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「ナッチャンRERA」はフェリーの輸送概念を変えるか

2007年08月27日掲載

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地下鉄銀座駅コンコースでみつけたポスター

9月1日から青函航路に就航する高速船「ナッチャンRERA」が大々的にPRをしている。首都圏でもテレビCMや駅張り広告などフェリー会社がこれほどプロモーションに力を入れているのは、最近では見たことがない。
再建を進める東日本フェリーにとって青函航路への大型高速船投入は、「新生・東日本フェリー」として社運を賭けたプロジェクトであり、採算が見込まれるこの航路にリソースを投入している。

外見、デザイン、船内、ネーミングとも斬新で、これまでフェリーを知らなかった人たちに訴求する魅力があるのではないか。
これまで青函航路のような中距離航路は、貨物と車積が中心で、旅客は二の次であったが、1時間45分で結ぶ高速船の登場は、観光客だけではなく、ビジネス客を取り込むこともできそうだ。

最近、瀬戸内海の中距離航路(本州四国連絡)でも旅客、特にビジネス需要を考えた利用者開拓を進める動きがあり、フェリーの新しい利用活路が期待される。

なお、「ナッチャンRERA」では、盛岡-青森港間を高速バスで利用し、函館まで行ける「盛岡・函館きっぷ」を発売した。料金は大人片道6千円。所要時間は平均5時間半程度である。
JR東北新幹線八戸乗換と比較してみると、運賃は9800円、所要時間は3時間50~4時間10分程度なので所要時間では負けるが、運賃は4千円近く安い。


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