函館「ホテル駅前」、連絡船時代の旅館を思い出させる家庭的なビジネスホテル
2009年08月01日掲 載
函館はこの数年ホテルの建設ラッシュが続いた。宿泊特化型の全国チェーンのテルの進出が相次ぎ、既存のホテルでも売却や名称変更などがひっきりなしだ。
函館駅へ降り立つと朝市側にシンボル的にそびえていた「ハーバービューホテル」は親会社ANAのホテル売却で外資の「ロワジールホテル」へ。古くからあった「ホテルオーシャン」が「スマイルホテル」に経営変更した。駅周辺以外でも「JALシティ」が外資の「チサングランド」に変わっている(旧地産のブランドを残した名称だが安っぽくかんじてしまう)。中小のビジネスホテルになると廃業や名称変更が多すぎてわからない。五稜郭周辺にも新しいホテルがいくつか建っているが、明らかに市場規模を超えた客室数になっている。
そんな訳で宿泊料金のダンピングが続いている。函館観光の不振もあり、週末や夏休み期間でも殆どのホテルが空いている。管理人が北海道に通い出した頃は、ハーバービューと国際ホテル、ロイヤルぐらいしかホテルらしいものがなく、無難なので函館国際ホテルにはよく泊まっていた。はっきり言って食事は美味しい訳ではなく、サービスはシティホテルのそれとしては?であった。地元常連には愛想はよいが、一見の観光客にはよくない(地方のコンベンション型ホテルに多いケース)。これは国際ホテルだけではなく、函館のシティホテル全体に同じ傾向があり、JALシティではフロントの対応に激怒としたことがある。
そんなホテルがシングル1万円も取る時代f長く続いたが、景気後退とホテル建設ラッシュで終わった。7月の土曜日、函館のホテルを探したが、「ラビスタベイ函館」以外はどこも空いている。そして、値段の安さに驚いた。国際ホテルでも5千円台、北島三郎記念館が入り、高価格設定であった「ウイニングホテル」でも7千円で出ていて驚いた。ラビスタベイの人気は女性ウケするコンセプトと、充実した温泉施設に尽きると思う。
どこへ泊まるか考えたが、以前から気になっていた「ホテル駅前」に予約を入れてみた。温泉のあるグランディアの真裏にある小さなホテルだ。どの宿泊サイトの評判も高かったのが、実際に泊まってみてなかなかであった。小規模な地場ホテルにも関わらず、①新しくて清潔②客室LANも高速③大浴場がある④朝食が手作りで美味しい⑤フロントの対応が親切で家族的・・・
青函連絡船があった時代の駅前旅館を思い出させるような宿であり、いい意味での函館らしさをかんじた。市内の多くのホテルは画一的な対応で正直どこへ泊まっても同じと思っていたが、とても気分がよかった。
駅周辺の旅館は来る度に減っている。残っているのは「キクヤ」、「えさしや」、「津軽屋」ぐらいか。「ホテル駅前」が何で支持をされているのか、わかった気がした。それは懐かしい家庭的な駅前旅館のエッセンスと最新の設備である。
7/18(土)宿泊:5,500円(朝食付き)*じゃらんネットより予約
温泉街も戦々恐々とする黒船【湯快リゾートグループ】 「山中グランドホテル」(最近泊まった宿)
2009年06月01日掲 載
「湯快リゾート」をご存知であろうか?
1泊2食付7,800円、GWやお盆、年末年始などの特別料金もなく、特筆すべきはひとりでもOK。チェックインアウトとも12時のため24時間滞在可能である。いったいどんな旅館か。日本有数の温泉地に、豪華な建物である。
湯快グループの宿は有名温泉地で経営破たんをした宿を格安で購入。現在、9つの温泉地に13の宿泊施設を保有している。また、ワンランク上の「癒しの宿」シリーズがあり、こちらは5軒保有、鳥取県三朝を代表する名旅館「斉木別館」などが14,800円から泊まれる。
今回、宿泊した山中グランドホテルもかつては名鉄系の高級温泉ホテルであったが2005年に買収。山中・片山津・山代などの加賀温泉郷には8軒の湯快リゾート系ホテルがあるが、宿の多くは、バブル期の過剰投資により、首が回らなくなった大型温泉旅館である。かつて30数軒あった片山津温泉の旅館は今は10軒ほど。そのうちの3軒が湯快グループなので大変な勢力である。
泊まる前の印象は安かろう、悪かろうであった。今回、夕食は別席があったため取っておらず、わからないが全体的な印象は悪くない。まず、チェックインを済ませると浴衣コーナーで好きな浴衣を選ぶ。徹底合理化されているが、元は一流旅館のため、客室は広く、洗い場のある風呂とトイレ付き。温泉は加水循環だが、全体的に清潔で、最新型のマッサージチェアは無料、飲み物の販売機も定価だ。朝食はふつうのビジネスホテルのバイキングといったところ。高い食材はない。従業員はマニュアル対応だが、教育はしっかり行き届いている。しかし、地元以外の従業員も多いのか地理には不案内であった。
やはり24時間滞在できるのが魅力で、名古屋・関西からは往復3千円の直行バスがあるので便利だ。連泊組、送迎があるので同じ加賀温泉郷の別のグループホテルに泊まる客など湯快グループの囲い込み戦略は凄い。温泉ホテルのセブンイレブンだ。中高年層が多いが、多くがリピーターのようで、使い方をよくわかっているように見えた。(たとえば温泉プールや滑り台があり、CMで有名な北海道のK観光(AVホテル、JVホテル、TSPなど)の宿よりはグレードが高い。また、客層も意外にいいのだ。)
さて、ここまでは利用者としての評価だが、地元から見たらどうであろうか。山中では学会があったので最老舗旅館の専務さんに湯快グループについて聞いてみた。評価はひとこと「戦々恐々・黒船来襲」であろうか。
温泉街が朽ち果てて行くよりはよそ者でも来てもらいたい。実際、湯快グループが来て加賀温泉郷は多少賑わいを取り戻し、商店主などは喜んでいるという。また湯快グループも地元に協力的らしい。しかし、元が取れればさっさと撤退してしまうのでないか、その反対も考えられる。何を考えているのか読めない、やはり地元から見れば黒船なのであろう。
湯快グループは西日本で展開をしているが、東日本には同じコンセプトで「伊東園ホテルグループ」がある。両者は相互リンクを公式HP上で貼っているが資本関係はないはずだ。今後、湯快&伊東園グループ傘下となる宿が増えてくるであろう。
時代が生んだビジネスモデルであるが、駅前旅館が東横インになったのとあまり変わらない図式だ。選択するのは消費者なので評価はできない。但し、それが地域(温泉街)の再生につながるのか疑問もある。
チェックインの段階ですでに布団は敷かれている 客室の窓を開ければ森林で気持ちよい
湯田中温泉・まるか旅館(最近泊まった宿)
2009年05月19日掲 載
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写真上から「まるか旅館」の入口 中:客室 下:客室から見た本館と湯屋
久しぶりにライフワークにしている古い木造建築の温泉旅館巡りをした。
渋・湯田中温泉郷には6つの温泉があるが、今回は長野電鉄の駅にほど近い湯田中温泉に宿を取る。最近では古い温泉情緒がある渋の方に人気があり、湯田中はやや寂びれた印象だ。
どこにするか迷ったが、初めての温泉地の宿を選ぶ時の目安として、源泉や外湯に近い、さらに温泉神社に隣接している小規模の古そうな宿を選ぶ。経験値からだが、だいたいこの基準を満たすものに外れはない(北海道は外湯や温泉神社がある温泉街が少なく、歴史が新しいためにこの基準が当てはまらない)。
今回、お世話になった「まるか旅館」は通りから奥まったところに位置する古い温泉宿である。隣が神社、いちばん大きな外湯「大湯」とも隣接しているので”いい宿”に該当する。
建物は本館と別館から成り、途中に湯屋がある。客室はかなり広めで、天然温泉の客室風呂まで付いている(残念ながらお湯は出るが栓が無く入浴は不可能)。部屋に風呂がついているのにトイレがないのは時代である。
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写真上:男性風呂 下:使用不可能な客室温泉風呂(カランに付着した塊がホンモノの温泉である証明)
浴場はこじんまりしているが、池を見ながら気持ちがいい。お湯は微かな硫黄臭である。湯田中自体、掘削のし過ぎで湯量が減っており、以前は大湯と同じ源泉を使っていたが、量が足らなくなり、他所から引湯しているという。
食事は朝夕ともに部屋食。家庭料理だが値段から考えたたら十分である。経営者の宮崎御夫妻もかんじがよく、知的な方だ。じゃらんや楽天でも高評価の宿である。
