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右写真は「バスマガジン」より 拓バス納車後に方向幕がLEDに変わっている
北海道拓殖バス(音更町、中木雄三郎社長)が所有し、愛好家の間で人気がある「3扉バス」を使った東京発着の十勝ツアーが2月に行われる。 ANAセールス(東京)が企画した。バスは通常は前方と中央にドアがあるが、3扉バス「C2001」号車は後方にもドアがあり、混雑時に2つの扉から乗客を降ろせる。昨年まで関東バス(東京)が運行していたものを、拓殖バスが購入した。(1/14付 十勝毎日新聞)
いやいやこれはマニアックなツアーである。この「3扉バス」、関東バスでおなじみだが最近姿を見なくなった。以前は京王バスや西武バスでも見た気がするが懐かしい。道が狭い新宿区や中野、杉並区あたりで目立ったものだ。
道内で路線バスを使ったツアーとしては沿岸バスが有名であるが名車・珍車乗車ツアーは一昨年に函館バスで行われ、拙サイトで紹介したが、あくまでも着地型のツアーであった。また、2009年にはJALツアーが日本で2番目に長い路線バスである釧路羅臼線乗車体験ツアー「羅臼まで2日間」を実施し、管理人も協力させていただいている。
今回の「AIRDOで行くC2001号車を訪ねる旅」はANAセールスが主催する。ツアーは2月25日羽田空港出発で1泊2日。帯広空港に到着し、バスで幸福駅や帯広競馬場などを回る。 宿泊は然別湖畔温泉ホテル風水で、開催中のしかりべつ湖コタンも楽しんでもらう企画になっている。また、拓殖バス本社内で記念撮影会やバスグッズ即売会も実施される。
拓殖バスの路線バスはすべて中古車を利用しているが、このC2001は1995年製というからかなり年季が入っている。経営が苦しい地方バス会社は中古バスを導入せざるを得ないがバス探しがなかなか大変らしい。同じ十勝管内には十勝バスがあるが、ライバル心からか十勝バスと同じメーカーや車種は導入しないと聞いている。
まさか口コミで「3扉バス」の人気が広がるとは拓殖バスも考えてなかったであろうが、地元でも人気者になってもらいたい。参考までに「3扉バス」の運行スケジュールを紹介しておく。ダイヤは変更があるので拓殖バスに直接確認を。
◎現在の運行路線(平日)
帯広駅バスターミナル発
10:05 一中療養所線
12:35 一中療養所線
15:10 南商業高校線
16:15 中鈴蘭線
いつも拙サイトへのコメントを寄せていただき有難うございます。
このところ海外からの迷惑コメントが一日200通以上来ています。コメントは管理人のメーラー(アウトルック)に届き、内容を確認してから公開していますが、受信トレイが迷惑メールで埋まってしまっている状況です。
現在、設定を変更していますが、まだシステムが不安定で、折角投稿していただいだコメントが正確に確認できない状況です。
読者の皆さまには公開の遅れや最悪確認できない場合もあることをご了解いただきたいと思います。出来るだけ早い復旧に努めさせていただきます。
管理人より
JR函館駅構内の駅弁店などを運営する「みかど」(大阪市、後藤二郎社長)は15日で、函館営業所(函館市若松町)の営業から撤退する。業績不振が主な要因で、東日本大震災が追い打ちをかけた。弁当製造や同駅で展開する駅弁店やそば店などの業務は、同駅の店舗運営を手掛けるジェイ・アールはこだて開発(函館市若松町)が引き継ぎ変わらず営業する。(1/13付 函館新聞)
函館駅構内で駅弁を販売する「みかど」。管理人も何度もお世話になっているが、この「みかど」、大変由緒ある会社である。
本社が大阪市とあるが、もともとは1897年創業の神戸「自由亭ホテル」(後のミカドホテル)で、私鉄の山陽鉄道(今のJR山陽本線)により日本最初の食堂車営業が行われた時から「みかど」の名称で食堂車事業に参入するようになった。また、1914年、新築された2代目門司駅(現門司港駅)駅舎2階に高級フランス料理店をオープンしており、神戸発のハイカラな企業であったようだ。
その後、東海道線・山陽線を中心に食堂車営業や全国主要の駅で駅弁、構内食堂、喫茶などを手がけるようになった。食堂車営業は1938年に譲渡し、みかどの他、5社が合併してあの「日本食堂」が誕生している。日本食堂はJR誕生の頃まで食堂車の代名詞であったが、その後、JRと同じく分社化され現在に至っている。
「みかど」の歴史を簡単に振り返ったが、管理人は函館の「みかど」が日本最初の食堂車営業を行ったそれと同じものとは知らなかった。思い出してみると、昔は「みかど」という名称の構内食堂が上野駅など各地にあったような気がする。国鉄の食をいっきにしきっていた日本食堂とも関連が深そうであり、青函連絡船の飲食部門も「みかど」であったのであろうか。
なお、「みかど」の構内食堂の営業は、発祥の地である神戸駅構内食堂「みかど」が2003年11月に閉店している。
函館は1936年、構内営業の浅田屋構内食堂を吸収合併し、函館営業所を開設している。 また、函館新聞記事によると「函館駅構内の弁当店のほか、ホーム内のそば店・立ち売り弁当販売、同駅敷地内の社員食堂、JR五稜郭駅内そば店の5カ所を運営。」とあるが、連絡船時代は賑わったことであろう。
