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増える自治体HPのバナー広告

2006年06月29日掲 載

ホームページ(HP)のトップ画面などに企業広告を掲載する自治体が増えている。厳しい財政状況のなか、新たな財源を確保し地域の活性化につなげるのが狙い。道内では美唄市など3市町が今年から始め、企業広告を掲載する自治体は計10市町に上る。道も今年度中に実施する方針だ。専門家は収益確保だけでなく、住民サービスの向上につながると指摘する。(毎日新聞)

インターネット、とりわけHPならびにブログの発達は誰でも広告ビジネスができるという副産物を生み出した。これまで広告代理店など限られた人たちにしかできなかった広告事業が一個人でできるようになり、当初の単純なバナー広告からアフェリエートという手数料型のビジネスが盛んになった。
一億総広告代理店の時代なので自治体がバナー広告を募集しても何の違和感もなくなっている。

私が以前、企業の広報宣伝部にいた頃、小学校の給食代を入れる袋の裏に広告を入れないかという話を貰ったことがある。長野五輪の時の話だが広告料はすべて強化費用に当てられるというものであった。10年前の話であるが当時はかなり抵抗をかんじた。フィランソロフィーと言われてもそこまでやる必要があるのか疑問であったが、今では何でもOKの時代である。
ネーミングライツも全盛であり、昨日のブログでは夕張市も売りに出したらという投稿を読んで笑ってしまった。

個人的には自治体のHPに節操なく広告を載せるのは好きではない。しかし、地域住民向けには医療機関やちょっと困った時に情報が欲しくなるタウンページ的なサービスを、また外部向けには宿泊施設や交通機関、地域の食材などの情報がバナーであれば便利であるが、その見せ方が重要である。

現状ではトップページに貼り付けてある程度のものが多く、あまり効率的とはいえない。見たい情報、ページに適切な広告をもってこれるようなコンテンツマッチ型、SEOのような機能も求められる。
まだまだ改良の余地だらけであり、大きな都市に比べ小さな自治体はサイト運営が難しいことが予想される。

たとえば美唄市のHPのバナー枠はかなり空いている。美唄クラスの都市のアクセス数は限られており、PPC(クリック課金)では難しく、当面は定額制であろう。

バナー広告での収入はたかがしれており、自治体HPの広告は、サイトとマッチングし、地域住民や訪問者にメリットをもたらすパブリックなコンテンツが原則である。
赤平市がオークションでSLの模型を入札に掛け、高価で落札されたことがニュースになったが、オークション的な機能を併せても税収アップになるので面白いであろう。
 
HPの制作運営は当事者の柔軟性や企画力がもっとも出る分野である。自治体のHPを見ながら比較すると役所の中が見えてくるかもしれない。

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産炭地に元気を、映画祭存続を望む

2006年06月28日掲 載

道は23日、空知管内の旧産炭地の地域振興に向け、支援態勢を強化する方針を決めた。「北海道産炭地域振興センター」に設置されている「地域活性化プロジェクト検討委員会」に新たに地元商工会議所や試験研究機関の参画を求め、新産業創出のてこ入れを図る。同日の本会議で民主党・道民連合の三井あき子氏(旭川市)の質問に高橋はるみ知事が答えた。(毎日新聞)

夕張市の財政再建団体入りはショッキングなニュースであった。
ハコモノばらまき市政と言われても仕方がない気がするが、時代、状況、空気などを考えるとこれしかなかった気もする。やり過ぎであり、最後は自転車操業になってしまった。あのまま同じ時代が続いていたら老人子供以外すべて市の職員になってしまったかもしれない。

最近、炭産地の産業遺構や観光が脚光を浴びてきていた矢先なので今回のニュースは残念である。
これで夕張市が動けなくなると最悪、地域の「解体」へ向かう心配がある。空知の産炭地のなかでは観光のリーダ的存在であったのでそれだけは避けたい。

しかし、テーマパーク、ホテルやスキー場の運営はコストはかかる。そう簡単に引き受け先も出てこないであろう(個人的にはMt.レースイスキー場は千歳から近く、ゲレンデも高レベル、ホテルスパなど捨てたものでないと判断するが)
夕張市の集客施策のなかで「ファンタステック映画祭」だけは存続できないものであろうか。1週間の会期中は世界中からゲストが集まり、ホテルも満杯になる。
産炭地を映画祭で復興させようとしたのはスコットランドが最初であると記憶しているが、夕張市など空知管内の旧産炭地6市町共同で「新ファンタステック映画祭」を開催したらどうであろうか。海外から高価なゲストなど招かずに身の丈でやる。