5/16宿泊:1泊2食付 9,000円+冷酒1本 9,650円(じゃらんネットより予約)
下諏訪町・グリーンサンホテル(最近泊まった宿)
湯田中の翌日所用があり諏訪へ出かけた。諏訪には年に1,2度泊まるが、今回宿泊したグリーンサンホテルは3度目である。下諏訪駅前の三協精機の敷地に隣接しており、経営もその系列のようである。
見たかんじはどこにでもあるビジネスホテルだが、客室はかなりゆとりがある。20平米ぐらいはあり、寛げる。廊下などは美術館と見間違えるほど幅が広く、オブジェや絵画が展示されている。ちょっと不思議なビジネスホテルである。道外のビジネスホテルはあまり紹介しないが、お気に入りなので書かせていただく。
客室有線LANなども完備されているが、地下には貸切制の天然温泉がある(入浴前に札を掛ける)。客室数が少ないために他のお客さんに温泉で会ったことがない。上諏訪のビジネスホテルの多くに温泉設備があるが、ホテルが少ない下諏訪では貴重である。近くには外湯も多いが、ひとりで独占できる温泉は諏訪地方では多分ここだけなのでありがたい。
ホテル内でも軽い夕食も取れるが、諏訪大社の近くにある信州蕎麦屋「山猫亭」へ出向いた。実は山猫の蕎麦がお気に入りで、下諏訪に宿を取るのもここに行きたいがためということもある。当日はねぎ天(長ネギの天ぷら)、馬刺、味噌チーズ(チーズに信州味噌を練りこんだもの)、山芋揚げ、ざる蕎麦、お酒は地酒の舞姫を2合ほど。諏訪中方の地酒は「真澄」がブランドだが、9つも酒蔵があり、どれも個性的な味だ。ほろ酔いで宿に戻る。
5/17宿泊 シングル5,900円+朝食600円=6,500円
十勝川第一ホテル豆陽亭 ホスピタリティは大型ホテル対応だが設備はなかなか(最近泊まった宿)
2009年03月07日掲 載
帯広出張の折、十勝川温泉に宿泊した。宿泊したのは十勝川第一ホテル豆陽亭。管理人が高評価の北海道ホテルと同じ勝毎系の宿なので試しに泊まってみることにした。
今冬の帯広は記録的な大雪。釧路にしてもそうだが、街中が雪山で見たことがないような光景だ。帯広市内のホテルに宿を取っても、寒い中、外食も面倒だし、店も馴染みがなく、見つからない。十勝川までは札幌からの直通都市間バスを利用したが、帯広経由の路線バスだと本数がえらく少なく、宿の送迎バスに頼らざるを得ないのが難点だが。
第一ホテルは十勝川に面する一等地にあり、今の時期は白鳥が佇んでいる。今回、泊まった豆陽亭の他に棟続きで豊洲亭、また、お篭系として評価が高い三余庵も同じ建物でつながっている。管理人はビジネスパックのため期待はしていなかったが、通された部屋は、伝統とモダンリビングの融合をコンセプトにしたような和風モダン館。
川側ではないが、客室は今時の旅館であり、大型液晶TVからDVDプレーヤーまで完備されており、よく出来ている。以前、十勝川の外れで泊まったビジネス温泉ホテルとは雲泥の差だ。
夕食は個室だが、写真の他にも3品後から追加で出てくる。料理に関しては平均といったところ。大型ホテルのため、どうしても料理にハートが感じられない。温泉は北海道遺産にも指定されているモール泉だが、質感はいまいち。2階建ての立派な浴場だが大浴場は循環のようで、温泉自体が組合で共同管理をしているので、各宿に配湯される集中型の温泉はどうしても質感は落ちる。しかし、露天から見る十勝川は素晴らしく、気持ちのよい風呂であった。
翌朝はマイナス20℃近くまで冷え込んだが、朝霧に中に姿を見せる白鳥は幻想的な光景であった。今回、宿泊した十勝川温泉は道内の大型温泉地の中ではクオリティは高い方ではないか。第一ホテルは設備は一級品だ。あとは従業員の対応であろうか。
余談、管理人が泊まった3日後、あの中川前外相が夕食を取った場所で謝罪を行なった。
2/24宿泊 2食付9,800円(じゃらんビジネスパック)+冷酒・地ビール・入湯税=11,250円
羽田からのアクセスがよくホスピタリティ度も高い品川・ホテルパシフィック東京(最近泊まった宿)
2009年01月14日掲 載
所用があり、久しぶりに都内のホテルに泊った。品川駅前にある「ホテルパシフィック東京」は1971年開業の都内では老舗の部類に入るホテル。京浜急行が経営しており、フランスのメリディアン系なので欧州系宿泊客の比率が高い。
パシフィックにはこれまで何度も泊っている。会社が品川にあった関係で夜遅い時は利用していた。その時にホテル会員(クラブパシフィックメンバー)になったが、会員になると室料50%割引券などが定期的に送られてくる。最近ではもっぱら飲食のみであったが、勝手知ったるホテルなので安心して利用できる。
今回は割引券を使わずホテルサイトから予約を入れた。朝食付きスタンダードシングルで1万4千円。以前は室料のみでこの倍ぐらいはしたが、都内の閑散期といえ安くなったものだ。客室はかなり老朽化が進んでいる。リニューアルは施されているが、バスルームの施設などは年季をかんじる。しかし、客室からのロケーションがいいのは変わらず、品川のシティホテルの中ではいちばんいいかんじではないか。
夕方、最上階にあるラウンジバー「ブルーパシフィック」に行ってみた。ここは真正面に東京タワー、バーカウンターからはレインボーブリッジや羽田空港の灯が見える。高層ビルが景色を塞ぐようになったが奇跡的にロケーションが確保されている。
ここのウリは毎晩行なわれる芸能人のショーである。毎月レギュラーでロスインディオス、桑江知子、あいざき進也(懐かしい)などが出演する。現在、都内のホテルで芸能人のライブが見れるのはここだけになった。チャージも2,500円程度なのでお奨めである。当日は祝日のため、ピアノ弾き語りであったが、バーカウンターに座ると舞台から離れているためにチャージを取られないのだ。なお、1/20には夕張出身のリリーズが出演する。
朝食はコーヒーショップの「ピコロモンド」か和食の名店「大志満」から選択。ビュッフェのピコロモンドを選んだが、焼きたてパン(ここのベーカリーは美味しい)や目の前で調理してくれる温野菜などさすがシティホテルはいい。客の3割ほどは欧州人で海外に来たような気分であった。
品川で宿泊というと品川プリンスホテルに宿を取る人が多いと思う。パック商品に組み込まれているケースが多く、安心感があるのでプリンスを選んでしまうであろうが、ホテルパシフィック東京、料金も安くなっているのでお奨めである。
1/12宿泊:スタンダードシングルルーム14,000円(朝食込み)ホテルサイトより予約
サービスがよくなり老舗のプライドをかんじたセンチュリーロイヤルホテル(最近泊った宿)
2008年12月14日掲 載
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写真上から道庁側ツインルーム(21㎡)・中 客室から見た北5条通 前にはグレイスリーホテル(旧ワシントン) 下 大通公園ホワイト・イルミネーション
12/10から札幌駅前のセンチュリー・ロイヤルホテルに3連泊をした。かつては札幌を代表するシティホテルであり、階上の回転レストランが有名だったが、JRタワーホテルが出来てからは影が薄くなっていた。管理人は先日、廃業した同系列の「札幌ロイヤルホテル」はお気に入りでよく泊ったが、駅前の方は7,8年ぶりである。
今回、12月の平日というせいもあるが宿泊料金がえらく安い。1泊目が4,500円、2泊目が4,800円、3泊目が5,500円(じゃらんネットより予約)なので3泊しても1万5千円でお釣りがくる。通された客室は15階道庁側ツインルームのシングルユース。以前もシングル予約でツインに通されたことがあったが景色が悪い北側であった。
このホテル、かなり印象が変わった。以前は駅前ということもあるのか対応が事務的。スキーツアーが全盛であった頃(92年)、週末連泊を希望し、フロントで延泊を申し出たところ「ツアーのお客様でいっぱいです。お客様(管理人)もスキーツアーで来られた方がお安く、お部屋も確保できますよ」と言われたことがある。余計なお世話である。はらわたが煮えくり返り、ホスピタリティの低さ、北海道観光の実態を見たようでショックを受けたものだ。
その後、系列のロイヤルに泊まるようになったが、こちらは落ち着いており、市内ホテルの中でもトッププラスの雰囲気・顧客重視の姿勢がかんじられた。しかし、両ホテルを経営する会社が経営危機に陥り、恵庭でゴルフ場を経営する企業が支援して再建。しかし、ロイヤルホテルは老朽化もあり、閉鎖となった。
