2008年05月12日更新

公共の宿、ただ売ればいいというもんじゃない

先日の本ブログで上川支庁にあった公共の宿K(道関連の施設)が、民間のM(温泉ホテルを複数展開)へ売却されたことを書いた。

実は、このニュースに関して投稿があった。この施設は、Mに超破格(40万円~80万円)で売却されたという。 数百万円の重機なども含めた売却価格のようで、競売にもかけられず非公開のうちに売却されたいう情報だ(確証はありません)。

最近、公共の宿の施設売却、特に道や健保・年金関連運営のものが多いが、中には惜しい施設がいくつもある。また、売却への経緯が不透明なものもある。ただ、闇雲に「努力していますよ」というポーズで処分すればいいという問題ではないのではいか。
本体の問題は別にして、施設が赤字なのは、施設に魅力がなく、経営努力が足りないということもある。売却する施設の中には黒字のものも含まれているが、儲かっている施設まで処分する必要があるであろうか。やり方を変えれば充分に集客できる施設はいくつもあると思う。

安く売るのは勝手だが、これでは閉店セールの在庫一掃叩き売りと一緒である。これらの施設の多くは税金によって建てられている。それらを二束三文で売却してしまうのは納税者へ対する裏切りでもある。

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2008年04月10日更新

支笏湖の宿買収が進む、ターゲットは道外観光客 潜在能力高い観光地への期待

今週に入り、閉鎖されていた支笏湖の宿泊施設2ヶ所の売却が決定した。
まず、阿寒湖畔などで旅館を展開する鶴雅グループが支笏湖温泉の支笏湖観光ホテルを3月末に買収したと8日付け日経新聞が伝えている。
また、2004年4月から営業を停止している支笏湖温泉のホテル「翠明閣」の経営権を「支笏湖丸駒温泉旅館」を経営する丸駒温泉取得したと9日付けの道新が伝えている。

支笏湖観光ホテルは1949年に創業した老舗で支笏湖観光が経営。収容規模は62室で350人と支笏湖畔で最大級の温泉旅館である。大手旅行会社と提携し札幌や本州から主に団体客を受け入れてきたが、個人客を呼び込めず、近年は売上高が2―3億円前後に低迷し、赤字が続いていた。

鶴雅グループは本拠地の阿寒湖に高級志向の宿を展開するほか、最近では網走湖やサロマ湖のホテルを買収し、鶴雅ブランドで新展開を図っている。鶴雅の大西社長は道東観光のカリスマとして有名だが、道東以外に進出するのはこれが初めてである。
今後、札幌圏や道外からの集客を狙い、改装後は室数を53室に減らして露天風呂付きの客室やエステ施設、料亭なども設けるという。これで道東観光への基地にもなるであろう。

一方の 翠明閣は大正初期、王子製紙の作業員の宿泊施設として始まった伝統ある宿だが、支笏湖対岸にある丸駒温泉が、王子製紙から株式会社「翠明閣」の株の大半を取得した。支笏湖観光ホテルと同じく、客室を減らし、全室とも湖を臨める温泉風呂付きの高級志向で道外客を狙い、宿泊料は一泊二食3万円以上に設定する。
丸駒温泉も業務拡張に熱心の宿だが、これまでの丸駒はどちらかというと道内客が多く、料理サービスは決して洗練されていれとは思えなかったが、どういうものができるであろうか。

支笏湖は札幌、千歳空港から近いアクセスに恵まれた観光地である。近いわりに俗化されておらず管理人は大好きな場所でこれまで幾度となく足を運んでいる。行く度に宿が減り、また、魅力的な宿が乏しく残念な思いをしていたがこれで変化が起きそうである。これまで「氷濤まつり」などの有名イベント開催時でも観光客の多くは支笏湖に泊らずに移動してしまっていた。

バブル期には、道外客をターゲットに高級志向の宿「あしり支笏湖」がオープンしたが、数年で閉鎖され、不動産サイトに9千万円に売りに出されていた記憶がある。その後、「支笏湖第一寶亭留 翠山亭」として定山渓第一ホテルグループの新ブランドホテルができ、少し変ってきた気配はあった。国立公園内で勝手にホテルを建てられないなど規制はあるが、以前は三井観光系のホテルもあり、高級感のある落ち着いた観光地であった。

支笏湖はもともと潜在能力がある観光地である。しかし、札幌から近いため道内客からは敬遠されてしまう。本来なら北海道の箱根になりうる可能性があるのに魅力的な宿が少なかった(丸駒温泉の孤軍奮闘か)。今後、道外客を中心に、札幌宿泊の代わりに、道内観光の1泊目や最終日の利用にと個人客が中心になりそうだが、新たな集客に期待したい。

鶴雅の大西社長は「支笏湖は札幌の近くなのに未成熟で、今後磨かれていく素材が多い。札幌圏のお客さまが滞在してじっくり楽しむリゾート地にしたい」と話しているが、ポテンシャルは十分にあるはずだ。

ちなみに管理人、「支笏湖国民休暇村」の中を散歩し、鳥の囀りを聞きながらお茶を飲むのがお気に入りである。温泉は循環だがヌルヌル感があり、誰もいないので何度か行っている。露天では丸駒や伊藤温泉が有名だが、早い飛行機に乗る時、札幌に泊らず休暇村に宿を取ったことがある。

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2008年03月17日更新

バンダイナムコが経営不振の湯の川観光ホテルを売却、安易なテーマパーク志向がアダに?

バンダイナムコホールディングス(HD)はこのほど、ナムコの子会社、湯の川観光ホテルの株式を旅館・ホテル経営のスタディー(東京都、木下泰一社長)に売却すると発表したと3月15日付け観光経済新聞が伝えている。
売却額は1億8千3百万円(ニュースリリースより)。

ナムコは99年、湯の川観光ホテルを連結子会社化し、現在は発行済み株式の93.6%を保有する。同ホテルは59年に設立され、客室数は約200。しかし、宿泊客の減少などで07年2月期には最終赤字が13億7000万円に達した。

数年前、親会社のナムコが得意とするテーマパークをホテル内に建設した。函館ラーメンの「ラーメンブギ」、昭和意30年代を意識した街並みなど集客力がある「ラーメン」と「昭和ノスタルジー」で訴求したが、結果は出なかった。

この計画は発表された時から違和感はあった。温泉ホテル旅館にわざわざこんな施設を目的に客が来るであろうか。昭和30年代風のセットの中で同窓会の開催や中高年齢層の集客、アジア系団体観光客にラーメンなどど目論んだのであろうが、安易であったと思う。テーマパークとホテル旅館では明らかに違う。

湯の川温泉は団体需要が多く、値引きも激しい。価格は維持するため各ホテルは付加価値をつくるが、中途半端なエンタメ型では魅力にかける。

昭和レトロを意識した宿づくりは道内の他の温泉ホテルでもやっているが、あるホテルに対して、以前は良質な温泉と露天風呂などで好印象があったが、それを実施したため、値段が上がり、行きたくなくなった所もある。
エンタメ施設で団体需要を見込むなら、もっと徹底したマーケティングと中途半端ではない施設づくりが重要であろう。

ナムコバンダイHDは湯の川をテストマーケティングの場にしたのであろうか。だとしたら湯の川観光ホテルが気の毒でもある。このままでは湯の川の経営交代が他でも続きそうである。

