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清水町フロイデが2400万円で売却、廃業が目立つ温浴施設と中小旅館

2008年03月26日掲 載

2007年8月6日のブログで【清水町「フロイデ」が売却、公共温泉は淘汰の時代か】というタイトルで町営温泉施設の売却と入札について書いた。それからだいぶ時間が経ったが、25日、施設を大阪のホテル経営会社コンセルジュに売却する方針を固めたと道新が伝えている。

売却予定価格は2400万円。 当初、最低売却価格9400万円に設定したが、買い手がつかず、価格を2千万円に下げると道内外の3社が応募した。
コンセルジュは大阪や高知などでホテルを経営、ホテル経営のコンサルティングも手掛けており、町営での営業は3月31日で終え、フロイデの愛称を変えず、4月下旬に営業を開始する模様。

最近、公共温泉に限らず、温浴施設(日帰り&旅館ホテル)の廃業が増えている。都市部ではスーパー銭湯や日帰り温泉の増加で淘汰の時代に入っているが、地方の温泉でも資本力や後継者がいない中小旅館の廃業が目立つ。歴史的建造物の宿や素晴らしい泉質を誇る名旅館も含まれ、この傾向はまだまだ続きそうである。

道内では2/13のブログで新得町の一軒宿オソウシ温泉「鹿の湯荘」が僅か1500万円で売りに出されているニュースを書いた。また、家庭的な宿として人気があった弟子屈町・和琴温泉の三香温泉も廃業し、現在6500万円で売りに出されている。

【参考】大道開発HP 三香温泉不動産情報

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DMV、今年も釧網線で試験運行 生活路線より観光鉄道に適性か

2008年03月25日掲 載

JR北海道は、開発を進めている「デュアル・モード・ビークル(DMV)」の乗客を乗せて行う試験的営業運行を4月26日から昨年と同じJR釧網線で行うと発表した。

運行区間は昨年と同じ浜小清水―藻琴間(約11キロ)のレールを走行し、周辺の道路をバスモードで走る。運行は4月26日から5月6日までの毎日と、5月10日から6月29日までの土日。計27日間の予定している。

DMVについては久しぶりに書いたがその後の進展はどうなっているのであろうか。昨年11月に脱線事故を起こしたが、つい先日、南阿蘇鉄道に車両が貸し出され、走行体験会が行なわれている。各地で導入の声は揚っているが、南阿蘇の場合、購入の確立はかなり高そう?島原鉄道の廃止区間にも走らせたいという話もあったらしいがその後どうなったか。

最近のニュースを聞いているとこのDMVの適性、定員などから考えて閑散区は当然だが観光地に隣接している鉄道に向いていそうで、岳南鉄道のような純粋な地域の足というよりは、観光鉄道としての方が活路を見出せそうである。また、2,30キロ程度の短距離路線がいいのではないか。

管理人は是非、新夕張-夕張間に走らせてもらいたい。観光バス機能も兼ねれば夕張観光の目玉になるのではないか。その他、大沼-森(砂原回り・駒ケ岳周辺観光)、留萌-増毛(町内観光)、幌延-稚内(サロベツ原野・豊富温泉など)など観光需要があり、バス機能の観光に適していると思う。

なお、DMVについては「線路にバスを走らせろ 「北の車両屋」奮闘記」(朝日新書)に詳しく誕生への経緯などが書かれている。少し前の本だが興味深く読んだ。

【参考】JR北海道ホームページ

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旭川買物公園で地域特産物を集めた市場をオープン

旭川青年会議所は、道北地域の食材を集めた青空市場「たいせつマルシェ(仮称)」をJR旭川駅前の歩行者天国「平和通買物公園」に今夏設け,地元食材のPRとともに、通りのにぎわい復活も目指すと25日付け日経新聞が伝えている。

市場は生産者や加工業者、飲食店経営者のほか、道北地域のJC関係者、商議所などと連携。5月までに実行委を立ち上げ、具体的協議に入る予定。7―9月の日曜日に毎月1回開催し、旭川市が通りに地場産業・観光情報の発信拠点として構える「旭川屋」のそばに設け、連携を狙う。

