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ロビンソン百貨店が閉店 むずかしいススキノという立地

2008年05月03日掲 載

セブン&アイ・ホールディングス傘下のロビンソン百貨店が2日、札幌店を2009年1月18日に閉店すると発表したと3日付け日経新聞などが報じている。

ロビンソンは札幌松坂屋として1974年オープンしたが、その後、ヨーカドー傘下となり、ヨークマツザカヤ、1994年からはロビンソンに名称変更した。最近では百貨店を地下2階から地上2階までとして、3階から8階まではテナント専門店街「ラフィラ」として営業していた。

ススキノの低迷が長引き、周辺の若者の姿が少なくなるようになった。以前は大通の丸井今井や三越、パルコなどからの流れで集客もあったが、札幌駅前の大丸開業以降、大通以南の地盤沈下が続いている。もともと夜型の立地であり、交差点を渡ってわざわざ昼間に来る人も少ないであろう。

ロビンソンはススキノ交差点に位置し、待合わせのメッカとしても有名である。管理人も何度か地下の喫茶店を含め、待合せに使ったことがあるが、百貨店の中で買い物をした回数は少ない。上層階へ行くと閑散としており、コンビニ感覚のデパートであったが、常に中途半端な印象があった。最近の百貨店は富裕層をターゲットにした高級志向が目立つが、ロビンソンの場合、どこをターゲットに絞り込むか難しい。

銀座プランタンのような徹底的な女性ターゲットの店がいいような気がするが、競合店も多い。「さっぽろ東急」では若い女性狙いで上層階にスパやヒーリングサロン、女性たちが喜びそうなイタリアンなどを作り、新たな取り込みを図る。ロビンソンにはブランド品を扱う都市型アウトレットような店舗や本格的なコスメ系サロンなどが場所柄向いていると思うが。

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「さっぽろ雪まつり」道外日本人観光客の減少は危険サインだ

2008年02月14日掲 載

恒例の「さっぽろ雪まつり」が終了した。好天に恵まれたこともあり、昨年より5万8千人多い215万9千人を記録した。 また、東アジアの人たちが長期休暇を取る「旧正月」と雪まつりの日程が3年ぶりに重なったこともあり、海外からの見物客が大幅に増えた。

また、JR北海道と航空各社は12日、さっぽろ雪まつり期間中の輸送実績を発表している。JRは道央圏の利用が前年同期を上回り、札幌近郊からの来場が復調傾向だったのに対し、空の便は多くの社が前年並みか微減と伸び悩んだ。

道内空港発着便は、全日空グループが同3.9%減の17万6千人、JALグループが4.4%減の17万4千人。新千歳-羽田線はスカイマークが2.5%減の1万6900人だったが、エア・ドゥは4%増の2万800人と伸ばした。

今年の傾向としては①外国人観光客が増えた②道内特に近郊からの来場者が多かった③航空機利用が減った⇒道外からの観光客が減ったということである。
最近、航空機の機材を小型化していることも関係しているかもしれないが、この時期は大型機材への変更や増便もある時だ。結論でいえば、やはり雪祭りに来る観光客が減っているということだ。

首都圏でも旅行会社の店頭に並ぶ雪祭り関連のパンフレットが年々減っている。ピークの頃の半分にもいっていない。以前は、「宿や飛行機の予約はお早めに」ということで、煽ったものだが、最近はそここそ混んではいるが、取れないことはない。ホテルもキャンセルが出るせいか直前になるとかなり値を落としている。

その代わり、「旭川冬まつり」が動物園効果もあり、はじめて100万人を突破した。「小樽雪あかりの路」も浸透してきている。道内各地で冬祭りが同時期に開催されるので、分散すること自体はいいことだが、札幌に関しては「高い」、「混む」、「つまらない」、「一度で十分」、「寒い」などの先入観が出来上がってしまっていてイメージ回復が必要である。

「ホワイト・イルミネーション」もそうだが、毎年同じことの繰り返し。鑑賞型から市内各地で市民&観光客が参加できるオール札幌のイベントにした方が盛り上がると思うが。毎年、終了翌日に取り壊される雪像を見るたびに大通公園でゴジラ(重機)が暴れているようで、複雑な思いがする。1区画でもいいので3月まで何か残せないものであろうか。

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札幌に「スープカレー横丁」が登場、北海道カレー考

2008年01月25日掲 載

スープカレー発祥の地札幌に、この春、国内初の「スープカレー横丁」がオープンすることになった。24日から出店者の募集を始める。札幌市中央区のビルに6店舗分のスペースを確保する。関係者は「スープカレーの情報発信の場にしたい」と意気込み、ラーメン横丁などと並ぶ新たな名所誕生を目指す。 (1/24付道新記事 *道新記事は2週間で削除されます)

「スープカレー横丁」ができるのは南2東2のビルの地下1階。横丁を企画したのは、不動産などのオークシステムという会社である。

北海道発のスープカレーはジンギスカンと共にすっかり全国区となった。ラーメン横丁やラーメン村があるのだからスープカレーがあってもおかしくないが果たして事業として成功するであろうか。