今回、センチュリーに泊まって感じたのは、閉鎖された「ロイヤルホテル」のホスピタリティをかんじたことだ。多分、ロイヤルのスタッフが移動したこともあるであろう。非常にスタッフの数が多い。そして挨拶が気持ちいい。
朝食は2階の「ティファニー」(バイキング)と19階の和食「北の路」を利用したが、どちらも充実している。特に「北の路」はホテル和食ながらご飯や味噌汁のお代わりが自由、おかずもSPホテルの「N」やKPホテルの「M」よりもよかった。数少ない朝食営業の和食堂なので頑張ってもらいたい。
ホテルの古さはかんじるが、駅へ地下道で直結しているアクセスのよさ、客室も広いとはいえないが、440チャンネルの有線やバスルームのテレビも健在。ルームサービスも充実している。何よりもスタッフの対応が気持ちよかった。地元を代表する老舗ホテルとして頑張ってもらいたいものだ。
今回、市内を歩いていて昔からあった「リッチホテル」が閉鎖されていた。また、ススキノで料亭「杉の目」の前あたりにホテルを建設していた。飲み屋&風俗ビルが多いあたりにホテルが登場しそうだ。
12/10.11.12宿泊:4,500円(10日)・4,800円(11日)5,500円(12日)+朝食「ティファニー」(2回利用)・「北の路」(1回利用)1,500円(1回あたり)=19,300円
いつ泊っても高感度が高い京王プラザホテル札幌(最近泊まった宿)
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写真上からマッサージチェア付の客室 中:曇りガラスになったバスルーム 下:階下は函館本線高架待機する「旭山動物園号」
2年半ぶりに京プラに泊った。当初、10月にオープンをした「JRイン札幌」にお試しステイをする予定であったが、チェックイン時間は16時。当日は札幌に11時台到着のため、何度かアーリーチェックインの融通が利いた京プラを選んだ。
さすがに11時台のため、荷物だけ預ける予定だったが客室の準備が出来るという。当初、ホテルサイトから9,500円の通常シングルルームに予約を入れたが、以前泊って寛げたマッサージチェア付の「リラクゼーションルーム」を希望するとプラス千円でOKというので変更をした。ホテルサイトを見ると当日、リラクゼーションルームは1万2千5百円だったので、かなりお得だ。
また、楽天、じゃらんなどのネットエージェントよりも自前サイトの方が安め・お得な設定になっている。このあたりホテルによってかなりの差があるが、自前サイトを優先・安くするのが本来の筋ではないか。
実は2年前も出来たばかりのリラクゼーションRに泊っている。18階の上層フロアだが、シングルのため北大側(北向き)客室だ。しかし、下が函館本線の高架になっており、札幌駅へ入線待機する列車などが見られ”鉄ちゃんルーム”とも言われている。
客室に入ると少し雰囲気が変わっていた。実はバスルームに窓があり、客室側からもバスルームが見えるようになっていたが、曇りガラスに変わり、中は見えなくなった。この窓、風呂に入ったからといって外の景色が見える訳でもなく、もともと一人用の部屋なので覘く人もいない。無意味だと思っていたが塞がれてしまった。
宿泊当日は何もせずにのんびり時間を過ごす。ホテル内のスポーツクラブのスパを利用し(別途1,500円)、アーケード内の理容店でカットならびに顔剃りをしてもらった。たまにはこういう時間もいい。
京王プラザ札幌には15年近くお世話になっているが、サービスが安定しており、非常に利用し易いホテルだ。スタッフの対応も迅速かつ親しみやすい。やはりシティホテルと宿泊特化型ホテルの差は従業員にあると思う。高評価である。
12/6(土)宿泊:リラクゼーションシングル室料10,500円+スパ利用代1,500円(朝食は混雑のため取らず)=12,000円
札幌プリンスホテルで3千円の朝食を
2008年10月06日掲 載
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「トリアノン」の洋風和定食
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1泊目の朝食はセブンイレブンのテイクアウトで
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狸小路からプリンスホテルへ向かう路地に佇む昭和風の小路
11日間に亘る北海道のラストはふたたび札幌へ。23日に泊まった印象がよかった札幌プリンスホテルに連泊した。実は前回の宿泊感想ブログで、これまでのプリンスホテルの姿勢について厳しく書いたが何とアップした翌日、たまたま釧路でプリンスホテルの担当者を紹介された。管理人の名刺にはURLも書かれており、まさに穴があったら入りたい心境であった。
さて札幌プリンスではシンプルな室料のみで予約をした。1泊5,500円とビジネスホテルよりも安い。札幌市内のホテルは宿泊客が少ない日~木は大幅にダウンする。確かに宿泊客の多くはアジア系の観光客である。
1泊目は宿泊者向けのプランがあるスカイラウンジにナイトキャップに出かけた。2杯で1500円である。2泊目は朝食で最上階の「トリアノン」を利用した。前回、利用して気分がよかったが、今回は洋食ではなく、洋風和定食を選択した。2,900円なり。朝食に3,000円も払うのは最近記憶になし。いかに高級ホテルに泊まっていないかの証拠だ。ちなみにシャンパン付きの1万円ブレックファーストもあった。
客は一組のみで快晴、見晴らしよく快適だ。食事の方は品よく盛り付けされているが、前回の「トリアノンブレックファースト」の方がよかった。また、コーヒーが付かないのは納得いかない。コーヒーを付ければ3,500円を越える朝食になってしまうが。
マネージャー氏に定食・単品メニューを提供している札幌市内シティホテルについて聞いてみると「グランドさんぐらいではないでしょうか」の答え。京王プラザ最上階の「アンプローシア」も朝食をやめたようだ。
温泉にもふたたび入浴したが、利用者が少なく、やはり質感がいい。アクセスは良くないが、狸小路から下町風の路地を歩いていくのも悪くない。狸小路7丁目付近は面白い街に変わろうとしている。
10/1,10/2宿泊 1泊5,500円(じゃらん経由・ツインシングルユース)&朝食2900円+トップオフサッポロ1500円(ドリンク)+温泉利用料300円 約16,000円
お気に入りなので二度目の登場,釧路ロイヤルイン(最近泊まった宿)
2008年10月04日掲 載
釧路市内にウイークリーマンションを借りて1週間滞在する予定であったが諸般の事情で2泊で退去、市内ホテルを転々とする羽目になったことは「ラビスタ釧路川」紹介のブログで触れた。
9/29,30は管理人の定宿である「釧路ロイヤルイン」に宿泊した。ロイヤルインは前進の東映ホテル時代から含めると3,40泊程度はしていると思う。7月にも一度、拙ブログで紹介したが、今回はじめてツインルーム(シングルユース)を予約した。マンション滞在を想定して荷物を持ってきたので量が多く、狭いビジネスホテルの客室だと広げることができないのでいちばん広いツインにした。
客室は広めでソファもあるゆとりがある部屋。シングルルームと違うところはバスルームが広く、バスタブはシティホテル並みの大きさでマッサージシャワーも付いている。客室からの展望はロイヤルインの場合、どの客室でもあまり期待できないが、実用的なホテルなので十分である。
朝食は無料だが焼き立てパンが好評。最近はメニューが増え、炊き込みご飯や豆腐料理、コーンスープなど来るたびにメニューが増えてくる。ビジネスホテル競争激化の影響であろうか。駐車場も無料になった。
このホテル、ノウハウはリッチモンドホテル(ロイネット)が入り、経営は地元資本のはずである。これだけのレベルであれば地場資本でも全国チェーンに対抗できうる。
9/29,30日 2泊 ツインシングルユース1泊当り7600円(無料朝食付き)
時代ニーズを汲み取った民宿・羅臼「温泉民宿いしばし」
2008年09月29日掲 載
サロマ湖に宿泊した翌日は網走からウトロ、知床観光をして羅臼に宿泊した。サロマ湖も14年ぶりなら知床五湖は15年前に来て以来であり、景色も新鮮。あらためて知床の豊かさを実感したが、日曜というせいもあり、芋を洗うような混雑であった。多分、五湖には千数百人の観光客が同時に居たであろう。