平和通買物公園は、旭川駅前から約1kmに渡る歩行者天国である。1972年に日本初の恒久的歩行者天国として開設され、通りには丸井今井、西武百貨店や若者向けのテナントビルなどが入る商店街が続いている。

道内では数少ない大規模駅前商店街&ホコテンなので、管理人は旭川に立ち寄れば必ずといっていいほどここを歩いていた。しかし、最近では通りの奥、北側ではシャッター商店街化が進み、訪れる度に店の数と歩行者が減り、客は全盛期の半分程度までに落ち込んだという。

今回の試み、期間限定であるが、旭川動物園などを訪ねる観光客で賑わう夏季に実施するのは意味がある。商店街などの中心街に地域の特産品や食などが一堂に介す機会はあまりなく、観光客が駅前商店街で消費する機会も少ない。

これまで各地で空き店舗などを利用したチャレンジショップなどが行なわれてきたが、大半が地元客対象のもので、客層とマッチしない店も多く、成功事例は少なかった。

旭川は観光地へ仲間入りしてが、マチ中自体はまだそれに追いついておらず、魅力に乏しい。国内・海外の観光客へ動物園以外の魅力を訴求し、知られていない特産品、特に食以外でも木工製品家具なども含めて旭川情報発信の場にしてほしい。観光名所になれば常設化できるはずだ。

また、こういった試みは旭川以外の地方都市でも是非トライしていただきたいと思う。

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リクルートがリピータ限定の宿泊施設向け販促サービスを開始

2008年03月24日掲 載

リクルートは3月末から、旅館やホテル向けにインターネットを使った新しい販促支援サービスを始めると24日付け日経が報じている。過去に泊まったことがある人などに限定して割引など特典が付いた“シークレット(秘密)プラン”を案内できるのが特徴だ。
(24日現在リリースなど正式発表はされていない)

このところリクルート(じゃらん)、楽天トラベルなどに代表されるサイバー系旅行会社と既存の店舗系旅行会社の競争が激化している。ネッ予約の登場で締切り直前時などに値崩れが起き、ホテル旅館側はその営業に苦しんでいる。

そのためJTBはこの春から手数料を値下げするなどの動きがあるようだが、もともと15%などの手数料は高すぎる。後発のネットエージェントがホテルを中心に相場を下げたが、最近ではメリットが薄くなっている。宿側では旅行会社向け、ネットエージェント向け、自前サイト向けの商品を用意するなど宿泊料金(商品)も複雑化しており、宿側にはかえってしわ寄せが来ているようだ。

半分近いホテル旅館が赤字の現在、旅行会社としてみれば繋ぎとめるインセンティブが必要であるし、宿側にしてみればどこのエージェントを信頼していいのか、どの予約手法がいちばんいいのが模索しているのが現状であろう。

利用者から見ても宿泊料金はどのサイト、旅行会社が安いかは一概に言えないが、直前になると店舗系旅行会社が安くなる傾向がある。各サイトを縦断検索できる「ベストレートホテル」などで見てみると参考になる。

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端野メビウスが経営破綻、立地、規模に無理があったか

2008年03月20日掲 載

20日付け毎日新聞によると北見市端野町でスキー場やゴルフ場、ホテルを経営するリゾート会社のグラウンズ(本社・東京都港区)は17日付で東京地裁に民事再生手続きの開始を申し立てたと報じている。負債総額は約232億円で、道内に拠点を置く企業としては今年度最大の経営破綻(はたん)となる。

端野メビウスは、89年、旧端野町に「端野メビウススキー場」をオープン。91年には隣接地に「グランクリユゴルフクラブ」とホテル「メビウス」を設立し、複合的なリゾート施設を展開した。

メビウスはゲレンデ規模が小さかったが、ホテルやコテージ、スキーシーズン外はゴルフ場もあり、当初は女満別空港からアクセスもいいこともあり、開業から暫くの間はJASスキーツアーやゴルフツアーの商品に盛り込まれていた。