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「メルキュールホテル」が来年6月に札幌にオープン

三井不動産は13日、札幌・ススキノで老舗キャバレー「エンペラー」があった旧アオキビル(札幌市中央区南四西二)の跡地で、地下1階地上15階建ての複合ビル建設に着工したと発表した。3-15階には仏大手ホテルチェーン・アコーグループの高級ホテル「メルキュール」が入居し、来年6月にオープンする。 (3/14付け道新記事より 道新記事は2週間で自動削除されます)

メルキュールホテル建設については昨年、6/22のブログでお伝えした。国道36号線に面したススキノの超一等地で、道路の反対側には「東横インすすきの」がある。ホテルの客室はダブルとツインを中心に285五室で、フランス料理を主体としたレストランや約200平方メートルの広さの宴会場なども備え、ビジネス、観光客両方をターゲットにするという。

アコーグループはフランス本拠で世界100ヶ国で3800以上のホテルを運営。12ブランドは、札幌にもある「ノボテル」や「クラブメッド」などのお馴染みのものもある。今回札幌に進出するメルキュールは、国内では既に銀座や成田で展開しており、そこそこの高級感がある実用的なホテルだ。

最近は宿泊特化型ホテルの進出が目覚しいが、宴会場やレストランを備えたホテルはよほど高級なもの意外、数が減ってきた。札幌にとっても久しぶりの本格的シティホテルの登場である。

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2008年03月11日更新

「ホテル増毛」がオーベルジュに変身

増毛町にある公共の宿「ホテル増毛」がオーベルジュになる。経営難のため、昨年11月に町が町内から経営主を公募し、国稀酒造一社がこれに応じたが、同酒造は町と建物の賃貸借契約を結び、現在、経営を引き受けたホテル増毛の建物改修工事が行われている。オーベルジュマシケの直接の運営は、関連会社のクニマレリゾート開発が行う。

「ホテル増毛」は、増毛出身のフランス料理人三国清三氏の監修で、宿泊できるレストラン「オーベルジュマシケ」に生まれ変わり、4月1日に仮開業し、5月1日の全面開業を目指している。
新しい施設は料理がメーンで、シェフは和食、洋食全般、フレンチの三人おり、メニューには三国氏のアイデアも取り入れる予定。

「ホテル増毛」は今から16年前に予約を入れたことがあったが、宿の不祥事で営業停止になっており、泊る宿がなく、ユースホステルに泊った思い出がある。
「オーベルジュマシケ」。最近、道内でもオーベルジュが増えている。「マッカリーナ」の成功もあるだろうが、道東にある三セク型のオーベルジュはイマイチという評判である。

増毛といえば三国清三だが、この人もよく店をプロデュースする。すでに”過去の人”という印象もあるが、最近では増毛の活性に力を注いでいる。運営する国稀酒造も勢力を伸ばしている。増毛自体いつのまにかに観光地になっている。

期待と不安はあるが、一度訪ねてみたい。
 

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稚内全日空ホテルが経営危機、三セクだったとは驚き

稚内市議会が稚内港のランドマークとなっている「稚内全日空ホテル」の運営会社への市の融資を認めない内容の議案を可決した。稚内市が筆頭株主の第三セクターが運営する同ホテルは、市の地域振興計画の中核施設だが、3月末に短期借入金1億5千万円の債務返済期日を控えており、市の融資が認められなかったことでホテルの経営は厳しい局面に立たされていると4日付け朝日新聞が伝えている。

稚内全日空ホテルが三セクとは知らなかった。オープンした当時、いくらANA便が飛んでいるとはいえ稚内市に全日空ホテルとは驚いた。ちょうど釧路全日空ホテルが出来た後である。管理人も宿泊やお茶をしたことがあるが、市のランドマーク的な位置付けであり、稚内市の宿泊施設の中では別格という印象だった。値段も観光地の稚内とはいえかなり高めの設定である。

最近では天然温泉付きの「ドーミーイン稚内」なども出来たので苦戦してると思っていたが経営危機とは知らなかった。

稚内市はANA便を通年運行する為に冬季、羽田-稚内往復に宿が付き、2万円程度のパックツアーを出していた。運賃の半分を市が負担したいると聞いたことがあるが、流石にこのご時勢のため、最近は見かけなくなった。

稚内全日空ホテルは、宿泊客数は02年をピークに下落。06年度末の累積赤字は16億3千万円余り、金融機関からの借入金残高は08年度当初見込みで20億円を超える。無理やりつくった観がある三セクのシティホテルが成功するとは思えない。

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2007年12月03日更新

お気に入り札幌ロイヤルホテルが営業を再開

経営破たんでいったん9月から閉館していた老舗のシティホテル、札幌ロイヤルホテルが先月の23日から営業を再開した。

札幌ロイヤルホテルは、札幌駅前にあるセンチュリーロイヤルホテルと同じ経営(札幌国際観光)だが、経営難に陥り、センチュリーは営業を継続したもののロイヤルに関しては、閉鎖をして新たな運営会社を探していた。

その後、新しい運営会社としてゴルフ場運営の恵庭開発が同ホテルを購入。廃業を免れ、営業再開にこぎつけた。新しいHPを見る限り、これまでのロイヤルのサービスを継続している。ホテルが転売されると新会社の方針でシティホテルだったものがビジネスホテルなどに鞍替えされることがよくあるが、ロイヤルホテルはシティホテルとしてやってゆくようである。

また、道新記事によると「再開後の新たな試みとしては、帯広の人気ベーカリー「十勝ベーグル」の商品を毎日100個限定で販売。同店の商品が帯広以外で購入できるのは同ホテルのケーキ売り場だけで、午後1時からの販売ながら、連日ほぼ完売という好評ぶりだ。また、営業再開を口コミで観光客らに伝えてもらおうと、タクシー運転手向けに特別ランチ(840円)を設けるユニークな試みも。」とある。

休業が決まった際、8月のブログでも書いたが、札幌ではグランドに続く歴史があるホテルで、以前はかなりの高級感があり、良質なホスピタリティがかんじられたお気に入りホテルであった。従業員の多くが戻ってくるようなので以前と変わらないサービスを期待したいものだ。

建物は老朽化しているが、今後、新生ロイヤルホテルとしてどういった集客戦略を打ち出すか?このホテルは以前から「食」がウリであったので飲料部門の充実(時代に逆行しているようだが)や親会社のゴルフ客を取り込むなど泊まる以外の部分に価値を見出すべきではないか。

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2007年10月10日更新

阿寒ロイヤルホテルが民事再生を申請

阿寒ロイヤルホテルと関連会社の阿寒総合開発が民事再生法の適用を東京地裁に申請していたと10日付けの道新が伝えている。2社の負債総額は約47億7千万円。取引先への支払いは滞っておらず、両社で経営する三ホテルの営業は続ける。

グループは、阿寒ロイヤルホテルの他にホテル御前水とホテル阿寒湖荘を経営している。御前水と阿寒湖荘は90年代に買収している。
先日のブログで躍進が著しい鶴雅グループについて述べたが、阿寒湖観光の実態は厳しいようだ。ホテル阿寒湖荘は10年前までは、皇室が泊まる宿としてもっとも格式があったが、最近は鶴雅に抜かれた印象であった。個性が乏しく、旧態依然とした大箱ホテルの今後は厳しいと言わざるを得ない。決して悪い宿ではなかったので残念である。