今後、「ジェイ・アールはこだて開発」が、事業を継承し、営業主体は16日から移行するが、5カ所すべてが残るかどうか未定だという。最近の「駅ナカ」食は駅弁を除き、JR直系の企業が殆どになってきた。ローカル色がなくなり、味気ない気もするが・・・
日本秘湯を守る会(佐藤好億会長、192会員)は12月20日、静岡県熱海温泉の大観荘で11年度の通常総会を開き、「変革元年」と位置付けた12年度の事業を決議した。12年度は、新たにi.JTB運営の宿泊予約サイト「るるぶトラベル」での宿泊販売を本格的に開始し新規顧客の開拓を図るほか、同会の宿泊予約サイトの手数料を3%から6%に増額して手数料収入を元にサーバー強化や新システム対策、財務体質の改善を進める。地熱対策委員会を中心に、無謀な地熱開発への反対運動にも力を入れる。(1/5付 観光経済新聞)
「日本秘湯を守る会」をご存知であろうか。
似たような名称の組織はいくつかあるが、ここは多分「元祖」といってよく昭和50年にスタートをしている。朝日新聞社系列の朝日旅行が運営を行っており、朝日新聞を購読すると月1回「朝日旅行」のオリコミが入り、秘湯の会会員宿が紹介されている。
以前は商業色があまり強くなく、会員の宿も「秘湯」にふさわしいものが多かったが、秘湯ブームが叫ばれだした頃から会員数が一挙に増え、秘湯というには似つかわしくない宿も登場するようになった。
ここのウリは「スタンプ帖」である。秘湯を守る会会員宿へ宿泊するとスタンプを捺印され、10軒泊まり、集めたスタンプが10個になると、捺印した宿の中から1泊無料で泊まれるというものだ。
管理人もスタンプ集めをしていたが、以前は同じ宿の捺印が複数あってもよかったと記憶している。この10泊して1泊無料というのは魅力あるシステムだ。単独の温泉宿やビジネスホテルなどではたまにあるが、全国の温泉宿をチョイスできるのは有難い。
以前、親しくしている道南の一軒宿に秘湯を守る会の入会を勧めたことがある。その温泉宿は山の中の一軒宿で「秘湯」というにはふさわしい。しかし、集客に苦戦をしており、工事関連の長期滞在で食いつないでいた。
函館に近い場所にあったので、本州からの客をターゲットに出来ると思い勧めたが、主人からは「朝日新聞は道内では読まれてないからダメだよ。道新がやってれば入るんだけどね」という見当違いの答えが返ってきた。その宿はホームページも持っておらず、なぜ作らないか尋ねると「山の中なのでADSLも引けない」というまたしても?の返答であった。
その温泉宿は最近になってサイトもつくり、予約サイトのJにも加盟したが、息子が引き継ぐようになってからである。
ちなみに秘湯を守る会の会員数は200軒近くあるが、道内は8軒と意外に少ない。加盟宿は高原温泉大雪高原山荘、旭岳温泉 湯元湧駒荘、芽登温泉 、丸駒温泉旅館、ニセコ新見温泉 新見本館、ニセコ昆布温泉 鯉川温泉旅館、上の湯温泉 銀婚湯、知内温泉 知内温泉旅館。いい宿が多いと思うが、秘湯というのは?のところもある。管理人のお気に入りは、鯉川温泉だが、この8軒のお湯はすべて良質である。
なお、道内の宿7軒限定で1泊するとスタンプが2個貰えるキャンペーン「北海道秘湯の宿7軒限定 スタンププラス1キャンペーン2012」が現在行われている。
「るるぶ」や「Yahooトラベル」への加盟、手数料アップもよいが、「秘湯」にはあまり似合わない世界だ。
佐々木栄松さん 98歳(ささき・えいしょう=画家)11日、急性腎不全のため死去。前夜祭は12日午後6時、発葬祭は13日午前10時、釧路市昭和中央3の54の1のベルコユアホール釧路西。喪主は法定代理人の高野範子さん。自宅は釧路市南大通3の3。幼少より独学で 油彩などを学び、道東の風土をテーマにした心象作品を制作。釧路湿原を描いた数々の油彩は高い人気を集め、「湿原の画家」と呼ばれた。一方、画壇には属せず、公募展にも出品しない「孤高の画家」としても知られた。(1/12付 毎日新聞 大盛り北海道)
佐々木画伯は湿原の絵画を中心に独自な手法で最晩年まで絵筆を取られていた。釧路駅構内にあった「釧路ステーション画廊」は氏の美術館であり、1987年の開業から閉鎖される2009年10月まで20年以上に亘り、展示を続けていた。
管理人は釧路へ度々訪れていたが、ギャラリーの存在を知ったのはだいぶ後から。列車待ちの時にたまたま訪れたが、湿原の作品以外にも生命力溢れる色使いを気に入り、何度か足を運んでいる。
いつもギャラリーは無人であったが、それが逆にホッとさせてくれ、釧路へ来た実感を味わえたものだ。佐々木画伯はギャラリー閉館後も高齢にも関わらず、創作を続けている話を聞いていたが天命が訪れたようだ。
釧路駅前の北大通には「ささき画廊」という老舗の画材店がある。そこには画伯の作品もあり、てっきりオーナーかと思っていたが、関係ないらしい。独自な作風は魅力的であったが、孤高な印象があり、殆ど知られることはなかったと思う。
釧路ステーション画廊がなくなって3年近くが経過するが、不思議なあの空間が好きだった。いつも受付に居り、佐々木画伯の作品を心底愛されていたYさんも訃報をどう思われているであろうか。