首都圏からの利用客を獲得する計画だったが、バブル崩壊の影響を受けて集客状況は低調に推移。地元での集客も進まず、売上、収益ともに低迷し、資金繰りが悪化していた。 負債は債権者約499名に対して約232億円。
なお今後については、ホテル・スキー場・ゴルフ場の事業をスポンサー企業に譲渡し、再生を図る予定。

今シーズンのスキー営業は3月上旬に早々と終わっており、経営が厳しいのかなと思っていたがやはりそうであった。なかなかオホーツク地方でリゾートは育たない。

【参考】帝国データバンク 大型倒産速報

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1往復になった北斗星、繁忙期「はまなす」の八戸延伸は

2008年03月18日掲 載

昨日の寝台列車に関するブログで、管理人がこれまで「北斗星」に80回以上乗車した話を書いた。「カシオペア」や「はまなす」、「日本海」、「はくつる」、臨時エルムなどを含めると寝台での渡道は100回に近づくと思う。よく乗ったものである(さすがに最近は減っている)。

ところが16日付け朝日新聞北海道版を見ると「300回乗車」をしたツワモノがいた。
札幌市在住のイラストレーター鈴木周作さん(35)で、最後の「北斗星1号」での旅を終え、札幌駅に降り立った。初めて乗った20年前から数えて、この便でちょうど300回。「人生の節目にはいつも北斗星があった」と振り返る。

管理人は1989年からだが年平均4回といったところ。鈴木さんは20年間だと15回乗ったことになるので上手はいるものである。実は鈴木さんらしき姿をロビーカーでお見かけしたことがある。スケッチデッサンをされていたのではないか。また、「旅と鉄道」(鉄道ジャーナル社)誌でもだいぶ前に鈴木さんの記事を読んだことがある。

私にとって「北斗星」はリセットの場であった。下りで北海道へ行く時は、発車と共に職場や私生活のことを忘れ、やがて仕事の問題などの解決案が寝台に乗っていると出てくるのだ。飛行機ではテイクオフする瞬間、いっきに旅モードへ切り替えができるが、速すぎて、問題解決まで至らない。
北斗星に限らず、道内の鉄道に乗っていると突然仕事のヒントや企画案、プライベートの解決案などが浮かんでくるからすごい。特に特急「Sおおぞら」は”ソリューション・トレイン”である。

最近は上り利用が多い。会社員を辞め、時間の自由が利くようになったこともあるが、帰路の北斗星は頭の整理にちょうどいい。最近は仕事が絡んで北海道へ行くことが多いので、今後の展開を考えたり、東京での仕事のことなど思案する。16時間あれば気分の切り替えと同時にある種の北海道ボケ解消にもつながる。

15日から「北斗星」が1往復になった。ついに北斗星までもがというかんじだが、青函トンネル工事が終わっても復活しないのではなかろうか。

以前から思っているのだが、青森発の「はまなす」を八戸発に変更できたら便利である。青函トンネルが開通した時、盛岡発の寝台特急が出来ると思っていたが青森発に。現在もそのままだが、八戸発着なら乗換えが1回で済み、最終の1本前位の「はやて」に接続すれば現ダイヤを維持できるはずだ。

北斗星が減らされた現在、「北斗星」個室が取りにくい週末や繁忙期に「はまなす」の延伸運転をしてほしい。また、余剰車両で個室を連結できないものか。「あかつき・なは」のシングルツインやレガードシートが余っていれば楽しい旅になるが。

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「いい日旅立ち」ソフトバンク犬と急行「銀河」廃止騒ぎ

2008年03月17日掲 載

3/15のJRダイヤ改正で寝台急行「銀河」、特急「なは」、「あかつき」などがダイヤから消えた。どのテレビニュースでも放映していたが見ていてあまり気分がよくなかった。13日夜には2千人もの人が東京駅に集まり、最後の出発の時は「ありがとーう銀河!!」、「さようなら~」と絶叫している。ブルトレ廃止毎度おなじみの光景である。

