2007年12月24日更新

駅前にある温泉旅館・鳴子中山平温泉「旅館三之亟湯」

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三之亟湯(さんのじょうゆ)の夕食と朝食

鳴子温泉郷2泊目はいちばん奥にある中山平温泉・旅館三之亟湯(さんのじょうゆ)に初宿泊。鳴子は陸羽東線の沿うかたちで手前から川渡・東鳴子・鳴子・中山平と続く。さらにバスで山に入るとスキー場がある鬼首(オニコウベ)がある。

その中では中山平は、今でも湯治客が多いところで、肌にまとわり付くようなヌルヌルの湯が有名だ。今回お世話になった三之亟湯は、温泉街からは離れ、中山平温泉駅のホーム裏手に位置している。普通の民家が並ぶ一角にあるが、旅館自体が民家と変わらず、見過ごしてしまうかもしれない。

今回、飛び込みで交渉をしたが、大変親切な応対であった。客室は9室。館内は絨毯敷きでスリッパははかない仕組みだ。温泉は重曹泉で、透明なお湯だがヌルヌル感は相当ある。皮膚病への効果は抜群だと若女将が言っていた。浴室はシンプルで男女それぞれ一つずつ。時間で入れ替えをしている。

食事はヘルシーで味付けも悪くない。豪華ではないが、ひとり旅や旅館の食事が続いた時などにはちょうどいいバランスだ。嬉しかったのは地酒がサービスで出てきたことだ。管理人は、旅館の夕食の際、必ず地酒を注文するが、どこにでもある銘柄が多く、レアなお酒になかなか出会えない。特に鳴子の場合、周辺が穀倉地帯でいい蔵があるのに出るのは一ノ蔵や浦霞ばかりだ。

実は、三之亟湯が出した「森泉」(森民酒造店)という地酒は鳴子の隣町、岩出山の酒で管理人は鳴子に行く際は必ず買ってくるお気に入りなのだ(通販でも買っている)。聞くと宿の親戚の方が森泉酒造で、その関係で味噌、醤油も使っているという。卸値が高いので、他の旅館は仕入れないと言っていたが、管理人は追加でオーダーしたところ1本500円しか取っていないので良心的な値段だ。

三之亟湯は楽天トラベルに加盟しているが、利用者の評価が高く、投稿数も多い。最近、ビジネス客が増え、古川に泊まらず、わざわざ鳴子まで来る客も多いという。じゃらんネットについても若女将に聞いたが、トイレが男女共同で、洗浄機もない。また、露天風呂もなく、今どきの女の子を満足をさせるサービスを提供できないので今は加盟してないと言っておられた。

全体的に良心的で、温かい宿であった。

12/22宿泊 1泊2食付 8,500円

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上:客室の窓を開けるとホームが 下:中山平温泉駅から見た三之亟湯(SLの向こう側の建物)

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温泉番付東横綱に輝いた鳴子温泉で泊まった「旅館すがわら」

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「旅館すがわら」の夕食と朝食

仙台出張の翌日、夕方に仕事が終わるのでその足で鳴子温泉へ向かった。鳴子温泉は大のお気に入りで管理人のリフレッシュ=鳴子なのである。以前は年に2,3回は足を運んでいたが今回は1年半ぶりである。

当初、仙台17時過ぎの新幹線に乗り、古川で陸羽東線に乗換え19時前に到着する予定であったが、仕事が早く片付き、1日1本の16時発鳴子温泉行き高速バス(ミヤコー大崎バス)に乗れた。料金は千円と安く、所要時間も1時間25分なので新幹線を利用するより早い。たまたまバスの終点・鳴子車湯が今回宿泊した「旅館すがわら」の真ん前でなので助かった。
JR鳴子温泉駅や温泉街の中心はここから10分程度歩かないといけないのでこのあたり、温泉直通バスにしては不親切だ。

今回、旅館すがわらへの宿泊は初めて、鳴子温泉では割といい評判を聞いていた。古い旅館だが、風呂の数が多く、特に貸切風呂がいくつかあるのでカップルに人気があるらしい。泉質は芒硝・重曹-食塩泉であるが、鳴子にしてはやや特長にかける(鳴子のお湯はどこも強烈な個性がある)。

食事は夜朝とも部屋食。実は鳴子温泉郷の宿の最大の問題点は食事である。食事に関してはどこもかなりアバウト。
宿は団体向けか湯治向けの二つに大きく傾向が分かれ、肝心の真ん中が抜けているのだ。お湯がいいからといって黙ってでも客が来る時代ではない。現に湯治客は減っており、団体客も大幅減少。旅館の廃業や経営交代も目立つが、いつ来てもあまり変わっておらずゆっくり時が動いている印象だ。