課題としては①やや都心から離れているのでアクセスの問題がある②ラーメンは小腹が空いた時や飲んだ後など気軽に食べられるがスープカレーは主食になってしまう③ターゲットが地元か観光客なのかそれによって変わる④スープカレーは店によって味のバラつきがある⑤道外ではブームが終焉して昔のモツ鍋化している・・・・・・このあたりがクリアすべき点であろう。

そこでというわけではないが、北海道とカレーの関係について考えてみた。

管理人が北海道に通い始めた頃(1990年頃)、札幌には多くのインド料理屋があった。チェーン店の「タージ・マハール」が目立ったが、インド料理の他にも喫茶店などで美味しいカレーを出す店が多く、最初は何で寒い所にカレーが多いのか不思議であった。インド料理屋は減っていったが、そこで働いていた人たちが各地へ散って行き、タネをまいた。

定山渓の奥にある豊平峡温泉に行った時、温泉施設内にインド料理屋があり、現地の人が調理をしているのを見て驚いたことがある。温泉とカレーの組み合わせは、昔、ピンク色のターバンを巻いて北島三郎ばりの演歌を歌っていたインド人歌手・チャダを見たときの衝撃に近い(以前たけしがよくギャグに使っていた)。

ラーメンは温まるから理解できる。しかし、カレーは暑い時の食べ物と思っていたが、それは先入観があった。カレーは暖まる食べ物なのだ。最近ではカレー鍋が家庭でもポピュラーになってきたし、漢方の薬膳としても紹介されている。寒い北海道でカレーを食べる。これはごく自然なことなのだ。

以前、苫小牧で名物のカレーラーメンを食べた。最初は不気味だったが、なかなかいける。理にかなった組み合わせである。

スープカレー、いろいろな複合的な要素が絡み合い、完成した北海道らしい”郷土料理”だと思う。

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モエレ沼が札幌観光の集客NO.1施設に

2007年04月23日掲 載

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札幌市のモエレ沼公園の昨年度来場者が前年度より約12万人多い83万1350人に達し、札幌の観光施設の中で2年連続のトップになった。時計台や道庁旧庁舎より多いのは意外であるが。

モエレ沼公園は説明するまでもないが、イサムノグチ氏が設計した広大なアート公園であり、モエレ山やガラスのピラミットなどの施設が点在する。

管理人は昨年の秋、初めて訪れた。それまでも何度も行きたいと思いながら公共交通のアクセスが悪く行きそびれていた。何しろ市内中心部から直通の手段がなく、地下鉄東豊線環状通東駅から路線バスが一般的だがバス本数がえらく少ない。一度、環状通東まで行ったが、真冬に1時間以上バスを待つ場所もなかったので泣く泣く帰ってきた記憶がある。

施設は以前ゴミ処理場だったというが想像できない環境のよさである。また、広大なため、貸し自転車が便利であった。

モエレ沼公園は素晴らしい施設である。アクセスが改善されればもっと集客は増えるであろう。まずは市内中心部からの直通バスの運行を望む。ここは札幌が世界に誇れる観光地と信じる。

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札幌が「魅力的な都市」調査の1位に

2006年09月09日掲 載

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あるコンサルティング会社の地域ブランド調査で札幌が「魅力的な都市」の1位になった。その他、函館3位、富良野6位、小樽が7位入り、全国的にみた北海道人気が伺える。

この調査は、市の認知度、魅力度、イメージなど103項目に上り、このうち札幌市を「魅力的」と答えたのは86・6%に上ったのに対して、「魅力的でない」は1・6%に過ぎず、神戸市(2位)、横浜市(函館市と同率の3位)、京都市(5位)などを抑えて堂々の1位になっている。
印象としては魅力的な都市=観光したい都市であり、イメージが優先されている。

週末に東区のモエレ沼公園へ行った。その足で南区の芸術の森、定山渓温泉へ向かったが、札幌の自然環境の豊かさと公園やアートなどパブリック施設の充実にあらためて驚いた。
特にモエレ沼公園は入場無料であり、駐車場も無料というのがスゴい(南区の芸術の森は別個に入場料と駐車代を取られるので結構高くつく)。

また、その日は夕方にマチナカへ戻ったが、大通公園では道産食材を集めたイベントを開催しており、ススキノでは夕方からパレードと札幌は年中イベントを開催している印象がある。

札幌ほど都市機能と自然環境が共存し、有効に活かされている都市は世界的に見てもないのではないか。表面的なことだけかもしれないが、こういう環境で生活できる札幌市民がちょっと羨ましくなった。
やはり、自分も観光客の目であろうか。

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【さっぽろタパス】が9月7日から4日間開催

2006年07月23日掲 載

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九月に開かれる札幌国際短編映画祭に合わせ、札幌のまちづくりを考える市民グループのメンバーらが、札幌の中心街を舞台にした食べ歩きのイベントを計画している。飲食店を「はしご」しながら街歩きを楽しみ、中心街の魅力を再発見してもらう試み。メンバーらでつくる実行委員会は、五十店を目標に参加店舗を募っている(7/19北海道新聞)

