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新千歳-静岡便、廃止のJALに代わり鈴与系のFDAが就航、サッカー絡みで因縁の両者

2009年12月01日掲 載

経営再建中の日本航空グループは30日、新千歳―松本線から来年5月末に撤退すると正式発表した。同路線は現在、同グループの日本エアコミューターが週4便を運航している。同グループはすでに中部―釧路線(2010年5月6日から)、新千歳―神戸線(同6月1日から)の廃止を発表している。同グループは、新千歳―静岡線についても廃止を検討しており、関係自治体などとの間で調整を急いでいる。(12/1付 読売新聞北海道版)

新千歳-松本線に名乗りを上げたのが静岡空港に拠点を置くFDA(フジドリームエアラインズ)である。FDAはこれまで静岡空港限定であったが県外に初進出。札幌便とは日替わりで運航している松本-福岡便も継承する予定なので、松本空港の閉鎖は免れそうである。

FDAは新空港開設と同時にスタートをしたが、親会社・鈴与は以前からヘリ会社を経営、物流・建設・食品などを扱う静岡県を代表する企業である。静岡の大企業は浜松市など県西部に集中しているが、東部(旧清水市が本拠)は数少なく、清水エスパルスのユニホーム胸スポンサーとしても知られている。

FDAにとって松本空港は県外といっても隣県であり、来年度には新たに静岡-福岡線への就航を予定、またJALが廃止を検討している新千歳-静岡線を引き継げば、それぞれ静岡・松本から福岡・札幌への就航が可能となり、機材運用も効率的になるはずだ。現在、FDAではブラジル製の小型ジェット「エンブラエル170」を2機保有しているが、来年1月にはもう1機受注をして3機体勢となる。80人程度の機材なので、現在のボンバルディアより大型で、何より安心感がある。

新規参入航空会社はどこも苦戦をしているが、FDAには既存の航空会社にはなかった独自性が期待できそうである。地域密着型の航空会社は北海道の某社を代表するように、当初の志がどこかへ飛んでいるところもある。そういう意味においてもFDAには頑張ってもらいたい。


余談だが、JALはチーム創設以来、清水エスパルスの胸スポンサーであったが2006年から袖スポンサーに”後退”。それに代わって胸に来たのが「SUZUYO」である。また、JAL時代にはあった世界地図のイラストも消えている。両者の関係、偶然ではあるが因縁めいており、現実が透けて見えるような話だ。

2007年2月の拙ブログ「驚いたJAL札幌-松本線の廃止撤回


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