ご冥福をお祈りしたい。
ステーションギャリー閉館の際の佐々木画伯からのメッセージ
今日12日から恒例の「大人の休日倶楽部パス」が始まった(1/12-1/24)。このパスについてはこれまで何度も紹介しているので詳細は省くが、JR東日本の50歳以上の「大人の休日倶楽部カード」会員向けのもので年2回実施される。昨年からルールが変わったので簡単に変更点を紹介する。
■改正前 JR東日本+北陸(JR西日本)+函館まで3日間乗り放題で12,000円
■改正後 5日間コース JR東日本+JR北海道全線乗り放題 23,000円 4日間コース JR東日本+北陸(JR西日本)乗り放題 15,000円
これまで12,000円で行けた函館が23,000円となった。有効日数やエリアは広がったが実質上の値上げである。これまで「大人の休日」が実施される度に函館では「特需」が発生したが昨年のルール変更以降は客足が増えず、観光関係者をがっくりさせた。新幹線を使って往復12,000円で函館まで行けるという値頃感が魅力であったが、それが無くなったので今回も期待できないであろう。
実際、「JRサイバーステーション」で予約状況を調べても東北新幹線や「白鳥」は週末でも「◎」であり、函館市内の宿泊も空いている。4日間コースでは青森まで来れるが、東北新幹線の空席状況から見ると、こちらも売れていないようである。
この5日間でJR北海道全線乗り放題であるが、首都圏から行く場合、往復鉄道だとそれほど遠くへ行けない。道東や道北方面の旅行は可能であるがスケジュール的にはかなりハードとなる。行き帰りのどちらかに「北斗星」や「カシオペア」を使いたいところだが、運賃のみの有効であり、特急券と寝台券は別途購入なのでプラス1万円以上はかかってしまい面白みがない。また、「はやぶさ」も運賃のみ有効であり、制約が多いのだ。
また、1/24までの有効期間だと流氷観光や冬のイベントなど冬期観光シーズンに突入する前に当たり、観光列車や流氷船、観光バスが運行されていないものが多い。
この金額であれば北海道へは航空機パックツアーで行くであろう。
有効期間の延長や寝台利用Okなどの条件緩和をしない限り、このパスで北海道観光をする者は少ないと見る。
以前、一般の企画きっぷで販売されていた「ぐるり北海道フリーきっぷ」は5日間有効で北斗星ソロ個室が利用できて5日間で約35,000円、7日間で42,000円であった。「青森函館フリーきっぷ」も「あけぼの」のソロ個室が利用できて約28,000円であったが、それらのきっぷと料金的に殆ど変わらず、寒い時期にわざわざ東北・北海道旅行をする動機付けにはならないであろう。
今回のパスでいちばんお得なのは「北陸」である。上越新幹線経由で福井まで行けるが、片道13,000円はするのでこの15,000円は格安である。JRサイバーステーションで週末「はくたか」(越後湯沢-金沢)を調べてみたが、午前中は「△」が多く、大人の休日利用者が多いのではないか。金沢市内の週末のホテル予約状況も調べてみたが、各サイト共にかなり埋まっている状況だ。
昨年までの函館が今年は北陸にシフトをしたと言ってよいと思う。北陸観光は昨年夏以降、好調であったと聞く。北陸新幹線効果もあるかもしれないが、今冬は北海道ではなく、北陸に「大人の休日」客が流れそうである。
1/14(土)乗車で検索 普通車がすべて空席の「はやて」と△が目立つ「はくたか」
昨年暮れに今年19歳は全国80ヶ所以上のスキー場のリフト代金が無料となる「雪マジ!19」プロジェクトについて拙ブログで紹介をした。
この企画に連動するかたちで、福島県内の全スキー場で20歳から22歳を対象にリフトが無料となる「雪マジ!ふくしま」を実施している。「雪マジ」プロジェクトは、「じゃらんネット」が企画運営をしているが、特集ページより会員登録の上、ゲレンデで『会員番号』と『写真付身分証明証』を提示すれば何度でも利用ができる。
この「雪マジ19」と「雪マジ!ふくしま」を併用すれば、19歳から22歳まで、殆どの大学生世代は県内のリフトが無料で楽しめることになる。
これは福島を応援する意味でもとてもよい企画であると思うが、「リフト無料」だけでは少々インパクトに欠けると思う。それはまだまだスキーが初心者にとって手軽な料金と云えないからだ。
たとえば、首都圏からクルマを利用せず、道具も持たずにゲレンデへ行ったとしよう。東京駅から新幹線で約80分、もっとも近いと云われる新潟県のガーラ湯沢へ行くとすると、新幹線代が片道約6,500円x2、一日券が4,500円 、スノボー・スキーセットが7,500円 ウエアセットが2,600円 、さらにレッスンを受ければ半日3,500円、一日で5,500円かかる。 JRが発売しているリフト券付きの日帰りきっぷを買えば11,900円と多少安くなるが、どちらにしても2-3万円が日帰りでもかかってしまう。リフト代がかからなくてもかなりの額である。
今の若者の小遣い額から考えるときつい金額である。
管理人はビキナーを対象に往復交通費、レンタル、レッスン込みで1万円でお釣りがくる程度のパック商品を作りたいと思う。