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2007年09月23日更新

鉄ブーム、京プラ札幌が眼下の鉄道鑑賞(?)プラン開始

京王プラザホテル札幌は、JR函館本線を眼下に見渡せる部屋を用意し、札幌近郊にある鉄道関連の販売店や施設を紹介するガイドブック、京王電鉄グッズをプレゼントするなど鉄道ファン向けの宿泊プランを開始した。

商品名は、「京王プラザの鉄ちゃん・鉄子の宿プラン」で、朝食付きのシングルプランが平日1万6000円、ラージツインプランが2万8000円で通年で販売する。 ホテルの13―14階の計4部屋を利用する。

京王プラザホテル札幌は函館本線小樽方面のカーブに沿うように立地している。管理人は京プラ札幌にはパークホテルの次に宿泊しているが、シングルルームの多くが線路側に面している。札幌駅へ入線する列車や回送列車などが入れ替わり立ち代り登場し、大きな窓から眺めていると楽しい光景だ。また、朝は動き出す合図を送る列車の警笛音で目が覚めることもある。

料金はやや高いが、鉄道プランでなくても、鉄道好きな方は一度、泊まってみるといいだろう。鉄道が鑑賞できるのは北側の客室である。同じく線路際にあるセンチュリーローヤルホテルは意外に列車が見にくいことも申し上げておく。

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2007年09月01日更新

旭川グランドホテルが大和証券系投資ファンドへ譲渡

旭川を代表するシティホテルである旭川グランドホテルが大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツグループに譲渡する契約を締結した。同ホテルは10月からPI傘下となるが、従業員の雇用は継続する。

旭川グランドホテルは日本製紙が運営するホテルで、年商約30億円。日本製紙は、2004年に閉館したニュー北海ホテルも運営するなど、旭川で長く都市型ホテルを手がけていた。旭山動物園ブームなどもあり、黒字であったが、製紙会社単独の運営には限界があり、「売り時」と判断し、大和証券SMBCへ譲渡したのであろう。日本製紙はホテル運営事業から撤退する。譲渡額は80億円程度とみられ、運営会社とホテル名称は変更しない。

大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツは、2005年、札幌グランドホテルや札幌パークホテルを運営する三井観光開発(現グランビスタホテル&リゾート)を傘下に収めている。
新体制となった札幌のホテルについては賛否があるが、旭川グランドホテルは、管理人が旭川でいちばんお気に入りであったところ。閉鎖したニュー北海ホテルと共にクラシカルなサービスで、クオリティが高いホテルであった。

旭川には、代表するホテルとしてもう一軒、旭川パレスホテルがあったが、こちらは外資ファンド系のソラーレホテル(チサンホテルなどが傘下)に買収され、ロワジールホテル旭川と名称を変更している。

【資料】旭川グランドホテル譲渡に関するニュースリリース 

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2007年08月17日更新

札幌ロイヤルホテルが民事再生を申請、老舗のいいホテルなので残念

札幌ロイヤルホテルとセンチュリーロイヤルホテルを運営する札幌国際観光が16日、札幌地裁に民事再生法の適用を申請し、手続きの開始決定を受けたと道内版各紙が伝えている。。負債総額は44億2千万円。駅前のセンチュリーは営業を続けるが、ロイヤルは売却先が見つからなければ9月末で閉館させるという。

札幌ロイヤルホテルは、グランドホテルに続く老舗で1962年に開業。中心街からはやや外れ、創成川と豊平川の間に位置する割と静かな環境にある。管理人はロイヤルホテルはお気に入りで、一時、定宿にしたことがある。客室数が少なく(85室)、家庭的な雰囲気、札幌のホテルでは珍しく、ホスピタリティがしっかりしていた。

最近では少なくなったロングの黒タキシード型の制服が伝統と格式をかんじさせてくれた。同じ経営のセンチュリーロイヤルとは、同じ系列とは思えないほど寛ぎがあった。1泊なら駅前のセンチュリーだが、連泊ならロイヤルである。客室は両ホテル似たような構造であったが、最低でも25㎡程度ありゆとりがあった。バスルームのテレビや有線放送なども他に先駆けて導入したが、最近は客室内の老朽化が目だっており、この2,3年泊まっていなかった。

札幌市内では、ホテルの進出ラッシュが続き、競争が激化。93年1月期に102億円あった売り上げは07年1月期は35億円にまで落ち込んでいる。93年頃はシングルルームが1万5千円で市内でもトップクラスの価格であったが、10年ほど前からはネット予約の場合、6,7千円程度で泊まれるようになった。
駐車場は無料、ルームサービスも安く、これで本当にいいのだろうかと思っていたが、裏では厳しい経営が続いていたのだ。

ロイヤルホテルは、営業譲渡を目指したものの交渉はまとまらず、民事再生を決断した。ホテル売却が決まらなければ閉館である。立地や建物の経年を考えると厳しいものをかんじる。

もし、ロイヤルホテルに行かれることがある方は、エレベータに乗ってほしい。
懐かしいアナログ式のエレベータであり、ピカピカに磨かれている。以前、ホテルの方にエレベータについて質問すると「こだわり」があり、古くなっても守り続けたいと話されていた。

グランド、パークの三井観光も母体が変わってしまったが、老舗ホテルはいつまでも続いてもらいたいものである。

【参考】2005年2月「札幌シティホテルミシュラン ススキノ編」でロイヤルホテルについて書いています。サイト開設当初で、今と文体も違う稚拙な文章ですが参考までに。


10/9現在、ロイヤルホテルのホームページはアクセス不可になっている。センチュリーロイヤルホテルのサイトではこの件に関して一切触れられていない。

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2007年08月16日更新

客室数別の売れ筋宿ランキング(じゃらん発表)

14日のブログでじゃらんネットの1ヶ月間の宿泊取扱額上位のチェーンホテルををお伝えしたが、今回は、2007年6月1ヶ月間の宿泊取扱額上位の施設をご紹介する。宿泊施設は、部屋数別(101室以上、51~100室、11~50室、10室以下)になっているのがポイントである。

-101室以上-
1.札幌グランドホテル
2. ヒルトン小樽
3.札幌プリンスホテルタワー
4.湯の川プリンスホテル渚亭
5.札幌ワシントンホテル
6. ロイネットホテル札幌駅前
7.チサンイン札幌
8.ホテルまほろば
9.ラビスタ釧路川
10.第一滝本館

100~51室
1.定山渓第一寶亭留 翠山亭
2.ぬくもりの宿 ふる川
3.湯元白金温泉ホテル
4.トーヤ温泉ホテル
5. ビジネスインノルテ
6.ホテルノイシュロス小樽
7. ラビスタ大雪山
8.札幌クラッセホテル
9.ホテルノルド小樽
10.大通公園ホテル

50~11室
1.御やど 清水屋
2.望楼 NOGUCHI 登別
3.温泉 宏楽園
4.ホテル クレール札幌
5. SPA&HOTELRESORTふらのラテール
6.札幌オリエンタルホテル
7.ホテルキクヤ
8.支笏湖第一寶亭留 翠山亭 
9.ホテルテトラスピリット札幌
10.ロテル・ド・ロテル