「北海道産炭地域振興センター」の基金を運用するかたちになるが、できる限り民間ベースで行なう。初期の頃の「横浜映画祭」のようなスタイルだ。各市町村で上映できれば単独で開催するよりはるかにスケールメリットが大きい。産炭地には古い劇場跡もいくつかあり、話題性もある。

北海道を代表する映画祭だけにこれで終了だけは避けたい。

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利用価値のある札幌市内の公共系ホテル

2006年06月23日掲 載

これからの観光シーズン、札幌は週末を中心にホテルが混雑をするが意外に空いているのが公共の宿である。流石に官王国の北海道だけあって市内だけでも多くのホテルがある。

ざっくり紹介するとKKR札幌(国家公務員共済)、ウエルシティ札幌(厚生年金)、ベアーレ札幌(政府管掌保険)、ホテルエルム(警察共済)、ホテルノースイン北農健保会館、ホテルノースシティ(北海道職員共済)、ホテルポールスター札幌(市町村職員共済)、ホテルライフォート(公立学校共済)、メルパルク札幌(郵便貯金)、ホテルガーデンパレス(私学共済)、札幌サンプラザ(札幌市関連)、北海道教育会館ホテルユニオンなどがある(まだあるかもしれない)。

建物が古く部屋風呂がないものからかなり豪華なものまでそれぞれだが、総じて立地条件がよい。多くが札幌駅から大通の官庁街に集まっている。値段の方もオフシーズンは民間の方が安いところが多いが、これからのピーク時には割安感がある。

今回紹介したホテルのなかで泊まったことがあり、まあオススメできるところを紹介すると
KKR札幌-古いが道庁の前で使い勝手がいい。DXシングルオススメ、ウエルシティ札幌-アクセスに難があるが客室設備がよく安くて親切、ホテルガーデンパレス-平均して設備がよいなど。泊まったことはないがポールスターとライフォートもまあまあ評判がいい。

夕張市が再建指定団体になったことでもわかるとおり、公共の宿の今後はそれぞれきびしい。今のうちに泊まっておいた方がいいところもある。

なお、公共の宿ガイドと予約は北杜の窓姉妹サイトである「まるごと観光北海道」からもできます。

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空港とネーミングライツ

2006年06月21日掲 載

釧路市の釧路空港ビル(中島守一社長)は同空港に「たんちょう釧路空港」の愛称を付けることを決めた。二十日の株主総会で報告する。 国の特別天然記念物で釧路の象徴でもあるタンチョウの名を使うことで、釧路の知名度向上を狙う。今後、航空会社、釧路市など関係機関に提案し、早ければ十月にも使用を始める。(北海道新聞)

「たんちょう釧路空港」、いい名前ではないか。「コウノトリ但馬空港」をぱくった気もしないでもないが幸いにも但馬空港は殆んど知られていない。鶴公園がある阿寒町と釧路市が合併したこともこのネーミングに関係があるかもしれない。
日本の空港は行政の縄張りの関係で「大館・能代」、「萩・石見」など顔を立てたややっこしい名前が多い。「とかち帯広」もそのひとつだし、三沢行きの飛行機は八戸・三沢行きとアナウンスする(女満別行きは北見・網走行きとはいはない)。

空港ではないが最近、野球場やサッカー場のネーミングライツも目立つ。「味スタ」など最初はよかったが最近は数が多すぎてわからなくなった。札幌ドームも市財政難の折、売りに出されるのであろうか。「白い恋人ドーム」、「ホクレンドーム」などは北海道らしいが今のところドーム自体は黒字のようである。ネーミングライツの乱発は混乱を招くので考え直す時期であろう。

また、海外ではシャルルドゴールやケネディなど人名の空港もいくつかある。日本では難しいであろうが、地名を思いきってはずすのもインパクトがあっていいだろう。
たとえば岡山空港を桃太郎空港、旭川空港を大雪空港にするとか。釧路が「MUNEO・SUZUKI・AIRPORT」ではまずいだろうが。