JRは無理だが、往復貸切バスを利用すれば、原価3千円程度で済むはずだ。レンタル料金はスキー場によってかなりのバラつきがあるが、実はスキー場側にしてみればいちばん儲かるのがレンタルであった。「あった」と書いたのは、利用者が頻繁にいることが条件であり、今は違う。もし、まとまった利用者があれば、格安料金でも利益はそこそこ出るはずである。道具・ウエアーメーカーの協力があれば問題はなく、道具・ウエア併せて2千円程度で可能ではないか。問題はレッスンだがこちらも人が増えれば安くでき、開店休業から脱することができる。半日レッスンも半額程度の1-2千円程度にすれば、交通費+レンタル+レッスンを併せても6-7千円程度である。これにリフト代や昼食代を乗せて9千円程度で販売をすればどうであろうか。
単独で行うよりは、今回の「雪マジ」の幹事であるリクルート社のようなものが存在すると効果が高まる。ガーラに行けば3万円だが、こちらは1万円以下である。
スキー場の中心顧客は20代であり、来場数ベースでは全体の55~65%。30代前半までを入れると65~75%だそうである。20代前半を集中的にプロモートすることがスノーリゾート復権の道標であろう。
最後に福島のスキー場は管理人がスキーを覚えた場所で、中高の合宿で毎年行っていた。猪苗代であるが、それがきっかけで県内のスキー場は各地訪れた。裏磐梯、猪苗代リゾート、箕輪など行ったが、首都圏からJRでも近く、特に磐梯エリアはリゾート法に適用された地域なのでゴージャスなホテルも多い。
19-22歳に限らず、福島のゲレンデを訪れていただきたい。
旅の口コミサイト「トリップアドバイザー」が昨年暮に「男女別 日本のベストホテルランキング2011」を発表した。これは、2010年12月〜2011年11月の1年間に投稿された口コミの中から、国内の旅館・ホテルに対する星評価(5段階)や投稿数をもとに、男女別に集計したもの。その結果、第1位は、男性がホテル「日航アリビラ ヨミタンリゾート沖縄」(2年連続、女性で10位)女性では「湯の川プリンスホテル」となった。
同じテーマの記事はちょうど1年前の拙ブログでも紹介した。その時は「ラビスタベイ函館」が男女共に上位を占めた。
今回の調査では、「湯の川プリンスホテル」が女性部門の1位となっているがこれは驚きである。「トリップアドバイザー」の投稿数や集計方法など詳しいことはわからないが、昨年のデータを見る限り、「参考程度」と考えた方がよい結果である。サンプル数が少ないのではないか。
北海道勢はこのほか、「ラビスタベイ函館」が男女とも13位、「ホテルノイシュロス小樽」が女性12位、「ベストウェスタンホテル札幌中島公園」が男性16位、「JRタワーホテル札幌」は男女とも18位にランキングされている。
ラビスタは順位を落としたが根強い人気がある。管理人の周囲でもここの評価は高く、特に女性客に人気があるが、旅慣れ、目が多少肥えた人たちにも人気があると思う(合理的でよく出来ており、共立メンテナンスはすごい)。13位のノイシュロスは客室露天やエステの人気が高いリーズナブルなリゾートホテルである。管理人も支配人と親しかった関係もあり3回泊まっている。ここのフレンチは好みが分かれると思うが好きな味である。
ベストウェスタンはビジネスホテルだが客室が大変広い。最低でも30平米はあり、市内のシングルルームではもっとも広いクラスではないであろうか。ススキノに立地し、出張には最適だ。
最後に湯の川プリンスホテルであるが、湯の川の中では評価の高いホテルである。いち早く導入した客室露天や食事には定評がある。しかし、1位というのは?だが、今回ランキングされたホテルの特長として、景色がよく、展望や客室露天風呂がある、また、朝食が充実しているなどの共通点もある。
参考までに主な宿泊予約サイトごとの総合評価を紹介しておく。各サイトの利用者層が異なり、その違いが数字にも出ているが、管理人の評価は一休にいちばん近いであろうか。
湯の川プリンスホテル:楽天(4.59)・じゃらん(4.7)・るるぶ(4.5)・一休(4.3)
ラビスタベイ函館:楽天(4.64)・じゃらん(4.7)・るるぶ(4.5)・一休(4.5)
ホテルノイシュロス:楽天(4.29)・じゃらん(4.5)、るるぶ(4.4)・一休(4.5)
JRタワーホテル札幌:楽天(4.53)・じゃらん(4.6)・るるぶ(4.5)・一休(4.3)
ベストウェスタン中島公園:楽天(4.66)・じゃらん(4.6)・るるぶ(4.5)・一休(4.9)
寒さは日々厳しくなるだけに、休日ぐらい温泉でホッと温まりたいもの。そんな湯めぐりに役立つ国内の温泉ベスト100をこのほど、観光業界の専門紙が発表した。旅行会社のプロが投票、今回で25年目を迎える伝統のランキングだけに信頼性は十分。草津温泉(群馬)が9年連続の1位を達成したほか、東日本大震災の影響が思わぬ土地に異変を及ぼすなど興味深い結果となった。(1/7付 ZAKZAK夕刊フジ)
「にっぽんの温泉100選」は拙サイトでも度々、記事を紹介している業界紙「観光経済新聞」が旅行会社やネットエージェントにはがきで投票を依頼するもので、1987年にスタートした歴史ある調査である。