旅館すがわらの食事は、新しいものにチャレンジしようという意気込みは感じられた。「創作」とまでは言えないが、家庭料理ながら努力が伺える。食事に限らずロビーにある無料のコーヒー(この程度のサービスはどこでもやっているが鳴子では珍しい)など若いオーナー夫妻は頑張っていた。

全体的な印象でいれば及第点といったところだが、「じゃらん」ウケしそうな宿である。値段もお手頃なので若いカップルにはおススメである。

なお、鳴子温泉は雑誌「旅の手帖」が行なった「温泉番付」で東横綱に輝いた。温泉そのものの質でいえばえらく妥当な結果である。西は別府温泉であったが、これも当然と思い納得いく。鳴子はもっと、もっと知って、来てもらいたい温泉地である。

12/21宿泊 1泊2食付 1万円(じゃらんネット)
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三井アーバンホテル仙台アネックス(最近泊まった宿)

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年も押し迫ったが出張で仙台へ行った。仙台宿泊は2年ぶり、仙台国際ホテルか仙台ホテルがお気に入りだが、今回は予算の都合で三井アーバンホテルアネックスに宿泊した。

管理人はグランビスタグループ(札幌グランドやパークホテルなど旧三井観光系)が運営すhoteland.comの会員なので最初そこから予約を入れる予定であったが、楽天トラベルやじゃらんねっとの方が安く、結局ポイントを貯めているじゃらんから申し込んだ。
自前サイトより、宿泊ポータルサイトから予約を入れた方が安いケースはよくあるが最近では減っている。このあたり新生グランビスタグループは顧客管理ができていない。

ホテルはアネックスと名が付く通り、本館とは離れており、こじんまりしている。デラックスシングルにしたが、客室は17㎡とビジネスとしてはやや大きい程度、ベットは170cmのダブルサイズを使用しており、こちらは合格点だ。また、全客室にPCが設置されている。テレビ&VOD兼用だが、今回の出張ではノートを持って行かなかったのでここを選んだ。便利だが、客室PCはこれ以上普及しないのではないか。

朝食は1,050円で1階のイタリアンレストランで和洋セットのチョイス。可もなし不可もなしといった内容。仙台駅からは徒歩7,8分の距離。駅周辺は朝食無料宿泊特化型ホテルの進出が相次いでおり、実用性ならそちらに負けるであろう。

宿泊日12/20 料金7,900円(じゃらんネットより予約)
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定禅寺通りの「光のページェント」

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2007年11月28日更新

中洲と天神の中間点、最高立地の西鉄イン福岡(最近泊まった宿)

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何と19年ぶりに博多へ泊まった。全国各地へ行っているつもりだが、博多は出張もなく、ご無沙汰であった。以前の記憶は殆どなく、どこに泊まるか迷ったが、福岡といえば西鉄なので今年8月にオープンした西鉄イン福岡へ予約を入れた。

福岡市中心部には西鉄インと名の付くホテルが、「福岡」のほか「博多」、「天神」とあり、さらに天神には西鉄グランドホテル、ソラリア西鉄ホテルがあり、混乱してしまう。

ホテルは那珂川沿いにあり、中洲と天神の中間、アクロス福岡の真ん前なので最高の立地である。ホテルはオープンして間もないが、もともと博多東急ホテルとして使われていたところである。それなので建物はかなり古い。

しかし、元シティホテルだけあって客室はゆったりしており、昔のスタンダードな都市ホテルに泊まっている安心感はある。客室はブロードバンド対応で、リニューアルもちゃんとされている。

朝食は最上階の”元・ラウンジ”でいただく。800円の和洋どちらかチョイスのセットメニューである。最近では珍しいスタイルであるが、内容は及第点といったところ。1泊目は洋食、2泊目は和食を選んだが、洋食にジュースが付かないのは残念だ。

料金も安く、コストパフォーマンスにも優れているホテルだ。

11月9,10日宿泊(じゃらんネット経由)ツインシングルユース 7200円

今後、「最近泊まった宿」は観光ミシュランで公開します

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中島公園を一望、隠れ屋的なノボテル札幌だが(最近泊まった宿)

