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摩周湖のマイカー乗り入れ禁止実験が地域の観光再生につながるか

2007年06月13日掲 載

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阿寒バス川湯温泉営業所 今回の代替バスとは直接は関係ありません

摩周湖のマイカー乗り入れ規制実験が始まった。代名詞ともいえる霧が「酸性霧」となっており、シラカバなどの林が、立ち枯れ現象を起こしている。そのため、11~17日まで自動車や観光バスの乗り入れを禁止して、対策に乗り出すことになった。

管理人は、これまで何度か摩周湖を訪れている。弟子屈や川湯方面から登ると視界が開け、山上に大駐車場が現われる。有料で、必ずここに車を止めないと摩周湖が見れないようになっているが、観光シーズンになると駐車できないこともある。また、この区間は路線バスが走っていないので、クルマか観光バスでしか行くことはできないのだ。

摩周湖へ行く代替バスの料金は500円。バス代のほか、川湯相撲記念館(大鵬記念館)や屈斜路湖クアハウスの割引券などがついてくる。
クルマや観光バスを降りて、目的地に向かうパーク&ライド方式は、上高地や知床で行なわれているが、この2ヶ所はどん詰まりである。しかし、摩周湖の場合、弟子屈-摩周湖-川湯と周遊コースになっているので普及にはクリアすべき問題が多々ある。

このプロジェクトの目的は、環境対策もあるが、もうひとつ弟子屈町への滞留時間を長くして、お金を落としやすい環境をつくるという狙いもあるのではないか。
弟子屈町には、摩周湖のほか、屈斜路湖などメジャーな観光地があるが、道東周遊ドライブの通過点の色合が強く、宿泊は阿寒やウトロなどに取られがちである。

宿泊施設がある川湯や摩周温泉、屈斜路湖畔の宿は退潮傾向であり、滞在してもらわないことには、ゴミだけ残されて、話にならない。

この乗り入れ規制だけでは、滞留時間や消費を増やすことは難しく、マイナスになることも予想される。
個人的には、マイカーやレンタカーで乗りっぱなしよりも、乗換えの多少の「不便」があった方が、旅にインパクトを与え、幅が広がると思うが。
必要なのは、理解と認知と啓蒙、さらに全国的な動きにすることであろう。


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