10室以下
1.知床ヴィラ ホテル フリーズ
2.旅亭 雪の屋
3.旅館 美国観光ハウス
4.旅の宿しらかば
5.ラ・コリー
6.ギャラリーペンション当麻
7.ペンション あしたや
8.ペンション a Dish(アディッシュ)
9.コテージケイダス
10. ファミール・イン・ラミーナ

【感想・評価】10室以下の宿になると管理人も知らない宿が多い。個人的には客室数25程度以下の充実が重要と考えている。小規模宿のレベルアップこそが北海道の宿泊施設の底上げにつながるからだ。先日、じゃらんネットの口コミ高評価の宿を地域別に見ていたったが、小規模な宿は九州が群を抜いてレベルが高い。
道内の高評価の宿は、口コミを読んでもピンとくるものが少なかった。今回の集計ではペンションや比較的リーズナブルな宿が目立つ。

【参考】じゃらんnet売れ筋宿ランキング

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2007年08月14日更新

アパが1位に、チェーンホテルランキング(じゃらん発表)

じゃらんネットは、2007年6月1日~2007年6月30日1ヶ月間の宿泊取扱額上位のチェーンホテルを発表した。トップはアパホテルで、以下、プリンスホテル、ワシントンホテルと続く。東横イン、東急イン、法華倶楽部、ルートイン、三井観光(アーバンホテル)などがランキングされていなかった。じゃらんへ未加盟のチェーンホテルもあるが、全体的には安さよりもクオリティが高く、女性でも安心して宿泊できるホテルが上位にきている。楽天トラベルと比較すると利用層の違いがわかって面白いデータだ。

上位10位にランキングされたホテル
1.アパホテル
2.プリンスホテル
3.ワシントンホテル
4.サンルートホテル
5.ドーミーイン
6.阪急阪神第一ホテル
7.共立メンテナンス 
8.スーパーホテル
9.ソラーレホテルズアンドリゾーツ
10.リッチモンド&ロイネットホテルズ

【感想・評価】1位のアパホテルは建物によって新築・買収(かなり古いもの)と条件が違い、客室の広さなど含め差が大きい。統一感がないのが欠点だが、社長が女性のせいか、女性客が多いビジネスホテルであり、すべて直営である。2位のプリンスホテルは、西武グループの再編成ですっかり変わってしまった。ブランドを再構築中であり、ブランド名(例・グランドプリンスなど)もグレードによって変えているが、今のところピンと来るものがない。このままでは東急ホテルズと変わらなくなる。
3位のワシントンはビジネスホテルの王道であったが、東横インなどの宿泊特化ホテルの圧されて、一時の元気がない。東急インなどど同様に難しいポジションにある。同系列で軽朝食付き宿泊特化ホテルとしてR&Bチェーンがある。

4位のサンルートは老舗である。ここは最初にFCを始めたところだが、APA以上にホテルによって中身が異なる。オーナーにかなり任せている印象があるが、知らないサンルートに泊まるのには不安がある。また、チェーンからの脱退なども多く、定宿のチェーンホテルにはしにくいかも。当たり外れあり。
5位のドーミーインは急成長。浴場を備え、畳付き、靴を脱ぐ和室シングルという寮経営会社ならではのアイデアだ。貧乏くさいかんじもするがファンも多いようだ。

6位の阪急阪神第一は、経営統合系だが、全体的にクオリティが高い。シティホテルクラスやバブル期につくられたものが多く、設備はいいが老朽化やメンテ面が心配だ。。7位共立メンテナンスは、ビジネスだけではなく、リゾートや温泉宿にも進出。釧路川ホテルはオススメだ今後、楽しみなチェーンである。8位のスーパーホテルは、安いのがウリ。天然温泉付きも多いが、連泊でも一度、チェックアウト時間には部屋を空けなければならず面倒くさい。9位のソラーレは、外資ファンド系だが、チサンホテルが多い。なぜか「CHISUN」と表現している。ホテルごとのばらつきも多そうだ。10位のリッチモンドは、ダイワハウス系で、クオリティが高い。やや高めで、住友系のビラファンテーヌに印象が似ている。

全体的にみると「宿泊特化」、「客室が広め」、「朝食無料」、「女性客を意識」、「新しくきれい」、「ネット対応」がキーワードだが、何よりも知名度と価格がじゃらんを見る限り、上位にくる条件である(一休とはここが違う)。競争力のない地場資本のホテルは、ますます淘汰され、ここでも格差が広がってゆくであろう。

【参考】じゃらん「売れ筋チェーンホテルランキング」

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2007年08月09日更新

箱根リ・カーブが1位、道内は湯の川渚亭が上位に、楽天が人気温泉と宿を発表

楽天トラベルが、2007年上半期「人気温泉地ランキング」を発表した。箱根温泉郷が1位に、以下、伊東、鬼怒川、熱海と続き、関東近郊の温泉地が強かった。北海道勢は、13位湯の川、14位登別、18位定山渓がつけている。
また、エリア別人気温泉宿も発表され、1位の箱根は、 仙石原温泉「リゾートホテル リ・カーヴ箱根」に、北海道では、「湯の川プリンスホテル渚亭」、「登別グランドホテル」、「定山渓第一寶亭留 翠山亭」がそれぞれ選ばれた。

全体的にみると首都圏など大都市圏の大型旅館ホテルが上位を占めており、量で圧倒している印象がある。これまでネット系エージェントの人気宿は旅行会社系の人気宿と異なる傾向があったが、今回の調査を見る限り、JTBなどと変わらなくなってきている。

■全国の人気温泉地ランキング TOP 10
ランク 県名 温泉地名
1位 神奈川県 箱根温泉
2位 静岡県 伊東温泉
3位 栃木県 鬼怒川温泉
4位 静岡県 熱海温泉
5位 和歌山県 白浜温泉
6位 兵庫県 有馬温泉
7位 愛媛県 道後温泉
8位 群馬県 草津温泉
9位 群馬県 伊香保温泉
10位 大分県 由布院温泉

■エリア別人気温泉宿ランキング
1位 神奈川県 箱根温泉 仙石原温泉 リゾートホテル リ・カーヴ箱根
2位 静岡県 伊東温泉 伊東温泉 ハトヤホテル
3位 栃木県 鬼怒川温泉 鬼怒川温泉 鬼怒川ホテルニュー岡部
4位 静岡県 熱海温泉 熱海温泉 あたみ百万石
5位 和歌山県 白浜温泉 白浜温泉 梅樽温泉ホテルシーモア
6位 兵庫県 有馬温泉 有馬温泉 有馬ロイヤルホテル
7位 愛媛県 道後温泉 道後温泉 道後グランドホテル
8位 群馬県 草津温泉 草津温泉 ホテルヴィレッジ
9位 群馬県 伊香保温泉 伊香保温泉 ホテル天坊
10位 大分県 由布院温泉 由布院温泉 御宿 ゆふいん亭

【参考】楽天プレスリリース


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2007年06月22日更新

エンペラー跡地に「メルキュール」ホテル

キャバレー「エンペラー」があった旧アオキビル(札幌市中央区南四西二)の跡地に、外資アコーグループのホテル「メルキュール」が建設されると、21日付けの道新が伝えている。