羅臼の宿は北海道観光マスターK氏推薦の「温泉民宿いしばし」にした。知床峠から羅臼中心部に降りる手前、温泉ホテルが3軒並ぶ少し先に位置する。外見は普通の民宿だが、外湯小屋形式の天然温泉と館内には羅臼海洋深層水を利用した内風呂があり、前から気になっていた宿だ。
まず、客室に通されて驚いたのは全客室SONY製の小型液晶TVがあり、共同トイレも温水洗浄機完備だ。また、食事が美味しいという評判を聞いていたが、味付けのバランスがいい。毛蟹半身が出るが、管理人はカニが苦手なので代わりに焼ホタテが10枚以上付き、食べ切れなかった。夕朝共、前浜で水揚げされた食材がメインだが、素材だけではなく、味付けがしっかりしているのが好感持てる。
女将は一見無愛想だが、話すと気さくで、観光客のニーズをよく把握している。なかなかのやり手といっていいであろう。日曜宿泊にも関わらず満室で15人以上の宿泊客がおり、大繁盛の民宿であった。温泉は上流の源泉から硫黄泉を引いており、肌触りがよい。海洋深層水風呂は完全ろ過しているのかしょっぱさがなく、真水のようであった。同じ深層水風呂がある熊石の「ひらたない荘」とは触感がかなり違った。
9/28宿泊 1泊2食付 7300円&冷酒1合(北の勝)+入湯税=8300円
夕陽は素晴らしいルートインの観光ホテル「ホテルグランティアサロマ湖」(最近泊まった宿)
2008年09月28日掲 載
27日、14年ぶりにサロマ湖を訪れた。以前も9月末であったが、景観は殆ど変わっていない。今回、宿泊したのは、ルートイン系のリゾート「ホテルグランディアサロマ湖」である。前日宿泊したドーミーイン系の「ラビスタ」とネーミングが紛らわしい。実はこのホテル、かつて「サロマ湖緑館」といった。グリーンホテル(ビル)の北海道振興が経営していたが、道内にあった緑館はすでにない。1990年の一度、予約を入れたことがあるが、ドタキャンをしており、初めての宿泊だ。
通された客室は角部屋のかなり大きなツイン。写真では小さく見えるが30平米以上は軽くありそうである。湖側を希望したが、やはりサロマ湖は大きい。波の音がバシャバシャと聞こえ、海岸にいるのではないかと錯覚をする。ここを選んだ理由のひとつに客室でネットができることだが、流石に佐呂間町まで光は引かれておらず、ISDNで遅いながらもメールのチェックぐらいは問題ない。但し、設定がえらく面倒だ。
グランディアサロマ湖の位置付けは観光ホテル+ビジネスユースといったところで同系列では幕別温泉があるが、こちらも中間的なホテルだ。宿泊は土曜日であったため、観光客が大半であったが、ひとり旅も何人か見かけた。
夕食は和食セットメニューだが、宿に到着した16時頃には既にお膳が並べられており、味の方も値段なりの内容である。旅行中は過食傾向になるのでこれくらいの量があちょうどよい。大浴場はサロマ湖が一望でき、湖畔の露天風呂もある。但し、温泉ではない。確かここは天然温泉であったはずなのでどういう理由でやめたのであろうか。味気はないがひとり旅にはいい宿であった。
なお、10月から4月までは冬季休館すると張り紙されていた。サロマ湖は周辺は宿屋が少ないが需要がないのであろうか。
9/27宿泊 1泊2食付8000円&冷酒(国稀)525円+佐呂間のかぼちゃ酒525円 合計9,100円
釧路最高級のホテル(?)「ホテルラビスタ釧路川」(最近泊まった宿)
2008年09月27日掲 載
24日から遅い夏休みを兼ねて釧路に滞在している。15年前に10日間滞在したのがきっかけで釧路ファンになったが、今回はそれ以来の長期滞在である。前回同様にウイークリーマンションを借りたが、ある理由があり、2泊でチェックアウト。そのあたりについては別の機会で触れたい。
釧路3泊目は釧路観光の中心・幣舞橋袂に位置する「ホテルラビスタ釧路川」に宿泊した。ラビスタはドーミーインチェーンのワンランク上のブランド。値段も釧路市内のホテルの中ではいちばん高く、プリンスや全日空より高いのだから時代は変わったものだ。
ここのウリは最上階(13F)にある天然温泉である。ちょうど旧釧路川、MOO、太平洋を見下ろすようなロケーションでこれ以上ないパノラマである。風呂自体はそれほど大きくなく、釧路特有の強塩泉だが、温泉感はイマイチ。やはり階上までお湯をくみ上げると質感が落ちる。源泉温度が30度と低いせいもあるがやや期待はずれである。
客室は海側と街側があるがおもにオーシャンビューはツインルーム。管理人が宿泊したダブル(シングル)は街側で、窓の正面がホテルパコ釧路の最近できた天然温泉大浴場であった。最近の釧路は温泉掘削ブームである。客室は15平米程度で並みの広さ。温泉があるため風呂はなく、シャワーブースのみだ。もう少し高級感があるかと期待したが、6月に泊まった同経営の「ラビスタ函館ベイ」の方が遥かに質感が高い(それでも本当は安普請だが)。
それにしてもこのホテルグループを経営する共立メンテナンスはなかなかのアイデア力がある。たとえば札幌のドーミーインは靴を脱いで和室にベッド、またロフト付の部屋などホテルというよりはアパートメント感覚であり、もともとは学生寮を運営していた会社だけのことはある。
朝食はバイキング形式だが函館同様、魚を目の前で焼き、小皿(小鉢)におかずが既に盛られている。女性ウケするホテルだ。但し、シティホテルではなく、あくまでもビジネスホテルとしての位置付けと考えた方がよい。スタッフの応対も宿泊特化型チェーンホテルのそれである。面白いのは外に足湯があることである。夕方、女子高生が浸かっていたが、地域へ向けたフィランソロピー的な効果が高いと思った。
9/26宿泊 ダブル(シングル)ルーム利用 朝食付き8,500円(じゃらんネット経由)
居心地度がよかった札幌プリンスホテル(最近泊まった宿)
2008年09月24日掲 載
札幌市内のシティホテルの大半は宿泊しているが、唯一泊まっていないのがプリンスホテルである。アクセスの悪さもあるが、何といっても管理人は”アンチプリンス”であったので滅多に泊まらない。グループ企業を牛耳っていた堤義明に対する高校生時代のとある「怨念」があることもあるが、何より徹底した経費削減(どケチぶり)が利用者に不快感を与えている。苗場プリンスのようにホテルを大衆化したのはプリンスだが、ヤンキーラブホ化させたのもプリンスである。
また、20年近く前にAプリンスホテルに宿泊した際、、管理人の名前と客室番号を勝手に使い、サインだけでアーケードの美容院で2万円近く使った奴がおり、えらく印象が悪い。これは犯罪だが、何でチェックできなかったのか不信感が残った。
さて、新千歳空港からJRではなく、珍しくバスで札幌へ向かった。直通でプリンスHに停まるので乗車したが、1時間40分もかかってしまった。もうバスには乗らない。円筒形の高層ホテルは、大阪駅前の第一ホテルを思い出す。チェックインするといきなり前金を取られた。「じゃらん」から一昨日予約を入れたが、シティホテルで前金とは珍しい。そういうシステムなのか、荷物が少なく、服装がみすぼらしくしく見えて前金にされたのであろうか・・・どちらにしてもビジネスHではないので気分はよくない。
客室は安いパックのため低層階(11F)で目の前はビルの壁面で景色が見えない。本来なら山が見えるはずだが。客室はツインルームで20平米程度。典型的なプリンスの客室だ。部屋にはカシニョールの絵が飾ってあり、これは堤氏の趣味か?徹子の部屋である。
バスルームは広めでOK。有線LANの接続も早く、使い勝手もいい。安普請なのは仕方ないが、このホテルは東京プリンス新館と共に堤氏最後の事業ではないか。気に入ったのは2Fにある天然温泉である。全く期待していなかったが、循環ながら温泉感があり、肌にいつまでも匂いがつく。JRタワーやモントレーエーデルホフの温泉はただのお湯にしかかんじない。休憩スペースがないのが残念だが、アートホテルのようなビールとマッサージが楽しめればいいと思う。
朝食は選択できる。外国からの団体が多い1Fのバイキングは避けて、予約制の28Fフレンチ「トリアノン」にした。最近では珍しく、セットメニューのコンチネンタル式だ。客は誰もおらず、朝からリラックスできた。以前は京王プラザやパークの単品オーダーできる朝食が好きだったが今ではバイキング。そういう意味ではプリンスは偉い。スタッフもかんじよく、周囲を展望できるフロアを案内したくれた。
