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二股らじうむ温泉の親会社・三和ファイナンスが破産を申し立てられる

2008年09月22日掲 載

長万部町にある名湯・二股らじうむ温泉を経営する消費者金融準大手の三和ファイナンスが9月12日、債権者598人から東京地裁へ破産を申し立てられた。全国展開している消費者金融を巡り、債権者が破産を申し立てたのは初めて。帝国データバンクの大型倒産速報によると、三和ファイナンスは利用者からの過払い金の返還を請求されてもこれに応じず、利用者が過払い金返還請求権を原債権として破産を申し立てた。

拙ブログ(旧バージョン)を開設した頃、三和ファイナンスが二股らじうむ温泉(もともとはラジウム温泉とカタカナ表記)を買い取り、再オープンさせたが、その変貌ぶりが何かと話題となり、一部紹介をしたところ大変多くのアクセスをいただいた。旧ブログはデータ消失のため、読むことはできないが、倍になった入浴料、取り壊されたドーム、張り紙の内容の異様さ、あまりに刺激的な広告などについて触れた。

たとえば「2週間の湯治で椎間板ヘルニアや脳梗塞の後遺症が良化する」などは、首都圏のJR車内広告に掲載されていたが、公取法にひっかかりお咎めを受けることになる。その後、「2週間以上療養し、お客様自身が良化の兆候がないと感じ申告した場合は、宿泊費用の全額を返還します」がキャッチのようになっていたが、本当に申告した湯治客はいるのであろうか。

何かと話題の多い会社だが、心配なのは温泉の方である。今のところ公式HPも閲覧でき、予約も受付けているので営業しているようだが、素晴らしい温泉なのでこれ以上荒らしてもらいたくない。温泉文化を守ることができる経営者にご登場願いたいところだ。
 

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支笏湖の湯量が減っている 温泉だけが風呂ではない

2008年09月14日掲 載

支笏湖温泉で、源泉の湯量減が深刻になってきた。温泉を掘削した1974年には毎分420リットルが出ていたが、千歳市の今年2月の調査時では最大で毎分172リットルと、約4割に落ち込んでいることが判明。市は秋以降、ホテル事業者らと対策を練る方針だ。(8/20付 日経新聞*記事が古いためリンク不可)

少し前の話題で恐縮だが、支笏湖温泉の湯量が落ちていることが報じられていた。支笏湖温泉では市が温泉をくみ上げ、ホテル業者などの組合を通じ7施設に供給している。合計で毎分130リッル前後を使用するが、市の調査報告書は100リットル程度が適正とし「使用量を縮減する必要がある」と指摘している。

支笏湖では丸駒温泉が老舗「翠明閣」を買い取り、全室温泉付きの高級宿に改装オープン。鶴雅グループも先に支笏湖観光ホテルを買収しており、高級個人客向けの宿を開業予定だ。もともと湯量が多くない温泉地に更なる負担がかかることになり、湯枯れが心配される。

最近では”温泉は掘れば出る”が当たり前の風潮になっており、自然界からの大地の恵みという意識が遠のいてしまっているような気がする。客室風呂を温泉にするのは結構だが、資源に限りがあるのなら温泉にこだわらず、支笏湖名水の地下水を風呂に使うなど別のやり方もあるはずである。

【参考記事】「支笏湖の宿買収が進む、ターゲットは道外観光客 潜在能力高い観光地への期待」2008.4.10ブログ記事

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礼文島で温泉掘削が成功、道内久しぶりの公共温泉誕生か

2008年05月09日掲 載

花の名所として知られる礼文島の宗谷管内礼文町が、町内初の温泉を掘り当てた。来秋の完成を目指して入浴施設を建設する予定で、新たな観光スポットとして期待を集めている。同町建設課は「観光客だけでなく町民にとっても待望の温泉だ。町の活性化につながる」と話している。(5/9付け毎日新聞

礼文町は2007年5月から島の中心地・香深で温泉掘削に取り掛かり、礼文初の温泉を掘り当てた。地下1300メートルからの泉温は50度で最大揚湯量は毎分240リットル。泉質はアルカリ性低張性高温泉。入浴施設は日帰り専用とする。今後設計を進め、今年秋ごろに着工する予定だ。

お隣の利尻島では利尻富士温泉があるが、国内最北端の温泉になるのであろうか。緯度的には稚内温泉と甲乙つけがたい。町のプロジェクトのようだが、HP(下記参照)を見ても、温泉にかける意気込みが伝わってくる。公営温泉の深度ボーリング掘削と聞くと「まだそんなことやってんの」という気もするが、島民にとってはお待ちかねであろう。

場所柄、観光需要も期待できるので健全な経営を望む。

【参考】礼文町温泉ボーリング情報室のページ

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旭岳温泉に新たな万世閣「ディアバレー」がオープン

2008年04月29日掲 載

6月10日、旭岳温泉に「旭岳万世閣ホテルディアバレー」がオープンする。もともとは北海道都市職員共済組合宿泊施設「こまくさ荘」であったが、万世閣グループに譲渡されてリニューアルオープンすることになった。

万世閣はすぐ近くに「旭岳万世閣ホテルベアモンテ」があり、旭岳初の高級リゾート志向のホテルをオープンさせているが、ディアバレーはスタンダードツイン(1泊2食付)で1人9075円と割安な料金設定となっている。

旭岳温泉は国立公園内なので新たな建物の建設はできないが、代替わりが続いている。ベアモンテは以前、「えぞ松荘」だったはずで、古くからある湯駒荘も経営が代わり、きれいになっている。新しく生まれかわるのはいいが料金設定が少し高め(特にベアモンテ)の気がする。

管理人は「アートビレッジ杜季」という料理がおいしい小宿に2回ほどお世話になった。ダイニングから見る旭岳が素晴らしかった。登山シーズンに集中しがちな旭岳だが季節を変えても美しいところだ。また、ここのスキーゲレンデは国内トップクラスの雪質と雄大さであると思う。

余談だが、ボクシングの内藤大助は高校卒業後、洞爺万世閣の厨房に就職したらしい。たまたまテレビで恩人に会いにいく企画でやっており、名前は出さなかったが万世閣のようだった。当時の仲間は誰もいないと言っていたが、すぐに辞めてしまうのだろうか。

【参考】旭岳万世閣ホテルディアバレーホームページ

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清水町フロイデが2400万円で売却、廃業が目立つ温浴施設と中小旅館

2008年03月26日掲 載

2007年8月6日のブログで【清水町「フロイデ」が売却、公共温泉は淘汰の時代か】というタイトルで町営温泉施設の売却と入札について書いた。それからだいぶ時間が経ったが、25日、施設を大阪のホテル経営会社コンセルジュに売却する方針を固めたと道新が伝えている。