旧「エンペラー」跡地は現在、取り壊し中だが、日本で唯一といっていいほどのマンモスキャバレーが昨年の9月に廃業したことは、このブログでもお伝えした。
その後、三井不動産の手によって再開発が進められているが、ホテル激戦区・札幌に久々の大型ホテル誕生となる。アコーグループのホテルは、中島公園に隣接する旧アーサーがノボテル札幌として、昨年から営業をしている。

メルキュールは、銀座、成田などにあるが、リッツカールトンやマンダリンのようなラグジュアリー路線ではなく、比較的こじんまりしたつくりで、値段の方も高級ビジネスホテル(銀座のメルキュールでシングル1.5万円程度)といったところである。

旧アオキビルの周辺には、ラマダホテル札幌(旧ホテルサンフラワー・客室が恐ろしく狭い)や、少し南へ歩けば、ルネッサンスホテルやノボテルなどの外資系ホテルがある。また、グリーンホテルや東横インなども徒歩1分圏内にある激戦区だ。

今回は、純粋な新築ホテルなので楽しみである。場所はススキノのど真ん中で、賑やか過ぎるかもしれないが、ビルのコンセプト・テナントの内容によってはススキノ自体が変わってゆくかもしれない。
余談だが、今は、小さなスナック(♪昔、こんな歌があったっけ)や飲み屋が入る雑居ビルの時代ではなく、アルコール臭くない飲食店が入るようなビルが増えれば、ススキノも変わるかもしれない。

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2007年05月28日更新

目まぐるしく変わる札幌市内ホテル事情

札幌で定宿というものが、なかなかみつからない。宿泊回数でいえば、京王プラザか札幌パークホテルがダントツであるが、満室や、オンシーズンの週末は料金が高いなどの理由で、「常連」の域には達していなかった。

宿泊回数では、京プラやパークに負けるが、よく利用していたビジネスホテルがあった。南3条西2丁目の「ホテルアタッシェ」である。立地はススキノだが、36号線の北側なので意外に静かで、豊水すすきの駅の出口にあった。客室数が少なく(70ぐらい)、部屋もまあまあ広い(シングルで18㎡)、フロントの対応も家族的で、隠れ屋的なビジネスホテルであったが、惜しくも昨年閉鎖された。

そのアタッシェの後に、ホテルラッソ すすきの が最近オープンした。沖縄でホテルを経営している会社がやっているようだが、客室はリニューアルされ、小樽の海鮮レストランが新たに入居したようだ。

札幌市内のホテルの入れ替わりは激しい。しばらくチェックをしていないと聞きなれないホテルが出来ている。
最近、気づいたものは、大通にあった老舗の札幌第一ホテルが、南7条西1丁目の、かつてNTT系のホテルがあった建物へ移動して、再オープンした。
また、駅前通りには、「ティアラホテル札幌すすきの」(昨年11月にオープンしてすぐに閉めたラピドホテルが名前を変えて再オープン?)、他にも ホテルブーゲンビリア札幌 (このホテルは新築?、北海道でブーゲンビリアはないだろう)などリニューアルオープンも目立つ。

また、新築ホテルとして、時計台の近くにクロスホテル札幌が7月に開業する。オリックス系のホテルであるが、ススキノの「ブルーウエーブイン」よりは、高級路線である。

過剰とも思われる札幌ホテル市場であるが、相変わらず動きが激しい。

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2007年04月26日更新

さまがわりする旭岳、「ラビスタ大雪山」がオープン

旭岳温泉(東川町)に新しいリゾートホテル「ラビスタ大雪山」が25日、オープンした。
「ラビスタ」は、ビジネスホテルチェーン・ドーミーインなどを展開する共立メンテナンスが運営するが、先月にも釧路・幣舞橋に「ドーミーイン釧路川」をオープンさせている。
廉価なドーミーインと違い、ラビスタは高級路線である。このあたりのことは2月のブログでふれている。

新しいホテルは旧旭岳パークホテルの跡地に出来たものである。この地域は国立公園保護区域のために新規の土地に建物をつくることができない。2,3年前に開業した「万世閣ベアモンテ」も、記憶では「えぞ松荘」の跡地に建てたのではないか。

旭岳温泉は以前、湯駒別温泉といった。中学・高校とワンダーフォーゲル部にいた管理人にとって「湯駒別」は、憧れの地であった。スキーは上手くはないが、旭岳のロープウエーで上まで行き、オフピステを滑り降りるのは、本州では味わえない醍醐味である。まだ航空機が高かった時代、TDAのスキーツアーもあったが、手が出るものではなく断念した思い出がある。

湯駒別の名称もいつのまにか旭岳温泉に変わり、宿も代替わりしている。ロープウエーの経営も複数代わっているはずだ。「山屋」の憧れであった旭岳は、最近では高級路線となり、山歩きを兼ねた熟年夫妻がターゲットになっている。山と温泉も利用者の高齢化とともに変化している。健全な変化を望みたい。

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2007年04月06日更新

グランドホテルの伝統が消えてしまった

久しぶりに札幌グランドホテルへ足を運んでみた。大幅にリニューアルされていたが、以前の重厚感がなくなっていてちょっとガッカリした。

札幌へ行った際は必ずランチに立ち寄る「ライラック」は「ノード43」という少しお洒落なレストランに変わっていた。ライラック時代は、円卓テーブルに座り、お気に入りのコロッケランチをよく注文した。何しろ洋食の代名詞のようであるカニクリームコロッケにサラダ、コーヒー、デザートとしてバニラアイスまで付いて千円なのである。札幌に着くとよくそのままグランドまで直行して、黒ビールとコロッケランチをオーダーしたものだ。

ところが今回のリニューアルにより、コロッケランチどころか1,600円(?)のステーキランチも無くなり、「新・北海道キュイジーヌ」などというランチでも2,500円ぐらいするものに変わってしまった。
通りに面したブラッセリーに入ったが、ランチは1,800円、洋食メニューも一部残っていたものの大幅な変更である。

個人的には今さら新・北海道キュイジーヌではないと思うし、新生三井観光開発の戦略はどこかずれているようで新鮮味をかんじない。

値段だけではない。グランドホテル伝統の古きよき正統派の「洋食」が消えてしまったことが残念である。気楽にランチができる気分でなくなってしまったことが大きい。また、「ビッグシェフ」も別の店に変わっていた。

三井観光開発は新会社となり、収益アップに躍起のようであるが、これでは道民のファンを失うのではないかと心配になった。

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2007年03月16日更新

三井観光開発がグランビスタホテル&リゾートに社名変更

北海道新聞によると三井観光開発が社名を変更し、グランビスタホテル&リゾートになることになった。今後、三井ブランドが付く「三井アーバンホテル」チェーンやゴルフ場も名前が変わる。

三井アーバンホテルが誕生した頃は、高品質なビジネスホテルが少なく、さらに財閥系でも気位が高いイメージがある三井ブランドなので高級感があったが、バブル崩壊後はそういったイメージが薄らいだ。三井観光開発は、北海道炭鉱汽船(ほくたん)がルーツであり、30数年前までは北炭観光開発という社名であった。なので三井アーバンホテル(三井ガーデンホテル系の一時系列であった)は北海道が生んだホテルチェーンともいえる。

かっては道内に多くのホテルを所有していたが、現在は札幌グランド、パークホテル、定山渓の章月グランドホテル、千歳空港の三井アーバンのみである。しかし、札幌のホテルに代表されるように北海道ブランドの印象が強い。