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札幌の大好きな景色に紅葉の中島公園がある。そんな景色を眺めたく、かなり外れにある仏外資系ホテルノボテル札幌に予約を入れた。
ノボテルになってからは昨年の2月以来、2度目の宿泊。ホテルアーサー時代から何度も泊まっている。今回は「じゃらんネット」経由で公園側ツインシングルユース(8,000円)で予約を入れた。平日なので安い。

率直な感想は、リニューアルオープンした昨年2月と比較するとクオリティが落ちた印象だ。ホテル全体に覇気がかんじられない。客室のベッドシーツには血液の染みがあり、清掃全体がいまいち。ツインといってもそれほど大きな部屋ではないが、デスクが小さく、ノートPCを置くのがやっと。バスルームも暗く、水捌けもよくないが、アメニティは充実している。

朝食は昨年泊まった時と殆ど変わっていなかった。バイキング形式で、目の前で卵料理は好みに焼いてくれる。シャトルバスはルネッサンスホテルと共同だが、時間通り動いていた。アクセスが悪い場所なのでシャトルバスは助かる。

客室から中島公園の眺めは、ノボテルの向こうに位置する札幌パークホテルに軍配が上がる。パークは、藻岩山など市内中心が一望できるが、ノボテルは、南から東に位置しており、札幌ドーム方面は眺められるが、市内中心部は泊まった客室からは見ることはできなかった。

夜は最上階にあるバー「21」へ足を運んだ。札幌パークホテル開業時からの超ベテランバーテンダーさんがノボテルに居り、ギムレットをいただいた。体調が芳しくなく、ススキノへは出なかったが、久しぶり札幌の夜景を楽しんだ。

11月6日宿泊(じゃらんネット経由)ツインシングルユース8000円

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合理的な駅前一等地にあるコンフォートホテル函館(最近泊まった宿)

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函館駅前、電停の前に10月末にオープンした「コンフォートホテル函館」。開業してから1週間後に泊まってみた。コンフォートは、宿泊特化型ホテルで朝食は無料。勿論、客室ブロードバンドもあり、「ロフテー」枕に大きめのベッドと今どきのビジネスホテルである。

外資系のチョイスホテルジャパン(他にクオリティインなど)に加盟しているが、実際は四日市の会社がチェーンを運営しているらしい。
客室、ユニットバス共に狭いが、5,800円なら文句は言えない。これまで函館では、国際ホテルやロイヤルなどのシティ系か湯の川のビジネスパックなどに泊まってきた。以前、函館大門の東横インにはじめて泊まった時、その貧乏臭さがイヤになり、あまり安いところは避けていたが、寝るだけ、新築なので選んだ。

ホテルに文句はないが、無料朝食のサラダやフルーツはコンビニのひとり用プラケースに入っており、食器もすべて紙。濃縮オレンジジュースは原液で固まっていて飲めなかった。

それにしてもこの料金と設備、そしてアクセスのよさ、地場のホテルは太刀打ちできない。管理人はできるだけ地元資本のホテルに泊まるようにしているが、この合理性には勝てないと思った。

11/5宿泊 シングル5,800円(朝食無料)

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2007年11月27日更新

自家源泉と鄙びた家族宿 台温泉・滝の湯旅館

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滝の湯木造本館入口と2食付7500円の夕食そして湯量豊富な源泉風呂

鉛温泉・藤三旅館の翌日は、同じ花巻温泉郷でも北に位置する台温泉に宿を取った。

花巻駅前の観光案内所で宿の紹介を頼むと連休の土曜日と紅葉でどこも満室かもしれないと言われたが、管理人は台温泉は空いているという予想をしていた。事前にパンフで調べたが、素泊まり2千円くらいからの湯治宿が何軒かあり、写真で見ると鄙びているところが多い。連休中とはいえこういった宿へカップルやOLグループが本物温泉ブームとはいえ足を伸ばすとは思えなかった。

その中で「滝の湯旅館」が気になった。自家源泉も持っているようでかなり古そうな木造3階建て。これは管理人好みである。食事も付き、設備も整っていそうである。
早速、電話をしたが、「休前日にひとりでもいいですか・・・」と質問すると「空いてますよ。どうぞ」とシンプルな応答。観光パンフに書いてある料金より安い2食付7500円で、ひとり客料金や連休中の特別料金も取らない良心的な宿のようである。