売却予定価格は2400万円。 当初、最低売却価格9400万円に設定したが、買い手がつかず、価格を2千万円に下げると道内外の3社が応募した。
コンセルジュは大阪や高知などでホテルを経営、ホテル経営のコンサルティングも手掛けており、町営での営業は3月31日で終え、フロイデの愛称を変えず、4月下旬に営業を開始する模様。

最近、公共温泉に限らず、温浴施設(日帰り&旅館ホテル)の廃業が増えている。都市部ではスーパー銭湯や日帰り温泉の増加で淘汰の時代に入っているが、地方の温泉でも資本力や後継者がいない中小旅館の廃業が目立つ。歴史的建造物の宿や素晴らしい泉質を誇る名旅館も含まれ、この傾向はまだまだ続きそうである。

道内では2/13のブログで新得町の一軒宿オソウシ温泉「鹿の湯荘」が僅か1500万円で売りに出されているニュースを書いた。また、家庭的な宿として人気があった弟子屈町・和琴温泉の三香温泉も廃業し、現在6500万円で売りに出されている。

【参考】大道開発HP 三香温泉不動産情報

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白老町が温泉効果調査、ヘルス・ツーリズムは成功するのか

2008年03月13日掲 載

白老町が地域活性の起爆剤にしようと温泉の効果を血液検査で調べたが、温泉効果は確認できなかった。実施したのは白老観光協会で虎杖浜温泉で昨年12月中旬に行ったが、町民や大学生など約20人から入浴前後の血液を採取して成分を検査した。検査機関の総評は、血液成分などに若干の変化があっただけで、目に見える効果はほとんどなかったとする内容だった。

もともと温泉効果は東洋医学・漢方の世界に近く、西洋医学的「エビデンス」を出すのは難しいのではないか。特に湯治などは1週間でひとまわりというぐらいスローなものである。サーモグラフィーなどの皮膚温度測定や血液検査でもドロドロ血や白血球のリンパと顆粒球検査で自律神経の状態を調べるなど代替医療的な検査手法を用いれば違った結果が出たかもしれない。

白老町は白老温泉ホテルが、「スパウオーター」を発売しており、サプリ的なPRをしている。地域の観光資源である温泉だが、最近増えてきたヘルス・ツーリズムとつなげようということであろう。

道内では花粉症疎開の「ヒムノツーリズム」(上士幌町)、温泉による糖尿病治療効果(川湯温泉)、人間ドックと温泉宿泊をパッケージしたものなどがある。健康をターゲットにした観光は、まだ黎明期であり、それだけで滞在型の集客できるか未知数である。

今回、調査をした虎杖浜温泉であるが、交通量の多い国道沿いに温泉旅館ホテルが多く、環境的には殺風景。ここで滞在型観光というのも厳しいものがあると思う。たとえば菅野温泉や二股ラジウム温泉、秋田県の玉川温泉などはその環境だけで効きそうなかんじがする。

このあたりを含めて、もう少し幅広い視野でを考えた方がいいのではないか。健康目的の観光活性など単一志向での集客には疑問が残る。

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「クアハウス屈斜路」が休館、最近影が薄いクアハウス

2008年03月10日掲 載

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クアハウス屈斜路のバーデンゾーン

川湯温泉のすぐ傍にある日帰り温泉「クアハウス屈斜路」が2008年3月末で休館することになった。弟子屈町の広報誌によると、創業から22年たって老朽化が進んでいるものの、改修費用に約2000万円が必要と見込まれるため、やむなく休館する。

川湯とは泉質は異なるが、クアハウスとして「平和島温泉」(会員になっていた時期がある)と同時期にできた「元祖」の部類。2度行ったがいつもガラガラで浴槽を独占していた。
管理人はクアハウスが一時、気に入り信州の野沢、かけゆ、東北の碁点、猪苗代などへ行ったが、そのうち源泉志向となり、健康増進施設のクアハウスから足が遠のいた。バブル期、ブームであったクアハウスだが、最近では影が薄くなった。やはり日本人には水着を着ての温浴は合わなかったのであろうか。

川湯をはじめ名湯が多い弟子屈町には健康増進型の立派な温浴施設を持つホテルもあり、クアハウスは必要ない気もする。

【参考】日本クアハウス協会HP

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川湯温泉でスキー場貸切プラン、富裕層をターゲット

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宿自ら足湯や手湯を設け集客を図る川湯温泉だが(川湯観光ホテル前)

川湯温泉のホテルニュー湯の閣が国内外の富裕層向けに、ビラオスキー場をナイター(午後6―8時)の時間に借り切ることができるプランを発売したと5日付けの日経新聞が報じている。食事は地元産の材料を使った創作料理を提供。ハイヤー送迎とスキーインストラクター付き。平日限定で1泊1人15万円。
5月のゴールデンウイーク明けからは、約20人乗りの屈斜路湖の遊覧船を借り切るプランも売り出す。1泊1人4万―5万円程度の予定。

集客で苦しむ川湯温泉、「かけ流しサミット」や温泉での糖尿病治療などいろいろとアイデアは打ち出している。この2,3年で旅館のリニューアルも進んでいる。
しかしながらどこかズレている気がする。個室露天、客室の高級化、選べる浴衣、エステなど時代に追いつこうと企画を打ち出しているが、どれもが今さらというものであり、個性をかんじない。

川湯温泉は素晴らしい泉質を誇る。しかしながら魅力的な宿が少ない。富裕層に走るよりも一般個人客に満足してもらえるサービス・ホスピタリティをもっと考えた方がいい。発想の転換が必要である。

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新得町・オソウシ温泉が売りに出されることに 目立つ小規模一軒宿の休業

2008年02月13日掲 載

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オソウシ温泉露天と内湯 露天にはPH度の高さが能書きされている
*写真提供 観光まるごと北海道主宰 公共の宿評論家 K氏より寄贈

北海道新得町にあるオソウシ温泉鹿乃湯荘が売りに出ていると「温泉ニュースブログ」が伝えている。価格は1500万円。土地権利は普通賃借権(10年間)で所有権ではない。

オソウシ温泉は鹿乃湯荘のみの一軒宿、新得からトムラウシ温泉に行く途中にある。管理人はだいぶ昔、1991年頃に訪ねたことがある。クマ打ち名人の主人がいたが、相当な齢になっているはずなので後継者がいなかったのか。

温泉宿の裏のマンホールから大量の源泉が溢れていた記憶がある。入浴した当時は温泉成分には興味(知識)がなかったが、PH値は10・06。道内随一の強アルカリ性で、高砂親方が好きな「お肌スベスベ」の湯である。

源泉温度が28度と低いため、内風呂は加温循環しているが、露天は源泉かけ流しだ。低温の源泉はお気入りで、長い時間入っているとジワジワと効いてきて温まる。是非、もう一度、入浴したいものだ。

