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ホテルサイトからの予約がお得 増えてきたベストレート型サービス

2009年05月23日掲 載

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ワシントンホテルチェーンのHPから


ホテル予約をインターネットで行なう際、ホテルのオフィシャルサイトか楽天やじゃらん、JTBのような旅行会社系のサイトのどちらを使うか?

多分、旅行会社系(サイバーエージェント)からの予約が圧倒的に多いと思う。ホテルごとの比較ができ、ポイントも付き、何よりも1回のアクセスで済むといった利便性に惹かれる。多くの方が泊まりたいホテルを決めた段階で、詳しい情報を知るために各ホテルの公式サイトにアクセスをされるのでは。


ところがここに来て、ホテルの公式サイトが「ベストレート」と銘打ち、自前サイトからの予約がいちばんお得で、インセンティブを与えるサービスが増えている。たとえば、ワシントンホテルチェーンでは、同一条件での宿泊プランで、他サイトより安い料金で販売することはないと宣言している。函館のロワジールホテルでは、他サイトでこれより1円でも安い料金を見つけた場合、その料金で宿泊できる上に、1泊分の無料宿泊券も提供するというインセンティブを実施している。


これまでホテル公式サイトの宿泊料金にはバラつきがあった。本来なら旅行会社系サイトへ支払うマージン(7-12%ぐらい)を必要としないオフィシャルサイトが最安値でならなければいけないのに、実際は旅行会社系サイトの方が安いといったケースが多く見られた。また、公式HPでは満室のはずなのに他サイトでは空室があるといった矛盾が見られ、旅行会社へおんぶで抱っこの悪癖がインターネット予約の世界でも残っていた。

これが観光・温泉ホテル・旅館のカテゴリーとなると更に遅れており、公式サイトから予約した場合、正規料金であったり、Webでは予約そのものが出来ない、また、楽天・じゃらんのようなサイバー系よりも、JTBなどの旅行会社系に主力を置き、取り扱い商品が少なかったり、ネット予約そのものができない宿もかなりある。このあたり十勝川温泉の「十勝川温泉第一ホテル」がベストレートを導入しており、さすがである。

旅行会社依存は営業労力が省かれ、媒体の代行をしてくるので便利ではあるが、利用者無視に繋がり、多くの矛盾を生む。CRMの観点から見ても優先順位を間違えているのは明白だ。本来、手数料分を考えれば、ホテル公式サイトからの予約をいちばん安くするのは当然のことである。この流れが、ホテルだけではなく、旅館などにも波及することを期待する。


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