東京駅にいる2千人の内、いったい何人「銀河」に乗ったことがあるがアンケートを取りたいと思った。更に「ありがとーう」と叫んだ輩にも同様な質問をしてみたい。
昨年、東京-静岡を結ぶ「東海」を廃止になる前日に乗車したが、車内はいつもよりは多いがそれでも7割程度しか埋まっていない。それに引換え、ホームには夕方前にも関わらずカメラを抱えたサラリーマンなど百人以上がかぶりついていた。勿論、大半は乗車をせずに写真を撮るだけだ。寝台でなく、自由席なのだからせめて20分間横浜迄付き合えといいたい。仕事中、サボって来ているのから、それ位の時間はあるだろう。

ここぞとばかし紹介するメディアにも複雑な感情があるが、もし「銀河」に一度も乗ったことがなく、「ありがとー」と絶唱しているとすれば、その神経を疑いたくなる。何に対して「ありがとう」なのか。ただの野次馬である。

管理人は大阪出張の帰り、一度だけ大船まで乗ったことがある。キタで酒を飲み、時計を見計らって確信犯的に銀河に乗ったが、出張清算の時、日帰り申請だったのでドキドキしたが、仕事関連の飲酒・寝台だったので全く問題が無かった。
当時、広島出張へ行った時に「あさかぜ」を飛行機より安いなどど理由を付けて使い、新幹線も食堂車と個室を連結する「グランドひかり」ばかり乗っていたので同僚は管理人の乗り物好きを察知していたことであろう。

管理人は「銀河」に対して、とても「ありがとう」などと言える資格はない。北斗星には80回程度乗っており、もし、廃止になれば、思いでも多いので「ありがとう~」とホームで絶唱しないまでも、「おつかれ、ありがとう」と静かに最後の雄姿を見送ってあげるであろう。思い出は静かにしまっておいた方がいい。

乗車回数には関係ないが、こういった「廃止フィーバー」に便乗する人たちは本当に鉄路を愛しているのか疑いたくなることもある。多くのレールファンは今回の件を冷静に受け止めているはずだ。

もうすぐ「北斗星」も1往復になる。「はやぶさ」・「富士」もなくなる。今年は未乗車の「きたぐに」と九州ブルトレに久しぶりに乗りたいと思う。「はやぶさ」は生まれて初めて乗ったブルトレ、鹿児島まで20時間以上かかり、車内では3度食事をした。復路は新大阪まで廃止になった「あかつき」に乗ったが、★★★の2段寝台で快適であった記憶がある。

最近の鉄道ブーム、そしてブルトレやローカル線の廃止フィーバーを見ていると昭和40年代後半からのSL廃止を思い出してしまう。管理人が小学生から中学にかけてだが、SLには思い出もないのであまり興味がなかった。ちょうど「ディスカバー・ジャパン」キャンペーンの時代だが、地方が切り捨てられ、都市へ一極集中する現在、もう一度、忘れ去られた光景(既になく過去のものだが)への再認識とノスタルジーが増しているのかもしれない。

ソフトバンクのお父さん犬が、「いい日旅立ち」をバックに、日本の田舎を旅するが、携帯がかかり、「どこほっつき歩いているの」と嗜めらるとショボンとしてしまうCMには腹を抱えてしまった。しかし、この内容、時代そのものであり、ブルトレや廃線が惹きつけるのも、このあたりかなとも思ったりした。

携帯とノートPCを捨てて旅に出よう-そんな「勇気」も必要かもしれない。どうしても情報収集やメールチェックが必要ならネットカフェに入ればいい。肩の荷物が少ない旅は思い出深いものにさせる。

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バンダイナムコが経営不振の湯の川観光ホテルを売却、安易なテーマパーク志向がアダに?