トムラウシに行く途中にあり、そこそこの観光需要も見込める場所だ。借地権だが、1500万円で温泉旅館のオーナーになれるので悪い話ではない。

それにしても北海道の場合、小規模の一軒宿は苦戦しているところが多い。十勝だけでも留真温泉やナイタイ高原亀の子荘なども休業や廃止になっている。どこも素朴な、家族的な宿が多いが、通年を通じての集客が難しいのであろうか。

また、小規模の一軒宿は設備面で見劣りをする。若い女性客が泊るのに最低限の設備(部屋トイレや洗浄機、個室洗面台など)が整っていないところが殆んどだ。温泉・秘湯ファンが多いとはいえよほど温泉自体に魅力がないとリピータづくりは難しい。

【参考】不動産総合情報サイトat home webのオソウシ温泉の売却広告

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外資色からの脱却?古牧温泉「古牧グランドホテル」から「青森屋」に名称変更

2008年02月07日掲 載

八戸からJR特急「スーパー白鳥」に乗り、三沢駅手前にさしかかると大きな城砦のような敷地があらわれ1キロぐらいは線路に沿って続く。

そこは、2004年に経営破たんをしてゴールドマン・サックス傘下で再建をすすめる古牧温泉「古牧グランドホテル」の巨大施設の一部であるが、2008年4月から「古牧温泉青森屋」に名称を変更することになった。

古牧温泉は第一グランドホテルから第五グランドホテルまである巨大温泉リゾートである。芦別の「北の京」や「五重の塔」はここを真似たのではないかと思ってしまうが、かつては業界紙や大手旅行会社のランキングで1位になっていた。管理人はなぜ古牧温泉が1位か首をひねったものだが、これは利用者の目ではなく、プロの受けがいい(旅行会社に貢献している)ということだろう。

その後、経営拡大路線に転じて、バブル期の奥入瀬渓流温泉のホテル建設によって負債を抱え、経営努力にもかかわらず、2004年11月経営破綻。ゴールドマン・サックス主導で経営再建が行われることが決まった。

現在はアルファトマムなどを経営する星野リゾートが古牧温泉と奥入瀬渓流グランドホテルの運営受託をしている。

名称変更には、全国の多くの老舗温泉ホテル・旅館が外資ファンドの傘下に入ったが、その代表格である古牧温泉とグランドホテルのイメージを少しでもよくして、外資色を薄める狙いもあるのであろう。

昨年、NHKの朝ドラで放映された「どんと晴れ」は、盛岡の老舗旅館が舞台であったが、クライマックスは外資ファンドに乗っ取られるかどうかのシーンであった。管理人はドラマを見ていて思わず古牧温泉を想像してしまった。最後は株を取り戻すが、温泉旅館=日本文化の象徴に対して外資ファンドは完全な悪役の構図であった。このあたりのイメージ戦略にも古牧は苦労をしているのであろう。

あまり知られていないが、三八上北地方は湯量豊富でいい温泉が多い。東北本線に乗るとこのあたりの駅前には温泉銭湯も多い隠れた湯処だ。

リンクサイト「観光まるごと北海道」を運営するK氏から、古牧温泉創業者が2003年に列車にはねられ亡くなったことも破綻原因のひとつという情報をいただきました。ありがとうございます。

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究極の鄙び系・かつての栄華が偲ばれる東鳴子温泉・旅館田中温泉

2007年12月24日掲 載

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写真上:田中温泉湯治部 昭和29年に完成した時はそのモダンさで大変な話題だったらしい
中:昼でも薄暗いロビー 下:大浴場脱衣場 椅子がいい

今回、鳴子には3日間滞在したが、東鳴子温泉の田中温泉に日帰り入浴で2回訪れた。この田中温泉、お湯はアブラの香りがしてヌルヌル感満点。このお湯は大のお気に入りなのだが、建物もまた味わい深い。今回は館内や外回りをじっくり写真に納めてきた。

何しろ田中温泉は平安時代からあるらしい由緒正しい温泉である。今は総称で東鳴子温泉とこのあたりのことを言っているが、少し前までは「田中温泉」と言っていた。事実、バス停の名称は「田中温泉前」である。また、古い旅行ガイドを見ると鳴子や松島の定期観光バスは田中温泉始発となっている。さぞや賑わっていたことであろう。

と、書くと今はどうなのか。これはとんでもないことになっている。「鄙び系」などというぬるい言葉では済まされないが便利なので使わせてもらう。
広大や敷地には江戸時代末期(?)に造られたらしい旅籠跡廃墟、昭和29年頃新築された当時は超モダンであったであろう湯治部、そして旅館部とあり、いくつ客室があったかわからない。客室の大半は廃墟化しており、今はごく一部しか使用されていない(できない)。なかには雪が積もっている部屋があった。

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写真上:古い病院のような廊下 中・下:使われていない湯治部客室 床が抜け床下は雪面であった

風呂は昔は超モダンであったであろう混浴大浴場、女風呂、貸切風呂が3つ、ここまでは200円で誰でも入れる(安い)。この他、旅館部にも風呂が3つか4つあるが、泊り客は殆んどいないようである。

ここの特長は電気がついていないので昼間から真っ暗であることだ。夕方に訪ねた時も電気が付いていない!!混浴大浴場も脱衣場も暗闇で、照明スイッチを探すのに苦労をしたが、何とか混浴大浴場に入るとお婆さん4人組が民謡を唄いながら2組づつで背中を流し合っていた。

円をくり抜いような不思議な形の浴槽では、お爺さんがひとりこれまた「大漁節」を唸っていた。暗く、湯気で顔や姿もはっきりわからないが、何だか不気味で、怖くなってしまい湯船には浸からずにすぐに出た。そして、着替えるのも面倒なので、籠を抱えて、裸で廊下を歩き(人もおらず暗闇なので大丈夫)、近くの貸切風呂に入った。風呂の窓を開けると江戸時代末期の旅籠廃墟が目の前に現われた。

田中温泉はワンダーランドである。真面目な話、維持だけでも大変であろうし、お兄さん(ご主人)とパートのおばさんだけで切り盛りしているようである。名物であった受付のおばんさんは身体を壊されて辞めたらしい。いつまでも続けてもらいたい田中温泉旅館である。残念ながら今回も宿泊する勇気がなかった。次回こそ。
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写真上:江戸時代末期のものといわれる旅籠廃墟 中:家族風呂 下:混浴大浴場

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にっぽんの温泉100選」で草津が5年連続で1位に

2007年12月18日掲 載

旅行業界紙、観光経済新聞社が主催する第21回「にっぽんの温泉100選」で草津温泉が5年連続で1位に輝いた。

順位は以下の通りカッコ内は昨年の順位
 1位(1) 草津(群馬)
 2位(2) 由布院(大分)
 3位(4) 黒川(熊本)
 4位(3) 登別(北海道)
 5位(5) 指宿(鹿児島)
 6位(10)有馬(兵庫)
 7位(6) 道後(愛媛)
 8位(7) 別府(大分)
 9位(8) 和倉(石川)
10位(11)城崎(兵庫)

