レンタカー各社がETCカードの貸し出しサービスを開始
2009年03月30日掲 載
土日、祝日にノンストップ自動料金収受システム(ETC)を利用した場合の高速道路料金が、28日から上限1000円となることを受け、道内のレンタカー会社は、ETCカードを貸し出すなど、レンタカーの利用促進に向けたサービスを開始する。昨年以降、燃料高騰や景気後退など厳しい状況が続いてきただけに、各社とも利用者増加への期待が高まっている。(3/27付 読売新聞北海道版)
先週末からスタートをしたこの制度、高速道路ポッキリ千円は何かと話題となった。勿論、ETC車のみだが、最近ではレンタカーでも概ねETC付きとなっている。ところがETCカードを持っていない人は、その恩恵に賜れずゲートに並ばなければならない。管理人も昨年、ETCカードのレンタルが可能なのかレンタカーを借りる際、問合せたことがあるが、当然「NO」であった。
このポッキリ千円の登場で、レンタカー各社では、一斉にETCカードの貸し出しサービスを始めることとなった。トヨタレンタリース札幌は値下げ初日の28日から、ニッポンレンタカーやマツダレンタカーでも4月以降、ETCカードを持っていない人を対象に、カードの無料貸し出しサービスを始める。
レンタカー王国の北海道(乗用車は1万4578台と全国の約8%を占め、沖縄県(1万9604台)に次いで全国2位)だが、レンタカーを取り巻く情勢は観光客減、原油高、不況とトリプルパンチで厳しい。利用者から見れば、安売り合戦となり有難い反面、整備や清掃面などは以前より質が落ちていると感じている人も多いのではないか。
旅行者の場合、道内での高速道路利用の機会は少ないかもしれないが、全国的に見れば有難いサービスだ。また、その気になればレンタカー利用で、フェリーを使わずに北海道まで格安で行くことも可能だ。
実は管理人のクルマにはETCは付いていない。何で機器を有料で購入しなくてはいけないのかという素朴な疑問があり、敢えて付けないできている(どこの野党も無料配布を訴えないのも不思議)。まあ千円で乗れるというと食指を動かされてしまうが。
燃料高を公共交通再生へのきっかけに
2008年06月20日掲 載
観光や出張の移動手段に、鉄道やバスといった公共交通機関を使う動きが道内で広がっている。レギュラー1リットル170円を超えるガソリン高の影響で、自家用車の利用が減っているようだ。原油は再び騰勢を強めており、石油元売り各社は7月もガソリン卸値を引き上げる見通し。観光や帰省客が増える夏を控え、公共交通へのシフトが一段と進みそうだ。(6/18日経:北海道版)
このところ北海道旅行の移動の主役はレンタカーになっていた。レンタカー業界の競争が激化したため、値下がり傾向が続き、コンパクトカーなら1日5千円程度で借りることが出来るようになった。オフシーズン期や旅行会社の中には3千円以下のものもある。ところがこの原油高である。実際にアップする燃料代は旅行費用全体からみれば大した額ではないが、気分的な車での旅行控えが蔓延するであろう。
旅行需要全体が減っているなか、JR特急に手配件数や往復のJRと宿泊を組合わせたパックは増えているという。北海道の場合、通常なら冬季にJR需要が増えるが、このあたりにも燃料高の影響が出ている。
これでJR特急や航空機、都市間長距離バスに車利用者がシフトするかといえばそうは簡単に行かないであろう。現状ではダイヤ・本数・料金・他の交通機関への接続問題など車に太刀打ちできない面も多く、公共交通がすぐに車移動の代替になれるとはいい難い。既に車中心の社会交通構造が出来てしまっているので上手い棲み分けも必要である。
燃料高はバス・飛行機・フェリーなど公共交通機関にとっても深刻な問題だが、公共交通利用に目を向けさせるいい機会でもある。是非、業種や事業者の枠を超えて、利用者にとって魅力がある使い勝手がよいサービスや商品をこの機会を活用して考えてもらいたいと思う。
