階に設置。
・北5条手稲通に面した1階部分に賑わいを創出するレストランを配置。
【デザイン】
・雪に描かれたシュプールをイメージしたホワイト系のタイルを基調にブラウンをアクセントカラーとした外観など、デザイン性の高い空間設計。

【参考】三井不動産公式HP

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