全体的には大きな変化はないが、”首都圏温泉”の草津と由布院、黒川の九州勢は強い。先日のブログで書いた口コ旅行ミサイト「フォートラベル」の人気温泉投票でも1位黒川 2位由布院 3位草津とあまり変わりない。

業界向けの観光経済新聞と個人利用者が投稿するフォートラベルでは投稿の視点も異なるが、上位は一致しているようだ。但し、フォートラベルの「ひとに勧めたい度」では、乳頭、酸ヶ湯、玉川、松之山、黄金崎不老不死などが登場し、今後は「秘湯的」な宿も業界紙のランキングに登場してくるのではないか。

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隠れた名湯、留辺蕊の滝の湯が休業 増える公共温泉の閉鎖

2007年12月13日掲 載

北見市留辺蘂(旧留辺蕊町)にある温泉施設「滝の湯センター」が11月30日で休業した。市は4年前に事業継続を条件に民間業者に無償で経営委譲していたが、利用者の減少、管理費の高騰などを理由に休業を決めた。

国道39号線沿い、温根湯から少し離れたところにあるが、滝の湯は泉質が素晴らしかった。ところが2回入浴したが2度とも誰もいなかった。すぐ隣りにニュー静林荘があり、こちらはお年寄りが多かった印象だ。
また、歩ける範囲に「塩別つるつる温泉」がある。ここはなぜか人気で、平日でも駐車場がいっぱいであった。

管理人は塩別つるつるよりも、滝の湯が方が好きだ。静かというだけではなく、お湯が滑らかで、まさにお肌スベスベ(高砂親方のフレーズ)になる。泉質として相当な高レベルだ。小さな風呂がひとつなので物足りないという人も多いかもしれないが、こういう温泉の方が落ち着く。公共の湯としては数少ないかけ流しであった。市では新しい引き受け先を探しているとのことなので再開を期待する。

滝の湯の場合、至近エリアに温泉が3ヶ所もあり、民間事業としては成立しないであろう。塩別つるつるは派手に宣伝しているが。

そういえば同じ北見地区置戸町の「勝山温泉ゆぅゆ」(勘弁してほしいネーミングだ)も引き受け先が見つからず閉鎖されていた。管理人は昨年入浴したが、その豪華さに驚いた。リゾートホテル並みである。置戸は公共温泉と宿が3ヶ所(鹿の子温泉と宿は町営ではないかも)もあり、このご時勢で大丈夫かと思ったが、案の定、閉鎖に追い込まれた。さらに町HPによると「メモリーハウスおけと」も休業しているようである。ゆぅゆは、最近新しい管理事業者がみつかったようだが。
 

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ルスツが温泉を掘削、12/20にオープン

2007年12月12日掲 載

スキーシーズンが幕を開けたが、ルスツ・リゾーートに温泉が12月20日、オープンすることになった。泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉。日帰り入浴も可能で、利用できる時間帯は午前6時から午前9時と午後2時から深夜1時までに分かれている。入浴料は大人、子どもを問わず1人1050円。

ルスツにこれまで温泉がないのは意外なかんじがしたが、2008年夏に開催される北海道洞爺湖サミットで国際メディアセンターになるなど存在価値が大きくなっている。

サミットの際は外国人プレスも温泉に入るのであろうか。先日、「クーリエ・ジャポン」を読んでいたらスイス人記者の日本温泉探訪記があった。その中で、【日本人は身体を丁寧に洗い流してからでないと入浴できない決まりがあり、温泉は日本人にとってレジャーではなく儀式のようなものだ】といった内容で書いてあった。その的外れぶりぶり(ジャポニズム趣味)に笑ってしまった。

来年の夏はルスツ温泉の話題が世界に流されるのであろうか。洞爺湖、登別などの温泉ホテルに宿泊する外国プレスも「浴場」にさぞや驚くであろう。

【参考】ルスツリゾートの公式サイト

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口コミ温泉評価、黒川、湯布院と九州勢が上位に

2007年11月30日掲 載

「価格ドットコム」系列のフォートラベルが運営する『旅行のクチコミサイト フォートラベル』のサイト内において、「みんなで決める!全国人気温泉ランキング 2007」アンケート調査が実施された。

このアンケートは、国内の人気温泉地120 カ所の中から実際に「行ったことのある」温泉地を選択してもらい6つの評価項目<人に勧めたい度/お湯/ホテル・旅館の質/日帰り入浴施設の充実度/温泉街の雰囲気/交通の便/)を3 段階で評価してもらうものある。

すべての評価の平均を算出した「総合評価」では、1位熊本県 黒川温泉、2位大分県 由布院温泉、3位群馬県 草津温泉と、昨年と同じ温泉地が上位3位内にランクインする結果となった。
評価は以下の通りである。

≪総合評価≫
1位  熊本県/黒川温泉
2位  大分県/由布院温泉
3位  群馬県/草津温泉
4位  兵庫県/城崎温泉
5位  愛媛県/道後温泉
6位  兵庫県/有馬温泉
7位  大分県/別府温泉
8位  秋田県/鶴の湯温泉(乳頭温泉郷)
9位  神奈川県/箱根湯本温泉
10位 北海道/登別温泉

≪人に勧めたい度≫
1位  秋田県/鶴の湯温泉(乳頭温泉郷)
2位  熊本県/黒川温泉
3位  秋田県/玉川温泉
4位  青森県/酸ケ湯温泉
5位  大分県/由布院温泉
6位  青森県/黄金崎不老ふ死温泉
7位  群馬県/草津温泉
8位  兵庫県/城崎温泉
9位  北海道/登別温泉
10位 新潟県/松之山温泉

≪お湯(泉質・効能)≫
1位  秋田県/鶴の湯温泉(乳頭温泉郷)
2位  秋田県/玉川温泉
3位  青森県/酸ケ湯温泉
4位  群馬県/草津温泉
5位  長野県/白骨温泉
6位  青森県/黄金崎不老ふ死温泉
7位  新潟県/松之山温泉
8位  山形県/白布温泉
9位  熊本県/黒川温泉
10位 群馬県/万座温泉

≪ホテル・旅館の質(施設の充実度・清潔感、サービス)≫
1位  熊本県/黒川温泉
2位  大分県/由布院温泉
3位  宮城県/秋保温泉
4位  兵庫県/城崎温泉
5位  石川県/和倉温泉
6位  群馬県/四万温泉
7位  兵庫県/有馬温泉
8位  新潟県/月岡温泉
9位  岩手県/鶯宿温泉
10位 群馬県/草津温泉