業界紙が選ぶランキングは、利用者とプロの視点にズレが生じることがあるが、このランキングに登場する温泉名を見ていると「適正」といってよいのではないか。
1位草津は昨年と変わらず2003年から9年連続のトップ。さすがであるが、首都圏から近いという地の利もあるであろう。昨年2位であった登別は3位に後退、昨年3位の湯布院が入れ替わり2位に入っている。
北海道勢は全体に退潮が目立つ。湯の川(18→39位)、定山渓(40→62位)、洞爺湖(48→73位)も大幅ダウン。それ以外にも十勝川(17→23位)、阿寒湖(36→41位)、層雲峡(67→72位)である。ちなみにアップはウトロ(62→58位)のみであり、川湯(48位)が現状維持である。
ダウン幅の大きい洞爺湖・湯の川・定山渓は大型ホテルが多く、団体需要が大きい。震災による外国人客激減により、インバウンド依存の高かったこれらの温泉地は評価を下げている。仮に震災がなかったとしてもアップはなかったのではないか。
上位にランクされている草津、湯布院、黒川などは温泉街など全体的に雰囲気があるが北海道の温泉地はここはいちばん弱い。カラカミ観光の経営危機を見ても、これまでのビジネスモデルの限界が見える。外国人観光客も国内団体客が外国に変わっただけで、やっていることは同じである。
また、道内ではないが、伊豆の退潮も目立つ。たまたま先日、伊豆の温泉関係者と話す機会があったが、稲取や熱川、下田などの温泉地は20年前の三分の一近くまで減っているようである。その理由は複合的であるが、バブル期の思考から抜け出せなかったのではないか。草津と伊豆の違いも検証してみると面白そうだ。
今後もイノベーションが出来ない温泉地は衰退が続くであろう。
流氷情報をリアルタイムに発信─。知床羅臼町観光協会と知床斜里町観光協会、網走市観光協会の3団体は、インターネットの簡易ブログ「ツイッター」上に専用ページを開設し、網走沖から羅臼沖にかけての流氷の動きを随時提供する「流氷なび」を1月から本格的に運用する。地元観光関係者は「冬の観光シーズンに向けた期待のツール。流氷情報を知る新たな形になるのでは」と期待を込めている。(1/4付 釧路新聞)
冬の北海道観光にはなくてはならない流氷だがその情報を得るのが意外に難しかった。
紋別市や網走市などの観光協会や流氷船会社などのサイトからの情報のほか、管理人がよく利用するものとして、海上保安庁のHP「海氷情報センター」や札幌管区気象台のものがあった。
それぞれの情報には長短があり、地域サイトでは海域全体の流氷の動きがわからず、たとえばどのあたりに接岸し、氷の厚さなどの総合情報が届かなかった。また、海上保安庁などのHPでは全体は把握できても性質上、地域ごとの詳細な情報がわからないなどの問題があった。何より、サイトの更新が一日1回程度なので、気象条件で一晩で接岸、消え去るその動きを把握することが出来なかった。
今回の「流氷なび」はツイッターを使い、各地の流氷の動きがほぼリアルタイムでわかるので前述した問題点もかなり解消されそうである。最近、スキー場のHPでは積雪情報のほか、ツイッターでゲレンデ状況を逐一レポートしてものが多く、非常に便利になった。ケースは違うが、釧路の夕陽も毎日ライブでブログ、youtube、ツイッターなどでレポートしている。
また、広域で情報を一元化できる意味も大きい。ひとくちに流氷といっても地域によって見どころは異なる。釧路新聞によると 「網走は、高密度な流氷群の中を砕氷船オーロラ号で突き進むダイナミックな観光を売りとする。一方で、羅臼は、流氷の上にたたずむオオワシやオジロワシたちを観察する氷上クルージング、斜里は、流氷に直接触れられるアクティビティー「流氷ウォーク」がそれぞれ定評だ。」とあるように知られていない楽しみ方もある。
同じ知床のウトロと羅臼でも流氷の形態も異なる。3地域以外にも北の稚内方面と南の根室方面では流氷の風景がかなり異なる。管理人は春先、根室海峡に流れ込む動く流氷を納沙布岬付近で見たことがあるが感激をした。昔、稚内で流氷船(ふつうのフェリーを使用)に乗った時はポッカリ浮いた氷の間を行き来し、網走の流氷船は厚い氷の中、醍醐味を味わえた(紋別のガリンコ号は乗船機会なし)。同じ流氷といえど楽しみ方も大きく異なる。
これまで流氷観光と云えば、砕氷船での見学が殆どであり、一度きりというケースが多かったのではないか。最近では国内客は減少傾向にあり、砕氷船の利用客も外国人依存であった。流氷観光は「雪まつり観光」同様、閉塞状態にあったと思う。
物見遊山の典型であった流氷観光が情報発信の拡充により、新しいものになることに期待をしたい。リピーターの呼び込みや冬季の滞在型観光の拡充などに繋げてもらいたいと思う。
なお、流氷サイトでは「流氷ナビ」とは別に民間の情報サイトとして「流氷サイト」を発見した。
ツアーバスの最大手・ウィラー・エクスプレスが12月22日から大阪・南港の3フェリー・ターミナルと都心部を結ぶ路線バス事業に参入した。大阪南港には3つのフェリーターミナルがあるが、今回、新規路線として運行を開始する高速バスは、大阪梅田・京都駅と各フェリーターミナルをつなぐもので、フェリーの発着にあわせ1日最大6便運行する。