新社名のグランビスタであるが、北海道の雄大な景色をイメージしてネーミングしたそうであるが、「ビスタ」ブランドは他にいくつかあるのが気になる。

中島公園にも新しいビジネスホテルで「ビスタホテル」があり、先日、お伝えした釧路でオープンするドーミーイン系の新ブランドホテルが「ラビスタ」、信州松本には地域を代表するホテルとして「ホテルブエナビスタ」がある。グランドやパークもどこでもある名前なので気にすることもないであるが、ビスタは固有名詞に近い気がする。

是非、中央資本(実際は三井観光開発も中央資本であるがサッポロビールや雪印以上に北海道色が強く、拠点にしている)に負けないホテルを目指してほしい。

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2007年02月28日更新

釧路に都市型リゾートホテル ラビスタ釧路川が3/12開業

シャッター商店街化が進む釧路北大通りで2年以上前から開発中の建物があった。釧路のシンボル、幣舞橋のたもとで工事現場には「幣舞橋ホテル(仮称)」と書かれていたが、「ホテル・ラビスタ釧路川」として3/12開業することになった。

このラビスタ釧路川、温泉掘削もしており、かなり高級志向のホテルのようだ。運営はドーミーインチェーンの共立メンテナンスだが、宿泊特化型のビジネスではなく、リゾート志向のアーバンホテルだ。客室もゆったりしているようで料金もシングルで1万円を越えている(釧路では最高値)。
同社ではドーミーイン以外にも差別化で別ブランドを展開している(ラビスタは旭岳にもオープン)。

釧路は最近ビジネスホテルが増えた。これは企業が、経費削減のため釧路から支店を撤退させ、出張に切り替えた。そのため宿泊施設の需要が増えたためである。
しかし、釧路には以前からこれといったホテルがない。昭和天皇も泊まり老舗であったパシフィックホテルは閉鎖したらしい。シティホテルとしてはプリンスと全日空があるが、駅前のロイヤルインの方が使い勝手がいい。

オープンするラビスタ釧路川は、市内のホテルではもっともロケーションがよさそうである。建物もかなり時間をかけて作っていたので大丈夫であろう。幣舞橋から太平洋が海側の客室なら一望できるので夕陽を見るには最高だ。

ラビスタができて少しでも駅前商店街や繁華街に賑わいが戻ってほしいと願うが、反面、古くからある地元ホテルはチェーン系の進出で苦戦をしている。個人的にも地場のホテルを利用してあげたいと思うが、どうしても価格・設備面を総合的に判断すると新しいチェーン系に予約を入れてしまうジレンマがある。

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2007年01月26日更新

北海道NO.1のビジネスホテルは釧路ロイヤルインに決定

久しぶりに釧路関連の明るい話題をお伝えしよう。

楽天トラベルがユーザー評価をまとめた「楽天トラベルアワード」の北海道地区シティビジネスホテル部門で釧路ロイヤルインが、「お客様アンケート大賞」を受賞した。

釧路駅前にあるロイヤルインは、豊富な種類の焼き立てパンをはじめとする無料の朝食が有名、最近、朝食無料のホテルが増えているがお粗末な内容のところが多い中、千円はとってもいようなメニューである。また、客室アメニティも充実しており、女性利用者の評判もいい。

管理人は開業以来、6,7回は利用させていただいている。以前は釧路東映ホテルといったところ。東映ホテルもいい宿であり、その時代からの常宿なので16年以上は利用している。

東映ホテルが撤退した時はショックであり、サービスが自動化されているロイヤルインには期待をしていなかったが、一度泊まってみてその評価が大きく変わった。
このホテルは、ダイワハウス系のロイネットホテルチェーンのノウハウが導入されているようだが、直接の資本関係やFCではないようである。

釧路も東横インやスーパーホテルなど宿泊特化型が増えた。さらに幣舞橋のたもとには、高級感のあるビジネスホテル「釧路幣舞橋ホテル」が春にはオープンする。

これまで宿が横並びで個性に乏しかった釧路であるが、泊まることが楽しみになってきた。

ロイヤルインに対する管理人の評価は、2005年の観光ミシュラン内「ホテルミシュラン道東釧路編」でも詳しく述べている。

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2006年11月10日更新

JR北海道がビジネスホテルへ進出

JR北海道がJR札幌駅西口の所有地に、10階建て客室数200室のビジネスホテルを建設、二○○八年四月に開業することが分かった。JR北海道のホテル建設は03年のJRタワーホテル日航札幌以来。同社は宴会、飲食部門があるシティホテルを札幌や旭川など道内五カ所で運営しているが、低料金が売り物で宿泊に特化したビジネスタイプは初めてとなる。

これまでJR北海道が運営するホテルは、JRタワーを除くと国鉄時代からあるターミナルホテルチェーンを踏襲するようなものが多かったが、宿泊特化型ホテルの台頭でニーズが大きく変わった。

JR東日本では、宿泊に絞ったホテルチェーン「メッツ」を首都圏のターミナル駅に多く進出している。

北海道の場合、主要都市は大手ビジネスホテルチェーンが進出しているので難しいかもしれないが、同じく東日本が小都市や観光地に進出しているB&B型ホテル「フォルクローロ」と同形態のようなホテルなどは市場があるはずである。

今年、美瑛に運営受託の形態で「ホテルラブニール」を出したが、今後も同様なものに期待したい。


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2006年11月04日更新

ウインザーホテル洞爺の新展開

3日の日経新聞によると「ザ・ウィンザー・ホテル洞爺が米リーマン・ブラザーズ証券グループ、セコムなどと、国内初となる分譲型の超高級リゾートホテルを建設し、2011年の開業を目指すと発表した。国内外の富裕層に販売。分譲ながら世界の一流ホテルと並ぶサービスを提供する」とある。

ウインザーホテルの前身はカブトデコムのエイベックス洞爺であり、2度の閉鎖があったが、見事に北海道を代表する高級リゾートホテルに成長した。当初、あまりに豪華すぎる内容と料金に北海道では難しいと不安視する声も多かったが、時代の風に乗ったようだ。道内ではこの手のホテルがないので目新しく、競合が少なかったことも追い風になっていると思うし、何よりもホンモノを持ってきたことが消費者心理をくすぐったであろう。

パック商品などを見ていると、単なる富裕層向けではなく、幅広い層に合わせた商品展開をしている。たとえば道内客向けにはJR北海道と組みランチのみの日帰りツアーや、道外からのパックツアーでもランチのみから宿泊はウインザーでするが夕食は別の場所で取る(あまり価値はないが)ツアー、 「ミッシェルブラス」や「美山荘」といった高級店ではなくリーズナブルなレストランで食事を取るコースなど幅を持たせている。
おためしで一度来てもらうリピータづくりであろうか。

次は長期滞在を意識したコンドミニアム型ホテルの運営であるが果たしてどうなるか。

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2006年10月30日更新

動きの激しい札幌市内ホテル事情 新たに2軒開業

札幌ススキノ地区でこれまで何度かお世話になったホテル2軒がつい最近廃業をした。
ひとつが南3条西2丁目にあったホテルアタッシェ、もう一ヶ所は南9条西3丁目にあったホテルラフィーネである。