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新橋・汐留地区に北海道発の外食が集まる

2006年06月19日掲 載

新橋・汐留に宮越屋珈琲店が出来ていた(東京都港区新橋1-7-10汐留スぺリアルビル1・2F)。汐留シティの前にあり、銀座にも近い好立地だ。
雰囲気は北海道と同じであり、深入りの珈琲をジノリやマイセンの器で提供する。一杯700円、スタンドコーヒーに慣れている身にとっては高く感じるが、都内に喫茶店がたくさんあった時代はこれくらいはした。雰囲気からしても高くはないであろう。
スタッフに聞くと今年3月オープン、札幌の店から2人派遣されているという。現在、日本橋三越本店や名古屋、福岡に出店をするなど全国進出を計画している。

喫茶店は斜陽産業のようにきこえるが、やり方ひとつでどうにでも変わる。宮越屋の多岐に渡る出店計画を見ていると珈琲を武器にしながら顧客に合わせた空間を提供をするコーディネーターのようだ。
ちゃんとした喫茶店が激減した都内だけで、その目は間違いない。
全国ブランドになりそうな予感がする。

同じ汐留では高層ビル群のなかに「すし善」が進出している。また、隣接する新橋・銀座地区にはラーメンの「味の時計台」と東京本社がある。

業態は違うが北海道発の外食が奮闘している新橋・汐留地区である。

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あらためてわかったスキー場経営の苦しさ

2006年06月18日掲 載

西武ホールディングスが、道内24施設のうち11施設を売却し、撤退することを一昨日お知らせしたが、売却、継続される施設名がわかったのでお知らせする。

特長としては富良野を除くすべての道内スキー場の閉鎖である。この中には本州からのスキーツアーでもお馴染みのニセコ東山や函館七飯が含まれている。あらためてスキー人口の減少によるスキー場経営の厳しさがわかる。一昨日のブログで伝えたなかで真駒内スキー場は札幌市がサポートをしないことを表明。札幌市では既にFS・SNOW(旧ふじのスキー場)を市の関連団体が運営している。

また、上士幌町の糠平温泉スキー場の閉鎖も決定。温泉街の裏山にあり、旅館まで滑っておりて来られるのが魅力であった(ゲレンデから露天風呂へ直結していた旅館もある)。
再生に賭ける温泉街であるが、悪影響を及ぼさないか心配である。
以前、糠平温泉の旅館オーナーからコクドがリフト架け替えで費用の負担を求めて来ている話やスキー場の運営方法などで地元との居り合いがうまくいっていなかった話を聞かされたことがある。
最近はヒムノリゾート構想などで頑張っているのだけに水を差すことにならなければよいが・・・・

 【道内の西武HDのリゾート施設】

◆売却する施設
真駒内スキー場(札幌市)
札幌北広島プリンスホテル(北広島市)
札幌北広島プリンスゴルフ場(同)
ニセコ東山プリンスホテル(ニセコ町)
ニセコ東山スキー場(同)
ニセコゴルフコース(同)
ニセコ東山プリンスホテルゴルフ場(同)
深川スキー場(深川市)
函館七飯スキー場(七飯町)
糠平温泉スキー場(上士幌町)
津別スキー場(津別町)


◆経営を継続する施設
札幌プリンスホテル(札幌市)
富良野プリンスホテル(富良野市)
新富良野プリンスホテル(同)
富良野スキー場(同)
富良野ゴルフコース(同)
函館大沼プリンスホテル(七飯町)
函館大沼プリンスゴルフコース(同)
函館大沼プリンス駒ケ岳コース(同)
北海道カントリークラブ大沼コース(同)
上士幌ゴルフ場(上士幌町)
釧路プリンスホテル(釧路市)
屈斜路プリンスホテル(弟子屈町)
女満別ゴルフコース(大空町)


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夕張市『倒産』

2006年06月17日掲 載

夕張市の借金(負債総額)が税収など平時の収入(標準財政規模)の10倍以上の500億円を超えていることがわかり、事態を重視した道は15日、同市の助役を道庁に呼び、政府の管理下で財政再建を強制される「財政再建団体」になることを真剣に検討するよう求めた。後藤健二市長は同日夜、「道の考え方も示されたので、そのこと(財政再建団体への移行)についても検討しながら考え方をまとめていきたい」とのコメントを出したが、厳しい選択を迫られるのは必至だ。(朝日新聞)

