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廃線跡に鉄路を、”ひがし大雪高原鉄道”が開業

2006年08月12日掲載

糠平温泉にある鉄道資料館内に約350メートルのプチ鉄道が開通した。旧士幌線(帯広-十勝三股)の跡に敷設したものだがトロッコ列車などを走らせる計画だ。士幌線跡は上士幌以北は瘢痕がなかり残っており、保存運動のおかがで糠平湖に架かるアーチ橋は観光の目玉になった。また、糠平から十勝三股間も線路が一部保存されており、幌加駅周辺などはトロッコ列車を走らせることができそうだ。
余談だが、糠平から帯広を経由して広尾線の終点であった広尾までかっては急行「大平原」が夏季に運行されていた。乗ったことはないが、さぞや列車名の如く雄大な景色であったであろう。

廃止になったふるさと銀河線では陸別町が一部動態保存をすることになり、約8キロの本格的な距離で来年からの運行を計画している。また、道北の旧・美幸線(美深-仁字布)では、線路の一部を活用してトロッコを走らせているところへふるさと銀河線の車両を移設し、誰でも運転体験ができる施設を計画している。
こういった廃線を利用した「プチ鉄道」の誕生は、ブームになっており、青森県の下北交通跡では旧JASのパイロットなどが中心となり、大畑駅で動態保存をして体験運転を楽しんでいる。関東では信越線の碓氷峠の入口、横川に立派な施設がある。

全国には将来の「復活」へ夢を託して線路を保存しているところがいくつかある。幌内線の三笠-幌内間などは両端が鉄道公園で、線路もかなり保存されており、いつでも復活できそうなかんじだが、一度も走ることなく最近は草生している。

動態保存には費用がかかり、大人の趣味の世界を脱しない面もあるが、子供たちには生きた教材となり、後世まで伝える価値があるはずだ。


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