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道東の情報発信に多大な貢献をした「East・Side」が休刊

2010年04月28日掲 載

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「East Side」という雑誌をご存知であろうか。

弟子屈の出版社が2000年から季刊で発行しているカントリー・ライフを中心にした雑誌である。アウトドアの他にも幅広いジャンルで道東ならびに北海道の文化を紹介している。お仕着せの田舎暮らしや通り一辺倒の”北海道スタイル”ではなく、グラビアを含めて高レベルの雑誌である。

発行元のバルクカンパニーは移住者を中心に立ち上げた出版社である。北海道ではライフスタイル系の雑誌が育たず、底の浅さや編集者の独りよがりが目立ち、書店で手にしても殆ど購読することはなかったが、East Sideはぶれることなく、最後までポリシーを貫きとおした。

最近では「自遊人」を発行する会社のように編集部を地方(新潟県湯沢)に置く例もあるが、バルクの場合は札幌からも遠く離れた弟子屈ですべての業務をこなしていた。

その中で「East Side」は11年間に24冊発行した。広告主も限られた道東でよくここまで頑張ってきたと思う。これまで、弟子屈在住の方から戴いていたが、ラストなので札幌紀伊国屋書店で購買した。

この本を見て道東へ移住した方も多いという。弟子屈では新しいコミュニティも育っている。この雑誌が果たした役割は大きい。

これで道東発の雑誌がなくなってしまった(十勝を除く)。釧路のタウン誌も相当前に廃刊になっている。

紙媒体は厳しい時代が続いているが、10年間で蓄積されたデータ・ノウハウを定期刊行物以外の違ったかたちで、是非見てみたいと思う。


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