夕張市が財政再建団体へ移行することは民間企業でいえば会社更生法適用である。つまり倒産だ。
以前、夕張のキャッチフレーズに「バリバリユウバリ」というのがあったが、バリバリと音を立てて崩壊した。観光面に力を入れていたが、多くが箱物であり、これでもかというくらい作った。
夕張駅前のレースイスキー場(松下興産が撤退し市が面倒をみていた)と付属のホテル、市街地にも市営のホテルシューパロという温泉付きのホテルがある。

そしてテーマパークの石炭の歴史村や幸福の黄色いハンカチなど短い間によく作ったものだ。
亡くなった前の市長がワンマンのやり手であり、大手広告代理店が計画を練り、夕張の観光化が進んだ。2月の「ファンタステイック映画祭」など名物行事も定着した。それはそれで陽の部分もあったが、地域の経済波及、効果には遠く及ばなかった。
異常に数が多い市役所職員など保護された歪な町という印象がある。

私は立派な箱物より、なんともいい味を出している本夕張の商店街や今は更地となった大夕張の集落などが好きであった。そこには、らしくてほっと出来る瞬間があった。本夕張の花月旅館やダンスホールなどはどうなっているのであろうか。

旧炭産地は夕張に限らず苦しんでいる。効果的な対策を思い浮かばない。移住者が来ても焼け石に水程度であろう。この空知の炭産地は北海道の産業遺産であるが負の遺産にもなってしまっている。

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道内西武系施設の売却

2006年06月16日掲 載

西武ホールディングス傘下プリンスホテルの大野俊幸会長は15日、札幌市内で高橋はるみ知事と会談し、道内にある24施設のうち、11施設を今年度中に売却すると表明した。有数のリゾート地であるニセコ地区からも完全撤退する。売却先が見つからない場合は閉鎖に追い込まれる可能性もあり、今後は11施設の引き受け先の確保が焦点となる。 (日経新聞)

売却されるのはホテルがニセコ東山、北広島、スキー場は七飯、真駒内、深川、津別などで札幌プリンスホテルや富良野などは継続する。当初の予想より売却施設が多いのが感想であり、ニセコはホテル、スキー場、ゴルフ場すべてが売りに出された。ニセコはヒラフに隣接しており、ホテルが2棟あるので外国資本が食指をのばすのではないか。

難しいのは地方の施設である。深川や津別などは地元客が中心であり、財政難のため地元自治体でも面倒を見切れないであろう。引き受け先がみつかるか注目である。雇用面でも地元へ与える影響は大きい。
売却が決まった中で価値がある施設は七飯と真駒内のスキー場あたりか。北広島はアクセスはよいが使い勝手が難しい(APAあたりが興味示すか)。
七飯は大沼プリンスホテルが継続するので切り離された格好だが、函館地区はスキー場の閉鎖が相次いでおり、空港からも1時間程度の距離で林間のロングコースもあるので外国人客などを呼び込めるのではないか。
真駒内はスノボのW杯も行なわれており知名度がある。札幌近郊なので特化したゲレンデとして売り出せるかもしれない。

余談だが今回の整理には新潟県の中里スキー場なども含まれている。ここは苗場とともに堤氏が直々にコース設計まで含め初期に開発したスキー場だ。競争が厳しい湯沢地区で引き取り手が見つかるであろうか。堤氏の心中、いかに。

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函館市もご当地検定を開始

2006年06月12日掲 載

函館市と函館商工会議所、函館国際観光コンベンション協会が本年度から実施する「シティガイド検定」の正式名称が、「函館歴史文化観光検定」(通称・はこだて検定)に決まった。開港以来の異国情緒あふれる文化や、国際観光都市としての飛躍など、函館の主要要素を含んだ名称となった。第1回試験は初級のみで、実施日は2007年3月11日を予定している。(朝日新聞)

地域の歴史や文化などに関する知識を試す“ご当地検定”が全国的に増えている。最初は沖縄・京都で火がつき各地へ飛び火した。道内ではこれまで札幌シティ検定が行われたが、今年から北海道観光マスター検定も新たに実施される予定である。以前から旅行全般を扱った旅行地理検定や時刻表検定、温泉検定などもあり日本人の旅の勉強好きには驚かされる。

函館もいつかは検定試験をやると予想していたが、案の定登場をした。道外に函館ファンがどれくらいいるのか注目しているが、戊辰戦争や新撰組のファンとリンクするかなども興味深い。
こういった試験の受験者は観光の金の卵である。試験後も受験者の動向を追って貴重なアドバイザーにすべきである。