ウィラーが初めて乗合バス事業に参入した。このニュース、地味なようだが、バス業界にとってはエポックになりそうである。これまで都市間ツアーバスが専門のウィラーであったが、「高速バス」とは云え路線バス事業への初参入である。
実は2012年度は高速バス業界にとって激動の年になりそうなのである。今春に道路運送法が改正されるが、新法ではツアーバスと一般路線バスの境目がなくなり、ツアーバスも一般路線バスと同じ旅客運送事業にまとめられることになる。
新法では乗合免許で運行されている定期路線の高速バスと旅行商品として運行されているツアー高速バスが同じ条件で走ると考えてよい。市場がどうなっていくかについては、別の機会で述べたいが、ツアーバス業界に関して云うと大手による淘汰が進むであろう。特にウィラーのようなリーディングカンパニーはいっきに攻勢に出てくるはずである。そのひとつが今回の路線バス事業への参入と考えてよい。
法の境目がなくなることで、これまで地域で独占してきた路線バス事業者の営業エリア内にウィラーなどのツアーバスが参入できるようになる。既に高速バス部門に於いて、路線事業者と業務提携を進める動きは各地にあるので路線バスへの参入も可能性ありと見る(採算性が合えばであるが)。
これまで路線事業者は一般路線バスの赤字を高速バスで補っていた。しかし、ツアーバスの台頭により、それも厳しくなり、路線からの撤退やツアーバス側との共同運行をしているところもある。今後、業界の既成概念を覆すような形態が登場するかもしれない。
また、今年はLCC元年である。既にウィラーでは海外のLCCと提携を結んでいるが、今後、LCCと高速バスを絡ませた商品も増えてくるであろう。ウィラーではフェリー会社や私鉄の一部など公共交通機関との提携を急速に進めている。「ウィラーバス」をベースに他の公共交通機関と繋ぎ、ネットワーク化を図る。
集客では苦労をしている提携先も多いのでウィラーとの提携は渡りに船。もともとツアーバス事業が営業に苦戦をしていた零細貸切バスからの借上げで大きくしたものだ。
その事業モデルへの評価は別にしても、今後のウィラーの動向は大いに注目である。
明けましておめでとうございます。
本年も北海道観光研究所・北杜の窓をよろしくお願い致します。
2004年11月にスタートをした拙サイトは本年で9年目、丸8年となる。子供の頃から三日坊主、飽きっぽいと散々言われてきた身としてはよく続いたと思う。2005年度は月間3千程度であったアクセス数は昨年12月が約5万8千、ヤフーニュースで紹介をされた11月8日には過去最高の19,694を数えた。
アクセス数は気になるがいちばん嬉しいのはリピータの増加である。複数日に亘ってアクセスがある「リピータ訪問者」が約800(人)おり、これが増えてくれることが管理人としてはいちばん嬉しい。
これまで北海道と観光、とりわけ公共交通や宿泊、まちおこし(イベント)や食などを通しての地域振興をテーマに書いてきているが、もうひとつのテーマ(メッセージ)に「情報」がある。ITが中心となるが、もう少し広義に観光振興と情報について触れてきたつもりである。実はこの部分をいちばん訴えてきたかった。
拙サイトが始まった2004年当時、情報ツールは限られていた。ブログがもっとも新しいものであったが、その後、SNS,ツイッター、フェースブックと2年間隔ぐらいで新しいコミュニケーションツールが投入されるようになった。
最近ではブログは古臭く感じるようになった(公的な自己表現ツールとしてはいちばんだと思うが)。このサイトはMovable Typeというプラットホームを使っているが、ケイタイからは更新ができずけっこうめんどくさい(スマートフォンからは制約付きで可)。
また、これまで最大のITコミュニケーションツールは「メール」だと思われていたが、ここへ来て総数が減っているらしい。ツイッターがその代わりになっており、既にメールも過去のものになろうとしている。
観光振興に於いて情報がどれほど重要かは説明する必要もないであろうが、これまでは後手後手の印象が強かった。ITツールありきに振り回れた感はあるが、最近になって属性にあった情報伝達、コミュニケーション手法が見えて気がする。
これから観光と情報は急速に密になって行くと予測する。また、コミュニケーションを意識しないと今後の観光産業は成り立たないのではないか。
このあたり、拙サイトでも追っかけながら紹介するが、何かマッチングもできればと考えている。
どうか本年もおつきあいのほどを。
高齢化や人口減少に伴い「共同体の維持が困難」と判断された集落が道内に126か所あることが27日、道の調査で分かった。うち7割が20人未満となっている。道では有識者らで作る「集落対策促進会議」で来秋をメドに対策を検討する。(12/28付 読売新聞)
今年最後のブログのテーマとしては深刻だが、日本の将来が懸かった問題だ。
現在、道には3772の集落が存在し、その中で冠婚葬祭など扶助機能や集会所の維持といった「機能が低下した」と判断されたのが584集落、「維持が困難」とされたのが126集落ある。維持困難の126集落のうち、住民が20人未満では7割、50人未満だと9割以上になるという。