≪日帰り入浴施設の充実度≫
1位  熊本県/黒川温泉
2位  兵庫県/城崎温泉
3位  愛媛県/道後温泉
4位  群馬県/草津温泉
5位  大分県/由布院温泉
6位  秋田県/鶴の湯温泉(乳頭温泉郷)
7位  長野県/野沢温泉
8位  秋田県/玉川温泉
9位  兵庫県/有馬温泉
10位 大分県/筋湯温泉

≪温泉街の雰囲気≫
1位  熊本県/黒川温泉
2位  群馬県/草津温泉
3位  兵庫県/城崎温泉
4位  大分県/由布院温泉
5位  愛媛県/道後温泉
6位  兵庫県/有馬温泉
7位  長野県/野沢温泉
8位  大分県/別府温泉
9位  長野県/渋温泉
10位 秋田県/鶴の湯温泉(乳頭温泉郷)

≪交通の便≫
1位  静岡県/熱海温泉
2位  神奈川県/箱根湯本温泉
3位  静岡県/伊東温泉
4位  新潟県/越後湯沢温泉
5位  神奈川県/湯河原温泉
6位  大分県/別府温泉
7位  兵庫県/有馬温泉
8位  愛媛県/道後温泉
9位  北海道/湯の川温泉
10位 神奈川県/宮ノ下温泉

昨年は湯布院が総合で1位であったが今年は黒川になった。タイプは違うが、この2ヶ所は「個」をもてなす部分では秀でている。それに対して、「集」をもてなす大型旅館ホテルが多い温泉地のランクインが少い。また、20年前までは「秘湯」といわれたような酸ヶ湯、乳頭温泉鶴の湯、玉川、黄金崎不老不死、松之山などが入っているのが興味深い。これらはすべて東日本エリアであるが、JR東日本の温泉プロモーションも大いに影響していそうである。

総合的には、宿も温泉街も小ぎれいで、こじんまり、風情情緒がある温泉地が選ばれている。女性ウケするところが目立つ。また、源泉掛け流しの温泉地が多く、このあたりも時代のニーズがよくあらわれている。

北海道は、総合で登別が10位、人に勧めたい度で9位、交通の便で湯の川が9位に入っている。温泉天国といわれる割にはさみしい結果だ。このあたりにも時代のニーズに対して、後手後手になる北海道観光(温泉地)の弱みが出ているのではないか。

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ニセコ湯本のチセハウスが営業を終了

2007年10月09日掲 載

道新掲載の「青さんの温泉出会い旅」ブログによるとニセコ湯本温泉のロッジチセハウスが9月いっぱいで廃業したと報じられている。
創業者が亡くなられた以降、夫人と息子さんで切り盛りしていたが、高齢の夫人が体調を崩されて入院、夫人が昨冬他界されてからは、事実上休業状態になっていた。

管理人は昨年4月に宿泊予約の電話を入れたが断られ、すぐ近くにある国民宿舎「雪秩父」(昭和40年代の遺物のような宿)に泊まった。まさか宿がそんな状態とは知らなかった。一昨年は、こじゃれた「湯ごもりの宿・アダージョ」に泊まったが、泥湯はチセハウスがいちばんであった。泊まれなかったことを悔やむ。

名湯が多いニセコ地区から古い宿が少しずつ消えてゆくのは残念だ。

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帯広の「アサヒ湯」が再開

2007年08月27日掲 載

5月14日付けのブログで紹介した帯広の温泉銭湯・「アサヒ湯」を市内の不動産・賃貸業「青葉商事」が引き継ぎ、このほど営業を再開したと26日付けの十勝毎日新聞が伝えている。施設の一部は改装したが、源泉かけ流しのモール温泉による約4.5平方メートルの浴槽はほぼそのまま活用したことで原型が保たれているようだ。

当初、4300万円で売りに出されていたが、敷地が狭く、これ以上の掘削が難しいので現状レベルの施設しか作れないのがネックになっていたが、毎分26リットルの湧出量に合った浴槽で、内部を高齢者などに利用しやすく改善するなどしてリニューアル・オープンをした。

帯広エリアはモール泉で有名だが、アサヒ湯はそのなかでも泡立ち感が強く、同エリア内でも濃い印象がある。嬉しい再開の知らせである。
 
【情報】アサヒ湯は中学生以上390円、小学生140円、幼児70円。営業時間は午後2時(9月以降は同3時)-同11時。日曜日は午前6時-同10時の朝湯もある。定休日は第2、4木曜日。問い合わせはアサヒ湯(0155・24・1933)へ。

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清水町「フロイデ」が売却、公共温泉は淘汰の時代か

2007年08月06日掲 載

十勝・清水町が町営温泉保養施設「しみず温泉フロイデ」の売却を決め、入札参加者の募集を始めたと6日付けの毎日新聞が伝えている。
利用者が減り、地方交付税削減で町営維持が困難になったことを受け、再建策を検討していた。最低売却価格は9400万円で、来年4月までに買い手がつかない場合は閉鎖する方針。

フロイデは、公共温泉建設ブーム時の1995年4月にオープンした。かなり規模の大きな施設で、宿泊できるコテージも併設している。96年は年間約20万人の入浴者があったが、昨年度は10万人に減少をした。これまで黒字になったことは一度もなく、毎年町が3~5千万円支出してきた。フロイデのサイトに町の温泉施設に対する考え方が示されている。なかなか興味深い内容である。

管理人は、フロイデの名前は知っているが、入浴したことはない。豪華な公共温泉=味気ない=循環湯=温泉としての魅力がなかったのが理由であるが、同様な人は多いのではないか。実際に清水町は温泉資源に恵まれていない。また、隣接する鹿追、新得町が観光資源に恵まれているのに対し、清水町は存在感が薄い印象がある。

道内の多くの公共温泉と併設する公共の宿は赤字である。民間への運営委託や売却が進んでいるが、あきらかに過剰で、温泉とは名ばかりの施設が多いのだから淘汰が進んでいくであろう。

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朝里川温泉に5万円の高級旅館誕生、小樽観光再生に役立つか

2007年08月02日掲 載

繊維・不動産賃貸の株式会社上毛(群馬県前橋市)の子会社、北海道上毛が、小樽市にある朝里川温泉に高級ホテルを2009年の春にも開業する計画を明らかにした。2007年7月31日付の北海道新聞が伝えている。

計画では1990年に閉鎖された小樽市営朝里川温泉センターの跡地に総事業費約20億円を投じ、一部3階建ての低層ホテルを建設する。部屋数を四十室程度に抑え、部屋に天然温泉の風呂を備えるなど全室をスイートクラスの豪華仕様とする方針だ。

建設予定地は、地元で再利用が待望されていた朝里川温泉最大の空き地であり、その隣では地元の酒造会社が食酢の製造工場と体験施設を建設し、新たな観光拠点づくりを目指す構想もあるようだ。

朝里川温泉は、北海道では数少ない「おこもり系」宿として人気がある蔵群があるところ。これまで道外客には存在感が薄く、小樽観光ゾーンから外れている印象があったが、運河観光も行き詰まり感があり、小樽市では新たな観光形態を模索しているところである。最近では小樽の酒蔵15が集まり、「小樽地酒まつり」を4月から12月まで行うなど新しい小樽を紹介している。

これまで宿泊客が極端に少なかった小樽であるが、朝里川に魅力ある宿が集まれば、観光形態も大きく変わってくることが期待できる。

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「浴衣の似合う温泉地」1位は城崎、北海道は上位10位に入らず

2007年07月14日掲 載

浴衣が似合う温泉地はどこか?

