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2005年03月25日
国内線航空運賃の矛盾
3/11~3/31までは国内線の航空運賃がピーク(繁忙期)となり、JAL,ANAの場合、東京-札幌が28,000円の正規運賃が3万円に上がります。また、前日購入や1週前購入割引といった割引チケットが殆どなくなるので、えらく高いものになってしまいます。
それにひきかえビジネスパックなどの団体運賃適用の場合は、東京-札幌往復にホテルが付いて平均23,000円~27,000円程度の金額です。これでも通常期よりは2~3千円程度上げていますが、片道運賃よりも安く、その差は半端でありません。確かにパックで申し込むとお得ですが、申し込みは10日前が締切りで、便変更等が一切きかないので出張などでは不向きといえます。
実は先日、北海道へ行った時は既にピークに入っており、パックも間に合わなかったので都内から往復JRを利用し、道内の特急が5日間乗り放題の「ぐるり北海道フリー切符」(35,800円)を購入しました。たまたま初日が函館であり、最終日にまた道南へ戻る予定を立てたため、このチケットを購入しましたが、札幌だけの時や、もっと先へ行く場合はとても往復JR利用はビジネスでは非現実的です。私は鉄道好きなので結構このチケットを利用しますが、それも苦肉の策です。
鉄道にも航空機のパック商品と同様にエージェント卸し用の価格設定がありますが、旅行商品を見ている限り、航空機に較べるとかなり割高です。航空機はもともと鉄道より、運賃が4割程度は高いので、割高感と割安感が極端です。北海道の場合、エアDOが参入にJASが幹線へ対等参入した頃は、航空運賃が前日購入なら、札幌線が15,000円まで下がった時がありますが、今は前日割引で買うと23,000円なので、かなり高くなってしまいました。
国際線の場合、今から10数年前までは団体卸し用の「格安航空券」を航空会社のカウンターで販売することはタブーであり、HISのような個人エージェントが販売をしていました。ところが規制緩和などにより、大手代理店が販売を始め、そのうち航空会社でも団体扱いではない、個人向けの安いチケットを正規扱いで販売をはじめました。
現在、国内線のチケット販売構造は、10数年前の国際線と同じような状況です。以前は金券ショップへ行けばJASなどがビジネスクーポンなど安いチケットを出していましたが、今ではこの手は皆無です。規制緩和といいながら実際は利用者にとっては選択肢が限定されるようになっています。また、インターネット購入などは便利のようですが、面倒な制約も多く、一概には利用者志向とはいえない面があります。
話は最初へ戻りますが、正規運賃と団体運賃の差は、札幌線の場合、利用者が少ない4月など3倍以上の開きが出ます。国際線は、その矛盾がかなり解消されました。国内線の場合は格安航空券を発売しない分、各種割引運賃で対応しているのでしょうが、これだけでは顧客本位とはいえません。再考を促したいところです。
投稿者 hokutonomado : 2005年03月25日 17:30 | [EDIT]
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