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函館のホテルオークランドが閉館、 難しくなってきた地方の泊・食・宴型ホテル

2009年01月21日掲載

乳製品製造の北海道乳業(函館市)は20日、市内で経営するシティーホテル「ホテルオークランド」(58室)を3月末で閉館することを決めた。ホテル跡地は当面、工場用地として保有する予定で、社員20人とパート従業員55人は解雇する。(1/21付 毎日新聞北海道版

ホテルオークランドは観光客にはあまり知られていないが、地元では飲食や宴会でよく知られているホテルである。国道5号線沿い、JR五稜郭駅にほど近いところに立地しており、中華料理やボウリング場が有名。管理人も地元の方に食事で何度か連れられて行ったことがある。

函館は新幹線の延伸が決まり、このところホテルの新設ラッシュが続いている。しかし、大半が宿泊特化型ホテルであり、ハーバービューやJALシティなどは売りに出されて名前が変わった所もいくつかある。客室数は1万室を越えて飽和状態。値引き競争も激しい。

以前のブログでも書いたが、泊・食・宴とホテル機能がすべて揃った地方のホテルの苦戦が続いている。先日、閉鎖が決定した小樽グランドホテルもそうだが、宴会(結婚式やパーティなど)や外食機会の減少は地方の地場ホテルに深刻な影響を与えている。今回のオークランドもその例に洩れないであろう。当初、改築を考えたらしいが、費用対効果から考えて回収は無理と判断したようだ。

ホテル(シティホテル)は、百貨店と同じような運命を辿っている気がする。よほどの資本力があれば別だが、地方のホテルが泊・食・宴のすべてを提供することはきびしい時代に突入した。大変残念なことだが消費スタイルが劇的に変わらない限り、改善は難しいであろう。

オークランドの閉鎖は、イコール地域経済の衰退であり、こういった事例は全国で益々増えていく。


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