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定期観光バス事業に力を注ぐ北海道中央バス

2007年04月19日掲 載

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写真は小樽市内散策バス

北海道新聞の記事によると北海道中央バスが定期観光バスの新路線として、6月から北海道遺産に選定された道央の観光名所などを日替わりコースで走る札幌発着の定期観光バスを初めて運行する。馬産地や炭鉱関連施設などのコースを曜日ごとに設定し、札幌に中長期間滞在する観光客らの利用を見込む。

先日、函館バスのボンネットバス購入による定期観光バスの話題をお伝えしたが、中央バスの新コースは、社台ファームや夕張・歌志内の炭鉱遺産・白老アイヌ・モエレ沼公園などこれまで定期観光バスが訪れていなかった場所へ行く。公共交通機関ではアクセスが悪いところが多いので個人旅行者には便利である。

道内の定期観光バス(観光ツアーバスも含め)は、お決まりの場所ばかりで旭山動物園に代表されるように一極集中していた。たとえば、これまでモエレ沼や北大農場に行かなかったこと自体が不思議である。  

現在、はとバスに代表される定期観光バスは、全国的に利用者が減り、廃止が相次いでいる。そんな中、中央バスは札幌市営バスの定期観光事業を引き継ぎコースを拡充。2006年度では前年度比15%増の約8万3000人が利用している。

全国的に見ても利用者が増えているところは珍しいはずだが、その背景には企業努力が伺える。マンネリ化しないようにコースの新設や変更を繰り返す企画力、HPやパンフレットでの積極的な宣伝、外国人観光客向けの外国語対応など定期観光事業を本気でやっていることが理解できる。

苦戦する定期観光バス事業であるが、積極的に取組めば成功するという事例がここにある。


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