業界紙の旅行新聞新社が昨年6月から今年5月まで、旅のホームページ「おかみねっと」でネットユーザーを対象の「旅アンケート」調査を実施した。その中で「浴衣の似合う温泉地」を推薦してもらったところ、城崎温泉をはじめ草津温泉、黒川温泉などが上位にきた。

★トップ10入選の温泉★
1位 城崎温泉 (兵庫) 483票
2位 草津温泉 (群馬) 453票
3位 黒川温泉 (熊本) 156票
4位 由布院温泉 (大分) 135票
5位 熱海温泉 (静岡) 132票
6位 別府温泉 (大分) 116票
7位 道後温泉 (愛媛) 110票
8位 下呂温泉 (岐阜) 104票
9位 伊香保温泉 (群馬) 101票
10位 有馬温泉 (兵庫) 99票

※アンケート期間:2006年6月6日~2007年5月21日
回答数:3440 有効回答数:2924 推薦温泉地数:152

この結果、どうみるであろうか。全体的には九州の湯布院と黒川を除くと、歴史のある温泉地が名を連ねている。つまり、浴衣と下駄で、散策に出れるような温泉街である。
1位の城崎であるが、管理人も1位に上げたい。正しい湯の町情緒が残る温泉街であるが、今では当たり前となった女の子向けに好みの浴衣をチョイスできるサービスを最初にやったのが城崎ではないか?
そういう意味でも妥当な結果である。

ところで北海道は上位10位にはいない。自然環境、館内完結型の大型ホテルが多いという理由もあるが、どうも殺風景な温泉街が多い。湯の川あたりが、最近、街歩きができる温泉街づくりをしているが、海岸沿いのビル温泉ホテル街を浴衣で歩く気にはなれない。北海道では永遠の夢であろうか。

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道内の温泉利用者数データが発表された

2007年07月09日掲 載

北海道観光土産品協会というところが、2006年度の道内温泉利用者データを発表した。資料は、市町村別入湯客数、支庁別入湯客数、伸び率ベスト10、全国市町村別温泉入湯客 ベスト100などからなっている。
7日付けの道新記事によると2006年度の道内温泉利用客数(宿泊・日帰りの合計)は前年比0.5%増の3017万人となった。利用客が前年を上回るのは、4年ぶりという。

各ベスト3は、市町村別が札幌市、函館市、登別市の順、宿泊者数では札幌市、函館市、登別市、日帰りでは、札幌市、北斗市、小樽市となっており、宿泊と日帰り客の部ではよく地域性が出ていると思う。
また、全国ランキングでは、箱根が1位、日光が2位、道内では札幌(含む定山渓)が3位、函館が10位である。

以下、道内伸び率ベスト10であるが、あくまでも参考程度のデータである。

1 当別町 227.8% 民間企業の営業努力
2 共和町 132.2% 経営者の交替によるリニューアル効果
3 倶知安町 130.9% 1施設の新規開業と観光客増
4 知内町 118.0% 施設の営業努力
5 雄武町 116.0% 自然増
6 鹿部町 115.9% 外国人観光客の増加
7 留萌市 113.4% 民間企業の営業努力
8 夕張市 111.8% 施設レイスイの宿泊客を加算
9 福島町 109.4% 町営施設の営業努力
10 苫小牧市 109.0% 該当施設の増加

 【参考】北海道観光土産品協会公式サイトの統計関連ページ

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JTBがネット投票による温泉番付を発表 意外性があり面白い

2007年06月07日掲 載

JTBがネット投票によって順位を決める人気温泉番付を5月17日に公開したと発表した。番付は東日本と西日本に分かれ、温泉番付露天風呂番付からなっている。

6/7現在、温泉番付の東横綱が玉川温泉(秋田)、西横綱が別府温泉で、以下、東が十勝岳(上富良野)、乳頭(秋田)、姥湯(山形)、水無海浜温泉(函館)、西は、白浜(和歌山)、湯布院(大分)、龍神(和歌山)、濁河(岐阜)と続く。

西は概ね順当なところが入っているが、東は、十勝岳や水無海浜、姥湯など全体的には秘湯系が上位を占めている。西の横綱・別府に文句を言う人はいないであろうが、玉川温泉が横綱というのも意外である。伝統、施設の西に対し、素朴・ワイルドの東であろうか。

露天風呂番付では、西が別府、東は乳頭温泉郷が横綱。意外なところでは、東の関脇に川湯温泉(弟子屈)、西の小結に関金温泉(鳥取)が入っており、黒川温泉(熊本)はベスト10に登場していない。

全体的な印象は、かなりコアな温泉ファンが投票していることが伺えるが、変動があるので面白い。なお、温泉番付では、ブログーパーツやRSSも提供しており、自分のブログにランキングを掲載することが可能になっている。

JTBのプレスリリースはこちら

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糠平温泉も「かけ流し宣言」、かけ流しだけでは魅力に乏しいのでは

2007年06月02日掲 載

上士幌町の糠平温泉が全国7か所目の「源泉かけ流し宣言」をした。道内では、川湯、摩周温泉に続いて3番目である。

糠平温泉の取り込みについては、これまで何度か紹介をした。たとえば連泊した客には、2泊目以降は別の宿で夕食が取れるサービスを道内では最初に取り入れた。また、「スギ花粉疎開」や、温泉街の植林など数々の施策を打ち出している。
特に旧士幌線の糠平湖にかかるアーチ橋は、北海道の産業遺産にも登録され、観光の目玉になっている。地味な温泉街であるが、休養型の温泉地として再生をはかっている。

管理人は、これまで3度、糠平温泉を訪れている。お湯はクセがなく透明だが、やや個性に欠ける気がする。正直な感想を述べると、どこの宿も知恵を絞り、全国の人気温泉地のノウハウを取り入れたりして、努力していることは評価できるが、それは「頑張っているから応援してあげよう」といったレベルである。多くが家族経営の宿なので、自ずと限界はあるが、コツコツ積み上げている最中という印象である。

道内で「源泉かけ流し宣言」をした川湯、摩周も同じような状況である。川湯は、中途半端な規模で、安ツアーの定宿という印象がある。草津よりも効きそうな強酸性のいいお湯があるのに勿体ない。摩周は壊滅寸前の状態であったが、先日泊まったところ客室無線LANを複数の宿で入れ、復活へ向けて頑張っている印象を受けた。摩周のお湯は、クセはないが、意外に濃厚である。