また、地域検定振興協議会はインターネットの情報サイト「御当地通」を開設し、同検定の実施要項などの情報提供を始めた。アクセス数も月間1万を超えているようで関心は高いようだ。
これから試験数、受験者数ともに増えてゆくであろう。


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室蘭-直江津-博多便フェリー、観光需要を探る

2006年06月09日掲 載

東日本フェリーを運航する海運会社のリベラ(広島県呉市)が、不採算の室蘭-直江津(新潟県)-博多(福岡県)航路に寄港地の追加を検討している。九月にも金沢(石川県)、境港(鳥取県)の二港に寄港して、乗船客へのアンケートや観光セミナーなどを行い、需要を探る。 (北海道新聞)

東日本フェリーは首都圏、新潟、青森と北海道間を結ぶ多数の航路があった(以前は三厩、大畑、野辺地などからも就航)。青函間のジェットフォイルや高速フェリーの運航、九州・博多と新潟・直江津(子会社の九越フェリーが就航)、さらに室蘭までを結ぶ現代版・北前船の就航など拡大路線を取っていたが、経営が破綻し、現在はリベラという海運会社が支援をしている。

その後、航路はリストラ策で削減され現在は7航路を運行するが、2隻体制で週3回運航の室蘭-直江津-博多間の需要開拓が最大の課題であり、東日本フェリーが経営破たんする要因にもなっている。

東日本フェリーは同じ日本海航路を持つ新日本海フェリーと比べ、トラックなど物流比重が多く、一般の利用者は少ない。新日本海フェリーはどちらかというとクルーズ志向であり、豪華な船内設備を誇っているが、東日本フェリーは客室、船内設備を含め地味である。
また、合理化により特等や1等客室を廃止したことも一般利用者を減らしていると思う(最近は上級客室を復活させている)。東日本フェリーと新日本海フェリーを乗り較べると旅客に力を入れていなかった会社の違いがよくわかる。

今回、境港、金沢に試験的に寄航をする。観光利用を当てこんでのものだが新日本海フェリーや太平洋フェリーと比較すると困難も予想される。北海道基点で考えた場合、船中2泊となり、金沢着が早朝、境港が昼前後になり、乗船時間が金沢で30時間を越える。
また、客室や船内設備が長時間の船旅に耐えうるほど充実していないので退屈であろう。船体もやや古小さく、新日本海フェリーと較べると半分程度の重量である(約1万1千トンと2万トン)。

時間と設備面の問題をいかにクリアし快適な船旅が提供できるかが観光需要を呼び込むためのカギである。

北海道ではクルーズ旅行に力を入れている。シニア層だけではなく、若年層のフェリーへの呼び込みなど気軽に乗れるフェリーの価値を見直すべきだ。また、フェリー会社も発想の転換が求められる時である。
 


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実演形式の空弁が新千歳空港に誕生 

2006年06月01日掲 載

新千歳空港旅客ターミナルビル2階に「空弁道場」がこのほどオープンした。空弁とは空港で販売する弁当の略称。空弁屋にすし屋が合体した新スタイルの店舗で、天然素材のサケやウニを使ったブランド弁当「そーらん鮨」などをはじめ100種類以上の品ぞろえだ。実演販売もあり、職人が握る生すしや生ちらしも弁当として購入することができる。(北海道日刊スポーツより)

ターミナルに出来た新しい空弁、職人が目の前で握る実演がミソだ。先日、函館駅構内に立ち食いすし屋が出来たのを発見したがターミナルのデパ地下化が著しい。
今は”駅なか”の時代だが、40年以上昔、東海道線を走る急行電車内にすしビュッフェがあったらしい。さらにはそばビュッフェ(立ち食いそばのことか)もあった。

航空機内では無理だが、食堂車が非日常的な存在になり、ビュッフェも新幹線から消えた今、すしビュッフェなどの遊びごころがある鉄道があってもいい。ヨーロッパの鉄道は食堂車は減っているが、ビュッフェはしぶとく生き残っている(文化である)。

JR北海道ではバーベキュー列車を運行しているほか、今日から特急列車に地産地消型の駅弁を積込んでいる。このところ地域食材活用の話も多い。
個人的には特急の喫煙コーナーか車販スペースを改造し、すしカウンターを設けるか立ち飲みが流行している昨今、バルカウンターになることを望むが、あまりに時代錯誤な大陸的発想であろうか・・・・

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