アタッシェはオープンした当時(89年頃?)は客室が広く、防音もしっかりしており、高級感のあるビジネスホテルであった。スタッフも家族的で何度となく利用させていただいた。最近はすぐ傍に東横インが出きたのでそちらに取られてしまったのであろうか。

ラフィーネは一度だけ泊まった。デザイナーズ系ホテルのはしりでガラス張りのシャワールームとトイレ・バスが別々につくられていた。客室が広く、ひとりで泊まるには手持ちぶささであった。周囲はラブホテルが多く、環境はあまりよくなかったが、フロントの女性がかんじよかった。同じ経営(東京建物)で北口にあるホテルダイナスティがあるがここもなかなかお気に入りのホテルである。

札幌のホテルの移り変わりは激しい。廃業、新設のほか経営が代わり、名称がかわったところも多いのでチェックをしていないとわからなくなってしまう。

辞めるところもあれば開業もある。同じススキノ・中島公園地区に2つのホテルがオープンする。
ラピドホテル札幌(南8西3)とビスタホテル札幌中島公園(南9西4)であるが、どちらも宿泊特化型のビジネスホテルである。最近、快適度の追求し、リーズナブルで朝食付きといったこの類のホテルが増えてきた。

来月にでもこの新規オープンホテルのどちらかに泊まってみようかと思う。その際はまたレポートする。

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2006年10月25日更新

ANAがインターコンチと業務提携、全日空ホテルはよくなるか

全日空が世界最大規模のホテルチェーンであるインターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)とホテル運営事業で資本・業務提携し、運営会社を設立すると発表した。全日空とIHGのブランド力を生かし、経営効率を高めるのが狙いである。
資本構成は、全日空が25%、IHGが74%、残り1%を両社が設立する持ち株会社が出資し、資本金は8億3千万円。

現在、国内外33カ所で展開するANAホテルズは、高級ホテルの「ANAインターコンチネンタル」、シティ型の「ANAクラウンプラザ」、ビジネス型の「ANAホリデイ・イン」の三類型に分けられ、「東京全日空ホテル」は来春、「ANAインターコンチネンタルホテル東京」に改称する。

道内には札幌全日空ホテル、函館ハーバービューホテル、千歳全日空ホテル、釧路全日空ホテル、稚内全日空ホテルなどがある。

管理人は千歳以外の各ANAホテルに泊まっているが、率直なところブランドと価格、サービスが釣り合っていないという印象を受けている。札幌以外はビジネスホテルとさして変わらず、客室などはどこも今時の宿泊特化型のビジホに負けている。それでいて飲食を含めて高いので泊まりたいと思わない。
札幌のANAホテルなどは老朽化が進み、部屋は狭い、ベットも狭い、IT化は遅れているなど評価は高くない。

ライバルのJAL系ホテルは、ブランドによって名称が違うのでその差がわかるが、ANAホテルの場合はわかりずらい。今後は3ランクに分かれるようであるが、札幌がクラウンプラザでそれ以外はホリディインになるのであろうか。
ホリディインというと少しグレードダウンした印象を受けるが、JALシティと同じ位置付けであろう。

どちらにしても新会社の誕生によるANA系ホテルのレベルアップを望む。

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2006年09月20日更新

道の宿格付け案が中止、一方通行のミシュラン形式はもはや古いのでは

高橋はるみ知事肝いりで始まった「道内宿泊施設の格付け制度導入に関する懇談会」による格付け制度の導入を当面見送ることになった。この制度、一見よさそうであるが問題点がいくつかある。

まず、サービスや味といった主観要素が強い個人評価によって決まるミシュラン形式なのか、または、欧州の政府観光局のように施設内容(おもにハード面)による格付けなのかによって大きく違ってくる。
いちばん大きな問題は公平な立場である道が官主導で民間の格付けに関わっているということが大きい。
現在、サイバーエージェントや旅行会社が運営するサイトの口コミや星評価で既にかなりのものがわかる時代になっている。それらの情報が客観的で公平かというと別問題であるが、そのあたりは利用者が情報を選択する目を持ち始めており、以前ほどの情報レスや誤った選択はしなくなっている。
また、米国のZAGATのようにホテルやレストランをアンケートにより、客観評価するサイトがいくつか出てきている。

数年前に日本温泉協会が温泉施設の格付けをはじめた途端に多くのクレームが入り、骨抜きの内容となった。その後、白骨温泉などの「偽装」が社会問題となり、結果的に地域レベルで評価基準を設定、温泉協会もあらたなガイドラインを示したが、宿の格付けは似ているところがあり、温泉よりさらに困難を極める。

宿を束ねる団体だけでも道観連や日観連、日本ホテル協会などいくつかあり、民間でもJTBなど旅行会社が独自の「格付け」を行なっており、コンセンサスを得るのは難しいであろう。
単純に施設内容(収容人員、客室内容、宴会場の数、レストランやバーの有無など)で格付け、★で表すことができるが、これでは外国人観光客には参考になっても日本人相手ではあまり意味がない。

宿泊ではないが、「あすらんて」という食を中心とした格付けサービスがはじまっている。道東地域を中心に約30名のコンシュルジュが、おススメの店を紹介するものである。ここは人気モデル旅館として注目を集めている阿寒・鶴雅を運営する阿寒グランドホテルの大西社長などが中心に動いているものだが、宿の格付けも検討していることを聞いたことがある。

評価というよりは、それぞれの宿泊施設の強み、自慢を紹介でき、こういったお客さんに来て欲しい(ターゲット)といった宿側からのメッセージが伝わるようなサービスがあってもいい気がする。
施設や食事、サービスなどは口コミサイトなどで大体想像できるので、むしろHPが無いなど情報発信をしていない隠れた宿などを紹介してほしい。また、宿側に自らの強み、弱みを評価させてみるのも面白い。
宿側の姿勢というものを知りたい。

利用者からの一方通行の情報ではなく、それに対し宿側がどう考えているのかわかれば、web1.0から2.0の時代に沿ったサービスになるであろう。
評価を一方的に受け入れるのではなく、宿側から発信される情報を含め、それぞれの評価をさらに検討・評価し、オープンにした方がオブジェクティブである。

もはやミシュラン形式の評価は古いかもしれない。
 

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2006年09月15日更新

狙い目!JR北海道宿泊予約サイト

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デスクが広く快適であったホテルダイナスティ(札幌)

先週と今週、札幌に滞在したが、先週は平日からホテルが満室であった。楽天トラベルやじゃらんネットなどのサイバー系エージェントでも難しかったが、唯一、真っ当なホテルの予約ができたサイトがあった。
JR北海道が運営する「ツインクル旅予約サイト」を通してであるが、ここは混雑時でも空いているケースが多く、値段がオークションのように変らないので繁忙期などはかなりお得である。

今回、札幌駅北口にあるホテルダイナスティを予約したが朝食付きで5,900円、楽天を通すと朝食なしでも8,500円なのでかなりのお得感がある。
また、帯広でもこのプランを利用させていただいたが、他社サイトやホテルサイトでも満室であった人気の北海道ホテルを取ることができた。朝食付き8,500円であるが、これも楽天トラベルより千円安い。
ポイントなどは付かないが、混雑時や価格面でも使い勝手がよいサービスになっている。ホテルのほか温泉宿のプランなどもかなりお得なものがあり、オススメである。