この維持が困難な126集落がよくいう「限界集落」であろうが、今後は「集落」ではなく、行政機能がある中心部でさえも生活維持が困難な市町村が出てくるであろう。
今年2月の拙ブログで、2050年度には道内で人が住んでいる場所の5割が無人化するという記事を書いた。もしそうなれば、町が消え、鉄道やバス路線の廃止も進み、100年以上前の北海道地図に戻ってしまうであろう。北海道新幹線と札幌近郊・道央圏以外は鉄道が走っていないという状況も考えられる。
空路も危ない。新千歳への一極集中が進み、本州からの地方空港便は観光需要がある一部を除き、廃止されるかもしれない。道内の移動公共交通は新幹線と新千歳からのLCCによるローカル路線、それと都市間バスだけになってもおかしくない。地方では北関東のように路線バスそのものが町から消えるであろう。
新幹線や高速道路網が伸びれば、通過点はさびれて行く。利便性が高まるほど一極集中が進み、都市と地方の共存共栄などあり得ない二律背反の世界だ。
「限界集落」をこれ以上つくらないためには、月並みだが命綱である公共交通の確保と利用促進に懸かる割合は大きい。鉄路が消えた町がその後どうなったか、道内各地を見れば一目瞭然である。
集落が維持できれば町の機能も保てる可能性が高い。サテライト網の維持が生命線であり、路線バスや鉄路の廃止も免れる。現実的には厳しい問題だが、生き残りへ動かなければ廃れるのは時間の問題だ。
来年も拙サイトでは公共交通の重要性やその価値など訴えて行きたいと思う。
皆さん、よいお年を。
例 「北斗星」B寝台ソロ予約の手順
今日は帰省のピークであろうか。
20年数年前の上野駅は大きな荷物を抱えた帰省客でホームから階段・通路まで夜行列車を待つ人々で身動きが取れないほどであった。今はその光景はなくなり、高速バス乗り場が昔の上野駅のようになっている。
ところで、家族での帰省の思い出に、数少なくなった寝台列車を利用したい人も多いであろうが、個室寝台の空席状況はJRの「サイバーステーション」ではわからず、駅へ出向くしかない。
今回、紹介する「JR北海道ネット予約サービス」は、「北斗星」と「カシオペア」の寝台種類別の1ヶ月先までの空きが確認でき、さらに予約からチケットの受け取りまで出来るサービスだ。最初に登録が必要だが、メルアドとパスワードさえ入力すれば利用ができる。
以前、拙サイトで「トワイライトエクスプレス」の空き状況がわかる「JR北海道空席状況サイト」を紹介したが今でも多くのアクセスをいただく。JRサイバーステーションでは、臨時列車扱いのトワイライトは登録されておらず、JR北のサイトでのみ確認できたが、個室は照会できず、B寝台のみの案内であった。
「JR北海道ネット予約サービス」で空きの照会と予約ができるのは上り列車のみで、「トワイライトエクスプレス」は扱っていないが大変便利なサイトである。
チケットの受け取りはJR北管内の「みどりの窓口」に限られるが、本州からの旅行客でも帰りに利用をするのであれば、新千歳空港駅や札幌駅などでも受け取ることができる。
また、道内の特急列車のほか、「エアポートライナー」の指定券の予約も出来るので、道内客以外でも使い道がある。出来れば、本州の「JR北海道プラザ」やJR北以外でもチケットの受け取りが出来れば有難いが。
なお、個室寝台の空席案内については、JR北海道の案内・予約センターに電話をすると上り下り、寝台のタイプに限らず、空きを教えてくれる。電話もすぐに繋がり、みどりの窓口へ無駄足を運ばなくても済む→(011)222-7111 6:30~22:00。
ご参考までに。
若者のスキー離れが叫ばれてから久しい。
スキー場業界は1992年をピークに20年に亘り、市場を縮小しており、解決策が見つからないまま”失われた20年”が続いていた。その間、設備投資も殆ど行われず、ゲレンデは陳腐・老朽化し、価格設定などサービス面も硬直的していた。
そんな状況の中、今シーズンより19歳はリフトが無料という全国キャンペーン「雪マジ!19」が始まった。これは19歳を限定に約全国80箇所のスキー場が1シーズン無料で楽しめるというものだ。リクルート「じゃらん」が音頭を取るかたちで北海道から九州までのスキー場が参加をしている。
1992年4月2日~1993年4月1日生まれであれば、誰でも利用ができる。ゲレンデによって全日無料・平日無料・ナイター無料など条件は異なるが、シーズン中は専用サイトに登録をすれば何度でも利用することができるのだ。
最近になって「私をスキー世代」のファミリー層をターゲットにプロモーションが盛んに行われている。北海道ではその世代の出張サラリーマン向けに「手ぶらでスキー」なるキャンペーンもあったが、夢よもう一度でアイデア自体、全体的に受身の感は拭えなかった。
と言うのは、家族連れをターゲットにした場合、その子供たちが将来リピータになるかどうか難しい側面もあるのだ。