「タパス」とはスペイン語で「つまみ」の意味。スペインでは居酒屋&カフェとして日本でも同形態が増えているBAR(バル)で各店自慢のタパスが必ず出されるものだ。
最近、流行のピンチョスもその流れを引いているが、「さっぽろタパス」では中央区内の地下鉄、市電沿線6ブロックにあるスペイン料理屋、カフェ、バーなどから参加を募り、地域を移動しながら札幌のマチのよさを再確認してもらおうというものだ。

はしご酒イベントとは違い、昼間から参加ができ、4日間開催のためチケットも期間中有効である。
初開催の札幌国際短編映画祭「SAPPOROショートフェスト2006」に合わせて開催しており、市民グループ「まちばる」を主宰する川口剛氏を中心に実行委を結成している。

川口氏は私の友人であり、私も多少ながらこのイベントに関わらせてもらっている。現在、参加希望店が増えて参加締め切りを27日までに延長をした。現時点で50店舗近く参加をしそうな勢いである。

8月中旬から参加店マップをセットにしたチケットを5枚3,500百円、9枚6千円で販売する。チケット一枚に付き、ドリンク一杯とつまみ一品を提供する予定。
昼から夜までの開催で、市電やバスなど公共交通に乗りながら札幌中心部をのんびり歩き、お気に入りの店を探訪するイベントである。
すすきのはしご酒や函館バル街のような「はしご酒」とは共通点もあるが趣旨にやや違いがある。このあたりは主催者側の考えであるが楽しいイベントになりそうである。
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管理人からのお願い
「さっぽろタパス」では是非、皆さまの参加をお待ちしています。チケットはweb上でも先行予約発売をしています。
また、参加店の受付けも27日まで行ないます。

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川口 剛

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利用価値のある札幌市内の公共系ホテル

2006年06月23日掲 載

これからの観光シーズン、札幌は週末を中心にホテルが混雑をするが意外に空いているのが公共の宿である。流石に官王国の北海道だけあって市内だけでも多くのホテルがある。

ざっくり紹介するとKKR札幌(国家公務員共済)、ウエルシティ札幌(厚生年金)、ベアーレ札幌(政府管掌保険)、ホテルエルム(警察共済)、ホテルノースイン北農健保会館、ホテルノースシティ(北海道職員共済)、ホテルポールスター札幌(市町村職員共済)、ホテルライフォート(公立学校共済)、メルパルク札幌(郵便貯金)、ホテルガーデンパレス(私学共済)、札幌サンプラザ(札幌市関連)、北海道教育会館ホテルユニオンなどがある(まだあるかもしれない)。

建物が古く部屋風呂がないものからかなり豪華なものまでそれぞれだが、総じて立地条件がよい。多くが札幌駅から大通の官庁街に集まっている。値段の方もオフシーズンは民間の方が安いところが多いが、これからのピーク時には割安感がある。

今回紹介したホテルのなかで泊まったことがあり、まあオススメできるところを紹介すると
KKR札幌-古いが道庁の前で使い勝手がいい。DXシングルオススメ、ウエルシティ札幌-アクセスに難があるが客室設備がよく安くて親切、ホテルガーデンパレス-平均して設備がよいなど。泊まったことはないがポールスターとライフォートもまあまあ評判がいい。

夕張市が再建指定団体になったことでもわかるとおり、公共の宿の今後はそれぞれきびしい。今のうちに泊まっておいた方がいいところもある。

なお、公共の宿ガイドと予約は北杜の窓姉妹サイトである「まるごと観光北海道」からもできます。

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丸善が札幌市内中心部に再登場

2006年05月01日掲 載

昨年秋、札幌市内中心部から撤退した書店大手の丸善が2008年をめどにふたたび大通地区へ出店することになった。
南1条にあった土地店舗を売却し、苗穂にあるショッピングセンター「Ario」で営業をしていたが、依然として大型書店の需要が根強いことに着目。出店時期は2008年らしい。

大通地区の商業店舗は、札幌駅前に客足を奪われ丸井今井をはじめ多くが売上げダウン。商店でも紀伊国屋書店が札幌駅近くへ移転。JRタワーには旭屋書店があるほか、ESTAや地下街にも中規模書店がいくつかあり、札幌駅周辺は狭いエリアに書店が集中している。

昨年から大通・すすきの方面は紀伊国屋、丸善の撤退で大型書店がなくなっていた。
以前、丸善撤退が決まった際、このブログで地域の空洞化やファースト風土化(下流社会・三浦展氏のフレーズ)、「書店文化」の重要性について述べたが、復活することになった。

今後、大通と札幌駅が地下道でつながり、旧たくぎんビルの建てかえなど大通地区も変わってゆくことが予想される。そのあたりを見越しての再出店であろうが、店舗の更なる大型化は中小の書店を淘汰してしまうのであろう。

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