最近、サイバーエージェントの手数料アップやホテル料金そのものの価格上昇により、ネット予約の旨味が失われつつある。ネット予約が普及してかなりが経つが、そろそろこれまでのやり方が過度期に差し掛かっているのではないか。

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2006年08月22日更新

楽天トラベルが中小宿泊施設へ進出

事業拡大を続ける楽天トラベルであるが、宿泊予約事業で、地方の民宿や小規模旅館への予約取り次ぎを強化することになった。

これまで楽天はビジネス宿泊需要が多かった。理由としてはインターネッによるト宿泊予約に革命を起こした「旅の窓口」がビジネス客中心であり、その旅の窓口を楽天が買収したため、引き継いだ顧客もビジネス客が多い。もともと宿泊予約サイトはビジネス需要から入っているが、最近では旅行のポータル化が進んでいる。
競合である「じゃらんネット」(りクルート)は個人旅行志向、女性利用者の多い傾向があり、楽天としてはこの分野でシェアを伸ばしたかったのであろう。

しかし、実際は民宿やペンション、小旅館への予約は少なく、口コミ情報も殆んど書かれていないのが現状だ。加盟はしたものの「休業中」が目立つが、数を増やす、加盟料を稼ぎたいのが楽天の狙いであろう。
最近、ホテル旅館の中では手数料が高いといいわれる楽天を避ける傾向がある。数で稼ごうという魂胆か。

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2006年05月28日更新

知床需要を見込みホテルの買収が進む

阿寒グランドホテル(釧路市、大西雅之社長)は網走グランドホテル(網走市)の土地と建物を買収した。運営会社として鶴雅リゾート(網走市、大西雅之社長)を設立済みで、今秋から6億―7億円をかけて全面改装する。観光シーズンを迎え、知床への観光客が増えることからグループの収容能力を拡大する。
(北海道新聞より)

先日のブログで清里町の「ホテルポリーニヤ」を知床第一ホテルが購入し、営業が再開される見通しであることを書いたが、今度は網走グランドホテルが阿寒湖の鶴雅グループに買収されることになった。
網走グランドホテルは網走湖畔に面する観光ホテルだが、最近この地区の入り数は減少が続いていた。
鶴雅グループは道東屈指の温泉ホテル「鶴雅」を阿寒湖で経営するなど地域の名門企業であり、このところ拡大路線を取っている。網走周辺では東急リゾートであった「サロマ湖鶴雅リゾート」を運営している。

知床の世界遺産登録による周辺のホテル不足や2007年度からの団塊層の需要見込みなどがあり、このエリアではM&Aが進んでいる。
これまで団体ツアー客が中心でサービスがあまりよくないといわれた網走湖周辺のホテルであるが、鶴雅グループになったことで変わるであろうか。ホテルの名称も変える予定である。

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2006年05月18日更新

札幌駅周辺のホテルラッシュが続く

JR札幌駅前地区で、宿泊特化型のビジネスホテルの進出が相次いでいる。外食のロイヤルグループのアールエヌティーホテルズ(東京)は二十七日、札幌市中央区北三西一にロイネットホテル札幌駅前店をオープン。藤田観光(同)も八月十六日、中央区北四西四に札幌ワシントンホテルを開業する。オリックスグループのオリックス・リアルエステート(同)も十九階建てホテルを建設中だ。 (北海道新聞より)

JRタワー効果により、いっきに札幌の中心街となった駅周辺であるが新ビルの建設ラッシュが続いている。ホテルの方もあらたにロイネットホテルが狸小路に続き二号店を出す。このホテルは宿泊特化型だが客室が広く、快適度が高い。泊まったことがあるがなかなかオススメのビジネスHである。

また、ビジネスHの老舗、ワシントンも古い方の第一を取り壊しオフィスビル兼用型に建て替え。16階建ての7階から16階までが客室となる。客室も大幅にグレードアップされる模様。このホテル、以前は窓がない客室があり評判が悪かった(安かったが)が時代ニーズに合ったものになりそう。

余談であるがワシントンや東急イン、サンルートなどの"元祖チェーン系ビジネスホテル"の景気はどうなのであろうか?
札幌市内ではシティホテルの苦戦は伝えられるが、これらのチェーンの動向はあまり伝わってこない。想像だが、東横インやルートインなどの宿泊特化型ホテルに較べ、レストラン設備などを併設し、スタッフも多い旧来型のビジネスホテルチェーンは明らかに不利のはずだ。

シティホテル、従来型のチェーン展開BH、宿泊特化型BHの価格差があまりなくなっており、利用者の目は客室の快適度と使い勝手、そしてアクセスへ目が向けられるであろう。
いくら価格が安くてもネット接続が出来なかったり、シャワートイレがないホテルは敬遠される。また、ススキノの外れにあるような札幌駅からタクシーで千円以上かかるところも厳しい。
そういう意味でも札幌駅周辺という立地は大きなウリであろう。

私が市内でホテルを選ぶ場合、札幌駅から徒歩圏では京王プラザか全日空、無理してグランドあたりの概ね7.8分以内が限度である。
客室のアコモでいえばシングルで17.8㎡以上、シャワートイレ付き、ネット接続が容易で無料、タバコ臭くない、ちゃんとした朝食が食べられる・・・このあたりが最低条件であろうか・・・

客室単価が上がらないのに設備投資がかかる厄介な時代ともいえる。

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2006年05月12日更新

清里町のポリーニヤが再興

知床第一ホテル(網走管内斜里町)は十一日までに、同管内清里町所有の宿泊施設(旧ホテル・ポリーニヤ)=同町上斜里八一五=の購入を決め、新装して来年春にも開業する。知床の世界自然遺産登録による観光客増に対応し、隣町・清里を含めた東オホーツク地域の滞在型観光の振興を目指す。
(5/11北海道新聞より)

ポリーニヤは1992年にオープンしたオーベルジュ形式のデザイナーズホテルであったが1999年に営業停止になっていた。
オープン当初は道内でもプチホテルがいくつか建てられたが、現存しているのは津別のチミケップホテルと小樽・銭函のオーベルジュ・セ・ラ・セゾンぐらいであろうか。
チミケップホテルなどは何もない環境、ペンションの延長線上のような建物、それにしては高い価格設定で維持しているのは不思議でもあるがそれだけのリピータがいるからであろうか。

ポリーニヤは場違いなホテル(清里町には失礼)であった。道東のはずれにオーベルジュは無理があったのだろうか。確かに個人ユースが頼りで既存のエージェント観光のラインからははずれている。
ポリーニヤの場合、PR不足もあったと思う。こういう宿の成功にはある種の「神話」と口コミが必要である。

最近は先日メルマガで紹介をした「マッカリーナ」の成功、また、標茶町・虹別の「ヘイゼルグラウスマナー」も固定ファンを摑んでいる。北海道でもこういったホテルが存続できる土壌が少しずつだが出来つつある。

今回、ポリーニヤを購入した知床第一ホテルはウトロ、知床観光の先駆けであり、エージェントと共に大きくなってきたホテルである。また、鮭のチャンチャン焼きを夕食メニュー(バイキング)で載せたのもここがはじめてではないか。

ウトロ観光のリーダである第一ホテルがポリーニヤをどういうホテルにするのであろうか。

購入金額は1107万円とのこと。安い!!


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