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青函観光でブロガー対象の無料ツアーを実施 発信効果は期待できるか

2009年12月02日掲 載

旅の日記(ブログ)をインターネットで公開する「ブロガー」を対象とするモニターツアーの一行3人が29日、青森から函館入りし、金森倉庫群などの観光名所を取材した。近く旅の模様をネットで公開し、青函圏観光の魅力を広く発信する。 (11/30付 道新)

最近、ブロガー対象のモニターツアーが増えている。現地紹介などの掲載を参加条件に旅費や滞在費を受け入れ側が負担するものだが、今年の2月には利尻島の利尻富士町観光協会が同様なツアーを実施している。交通費や宿泊代を含め2泊3日で1万円のツアーを実施したが、ブログを開設する関東地方在住者を対象に募集したところ、数日で定員に達した。参加者のブログを読んでみたがなかなか面白い。

道新記事によると、函館ツアーは函館国際観光コンベンション協会青森観光コンベンション協会、地球の歩き方T&Eが共同企画。ツアーは2泊3日で完全無料。旅の模様をブログに書くことを条件に参加者を募り、応募者約300人の中から東京、福岡、愛知の3人が抽選で選ばれた。 初日の28日は青森を観光し、29日は金森倉庫群やイルミネーション行事「はこだてクリスマスファンタジー」を見学したという。


このプロモーション、いくつかの目的があるが、まず一つめとしては低迷する函館観光の活性化、特に個人客の呼び込み対策だ。イカール星人が今年動画サイトを通じて有名になったので、webの力を利用しない手はないという訳だ。

二つめとして、冬季は大幅に減る観光客対策がある。「はこだてクリスマスファンタジー」を組み入れているのもそのあたりだ。前述の利尻島では、観光客が訪れるシーズンが限定され、冬季は開店休業の状態。利尻では、厳冬のもうひとつの利尻を知って貰うことで既存のイメージから脱却をして、新たな集客を図りたいという狙いがあるはずだ。

最後に三つめてして、今回のツアーは青森観光コンベンション協会との共催であるが、来年度には東北新幹線が新青森まで延伸するので、当然、新幹線効果による集客対策がある。新幹線の函館延伸の前に、函館をPRしておこうという狙いがある。

ブロガーを観光活性に活用するのは、世界中で行なわれており、海外では口コミサイトと旅行予約サイトが上手くパッケージされているので効果が期待できるが、日本では「4トラベル」や「トリップアドバイザー」などは比重的に海外旅行が中心であり、今回タイアップしたのは地球の歩き方T&Eの「旅スケ」である。サクラを使って、どこまで効果があるかは未知数である。

ブログの場合、普段入ってこないニッチな情報を提供することで価値がある。クリスマスファンタジーのようなどこでも拾える情報ではなく、たとえばイカール星人に破壊された場所の検証やラッキーピエロの情報、秘湯系の体験など情報が限られたものの方がヒット率は高くなる。冬の利尻島などはまさにその例であり、管理人も興味深く読んでしまった。

なお、今回の3人の旅行記は、12月中に地球の歩き方T&Eの運営サイト「旅スケ」に掲載される。


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この記事へのコメント

記事にもあるように「さくらに書いてもらう」ことがどれだけ有効かということですね。
いまや、こうした「やらせ」記事には読者も敏感になっていますし。
それにしても、前回は湯の浜ホテル最高級の個室露天風呂つき客室、今回が男爵倶楽部、というのはモニターツアーにしては選択の考え方が理解できませんね。特別なところに泊めて(本人は無料)で接待されて書いた記事が、フツーの(コストの)旅行で何か面白みを体験したい方々に響くものがあると本気で考えているのでしょうか?却って反発を買いませんかね。

投稿者 hoshino : 2009年12月05日 17:31

hoshinoさま

モニターツアーとよりは「特別ご招待旅行」ですね。一流旅館に泊めて貰えば、差し障りがないヨイショ記事しか書かないでしょう!?懸賞ではないので、そのあたりコンベンション協会の方は混同されているのではないかと思います。

内容が違いますが、北海道観光振興機構が行なっている「2500名へ宿泊券プレゼント」にしても、対象は宿泊客のみで宿泊者にインセンティブをつけて何の意味があるのか、本来は裾野を広げなくてはいけないのに、やろうとしていることがわかりません。

投稿者 管理人 : 2009年12月06日 21:53




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