バンダイナムコホールディングス(HD)はこのほど、ナムコの子会社、湯の川観光ホテルの株式を旅館・ホテル経営のスタディー(東京都、木下泰一社長)に売却すると発表したと3月15日付け観光経済新聞が伝えている。
売却額は1億8千3百万円(ニュースリリースより)。

ナムコは99年、湯の川観光ホテルを連結子会社化し、現在は発行済み株式の93.6%を保有する。同ホテルは59年に設立され、客室数は約200。しかし、宿泊客の減少などで07年2月期には最終赤字が13億7000万円に達した。

数年前、親会社のナムコが得意とするテーマパークをホテル内に建設した。函館ラーメンの「ラーメンブギ」、昭和意30年代を意識した街並みなど集客力がある「ラーメン」と「昭和ノスタルジー」で訴求したが、結果は出なかった。

この計画は発表された時から違和感はあった。温泉ホテル旅館にわざわざこんな施設を目的に客が来るであろうか。昭和30年代風のセットの中で同窓会の開催や中高年齢層の集客、アジア系団体観光客にラーメンなどど目論んだのであろうが、安易であったと思う。テーマパークとホテル旅館では明らかに違う。

湯の川温泉は団体需要が多く、値引きも激しい。価格は維持するため各ホテルは付加価値をつくるが、中途半端なエンタメ型では魅力にかける。

昭和レトロを意識した宿づくりは道内の他の温泉ホテルでもやっているが、あるホテルに対して、以前は良質な温泉と露天風呂などで好印象があったが、それを実施したため、値段が上がり、行きたくなくなった所もある。
エンタメ施設で団体需要を見込むなら、もっと徹底したマーケティングと中途半端ではない施設づくりが重要であろう。

ナムコバンダイHDは湯の川をテストマーケティングの場にしたのであろうか。だとしたら湯の川観光ホテルが気の毒でもある。このままでは湯の川の経営交代が他でも続きそうである。

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「メルキュールホテル」が来年6月に札幌にオープン

三井不動産は13日、札幌・ススキノで老舗キャバレー「エンペラー」があった旧アオキビル(札幌市中央区南四西二)の跡地で、地下1階地上15階建ての複合ビル建設に着工したと発表した。3-15階には仏大手ホテルチェーン・アコーグループの高級ホテル「メルキュール」が入居し、来年6月にオープンする。 (3/14付け道新記事より 道新記事は2週間で自動削除されます)

メルキュールホテル建設については昨年、6/22のブログでお伝えした。国道36号線に面したススキノの超一等地で、道路の反対側には「東横インすすきの」がある。ホテルの客室はダブルとツインを中心に285五室で、フランス料理を主体としたレストランや約200平方メートルの広さの宴会場なども備え、ビジネス、観光客両方をターゲットにするという。

アコーグループはフランス本拠で世界100ヶ国で3800以上のホテルを運営。12ブランドは、札幌にもある「ノボテル」や「クラブメッド」などのお馴染みのものもある。今回札幌に進出するメルキュールは、国内では既に銀座や成田で展開しており、そこそこの高級感がある実用的なホテルだ。

最近は宿泊特化型ホテルの進出が目覚しいが、宴会場やレストランを備えたホテルはよほど高級なもの意外、数が減ってきた。札幌にとっても久しぶりの本格的シティホテルの登場である。

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札幌-根室夜行都市間バスが運賃値上げ、「まりも」撤退も一因か

2008年03月14日掲 載

根室交通は、4月1日から根室―札幌間の定期路線バス(直行便)「オーロラ号」の運賃を平均約9.5%値上げする料金改定を北海道運輸局に申請したと13日付け釧路新聞が伝えている。

根室―札幌間の定期路線バスの運賃は、本来大人片道7140円だったが、JRが2001年に特急「まりも」を根室まで延長運転したのに伴い、その対抗策として6630円に値下げし、暫定運賃でこれまで運行してきた。JRが昨年から特急の根室乗り入れを中止し、さらに最近の原油高騰に伴う燃油の値上げなどコストアップで運賃値上げに踏み切った。

