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「白い恋人」が長く愛されたワケは

2008年05月20日掲 載

石屋製菓がチョコレート菓子「白い恋人」の販売を再開して22日で半年となる。賞味期限偽装を招いた反省から、法令順守(コンプライアンス)の体制を強めながら品薄感解消に躍起となった半年だった。2008年4月期連結決算では、1976年に「白い恋人」を発売して以降、初の赤字となる見通しだが、量産体制は徐々に整い、販売も回復の度合いを強めている。(5/18付読売新聞

石屋製菓の場合、赤福ような悪質さがなく、何より銀行をはじめとした支援体制がしっかりしていたので最小限の損害で済んだようだ。石水前社長は、白い恋人を赤福のような長く愛される菓子にしようと、赤福のビジネスモデルを参考にしていたようだが、皮肉にも本家の方がこけてしまった。石屋製菓が運営する「小樽出抜小路」も伊勢にある赤福の「おかげ横丁」からヒントを得たのではないか。

ところで白い恋人はアジア系観光客に人気がある。それほど美味しい訳でもないのに大量に購入する。北海道旅行へ行ってきた証、お土産で配る時のステータスなのだろうか。

管理人はこれほどまで定番化した理由にはネーミングの上手さがあると思う。白い恋人と聞くと、グルノーブル五輪(68年)のテーマソング「白い恋人たち」(フランシス・レイ)を連想するが、北海道=雪=ロマンチックといった図式が成立する。それまで定番であった「山親爺」や「わかさいも」、「バター飴」よりも女性的で購買意欲をくすぐる。最近人気のある「はまなすの恋」(北菓楼)もその流れを汲むネーミングで響きがいい。

お土産にはネーミングを始めとしたイメージづくりが重要だとあらためて思う。



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