新千歳空港に駅レンタカーがオープン
2007年03月27日掲 載
これまでJR運営の駅レンタカーがなかった新千歳空港に”駅レン”が6月1日からお目見えすることになった。
場所は南千歳駅前のアルカディア地区でアウトレットモールの「レラ」がある付近。レンタカー各社のオフィスが集まっているあたりである。
新千歳に空路で降り立ち、そのままレンタカーで道内各地をまわるというのはポピュラーな旅行コースであるが、新千歳空港には何故かJRが運営する駅レンタカーがなかった。
JRに乗ってもらうために空港内に駅レンタカーは設置しなかったと勘ぐるが、これまでもっとも空港に近い駅レンタカーが千歳駅であり、千歳駅で返車をすると空港までの送迎はなく、新千歳空港駅までの無料乗車券が渡されており、レール&レンタカーや各種割引きっぷが使いにくかった。
新しい営業所カウンターは空港内にあり、営業所がある南千歳までは車で送迎かJRの無料乗車券を貰えるので便利になる。
新千歳空港のレンタカー需要は世界トップクラスのドル箱であるが、JRが参入したことにより、また選択肢が広がった。
道内旅行、レンタカー利用が主流に
2006年07月09日掲 載
の観光シーズン本番を控え、道内レンタカーの予約件数が大幅に伸びている。七-八月は各社とも前年比10-30%、お盆時期は50%以上増えている業者も。団体から個人旅行へと主流が移行していることに加え、世界遺産・知床や旭山動物園の人気の根強さが背景にある。各社とも、保有台数を急きょ増やしたり、高級車を投入したりして“真夏の快走”を狙う。 (北海道新聞)
北海道旅行にレンタカーは必需品となり、空港で借りて空港で返却するというスタイルがすっかり定着した。北海道は日本のレンタカー旅行発祥の地といってよく、昭和40年代前半から既に空港などにレンタカーがあった。
しかし、当時は料金が高く、レジャーブームであった昭和45年頃でサニー、カローラクラスが24時間、3000円である。だいたい今の相場の5,6倍ぐらいであり、航空機&レンタカーの旅は庶民にとってまだまだ高嶺の花であった。
その後、マイカー時代の到来、航空機の大衆化は、エア&ドライブを身近にした。反面、鉄道との料金格差が狭まったことにより、バスを含め公共交通機関による旅離れを加速させた。
最近の個人旅行志向、レンタカーの料金大衆化(増車)は、道外客のレンタカーによる移動手段シェアを増やしている。
私もこれまで数えきれないぐらいレンタカーにはお世話になっている。多分、延べ日数300日以上利用し、200万円以上はレンタカー代に消えているのではないか。鉄道やバス好きの私でもこの便利さには勝てない。
旅は徒歩、乗合バス、各駅停車の鉄道利用などスピードが遅ければ遅いほど後の印象が濃くなる気がする。その分、訪れる場所は制限され、時間的浪費が発生する。レンタカーは便利でどこへでも行けるが、後の旅の印象となると前者にかなわない気がする。その中間的な線を狙いレール&レンタカーなどで旅にアクセントを付けると楽しいが費用がかかってしまうのが難である。
どれがいいか一概にはいえないが、レンタカーは旅の革命といってよいであろう。
今の車の大半がナビ付で禁煙車も選択できる。会社によっては乗捨て料金のサービスや季節割引など商品も豊富である。よくネットなどで見比べてみるといいだろうし、フリーツアーに付帯しているレンタカーパックは安いものが多いので利用価値がある。
最近は外国人の利用やそのための外国語ナビの開発などソフト面のサービスで新しい動きが出てきている。今後は地図機能だけではない使える観光ナビとしての付加価値機能の開発が望まれる。
また、レンタカー会社の職員の質向上も併せて望みたい。