「オーロラ号」は北都交通との共同運行。直行便と中標津経由があり、2往復体勢である。札幌-根室間は直行の交通手段がなかったが、1993年より夜行都市間バスとして運行開始。それにあわせ根室交通も北都交通のグループに入っている(以前は名鉄グループ。その後、北都交通が経営破たんしたので現在は不明)。

2001年から夏季に「まりも」を根室まで延長運転したが、一昨年から運転されておらず、需要が減っていたのであろう。いよいよ今日14日、「銀河」と「あかつき・なは」が廃止になるが、夜行列車を取り巻く情勢は厳しい。運賃の安いバスとて楽ではない。

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白老町が温泉効果調査、ヘルス・ツーリズムは成功するのか

2008年03月13日掲 載

白老町が地域活性の起爆剤にしようと温泉の効果を血液検査で調べたが、温泉効果は確認できなかった。実施したのは白老観光協会で虎杖浜温泉で昨年12月中旬に行ったが、町民や大学生など約20人から入浴前後の血液を採取して成分を検査した。検査機関の総評は、血液成分などに若干の変化があっただけで、目に見える効果はほとんどなかったとする内容だった。

もともと温泉効果は東洋医学・漢方の世界に近く、西洋医学的「エビデンス」を出すのは難しいのではないか。特に湯治などは1週間でひとまわりというぐらいスローなものである。サーモグラフィーなどの皮膚温度測定や血液検査でもドロドロ血や白血球のリンパと顆粒球検査で自律神経の状態を調べるなど代替医療的な検査手法を用いれば違った結果が出たかもしれない。

白老町は白老温泉ホテルが、「スパウオーター」を発売しており、サプリ的なPRをしている。地域の観光資源である温泉だが、最近増えてきたヘルス・ツーリズムとつなげようということであろう。

道内では花粉症疎開の「ヒムノツーリズム」(上士幌町)、温泉による糖尿病治療効果(川湯温泉)、人間ドックと温泉宿泊をパッケージしたものなどがある。健康をターゲットにした観光は、まだ黎明期であり、それだけで滞在型の集客できるか未知数な分野である。

今回、調査をした虎杖浜温泉であるが、交通量の多い国道沿いに温泉旅館ホテルが多く、環境的にはやや殺風景。たとえば菅野温泉や二股ラジウム温泉、秋田県の玉川温泉などはその環境だけで効きそうなかんじがするが、ここで滞在型観光を行なうにはアイデアが必要と思う。

このあたりを含めて、もう少し幅広い視野でを考えた方がいいのではないか。有名な民宿(500マイル)や温泉ファンには知られた宿もあるので、そのあたり個宿の魅力や温泉そのものの質をPRしてからでも遅くないと思う。健康目的での観光活性など単一志向での集客は難しい。複合的に虎杖浜温泉と白老町を訴求して行くべきであろう。

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「ホテル増毛」がオーベルジュに変身

2008年03月11日掲 載

増毛町にある公共の宿「ホテル増毛」がオーベルジュになる。経営難のため、昨年11月に町が町内から経営主を公募し、国稀酒造一社がこれに応じたが、同酒造は町と建物の賃貸借契約を結び、現在、経営を引き受けたホテル増毛の建物改修工事が行われている。オーベルジュマシケの直接の運営は、関連会社のクニマレリゾート開発が行う。

「ホテル増毛」は、増毛出身のフランス料理人三国清三氏の監修で、宿泊できるレストラン「オーベルジュマシケ」に生まれ変わり、4月1日に仮開業し、5月1日の全面開業を目指している。
新しい施設は料理がメーンで、シェフは和食、洋食全般、フレンチの三人おり、メニューには三国氏のアイデアも取り入れる予定。

「ホテル増毛」は今から16年前に予約を入れたことがあったが、宿の不祥事で営業停止になっており、泊る宿がなく、ユースホステルに泊った思い出がある。
「オーベルジュマシケ」。最近、道内でもオーベルジュが増えている。「マッカリーナ」の成功もあるだろうが、道東にある三セク型のオーベルジュはイマイチという評判である。

