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幌内線がトロッコ列車で23年ぶりに復活、線路保存の甲斐があった

2010年04月18日掲 載

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開業当初の三笠鉄道村と解体中の隣接する旧幌内炭鉱 昭和20年代のものと思しきボンネットバスがすさまじい

23年前に廃線となった旧国鉄幌内線がトロッコ列車で復活をすることになった。幌内線は岩見沢-幾春別を結ぶもので、その支線である三笠-幌内間に鉄道が走る。エンジン付きトロッコが走る本格的なものであり、鉄道(廃線)ファンには嬉しい知らせだ。

三笠-幌内間は廃止後も線路が保存されていた。管理人は1990,1992,2002年と同地を訪ねたことがある。出発地の旧三笠駅は今はクロフォード公園になっており、キハ82など道内で活躍をした車両が保存されている。そこからかつて炭鉱があった幌内までの2.7キロが支線となっており、道路に沿うように盛土された上に線路がある。2002年に最後に訪れた時も草がきれいに刈られており、よく保存管理されているなと感心したが、まさか鉄路復活とは予想しなかった。

終点の幌内も鉄道公園となっており、「三笠鉄道村」として営業をしている。狭い構内をSLが走っているがこの機関車がクロフォード公園まで走ったらいいのになあと思っていたものだ。90年と92年に訪れた時は幌内炭鉱を取り壊している時ですさまじい風景であった。鉄道村は出来たばかりであったが、三笠から幌内まで朽ち果てたような炭住が続き、鉄道公園のすぐ奥では炭鉱まで続いていた線路が剥がされていた。


今回のプロジェクトの運営には北海道の鉄道グッズ販売で有名な「カラマツトレイン」があたっている。あの小樽-釧路を結んだ鈍行寝台「からまつ」から取った店名だが今では全国チェーン展開をしているほどだ。HPを見ると動力車2台は昭和36年に廃止になった温根湯森林鉄道にもので、巨大粗大ゴミのような機関車を復活させたらしい。

現在、三笠署などと安全確保について調整中で、29日に開業し、10月中旬まで営業する予定だというがこれは面白そうだ。往復だと5キロは乗車できる本格派だ。

北海道最初の鉄道は手宮-幌内間のであるが、これが成功すればもう一方の手宮線復活にも勢いがつくのではないか。楽しみである。

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クロフォード公園のキハ82と今回トロッコが走る三笠(クロフォード公園)-幌内(鉄道村)間の保存されているレール(’02.7撮影)


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