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隠れた銘菓を表舞台へ

2006年09月06日掲 載

北海道は言わずと知れたお菓子王国である。しかし、空港売店やキヨスクなどで扱っている有名菓子を除くと殆んどが知られておらず、埋もれてしまっている。
その背景には約千軒といわれる菓子店の90%以上が家内工業であり、後継者もいないなど零細企業である。流通も狭い範囲内であり、いったいこのお菓子はどれくらい生産し、生活できるのであろうかこちらが心配してしまうことがある。空港などに入るには土産問屋を通さないといけないが、どうしても売れ筋中心となり、敷居が高く、営業開拓が難しいのが現状だ。

道や道菓子工業組合などでつくる「北の名菓づくり実行委員会」は、地域で長年愛されている菓子を店から自薦してもらう事業を始め、集まった商品を冊子やHP上で紹介することになった。味は有名店と遜色(そんしょく)ないのに、PR不足などに泣いていた「隠れたヒット商品」を掘り起こす初の試みだ。 対象は25年以上経過している「銘菓」である。
北海道の菓子づくりの伝統は意外に古く(幕末頃)、千秋庵や六花亭などももともとは函館の千秋庵からスタートしている。
私がお気に入りの隠れた銘菓は、前述した函館千秋庵総本店どら焼や釧路のししゃもパイなどである。

定番土産だけではなく、魅力ある菓子、特産品が流通できる仕組を利権に流されえず本気でつくらなくてはいけない。


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