最初にキビシイことを書いたプリンスだが満足した。また利用したいと思う。堤が消えて、気風は変わったのであろうか。
9/23宿泊 8,700円(朝食&温泉入浴券付)
平均的だが何かと便利なホテル サンルートニュー札幌(最近泊まった宿)
2008年07月10日掲 載
7/2、5日ぶりに釧路から札幌へ戻る。先週末は市内の宿が取れず閉口したが、今回は火・水のためどこも空いている。打合せ先オフィスのすぐ隣ということで狸小路に面するホテルサンルートニュー札幌に予約をした。
宿泊は3度目か4度目だがいずれもパック利用、また、地下のレストラン「アリタリア」には何度も来ている。10年ぶりぐらいの宿泊だが、昭和末期にオープンしたホテルはかなり老朽化は進んでいた。また、朝食があった和食処もなくなっていた。しかし、リニューアルを最近施したようで客室はベッドが大きくなり、大きめの液晶(?)TVが置かれ、パソコンもOKである。しかし、改造できないユニットバストイレはちょっと窮屈。
このホテル狸小路に面しているのでどこへ行くにも歩ける範囲で便利だ。大通のオフィス街、ススキノ共に徒歩5分程度なので使い勝手はよい。なお、札幌には駅北口に「サンルート札幌」もある。サンルートはあまり泊まらないが、たまに泊まって思うのは個性がなく、ホテルによってバラつきがあることである。元祖FCホテルであるが、もう少し頑張ってもらいたいところだ。このままでは中途半端だ。
7/2.3宿泊 シングルルーム7,500円(朝食付き)じゃらんネットより予約
超リーズナブルでも泉質も最高、はまった川湯ホテルプラザ(最近泊まった宿)
2008年07月07日掲 載
最近恒例となった川湯温泉宿泊である。鄙びながらも心温まる昭和の温泉街といった風情。チェーンホテルが進出していないところがよい。今回宿泊した川湯ホテルプラザは3年連続3回目の宿泊となる。すっかりお気に入りだが、最初は安さにビックリした。2食付のビジネスパックが6,300円。週末もOKで料金も変わらない良心的な宿だ。安いがじゃらんや楽天でも口コミ評価が非常に高く、ちゃんとした宿である。
これまで川湯温泉では4ヶ所の宿に泊まっているが、温泉はここがいちばんだ。大浴場が2階建てになっており、大きな浴槽が5つある。低温・中温・高温・真湯に浴槽が分かれており、飲泉もできる。川湯の泉質は草津温泉と同じ超酸性の硫黄泉なのでピリピリ感は相当あり、最初、顔を洗うと目しみる。川湯は宿によって微妙に泉質が異なるところが面白い。
ホテル内はいかにも川湯に多そうな中規模1970年代年代風のつくりである。客室は10畳の和室でバストイレは付いている。通常ビジネスだとトイレなしだがリピータということで広い部屋にしてくれた。夕食は十分な量があり、刺盛りを別途注文したが、6,300円のプランでお腹いっぱいであった。勿論、高級な食材はなく、精一杯コストを削減してやっているかんじであるが、旅館の食事の量の多さにはいつも閉口なので長旅がつづく時はちょうどいいかんじだ。
それにしても6,300円でいいのであろうか。民宿より安い。申し訳ない感じがして売店で地元銘菓「大鵬煎餅」を5箱購入した。ネット環境があれば連泊したい気分だが、川湯温泉でネット対応ができる宿はまだないようだ。
6/29宿泊ビジネスパック1泊2食付き6,300円+冷酒北の勝680円+刺身2品特別注文+1,250円
【参考】川湯温泉ホテルプラザ公式HP
やはり空いていたツインクル、ホテル法華クラブ札幌(最近泊まった宿)
毎年、6月最終週の週末は札幌市内の宿が取れない。1週間以上前から楽天トラベル、じゃらんやJTBなどの旅行会社系サイトで空室を探していたが、空いているのは高級ホテルの2万円以上の部屋かカプセルプテル、たまにビジネスホテルの空きも出ていたが普段5千円程度の部屋が1万5千円するなど馬鹿らしくて泊まる気になれなかった。
今年はサミットも真近に控えているせいか直前になっても空室が出ないのだ。そこで利用したのがJR北海道の旅サイト「ツインクル」の宿泊予約。これまで何度か利用しているが、他サイトが満室でもここには空室があることが多い。出発前日であったがやはり空いていた。料金が設定期間中(半年)、変動しないので季節によっては割高感はあるが今回の場合、割安感の方が強い。
法華クラブ札幌は何度か泊まっている。時計台通りに面しており、駅から歩いて5~7分程度。意外に静かな環境である。ホテル自体は経営者の変更に伴い大幅リニューアルされている。シモンズ社140cmベッドに液晶TV、大浴場、勿論、客室有線LAN対応で今どきのビジネスホテルの標準をクリアしている。最近では数少ない窓が開くホテルで、目の前が街路樹のため落ち着ける。
それにしても札幌市内ホテルの繁忙期客室不足は何とかならないのであろうか。法華クラブのスタッフに聞くと、旅行会社に客室は抑えられており、自前サイトでも空室なし。当日か前夜になって部屋(在庫)が戻ってくるという。これだけホテルが出来ても札幌は美味しいマーケットということか・・・・・
6/28シングルルーム宿泊8,400円(朝食付き)
【参考】ホテル法華クラブ札幌公式HP
【参考】JR北海道ツインクルホテル予約公式サイト
一見豪華主義、マダムは大満足の「ホテルラビスタ函館」
2008年05月30日掲 載
函館市内はホテルの新設ラッシュとなっているが、この4月にベイエリア・旧安田倉庫跡にできた「ホテルラビスタ函館」に宿泊した。
立地は金森倉庫群の一角にあり、観光利用としては最高の場所。函館駅からは中途半端な距離で、歩くと12,3分かかる。函館のタクシーは近場を告げると途端に態度が悪くなるので、気を遣ってしまう。
ホテル自体はロビーに入るなり、落ち着いたかんじでなかなかゴージャス。客室はダブル(実際のシングル)予約だったが、ツインルームに通された。写真を見ていただければわかるが、今どきのホテルのつくりであり、痒いところにも目が届く、女性が喜びそうなホテルだ。
最上階には天然温泉があるが、函館市内のホテルのスパの中ではいちばん設備が充実しており、スパからは函館港から函館山が一望できて爽快だ。泉質は市内中心部特有の塩泉の鉄鉱泉である。ちなみに客室にはバスがなく、独立したシャワーブースが設置されている。
最近、中心部に新設されたホテルの温泉掘削が相次いでいるが、こんなに掘って大丈夫であろうか。湯の川は湧出量が落ちており、心配になってくる。
ホテルラビスタ函館は、ドーミーインチェーンが運営するワンランク上のシティ&リゾートホテルである。道内では函館の他に釧路にあるが、以前宿泊した「ラビスタ釧路川」と内容はよく似ている。朝食、客室備品、スパなどが充実しているのが特徴だが、ホテル全体のコンセプトが女性客を意識している。全体的には”一見”豪華主義だ。しかし、ホテルスタッフの対応などは、宿泊特化型ホテルありがちなぎこちなさが目立つ。
函館市内のシティホテルの中ではもっとも高い料金設定となっており、この料金と内容なら当分、集客の方は大丈夫であろう。
それにしても函館市中心部には、この2,3年で全国チェーンの宿泊特化型ホテルが急増した。その煽りを食ってか廃業も相次いである。松風町に古くからあったリッチホテル(極楽とんぼの山本がトラブルを起こしたホテル)も閉鎖されていた。地場ホテルの苦戦は続く。
5月24日宿泊 シングルルーム(ツインへ変更)9,000円(朝食付き)
【参考】ホテルラビスタ函館の公式HP
外湯・客舎文化の伝統が残る温泉街 青森・温湯温泉「飯塚旅館」
2008年05月29日掲 載
最近では殆ど姿を消した外湯に通い療養滞在する温泉文化。宿には内湯がない。かつて城崎もそうであったが、客の要望には勝てず、湧出量は少ないなか、各旅館に引湯されている。現在、辛うじて外湯文化が残っているのは、山口県の俵山温泉と今回紹介する青森県・黒石市の温湯温泉ぐらいではないであろうか。
黒石市の郊外には、板留・落合・温湯の3湯が温泉郷を形成しているが、相当に鄙び具合が進んでいる。3ヶ所の中ではいちばん大きい温湯温泉には、古い木造宿が並んでおり、ライフワークにしている古温泉宿探訪のひとつてして訪れた。
温湯温泉の宿には、「客舎」と看板が出たものが多い。客舎とは湯治を中心に長期滞在する宿のことで、内湯がない。多分、青森の温泉独特の言い方だと思うが、現在ではこの温湯のほか、大鰐温泉に僅かに残っている程度である。