北海道では、結果的に、復活へ向けて頑張っている温泉地が「源泉かけ流し宣言」をして、集客を図ろうとしている。管理人は、川湯、摩周、糠平この3ヶ所の温泉は大好きである。判官びいきもあるかもしれないが、いい「素材」があり、努力しているのがわかるので何度も行っている。

しかし、「源泉かけ流し」だけでは、客は呼べない。温泉には流行もある。温泉本来の魅力を味わう意味で「かけ流し」は、素晴らしいことだが、それだけでは限界がある。かけ流しを求める客は、温泉と宿にプラスアルファ何を求めているのか、知る必要があるのではないか。

管理人の趣味で言うと、こういった温泉地に贅沢は求めない。客室露天は必要ないし、豪華懐石もいらない。ましてや、女将や仲居さんが、出発の際、テレビ「田舎へ泊まろう」のエンディングのように、姿が見えなくなるまで手を振ってくるようなところはパスである。

お仕着せではなく、静かに休養できる環境と質素でも清潔な館内、ちょっとだけ凝った手作りの、出来立て料理、それとPC環境があれば文句を言わない。

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帯広市内の温泉銭湯「アサヒ湯」が4300万円で売りに出される

2007年05月14日掲 載

毎日新聞によると、帯広市の中心部にあり、温泉銭湯として名高い「アサヒ湯」が温泉権利付きで4,300万円で売りに出されるている。

「アサヒ湯」は、温泉ファンの間では有名なところ。毎日記事にある通り、「All About」や郡司勇氏などの著書で紹介をされているほか、多くの温泉ファンサイトに登場している。

帯広は、駅前から周辺にかけて多くの温泉施設がある。ビジネスホテルや銭湯、サウナなどがあり、モール泉入浴が帯広泊まりの楽しみのひとつになっていた。
駅前の「ふく井ホテル」が温泉の最初ではないかと思うが(確証なし)、今では多くのホテルに温泉が引かれている。このあたりは、当サイト内の「ホテルミシュラン帯広編」を見ていただきたい。

以前から帯広市とその周辺は温泉を開発し過ぎており、湯量の枯渇を心配していたが、十勝川では湯量が減っているという話をきいたことがある。
最近では資源保護のため、規制をしているようなので、「アサヒ湯」の物件は大変貴重である。新聞には、不動産屋のコメントして「資源保護のため市内で温泉はもう掘れない。安い買い物では」とあるが、そうであると思う。

新たな掘削は費用や保護の問題があり、既存施設の買取は、源泉権や地域との複雑な問題など、容易には手を出せない分野だ。
「アサヒ湯」は帯広市内の源泉の中でも泉質が評判、湧出量は26リットルとあまり多くはないので、大きな施設は無理、用途が難しいが、温泉ファンや地域住民が気軽に寛げるシンプルな施設にしてもらいたい。

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湯の川の湯量が減少、函館市内温泉乱開発のツケか

2007年03月10日掲 載

函館市の湯の川温泉は、空港や市街、観光スポットにも近く、通年の賑わいをみせている。団体ニーズが高い温泉地だが、最近は宿泊者が減少気味、活性策として温泉に親しんでもらうためのイベント「函館オンパク」(別府が元祖)の開催、足湯の設置や温泉街らしきものがないので情緒を出そうとしたマチづくりなどで頑張っている。

そんな湯の川温泉であるが、湯量が減っていると9日付けの函館新聞にあった。
『現在の湯の川温泉は、水位の低下で自然湧出がなくなり、すべて動力による汲み上げである。94年のピーク時にはホテルや旅館、公衆浴場、一般家庭など185件に1日約6600立方メートルを供給していたが、今年2月現在では130件、同4900立方メートルに減っている。』(函館新聞より抜粋』

現在、函館市内には55もの源泉がある。そのうち湯の川には、36本の源泉があり、市水道局と民間が所有している。

管理人は以前、仕事の関係で湯の川温泉へは頻繁に行き、宿泊していたが、無色透明な熱めのお湯で海岸に接しているため、しょっぱいナトリウム塩泉であった。掛け流しの宿も多く、公衆浴場もいくつかあるので湯量は豊富と見ていたが、徐々に減少(制限)しているのが現状のようだ。

函館市内には谷地頭など有名な銭湯の他に数多くの日帰りを中心にした施設がある。桔梗や陣川、富岡など市内各所にスーパー銭湯のような施設があり、値段も驚くほど安い。また、駅前には温泉掘削した大型ビジネスホテル・ルートイングランビアや古くからある函館温泉ホテルなどかなりの数にのぼる。

函館の温泉日帰り施設の数は人口に対して全国一と聞いたことがある(パチンコもそうかも?)。競争も激しく、施設の改装や新しい湯脈を探してボーリングをするなど市内全体が掘り起こされている状態である。

今、函館で起きている湯量減少は、もっとも危惧していることが起きた格好だ。もともと函館に温泉がそれほど必要であろうか?
行ってみると昔からの温泉銭湯はガラガラ、入れ替わりも激しい。アクセスが悪かったり、設備がよくない施設は閑古鳥、新しく立派な施設だけ賑わっている印象がある。

函館のお湯は、湯の川の塩泉以外にも駅周辺は鉄鉱泉(茶色)、郊外には硫黄泉もあり、バラエティに富んでいる。
今後、ホテル新築などで新たな掘削も考えられるが、温泉保護に向けた対策を函館市は早急に打つべきであろう。道内では札幌、帯広(もともとモール泉が湧出している)、釧路などがホテル用などの掘削が相次いでいる。釧路などは地震が多いところなので少し心配でもある。

全国的に見ても都市型温泉は、そろそろ考える時期に来ているだろう。
 

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掛け流し温泉宿を追い詰める温泉排水の除去義務について

2007年02月17日掲 載

自家源泉や掛け流しの宿がなくなる?
冗談ではなく、今かなりの温泉地や宿で大騒ぎになっている。

WHO(世界保健機構)からの指摘で人体に有害とされるホウ素やフッ素が温泉の排水に含まれていることから除去を旅館に義務付ける法律ができ、基準がこの7月から強化されることになった。
基準をクリアするためには、一台3,4千万もする除去装置を旅館ごとに購入しなければ営業ができないというから死活問題であるのだ。

今回、この規制法に引っかかる温泉旅館の多くが自家源泉をもった掛け流しであり、泉質、湯量に恵まれた温泉地の中小旅館が目立つ。それらの多くが家族経営であり、この規制法は「温泉宿をやめろ」といっているようなものだ。日本の旅館の60%が赤字、70%以上が家族のみの零細経営だということを環境省を知っているのであろうか。