チェックインの前、花巻近郊の土澤にある「萬鉄五郎美術館」に出かけてみた。管理人の知人が萬画伯の孫にあたるので以前から訪れたいと思っていた。ちょうど特別展では「熊谷守一」展を開催中。熊谷守一は管理人が生まれた豊島区千早町の自宅アトリエがあり、家がすぐ近くでよく通りかかったもので懐かしい。
それにしても地方の美術館は連休に関わらずガラガラ。さらに料金が常設と企画展を見ても700円なのだ。これは羨ましいことだ。

土澤からの帰り、釜石線の本数がなく、岩手県交通の路線バスで花巻へ。JRよりも3倍する運賃であった。花巻からは台温泉行きのバスに乗換え。乗客は3人。途中、豪華な宿が並ぶ花巻温泉を通るが、その先にあるのが台温泉である。

こじんまりした路地に十数軒の温泉宿が並ぶ。どこも規模が小さく、いい味を出している。お世話になる滝の湯は唯一、メインストリートから少し離れ、坂を登ったどん詰まりにあった。新館は鉄筋のようだが、玄関がある本館は相当の年代ものの木造建築である。

休前日にも関わらず泊り客は管理人以外に一組のみ。ちょっと不安であったが、館内は清潔で、実直そうなご夫妻は切り盛りをしている。温泉は自家源泉であるが、湯量が多く、他の温泉にも配湯しているとのこと。台温泉は源泉を共同で管理しているところも多いが、滝の湯は単独で、且つ2つの源泉を持っている贅沢な宿である。

浴槽なシンプルなつくり。打たせ湯がある。鉛温泉同様にくせのない無色透明だが、かすかな硫黄臭がする。
夕食は料金が料金だけに期待していなかったが、10品以上もあり、豪華な食卓であった。松茸料理が2品も出ている。この料金で申し訳ない内容だ。腹が膨れ、地酒で酔い、そのまま深夜まで寝てしまったが、12時過ぎに温泉には入った。

翌朝、オーナーの小瀬川夫妻と話が弾んだ。以前は湯治客が多かったそうだが、今は殆んどいないらしい。夫婦だけであまり宣伝もせずに地味になっていると言ってが、勿体ない気がした。ちゃんとPRができれば十分に復活できそうな宿である。

7500円プラス冷酒代では申し訳ないので1万円を置いてきた。のんびり1週間ぐらい過したい台温泉・滝の湯旅館であった。

台温泉には素泊まりで2千円台の湯治専門の宿が何軒かある。また、レトロな佇まいの中島旅館などいい形で温泉街が残っている。(11/3宿泊)
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2007年11月26日更新

女性ウケしそうな岩手県鉛温泉・藤三旅館旅籠部(最近泊まった宿)

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藤三旅館外観と2食付9300円の夕食 

函館へ向かう前日と前々日は花巻温泉郷に泊まった。
花巻市は鄙びた宿からハイグレードの宿まで広範囲で点在している温泉郷だ。11月上旬、予てからの楽しみであった花巻温泉郷にある木造3階建て旅館2ヶ所に宿泊した。1泊目は全国的にも名の知れた鉛温泉の藤三旅館旅籠部に投宿。

藤三温泉は鉛温泉にある一軒宿で古くから湯治場として栄えている。「旅籠部」と書いたのも「湯治部」と分かれているためである。
花巻駅から岩手県交通のバスに乗車。30分足らずの距離だが、運賃が900円と高い。そこそこの乗車があったが、車がないと地方は生活ができないとあらためて思う。

途中、志戸平、渡り、高倉山、大沢などいくつかの温泉を通っていくが、どこも個性がある宿に見える。特に大沢は藤三と同じような鄙びた湯治棟からレトロな和風棟、豪華な新館まであり、混浴露天が有名だ。藤三旅館はバス停から道を下り、川沿いにあった。お目当ては木造3階建建築であるが、よく手入れが行き届いている。

名物は日本一深いといわれる岩風呂であるが、この他にも渓流沿いの露天など4つの風呂がある。お湯は癖がない単純泉だが、こういうお湯が意外に後から効く。現在、もう一ヶ所、違う泉質のお湯の掘削に成功したと仲居さんが言っていたが、枯れないか心配だ。

この宿、なかなか経営も近代的で合理的。管理人は「じゃらんネット」で経由で予約を入れたが、予約の約半分がじゃらんなどのネットエージェントだという。少ないスタッフを効率よく動かしており、今どきの頑張っている旅館である。外見からは想像できない。やる気のある後継者がいれば変わってくるはずだ。

夕食は部屋食。十分な量だ。東北の温泉宿としては品のいい料理で合格点。花巻は温泉郷となっているので、各旅館は刺激しあい、切磋琢磨しているのでレベルが高くなるのであろう。