増毛といえば三国清三だが、この人もよく店をプロデュースする。すでに”過去の人”という印象もあるが、最近では増毛の活性に力を注いでいる。運営する国稀酒造も勢力を伸ばしている。増毛自体いつのまにかに観光地になっている。

期待と不安はあるが、一度訪ねてみたい。
 

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東京周辺にもスキー場があった(2)丹沢のスキー場

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丹沢・菩提峠スキー場全景(丹沢関連のHPより)

だいぶ前、2/4のブログで「東京周辺にも天然スキー場があった」で、神奈川県の丹沢にあったらしいスキー場に関する情報を求めたが、ふきた様より、ヤビツ峠ではなく、菩提峠ではないかという貴重な情報をいただいた。

「菩提峠・スキー場」で検索すると菩提峠スキー場に関する情報がいくつか出てきた。中にはスキー場の写真付きもある。Googleマップで地形なども見たが、ヤビツ峠と菩提峠は近く、菩提峠の可能性が高そうだ。終戦後すぐという話と1960年代前半にあったという話が出てくるが、雪が降らず1シーズンで終了しているらしい。写真を見る限り、本格的なスキー場だが、狭山のような人工雪タイプにも見えるので60年代の方が正しいのではないか。

その後、首都圏近郊の天然スキー場について調べたが、日光の明智平にも天然ゲレンデあったらしい。また、今でも営業をしている赤城山第3スキー場はかつてかなりの規模があり、戦前は賑わっていたらしい。

また、千歳線に乗っているといつも気になるものがある。千歳から札幌方面へ向かい上野幌を過ぎた辺り、進行右側の林に100メートルぐらいのなだらかな丘がある。冬はシュプールの跡があり、誰かが滑っているようである。勿論、リフトなどないが、伐採されゲレンデになっている。ここは何であろうか。

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稚内全日空ホテルが経営危機、三セクだったとは驚き

稚内市議会が稚内港のランドマークとなっている「稚内全日空ホテル」の運営会社への市の融資を認めない内容の議案を可決した。稚内市が筆頭株主の第三セクターが運営する同ホテルは、市の地域振興計画の中核施設だが、3月末に短期借入金1億5千万円の債務返済期日を控えており、市の融資が認められなかったことでホテルの経営は厳しい局面に立たされていると4日付け朝日新聞が伝えている。

稚内全日空ホテルが三セクとは知らなかった。オープンした当時、いくらANA便が飛んでいるとはいえ稚内市に全日空ホテルとは驚いた。ちょうど釧路全日空ホテルが出来た後である。管理人も宿泊やお茶をしたことがあるが、市のランドマーク的な位置付けであり、稚内市の宿泊施設の中では別格という印象だった。値段も観光地の稚内とはいえかなり高めの設定である。

最近では天然温泉付きの「ドーミーイン稚内」なども出来たので苦戦してると思っていたが経営危機とは知らなかった。

稚内市はANA便を通年運行する為に冬季、羽田-稚内往復に宿が付き、2万円程度のパックツアーを出していた。運賃の半分を市が負担したいると聞いたことがあるが、流石にこのご時勢のため、最近は見かけなくなった。

稚内全日空ホテルは、宿泊客数は02年をピークに下落。06年度末の累積赤字は16億3千万円余り、金融機関からの借入金残高は08年度当初見込みで20億円を超える。無理やりつくった観がある三セクのシティホテルが成功するとは思えない。

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「クアハウス屈斜路」が休館、最近影が薄いクアハウス

2008年03月10日掲 載

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クアハウス屈斜路のバーデンゾーン

川湯温泉のすぐ傍にある日帰り温泉「クアハウス屈斜路」が2008年3月末で休館することになった。弟子屈町の広報誌によると、創業から22年たって老朽化が進んでいるものの、改修費用に約2000万円が必要と見込まれるため、やむなく休館する。