今回、お世話になった飯塚旅館は、「客舎」ではなく、内湯がある”温泉旅館”ある。宿の前に立派な公衆浴場があるが、3,4年前に立て替えられたのを契機に、内湯を増設したという。檜風呂にビバづくりの高い天井、目の前には川が流れ、なかなか快適だ。
大正初年に建てられた木造建築の旅館だが、古いながらも清掃は行き届いている。客室にある鶴の額絵と壷はかなり年季が入っている。女将さんが挨拶に来るなり、「家は座敷わらじが出るんですよ」と言い出した。管理人は他人事のようにホォーと笑ったが、いきなり何を言うんだと思い、不安になってきた。座敷わらじは南部地方の伝説、ここは津軽だから存在しないと言い聞かせた。女将は「お客さんは見るというのですが、うちら家族は誰一人見たことがありませんと」言った。
夕食、朝食ともに部屋食。食事をする部屋と寝る部屋は異なる。夕食の構成は前日宿泊した碇ヶ関温泉の「あいのり」と似ているが、飯塚旅館の方が3千円安い。
当日、飯塚旅館には宿泊ゼロ。温湯温泉街全体を見ても客らしきものを見なかった。実は、公衆浴場が立て替えられる前は半地下自然湧出の鄙びた浴場であったらしいが、消防法にひっかかるということで近代的な公衆浴場に生まれ変わった。これを契機に旅館(客舎)の泊り客が減り、日帰りが増えたため、飯塚旅館では、個人てはかなりの巨費を投じて内湯をつくったという。
源泉は共同管理されており、夫々に配湯されているが、総湧出量約毎分500リットルのうち、300リットルが公衆浴場に行っており、各旅館には40リットル程度しか配湯されていない。
これまでも、立派な公衆浴場や公共温泉を作ったおかげで、旅館の宿泊客、日帰り客が減り、死活問題となっている話をよく聞かされている。行政側は、地域住民のニーズや安全面や衛生面を考慮してというが、豪華な公衆浴場は、温泉街自らの首を絞め、風情を壊していることを自覚すべきだ。
温湯温泉の近くには、ランプの宿の青荷温泉や秘湯の会の温川温泉、八甲田の酸ヶ湯、谷地温泉など人気の”秘湯のやど”が目白押しの地域だ。利用者のニーズが変わり、マチに近い温泉街はどこも苦戦している。懐かしい湯の町が好きな方なら温湯のような温泉地を訪ねてほしい。
5月23日宿泊 1泊2食付 8,000円
【参考】温湯温泉 飯塚旅館のHP
客室インターネットがOK,羽州路の宿 あいのり(青森県碇ヶ関温泉郷)
青森県碇ヶ関町(現:平川市)は知る人ぞ知る温泉郷だ。街なか、湯ノ沢温泉郷、古遠部など温泉ファンには知られた名湯が所在する。
今回、この地区でももっとも秋田県側にある新しい温泉宿「あいのり」を訪ねてみた。国道7号線を大館方面へ向かうともっとも奥まった県境付近に巨大な施設があらわれる(5分も走れば秋田側の矢立温泉や日景温泉がある)。以前は豪華な温泉ホテルがあったらしいが、17年前に廃業。その後、荒れ果て状態で、このエリアでは有名な心霊スポットになっていたらしい。
2年前に老人ホームを経営する現オーナーが購入。敷地内にグループホームと温泉旅館「あいのり」をつくり、現在に至っている。元・温泉ホテルであったビルや温泉プールであったような建物は今だ使われていない。
実はこの宿「じゃらんネット」で知った。じゃらんの口コミでは高評価で、さらに客室内インターネット可能ということで予約を入れてみた。じゃらんでは、素泊まりのみで7,500円のコース(1人利用)しか載っていなかったので、直接電話をするとお一人様は2食付で1万2千円ですが、1万円で結構ですとのことだったので予約を入れた。このエリアとしては高額だが、施設も立派そうで、ネットOKの旅館などそうないので泊まってみた。
結論からいうと、老人施設を兼務しているだけあって従業員の対応が大変親切。しかし、対応が福祉施設的な親切さであって、管理人の祖母が入居している施設に来ているようであった。改善の余地はいろいろとあるが、朝食の手作りのりんごジュースや、従業員自ら採った山菜料理などこころ尽くしのサービスが気持ちいい。女社長自ら先頭に立って、切り盛りしている。
温泉は源泉が4本。そのうち3本は内湯と露天に使われており、クセのない無色透明な単純泉である。ウリはもうひとつの露天にある赤湯である。このエリア独特の鉄泉であるが、湯ノ沢温泉郷や古遠部とも異なる(湯ノ沢の秋元温泉に近いかも)。赤湯の浴槽が小さいのが何だが、それよりも日帰り入浴が多く、ゆっくり浸かることはできない。青森は朝湯習慣もあるので、宿泊客が寛げる時間は夜遅い時間だけである。
温泉力では同エリアの他所とやや劣るが、違った楽しみ方、使い方を求めればいい宿かもしれない。
5月22日宿泊 1泊2食付 1万円
【参考】相州路の宿 あいのりの公式HP
駅前にある温泉旅館・鳴子中山平温泉「旅館三之亟湯」
2007年12月24日掲 載
鳴子温泉郷2泊目はいちばん奥にある中山平温泉・旅館三之亟湯(さんのじょうゆ)に初宿泊。鳴子は陸羽東線の沿うかたちで手前から川渡・東鳴子・鳴子・中山平と続く。さらにバスで山に入るとスキー場がある鬼首(オニコウベ)がある。
その中では中山平は、今でも湯治客が多いところで、肌にまとわり付くようなヌルヌルの湯が有名だ。今回お世話になった三之亟湯は、温泉街からは離れ、中山平温泉駅のホーム裏手に位置している。普通の民家が並ぶ一角にあるが、旅館自体が民家と変わらず、見過ごしてしまうかもしれない。
今回、飛び込みで交渉をしたが、大変親切な応対であった。客室は9室。館内は絨毯敷きでスリッパははかない仕組みだ。温泉は重曹泉で、透明なお湯だがヌルヌル感は相当ある。皮膚病への効果は抜群だと若女将が言っていた。浴室はシンプルで男女それぞれ一つずつ。時間で入れ替えをしている。
食事はヘルシーで味付けも悪くない。豪華ではないが、ひとり旅や旅館の食事が続いた時などにはちょうどいいバランスだ。嬉しかったのは地酒がサービスで出てきたことだ。管理人は、旅館の夕食の際、必ず地酒を注文するが、どこにでもある銘柄が多く、レアなお酒になかなか出会えない。特に鳴子の場合、周辺が穀倉地帯でいい蔵があるのに出るのは一ノ蔵や浦霞ばかりだ。
実は、三之亟湯が出した「森泉」(森民酒造店)という地酒は鳴子の隣町、岩出山の酒で管理人は鳴子に行く際は必ず買ってくるお気に入りなのだ(通販でも買っている)。聞くと宿の親戚の方が森泉酒造で、その関係で味噌、醤油も使っているという。卸値が高いので、他の旅館は仕入れないと言っていたが、管理人は追加でオーダーしたところ1本500円しか取っていないので良心的な値段だ。
三之亟湯は楽天トラベルに加盟しているが、利用者の評価が高く、投稿数も多い。最近、ビジネス客が増え、古川に泊まらず、わざわざ鳴子まで来る客も多いという。じゃらんネットについても若女将に聞いたが、トイレが男女共同で、洗浄機もない。また、露天風呂もなく、今どきの女の子を満足をさせるサービスを提供できないので今は加盟してないと言っておられた。
全体的に良心的で、温かい宿であった。
12/22宿泊 1泊2食付 8,500円
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上:客室の窓を開けるとホームが 下:中山平温泉駅から見た三之亟湯(SLの向こう側の建物)
温泉番付東横綱に輝いた鳴子温泉で泊まった「旅館すがわら」
仙台出張の翌日、夕方に仕事が終わるのでその足で鳴子温泉へ向かった。鳴子温泉は大のお気に入りで管理人のリフレッシュ=鳴子なのである。以前は年に2,3回は足を運んでいたが今回は1年半ぶりである。
当初、仙台17時過ぎの新幹線に乗り、古川で陸羽東線に乗換え19時前に到着する予定であったが、仕事が早く片付き、1日1本の16時発鳴子温泉行き高速バス(ミヤコー大崎バス)に乗れた。料金は千円と安く、所要時間も1時間25分なので新幹線を利用するより早い。たまたまバスの終点・鳴子車湯が今回宿泊した「旅館すがわら」の真ん前でなので助かった。
JR鳴子温泉駅や温泉街の中心はここから10分程度歩かないといけないのでこのあたり、温泉直通バスにしては不親切だ。
今回、旅館すがわらへの宿泊は初めて、鳴子温泉では割といい評判を聞いていた。古い旅館だが、風呂の数が多く、特に貸切風呂がいくつかあるのでカップルに人気があるらしい。泉質は芒硝・重曹-食塩泉であるが、鳴子にしてはやや特長にかける(鳴子のお湯はどこも強烈な個性がある)。
食事は夜朝とも部屋食。実は鳴子温泉郷の宿の最大の問題点は食事である。食事に関してはどこもかなりアバウト。