面白いのは湯治部だ。夜、訪れると観光の網走監獄を思い出させる暗い廊下。湯治客の日用品が揃う売店が2ヶ所ある。とても気のいいお婆ちゃんがやっており、話が弾んだ。湯治部は2食付でも5千円でお釣りが来る。自炊なら2千円程度だ。古くて、少し暗いが湯治部も混んでいた。ちなみに管理人が泊まった旅籠部は9300円であった。

翌朝はスタッフ全員でお見送り。よくある光景だが、花巻温泉郷ではどこでもやっているようだ。1万円以下のそれも湯治系の旅館でこのようなサービスをやっているところは初めてだ。
管理人は鳴子温泉によく行くが同じ湯治系でもホスピタリティという世界から鳴子はかけ離れている。多分、30年以上誰も泊まっていないような客室がある湯治棟がある宿があるが、レトロを通り越えてお化け屋敷であった。

鉛温泉・藤三旅館、決して鄙びていないが、OLグループや家族連れでも楽しめる宿である。また、行ってもいいレベルだ。但し、温水便座の水圧が足りずどれも使えなかったのは残念。(11/2宿泊)

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湯治部売店と客室廊下

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2007年04月13日更新

JR20周年、気持ちいいおもてなしの大沼クロフォード・イン

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上は客室から見た大沼公園駅・下は夕食のメインディシュ エゾジカの赤ワイン煮込み

4/1、大沼公園にあるJR北海道系のホテル・クロフォードイン大沼に泊まった。いつもは函館市内宿泊だが気分を換えてみた。これまで昼食や打合せで何度か訪れているが宿泊ははじめて。

じゃらんネットでツインシングルユース、朝食付き6,500円と安かったので予約してみた。但し、客室は小沼側(湖)ではなく、駅側で目の前がホーム、じゃらんには鉄道ファン向けの客室と書いてある(笑)。

当日は小雨模様、湖沼の散策も出来ないので同系列の流山温泉へ行くことにした。
この温泉のためにJRは函館本線鹿部回り(海線)に新駅「流山温泉」を設置。駅前には古い新幹線車両が展示されており、人目を惹く。温泉は日帰り施設であるが、岩や木をふんだんに使った斬新なつくりである。脱衣場にはJAZZが流れており、その凝り方には好き嫌いがある人もいるかもしれないが、お湯は掛け流しのホンモノである。

宿から温泉までは夕方送迎バスが出るが、16時半の1本きり。管理人はチェックインが遅れてバスに間に合わず温泉は諦めていたが、今日はお客さんがいないので好きな時間にお送りしますと言われた。結局、17時にバスをお願いしたが、車内ではスタッフの人が親切に観光案内をして下さる。

大沼観光の現状を聞くと通過型が進み、お金が落ちていないようである。
函館観光全体の入り数が減っており、大沼は以前に較べると宿泊施設の数も減っている。函館に依存しない独自のカラーを打ち出さないと将来はキビシイとかんじた。

軽く一風呂を浴びて早めに車をお願いすると流山温泉のスタッフがすぐに送ってくれた。ホテルに戻ると行きに送ってくれたホテルマンが人なつっこい笑顔で迎えてくれ、温泉談義になる。

翌朝もロビーに顔を出すと副支配人の方が気持ちよく「おはようございます」と声をかけてくれた。チェックアウトの際も名刺を持って挨拶に来られ、管理人の重めのカバンを見て、ホーム前にも関わらず車で送って下さった。

ホテルについて聞くとJR系ながら現在はJRからの出向スタッフは一人であとは現地採用とのこと。この副支配人も大沼にあった別のホテルから来た地元の方だ。

北海道のリゾートホテルで、なかなか自然な笑顔で迎えてくれるところは少ない。どうしても形式的になりがちであるが、このクロフォードインは違っていた。きっと職場の風通しがいいのであろう。
夕食などはもうひと工夫ほしかったが、それでも十分満足がいくものであった。

JRが出来て20年、当初は珍しがられていたホテル事業であるが、歳月がホスピタリティを醸成した。

ホテルではないが、大沼公園駅の駅長さんも大変親切な方であった。前日に駅レンタカーを返却したので顔を覚えていてくれ札幌行の特急が来るまで客がいなかったので話がはずんでしまった。
大沼の観光施設のすべてがこうではないであろうが、これまで見たことがない違った北海道を発見したようで嬉しかった。

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