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好調な動物園観光、旭山から全道レベルへの発展に期待

2009年05月12日掲載

今年のゴールデンウイークは好天に恵まれ行楽地はどこも人出で例年以上のにぎわいを見せたが、釧路市動物園(山口良雄園長)では4月29日-5月6日の期間中、約4万人と記録的な入園者数を記録した。(5/8付 釧路新聞)

釧路市動物園には、前年度の二倍近い入場者が訪れ、3万人を上回るのは12年ぶり。また、札幌市の円山動物園も入園者数が、10万9179人と昨年の同時期に比べ49%増加し、10万人の大台に乗るのは05年以来とのことだ。


道内の動物園が賑わっている背景には、旭山動物園人気により、他の動物園に相乗効果が生まれたこと、昨今の安・近・短のレジャー志向とマッチしていること、旭山がきっかけとなり、全国へ向けての動物園ネタの発信が増えたことなどがあげられる。


釧路市動物園では、障害を持ったアムールトラの兄弟やホッキョクグマのツヨシ、円山動物園にはホッキョクグマの双子の赤ちゃんなどが全国メディアで紹介された効果で、道外からも多くの来園者を呼んでいる。

最近の釧路川のクーチャンにしてもそうだが、動物はいちばん手っ取りばやいPR&コミュニケーション・ツールである。高度成長期はクマ牧場や丹頂鶴、その後、キタキツネエゾ鹿、羊、トナカイ、ラッコ、競走馬・・・・と対象も広がっていったが、北海道観光と動物は切っても切り離せない関係にある。

これまで民間主導であった動物観光であるが、旭山の成功以来、各自治体が積極的に管轄する施設をPRするようになった。


体験型観光はややハードルが高い部分があるが、動物園はお手軽であり、集客力も高い。これまでは旭山動物園に一極集中していたが、円山、釧路などの動物園、また、水族館や他の観光型飼育施設などに今の流れが浸透することを期待する。


情報発信も現在バラバラで行なっているが、官民問わず、道内の動物施設のポータルサイトやパンフなどをつくったら訴求効果も上がると思うが。

また、北海道固有の動物や地域の特性を活かした施設づくりにも期待したい。


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