宿は団体向けか湯治向けの二つに大きく傾向が分かれ、肝心の真ん中が抜けているのだ。お湯がいいからといって黙ってでも客が来る時代ではない。現に湯治客は減っており、団体客も大幅減少。旅館の廃業や経営交代も目立つが、いつ来てもあまり変わっておらずゆっくり時が動いている印象だ。
旅館すがわらの食事は、新しいものにチャレンジしようという意気込みは感じられた。「創作」とまでは言えないが、家庭料理ながら努力が伺える。食事に限らずロビーにある無料のコーヒー(この程度のサービスはどこでもやっているが鳴子では珍しい)など若いオーナー夫妻は頑張っていた。
全体的な印象でいれば及第点といったところだが、「じゃらん」ウケしそうな宿である。値段もお手頃なので若いカップルにはおススメである。
なお、鳴子温泉は雑誌「旅の手帖」が行なった「温泉番付」で東横綱に輝いた。温泉そのものの質でいえばえらく妥当な結果である。西は別府温泉であったが、これも当然と思い納得いく。鳴子はもっと、もっと知って、来てもらいたい温泉地である。
三井アーバンホテル仙台アネックス(最近泊まった宿)
年も押し迫ったが出張で仙台へ行った。仙台宿泊は2年ぶり、仙台国際ホテルか仙台ホテルがお気に入りだが、今回は予算の都合で三井アーバンホテルアネックスに宿泊した。
管理人はグランビスタグループ(札幌グランドやパークホテルなど旧三井観光系)が運営すhoteland.comの会員なので最初そこから予約を入れる予定であったが、楽天トラベルやじゃらんねっとの方が安く、結局ポイントを貯めているじゃらんから申し込んだ。
自前サイトより、宿泊ポータルサイトから予約を入れた方が安いケースはよくあるが最近では減っている。このあたり新生グランビスタグループは顧客管理ができていない。
ホテルはアネックスと名が付く通り、本館とは離れており、こじんまりしている。デラックスシングルにしたが、客室は17㎡とビジネスとしてはやや大きい程度、ベットは170cmのダブルサイズを使用しており、こちらは合格点だ。また、全客室にPCが設置されている。テレビ&VOD兼用だが、今回の出張ではノートを持って行かなかったのでここを選んだ。便利だが、客室PCはこれ以上普及しないのではないか。
朝食は1,050円で1階のイタリアンレストランで和洋セットのチョイス。可もなし不可もなしといった内容。仙台駅からは徒歩7,8分の距離。駅周辺は朝食無料宿泊特化型ホテルの進出が相次いでおり、実用性ならそちらに負けるであろう。
宿泊日12/20 料金7,900円(じゃらんネットより予約)
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定禅寺通りの「光のページェント」
中洲と天神の中間点、最高立地の西鉄イン福岡(最近泊まった宿)
2007年11月28日掲 載
何と19年ぶりに博多へ泊まった。全国各地へ行っているつもりだが、博多は出張もなく、ご無沙汰であった。以前の記憶は殆どなく、どこに泊まるか迷ったが、福岡といえば西鉄なので今年8月にオープンした西鉄イン福岡へ予約を入れた。
福岡市中心部には西鉄インと名の付くホテルが、「福岡」のほか「博多」、「天神」とあり、さらに天神には西鉄グランドホテル、ソラリア西鉄ホテルがあり、混乱してしまう。
ホテルは那珂川沿いにあり、中洲と天神の中間、アクロス福岡の真ん前なので最高の立地である。ホテルはオープンして間もないが、もともと博多東急ホテルとして使われていたところである。それなので建物はかなり古い。
しかし、元シティホテルだけあって客室はゆったりしており、昔のスタンダードな都市ホテルに泊まっている安心感はある。客室はブロードバンド対応で、リニューアルもちゃんとされている。
朝食は最上階の”元・ラウンジ”でいただく。800円の和洋どちらかチョイスのセットメニューである。最近では珍しいスタイルであるが、内容は及第点といったところ。1泊目は洋食、2泊目は和食を選んだが、洋食にジュースが付かないのは残念だ。
料金も安く、コストパフォーマンスにも優れているホテルだ。
11月9,10日宿泊(じゃらんネット経由)ツインシングルユース 7200円
今後、「最近泊まった宿」は観光ミシュランで公開します
中島公園を一望、隠れ屋的なノボテル札幌だが(最近泊まった宿)
札幌の大好きな景色に紅葉の中島公園がある。そんな景色を眺めたく、かなり外れにある仏外資系ホテルノボテル札幌に予約を入れた。
ノボテルになってからは昨年の2月以来、2度目の宿泊。ホテルアーサー時代から何度も泊まっている。今回は「じゃらんネット」経由で公園側ツインシングルユース(8,000円)で予約を入れた。平日なので安い。
率直な感想は、リニューアルオープンした昨年2月と比較するとクオリティが落ちた印象だ。ホテル全体に覇気がかんじられない。客室のベッドシーツには血液の染みがあり、清掃全体がいまいち。ツインといってもそれほど大きな部屋ではないが、デスクが小さく、ノートPCを置くのがやっと。バスルームも暗く、水捌けもよくないが、アメニティは充実している。
朝食は昨年泊まった時と殆ど変わっていなかった。バイキング形式で、目の前で卵料理は好みに焼いてくれる。シャトルバスはルネッサンスホテルと共同だが、時間通り動いていた。アクセスが悪い場所なのでシャトルバスは助かる。
客室から中島公園の眺めは、ノボテルの向こうに位置する札幌パークホテルに軍配が上がる。パークは、藻岩山など市内中心が一望できるが、ノボテルは、南から東に位置しており、札幌ドーム方面は眺められるが、市内中心部は泊まった客室からは見ることはできなかった。
夜は最上階にあるバー「21」へ足を運んだ。札幌パークホテル開業時からの超ベテランバーテンダーさんがノボテルに居り、ギムレットをいただいた。体調が芳しくなく、ススキノへは出なかったが、久しぶり札幌の夜景を楽しんだ。
11月6日宿泊(じゃらんネット経由)ツインシングルユース8000円
合理的な駅前一等地にあるコンフォートホテル函館(最近泊まった宿)
函館駅前、電停の前に10月末にオープンした「コンフォートホテル函館」。開業してから1週間後に泊まってみた。コンフォートは、宿泊特化型ホテルで朝食は無料。勿論、客室ブロードバンドもあり、「ロフテー」枕に大きめのベッドと今どきのビジネスホテルである。
外資系のチョイスホテルジャパン(他にクオリティインなど)に加盟しているが、実際は四日市の会社がチェーンを運営しているらしい。
客室、ユニットバス共に狭いが、5,800円なら文句は言えない。これまで函館では、国際ホテルやロイヤルなどのシティ系か湯の川のビジネスパックなどに泊まってきた。以前、函館大門の東横インにはじめて泊まった時、その貧乏臭さがイヤになり、あまり安いところは避けていたが、寝るだけ、新築なので選んだ。
ホテルに文句はないが、無料朝食のサラダやフルーツはコンビニのひとり用プラケースに入っており、食器もすべて紙。濃縮オレンジジュースは原液で固まっていて飲めなかった。
それにしてもこの料金と設備、そしてアクセスのよさ、地場のホテルは太刀打ちできない。管理人はできるだけ地元資本のホテルに泊まるようにしているが、この合理性には勝てないと思った。
11/5宿泊 シングル5,800円(朝食無料)
自家源泉と鄙びた家族宿 台温泉・滝の湯旅館
2007年11月27日掲 載
滝の湯木造本館入口と2食付7500円の夕食そして湯量豊富な源泉風呂
鉛温泉・藤三旅館の翌日は、同じ花巻温泉郷でも北に位置する台温泉に宿を取った。
花巻駅前の観光案内所で宿の紹介を頼むと連休の土曜日と紅葉でどこも満室かもしれないと言われたが、管理人は台温泉は空いているという予想をしていた。事前にパンフで調べたが、素泊まり2千円くらいからの湯治宿が何軒かあり、写真で見ると鄙びているところが多い。連休中とはいえこういった宿へカップルやOLグループが本物温泉ブームとはいえ足を伸ばすとは思えなかった。
その中で「滝の湯旅館」が気になった。自家源泉も持っているようでかなり古そうな木造3階建て。これは管理人好みである。食事も付き、設備も整っていそうである。
早速、電話をしたが、「休前日にひとりでもいいですか・・・」と質問すると「空いてますよ。どうぞ」とシンプルな応答。観光パンフに書いてある料金より安い2食付7500円で、ひとり客料金や連休中の特別料金も取らない良心的な宿のようである。