川湯とは泉質は異なるが、クアハウスとして「平和島温泉」(会員になっていた時期がある)と同時期にできた「元祖」の部類。2度行ったがいつもガラガラで浴槽を独占していた。
管理人はクアハウスが一時、気に入り信州の野沢、かけゆ、東北の碁点、猪苗代などへ行ったが、そのうち源泉志向となり、健康増進施設のクアハウスから足が遠のいた。バブル期、ブームであったクアハウスだが、最近では影が薄くなった。やはり日本人には水着を着ての温浴は合わなかったのであろうか。

川湯をはじめ名湯が多い弟子屈町には健康増進型の立派な温浴施設を持つホテルもあり、クアハウスは必要ない気もする。

【参考】日本クアハウス協会HP

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川湯温泉でスキー場貸切プラン、富裕層をターゲット

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宿自ら足湯や手湯を設け集客を図る川湯温泉だが(川湯観光ホテル前)

川湯温泉のホテルニュー湯の閣が国内外の富裕層向けに、ビラオスキー場をナイター(午後6―8時)の時間に借り切ることができるプランを発売したと5日付けの日経新聞が報じている。食事は地元産の材料を使った創作料理を提供。ハイヤー送迎とスキーインストラクター付き。平日限定で1泊1人15万円。
5月のゴールデンウイーク明けからは、約20人乗りの屈斜路湖の遊覧船を借り切るプランも売り出す。1泊1人4万―5万円程度の予定。

集客で苦しむ川湯温泉、「かけ流しサミット」や温泉での糖尿病治療などいろいろとアイデアは打ち出している。この2,3年で旅館のリニューアルも進んでいる。
しかしながらどこかズレている気がする。個室露天、客室の高級化、選べる浴衣、エステなど時代に追いつこうと企画を打ち出しているが、どれもが今さらというものであり、個性をかんじない。

川湯温泉は素晴らしい泉質を誇る。しかしながら魅力的な宿が少ない。富裕層に走るよりも一般個人客に満足してもらえるサービス・ホスピタリティをもっと考えた方がいい。発想の転換が必要である。

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大盛況であった帯広・藤丸の送迎バス やはりあった百貨店需要

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閉店から1年半余りが経過 閑散とする釧路旧丸井今井前 午後7時頃(’07.8撮影)

先月のブログで帯広の藤丸百貨店が釧路からの無料送迎バスを運行する話を書いた。

3/1に運行されたが、当初バス3台・100名程度の見込みで募集したところ、予約が殺到。急遽バス10台・350名に増員するも追いつかず、その後も満員で断った客が200名ほど出たというから驚いた。

釧路からの利用客は、11時半から約3時間の滞在だったが、午後2時の時点で、売り上げは通常の40%増し、この日全体の売り上げが、普段の週末の2割増しで、宣伝効果も含めると、藤丸にとって大きなメリットがあったようだ。

この話題、NHKの朝の全国ニュースでも取上げられたようで、苦戦する地方百貨店の新たな活路として他所でも実現するかもしれない。

釧路-帯広間は約120キロ、2時間強の距離だが、札幌の百貨店への送迎バスが登場したら大変な話題になるであろう。荷物を持った客など片道利用だけでも需要があるのではないか。

これまで地方都市の百貨店の必要性について何度も訴えてきたが、今回の件で需要があることが再確認された格好だ。それにしても釧路の丸井今井閉店後の再開発も進んでいないようだ。一度、「キュート」というショッピングモールに決まったが、テナントが入らず、白紙になっている。
そろそろ2年が経過するが、リミットといえよう。

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2008年03月04日掲 載

2週間、更新がストップしてしまいました。

実は先月の19日に救急車で運ばれて緊急入院の羽目に。急性胆のう炎という胆石が原因となる病気ですが、昨日まで約2週間近い入院となってしまいました。10日間近く、絶食が続き、まだまだ本調子ではありません。胆石の痛みは以前からあったのですが、深夜数時間発作が続き、治まればケロッとしてしまうのでたかを括っていたかもしれません。今回は全く違うタイプの痛みでした。

体調の回復と合わせながらブログの更新も再開してゆきます。ご心配ならびにご迷惑をお掛けしました。

管理人

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