この法律、日帰り温泉には適用されない(そんなバカな)。また、ホウ素やフッ素などは、排水量ではなく、濃度が基準となっている。つまり、大量の温泉水が流されていなくても濃度が高ければダメなのだ。
温泉水を流している地域でホウ素やフッ素によって温泉地やその周辺の土壌や水質が汚染されたなどという話は聞いたことはない。工場排水とは違うのだ。

環境省は国民保養温泉(これを知っている国民がどれだけいるであろうか)の管轄や温泉分野にもタッチしているが、温泉を守るべき立場のはずの環境省がやるべき法制とはえない。
省内には温泉事情に詳しい職員や温泉ファンは多いはずであろうが、この内容を客観的にみてどう思うか。これが世間の常識であろうか。

今回の規制で鳴子や万座、別府、北海道では調べていないが、定山渓あたりが危ないという噂だ。国内湯数の湯どころが犠牲となる。それも家族経営が中心の弱者へ負担がいくとに納得できないのだ。

あの保守的な日本温泉協会が、環境省に長年「自然湧出している温泉を利用した旅館を当分の間除外して欲しい」と要求したらしいが、あっけなく却下されてしまったらしい。

まだ、この話はあまりニュースになっていないが、今後クローズアップされる可能性がある。
リサイクル法の時のビンテージ楽器を規制からはずさせたような周囲の盛り上がりに期待するし、管理人も「見直し」を強く訴える。

参考資料
All About日本の宿
日経新聞宮城版

2/18、M氏よりホウ素やフッ素の含有量が多い温泉地に関する情報を頂きました。ありがとうございます。
【ホウ素】
定山渓温泉(北海道)、新安比温泉(岩手)、秋保温泉(宮城)、強羅温泉(神奈川)、松代温泉(長野)松之山温泉(新潟)、有馬温泉(兵庫)、白浜温泉(和歌山)、小浜温泉(長崎)別府温泉(大分)

【フッ素】
新玉川温泉(秋田)、草津温泉(群馬)、下呂温泉(岐阜)、十津川温泉(奈良)、道後温泉(愛媛)
がリストアップされていました。

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温泉成分の分析を10年ごとに義務化

2006年10月28日掲 載

温泉へ行くと脱衣場などに温泉成分分析表が掲げられている。
中には自分たちに都合がいい情報しか開示しないものや恐ろしく古いものがある。昭和初期の分析結果を出している温泉もあったりするが、総じてデータが古く、温泉は生き物なので成分はたえず変化する。

28日付け道新によると、「環境省自然環境局長の諮問機関「温泉行政の諸課題に関する懇談会」が、温泉利用事業者に対し、十年ごとに温泉成分の再分析を義務付けるよう提言していた。
報告書では、温泉成分は時間の経過とともに変化する場合があるとし、定期的な再分析とその結果の掲示を、温泉利用事業者に義務付けるべきだとしている。期間はこれまで同省が指導してきた「十年ごとが妥当」とした。そして、利用者に分かりやすい掲示方法を検討するよう求めた」とある。

温泉ブームは続いている。北海道など地方では公共温泉ブームがひと段落したが、都市部では大型スパやマンション、ビジネスホテル用の掘削が続いている。
限られた資源なので枯渇しないか心配になるが、深く掘削した温泉は、時間とともに湧出量が減り、泉温も下がるのが一般的な傾向だ。
道内でも温泉が出ないような場所に無理して掘ったため、すぐに枯れてしまった公共温泉を複数知っている。

温泉の表示に関しては、白骨事件以来、かなり具体的且つ良心的に表記されるようになったが、自治体ごと、温泉組合や温泉ごとなど表記内容が統一されておらず、わかりずらい。
参考までにこの分野では先進的な長野県ではかなり細かいところまで情報が公開されている。

管理人は温泉へ行くと必ず温泉分析表を見るが、検査をしている機関は任意であり、検査ならびに表記項目もまちまちである。特に湧出量を表示していない温泉が目立つ。臭いものは蓋をしていいもののみを表に出したいであろうが、やはり全国共通で出すべきである。

10年ごとに成分分析を義務付けるのは賛成であるが、さらに一般利用者にわかりやすいかけ流しの有無やその定義、掃除回数や消毒方法なども共通のフォーマットで掲示してほしい。

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温泉より川水に効能あり?

2006年08月01日掲 載

浦河優駿ビレッジAERUにある「あえるの湯」のニセ温泉騒動に対して道はボーリング調査費の補助金を返還するするように浦河町へ要求したらしい。2年前の白骨温泉の入浴剤騒動以来、源泉掛け流しや循環、加温、加水表示などが各地で義務付けられるようになったが、今回の事件はそれ以前の問題であり、関係者の密告がなければそのまま営業を続けていたことだろう。

「ふらさと創生1億円」がきっかけとなり、各地で温泉が掘削された。北海道もご他聞に漏れず多くの自治体で掘削、立派な宿と併せ、90年代前半には公共温泉ブームが到来した。温泉天国といえる北海道だがどこでも温泉が出るとは限らない。特に道北、今回の舞台、日高は温泉不毛の地だ。多くが深さ千メートル以上ボーリングし、出るお湯は20~30℃台の温めで、湯量も少なく不安定だ。
「あえるの湯」の場合、2001年に開業したにも関わらず既に枯渇していたらしい。こういった公共温泉は浦河に限らず道内にいくつかある(実名は控えるが)。

もともと温泉は生き物、地下1500mから湯を汲み上げ、加温、循環濾過し、塩素と水道水を足せばもはや自然の恵みとはいえない。

鉱泉というものがある。湯温25℃以下のことを指し、B級温泉のイメージが強いが、実は効能あるところが多い。一般に鉱泉は小規模な隠れた一軒宿が目立つ。湧出する湯量に合った小さな湯船をつくり、低温の源泉風呂と、加温する場合は成分が逃げないように薪を使ったりと古くからある鉱泉は未だに昔ながらのところが残っている。鉱泉は薬効も売り物しているところが多いが、それにはちゃんとした意味があるのだ。

北海道で鉱泉というものは聞かないが、実は25℃以下のボーリング公共温泉は結構ある。多くが鉱泉宿と違い、大きな浴槽をつくり、加温、加水、循環をしているので半ば”死に水”であろう。
浦河の場合、川水で偽装したが、温泉もどきの腐り水よりも日高山脈から下る川の水の方が効能あらたかではないかと思ってしまう。

最近、夕張のハコもの行政の負がクローズアップされているが、雨後の竹の子のごとく登場した公共温泉が抱えている問題も共通点が多くこれから綻びが出てきそうである。
昨日、埼玉の公営プールで女児が排水溝に流され亡くなったが、管理体制のずさんさは今回の浦河の事件と共通するファクターをかんじた。

北海道の温泉 源泉・かけ流しの湯
北海道の温泉 源泉・かけ流しの湯本多 政史

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