チェックインの前、花巻近郊の土澤にある「萬鉄五郎美術館」に出かけてみた。管理人の知人が萬画伯の孫にあたるので以前から訪れたいと思っていた。ちょうど特別展では「熊谷守一」展を開催中。熊谷守一は管理人が生まれた豊島区千早町の自宅アトリエがあり、家がすぐ近くでよく通りかかったもので懐かしい。
それにしても地方の美術館は連休に関わらずガラガラ。さらに料金が常設と企画展を見ても700円なのだ。これは羨ましいことだ。
土澤からの帰り、釜石線の本数がなく、岩手県交通の路線バスで花巻へ。JRよりも3倍する運賃であった。花巻からは台温泉行きのバスに乗換え。乗客は3人。途中、豪華な宿が並ぶ花巻温泉を通るが、その先にあるのが台温泉である。
こじんまりした路地に十数軒の温泉宿が並ぶ。どこも規模が小さく、いい味を出している。お世話になる滝の湯は唯一、メインストリートから少し離れ、坂を登ったどん詰まりにあった。新館は鉄筋のようだが、玄関がある本館は相当の年代ものの木造建築である。
休前日にも関わらず泊り客は管理人以外に一組のみ。ちょっと不安であったが、館内は清潔で、実直そうなご夫妻は切り盛りをしている。温泉は自家源泉であるが、湯量が多く、他の温泉にも配湯しているとのこと。台温泉は源泉を共同で管理しているところも多いが、滝の湯は単独で、且つ2つの源泉を持っている贅沢な宿である。
浴槽なシンプルなつくり。打たせ湯がある。鉛温泉同様にくせのない無色透明だが、かすかな硫黄臭がする。
夕食は料金が料金だけに期待していなかったが、10品以上もあり、豪華な食卓であった。松茸料理が2品も出ている。この料金で申し訳ない内容だ。腹が膨れ、地酒で酔い、そのまま深夜まで寝てしまったが、12時過ぎに温泉には入った。
翌朝、オーナーの小瀬川夫妻と話が弾んだ。以前は湯治客が多かったそうだが、今は殆んどいないらしい。夫婦だけであまり宣伝もせずに地味になっていると言ってが、勿体ない気がした。ちゃんとPRができれば十分に復活できそうな宿である。
7500円プラス冷酒代では申し訳ないので1万円を置いてきた。のんびり1週間ぐらい過したい台温泉・滝の湯旅館であった。
台温泉には素泊まりで2千円台の湯治専門の宿が何軒かある。また、レトロな佇まいの中島旅館などいい形で温泉街が残っている。(11/3宿泊)
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女性ウケしそうな岩手県鉛温泉・藤三旅館旅籠部(最近泊まった宿)
2007年11月26日掲 載
函館へ向かう前日と前々日は花巻温泉郷に泊まった。
花巻市は鄙びた宿からハイグレードの宿まで広範囲で点在している温泉郷だ。11月上旬、予てからの楽しみであった花巻温泉郷にある木造3階建て旅館2ヶ所に宿泊した。1泊目は全国的にも名の知れた鉛温泉の藤三旅館旅籠部に投宿。
藤三温泉は鉛温泉にある一軒宿で古くから湯治場として栄えている。「旅籠部」と書いたのも「湯治部」と分かれているためである。
花巻駅から岩手県交通のバスに乗車。30分足らずの距離だが、運賃が900円と高い。そこそこの乗車があったが、車がないと地方は生活ができないとあらためて思う。
途中、志戸平、渡り、高倉山、大沢などいくつかの温泉を通っていくが、どこも個性がある宿に見える。特に大沢は藤三と同じような鄙びた湯治棟からレトロな和風棟、豪華な新館まであり、混浴露天が有名だ。藤三旅館はバス停から道を下り、川沿いにあった。お目当ては木造3階建建築であるが、よく手入れが行き届いている。
名物は日本一深いといわれる岩風呂であるが、この他にも渓流沿いの露天など4つの風呂がある。お湯は癖がない単純泉だが、こういうお湯が意外に後から効く。現在、もう一ヶ所、違う泉質のお湯の掘削に成功したと仲居さんが言っていたが、枯れないか心配だ。
この宿、なかなか経営も近代的で合理的。管理人は「じゃらんネット」で経由で予約を入れたが、予約の約半分がじゃらんなどのネットエージェントだという。少ないスタッフを効率よく動かしており、今どきの頑張っている旅館である。外見からは想像できない。やる気のある後継者がいれば変わってくるはずだ。
夕食は部屋食。十分な量だ。東北の温泉宿としては品のいい料理で合格点。花巻は温泉郷となっているので、各旅館は刺激しあい、切磋琢磨しているのでレベルが高くなるのであろう。
面白いのは湯治部だ。夜、訪れると観光の網走監獄を思い出させる暗い廊下。湯治客の日用品が揃う売店が2ヶ所ある。とても気のいいお婆ちゃんがやっており、話が弾んだ。湯治部は2食付でも5千円でお釣りが来る。自炊なら2千円程度だ。古くて、少し暗いが湯治部も混んでいた。ちなみに管理人が泊まった旅籠部は9300円であった。
翌朝はスタッフ全員でお見送り。よくある光景だが、花巻温泉郷ではどこでもやっているようだ。1万円以下のそれも湯治系の旅館でこのようなサービスをやっているところは初めてだ。
管理人は鳴子温泉によく行くが同じ湯治系でもホスピタリティという世界から鳴子はかけ離れている。多分、30年以上誰も泊まっていないような客室がある湯治棟がある宿があるが、レトロを通り越えてお化け屋敷であった。
鉛温泉・藤三旅館、決して鄙びていないが、OLグループや家族連れでも楽しめる宿である。また、行ってもいいレベルだ。但し、温水便座の水圧が足りずどれも使えなかったのは残念。(11/2宿泊)
JR20周年、気持ちいいおもてなしの大沼クロフォード・イン
2007年04月13日掲 載
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上は客室から見た大沼公園駅・下は夕食のメインディシュ エゾジカの赤ワイン煮込み
4/1、大沼公園にあるJR北海道系のホテル・クロフォードイン大沼に泊まった。いつもは函館市内宿泊だが気分を換えてみた。これまで昼食や打合せで何度か訪れているが宿泊ははじめて。
じゃらんネットでツインシングルユース、朝食付き6,500円と安かったので予約してみた。但し、客室は小沼側(湖)ではなく、駅側で目の前がホーム、じゃらんには鉄道ファン向けの客室と書いてある(笑)。
当日は小雨模様、湖沼の散策も出来ないので同系列の流山温泉へ行くことにした。
この温泉のためにJRは函館本線鹿部回り(海線)に新駅「流山温泉」を設置。駅前には古い新幹線車両が展示されており、人目を惹く。温泉は日帰り施設であるが、岩や木をふんだんに使った斬新なつくりである。脱衣場にはJAZZが流れており、その凝り方には好き嫌いがある人もいるかもしれないが、お湯は掛け流しのホンモノである。
宿から温泉までは夕方送迎バスが出るが、16時半の1本きり。管理人はチェックインが遅れてバスに間に合わず温泉は諦めていたが、今日はお客さんがいないので好きな時間にお送りしますと言われた。結局、17時にバスをお願いしたが、車内ではスタッフの人が親切に観光案内をして下さる。
大沼観光の現状を聞くと通過型が進み、お金が落ちていないようである。
函館観光全体の入り数が減っており、大沼は以前に較べると宿泊施設の数も減っている。函館に依存しない独自のカラーを打ち出さないと将来はキビシイとかんじた。
軽く一風呂を浴びて早めに車をお願いすると流山温泉のスタッフがすぐに送ってくれた。ホテルに戻ると行きに送ってくれたホテルマンが人なつっこい笑顔で迎えてくれ、温泉談義になる。
翌朝もロビーに顔を出すと副支配人の方が気持ちよく「おはようございます」と声をかけてくれた。チェックアウトの際も名刺を持って挨拶に来られ、管理人の重めのカバンを見て、ホーム前にも関わらず車で送って下さった。
ホテルについて聞くとJR系ながら現在はJRからの出向スタッフは一人であとは現地採用とのこと。この副支配人も大沼にあった別のホテルから来た地元の方だ。
北海道のリゾートホテルで、なかなか自然な笑顔で迎えてくれるところは少ない。どうしても形式的になりがちであるが、このクロフォードインは違っていた。きっと職場の風通しがいいのであろう。
夕食などはもうひと工夫ほしかったが、それでも十分満足がいくものであった。
JRが出来て20年、当初は珍しがられていたホテル事業であるが、歳月がホスピタリティを醸成した。
ホテルではないが、大沼公園駅の駅長さんも大変親切な方であった。前日に駅レンタカーを返却したので顔を覚えていてくれ札幌行の特急が来るまで客がいなかったので話がはずんでしまった。
大沼の観光施設のすべてがこうではないであろうが、これまで見たことがない違った北海道を発見したようで嬉しかった。
