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石屋製菓の不祥事について(2)

2007年08月16日掲載

石屋製菓の不祥事は、道内メディアだけではなく、全国レベルでもかなり大きく取り上げられている。昨日のブログで、「同族経営」の問題点と、「風通しの悪さ」について書いたが、新聞各紙も概ね同様な内容である。

管理人が1995年に石屋製菓を2度訪問している。ちょうど「チョコレートファクトリー」(白い恋人パーク)が完成し、コンサドーレ(当時:JFL東芝)を札幌へ誘致しようと動いていた頃である。
当時、管理人は、首都圏から北海道への「移住」を考えており、ある方の紹介で、石屋製菓の石水社長にお会いした。菓子の方ではなく、これからサッカーやテーマパークをはじめとする新規事業を進めるのでそちらのサポートをして貰いたいといった内容であった。

完成したばかりの工場も案内されたが、その時の印象は今回の事件を予見させるようなものがあった。
同族でトップダウンのオーナー企業体質、一般社員と経営陣(ファミリー)には大きな壁があるようにかんじ、これまで関わってきた会社とは大きな違和感を覚えた。中も静かで、覇気をかんじない。
将来の展望、拡大路線の話を社長はされたが、どこか不安をかんじさせた。管理人ははじめて同族経営とはこういうものであるとナマで知った。

その後、石屋製菓は順調に業績を伸ばし、石水社長も北海道財界の若手からトップクラスへ昇進された。縁のあった会社なので成長を喜んでいたが、反面、やり過ぎではないか、本業が疎かになっているのではないかという不安があった。そして何よりも社長と対等で社内で話しができる人材が相変わらずいないのではないか気がかりであった。

企業の不祥事はある日突然、出てくるが、実は積み重ねの結果である。メディアから集中砲火を暫く浴びるであろうが、ここでいかに機転が利く対応が取れ、消費者にいいイメージを与えるかが、信頼回復のカギである、事業再開後へ大きく影響する。

「すばやく」、「嘘はつかない」、「発表ができることはすべて出す」、「頻繁な会見やリリース」、「消費者の立場になったメッセージ」、「誠意ある対応」・・・これらがキチンとできていれば大ヤケドにはならない。しかし、満足にそれができる会社が少ないのだ。

縁のあった企業なので気になりながら、成り行きを見守っている。


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この記事へのコメント

石水社長は10年も前から賞味期限偽装について知っていたそうで会社はもちろん個人としての責任も大きいですね。

パロマの小林家、不二家の藤井家と同じく、同族企業ってユーザーからすればメリットはないですよ。松下家は飛躍的に大きく、次のステップを越えたのでストーブ回収をあれだけの力と精神力で対応できたのです。

石屋との仕事がどんなものだったかはいずれ。

投稿者 北海道観光マスター : 2007年08月16日 17:24

昨日の石水社長の記者会見にはガッカリしました。購入する側一般の立場に立っておらず、その論理は企業側の「都合」に終止しました。
企業の社会的責任や倫理がいわれようになってから十数年が経ち、数々の失敗例を見てきたのにも係らず学習していませんね。
自分可愛さあまりの保身、エゴが出てしまうのでしょうが、同族経営に根本原因があることには変わりません。

投稿者 管理人 : 2007年08月17日 13:20




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