たとえば高校生未満の場合、費用は親の負担のため、なかなかエントリーするハードルが下がらない。また、小学生で始めたウィンタースポーツも中・高(6年間)は受験や部活・アルバイトなどで忙しく、親よりも友人との遊びを重視するため、一旦、脱落する可能性が高い。さらに高校卒業後に再開する時にはスキーからスノーボードに転換する率が高い(80%超)ため、小学生時代の経験とはある程度独立した形で、リセットし、ウィンタースポーツにエントリーさせる必要がある。
データによると、高校卒業後19歳-22歳の間にスキー・スノーボード経験のない人は、90%以上の確率でその後、一生、スキー場に足を運ぶことはない。 また、現在の20代社会人は45%にスノーボード経験があるが、現在の学生には18%しか経験がないという。
しかし、学生に対するアンケートで、「昨年、スキー場に行きましたか?」へのYES回答が9% しかいない一方で、「スキー場に行きたいですか?」へのYES回答が50%超。40%以上の潜在需要があることが分かったという。
つまり18歳~22歳の間に一度、ゲレンデに足を運べばリピータになる確率が高く、いちばんよいのが19歳という訳だ。この1シーズンに楽しさを知ってもらい、 生涯の顧客になってもらおうという戦略だ。 鉄は熱いうちに打てである。
今の19歳が生まれた頃はスキーからスノボーへシフトをする頃で、巷には広瀬香美やZOOの曲が流れていた。ゲレンデがエンターテイメント化し、もっとも華やいでいた頃だが、要は「きっかけ」次第で、若者が戻ってくる可能性を秘めていると思う。
今回はリフト代のみ無料だが、道具やウエアのレンタル、レッスン、宿泊代なども無料化できればもっと市場は広がるであろう。
最近の若者はスキー場でも消費をしないというが、それは昔から変わらない料金システムにも問題があるのではないか。学生から見れば高過ぎる。たとえば、初心者がレンタルを使えばリフトとレッスンを無料にするぐらいのことはしてもいいと思う。既成に囚われない改革に期待をしたい。仮に19歳の数パーセントしか来なかったものが10%に増えただけでも状況は変わるはずだ。
*今ブログのデータなどは新潟県池の平スキー場の「池の平スキー場管理人ブログ」を参考にさせていただきました
札幌・大通公園の風物詩、トウモロコシ売りの「とうきびワゴン」を運営する社団法人の札幌観光協会は、民間の業者に販売業務を委託することを決めた。希望の業者から販売方法の提案を受け、委託先を決める。(12/16付 朝日新聞北海道版)
札幌観光協会による「とうきびワゴン」での販売は昭和42年からだ。露天商の屋台が増えすぎ、公園や道路を占拠するようになったため、札幌市が交通の確保と衛生面の問題を理由に昭和40年に屋台を排除した(オリンピック向けか)。しかし、市民の「街の風物詩をなくしてはならない」という声で、同協会が管理運営をするようになったという。
大通公園でのとうきび販売は明治後半から行われており、石川啄木の詩にも登場する歴史あるものだ。また、昭和61年からは、とうきび以外にも「じゃがいも」、62年からはラムネ・かき氷・アイスクリーム等の販売も行い今日に至っている。
管理人は今でも冷凍ではないナマが出る時期には大通公園のベンチに座り、かぶり付いている。地元の方はあまり食べることはないであろうが、北海道・札幌へ来たことを実感させてくれる、まさに風物詩である。
そのとうきびワゴンが赤字だという。確かに以前よりは食べている人が少ない気がする。ワゴンの数も減ったのではないか。
不振の理由を挙げるとすれは、マンネリであろうか。一般の観光客は一度食べれば十分であろう。また、トウキビ以外のメニューにあまり魅力を感じない。少しずつ新しいアイテムは増えているが、いまひとつといったところだ。売られている商品がどのワゴンでも殆ど変わず、どこへ行っても同じものが買える安心感はあるが十年一日のごとくの感は拭えない。
来年から民間へ業務委託をするというが、40数年に亘り、観光協会が事業を独占してきた訳だ。利権も絡んでいたであろうし、それで儲けた人もいるかもしれないが、これだけ同じことを長くやっていれば硬直化して来る。長すぎた独占販売のツケがまわって来たのかもしれない。
民間委託により新しいアイデアはいろいろ出るであろうが、管理人はたとえば出店ブロックごとにメニューを変える・移動販売を増やす(現在でも可能だが)・今の小型ワゴン以外にも簡単な調理ができる「屋台」の導入など画一化された今のシステムからの脱皮が必要であると思う。
また、現在、お腹に溜まるものはとうきびとじゃがいもだけだが、たとえばミニジンギスカンなどメニューも増やし、地ビールなどのアルコール販売もあっていいと思う。大通周辺はコンビニが増えたが、コンビニで販売をしていないものを揃えて差別化を図ることも重要だ。
個人的には修学旅行生や若い女性をターゲットに、意外と美味しいところが少ないソフトクリームなどのスィーツ屋台があってもいいかと思う。公園ではワゴンのアイスではなく、花畑牧場のソフトを食べている観光客の方が目立つ。
別の問題として、大通公園の変容もあると思う。かつては公園でのイベントが限られていたが、今では年中、その準備に追われており、落ち着かない環境となっている。また、イベントではフードフェスタなど食関連も多く、とうきびワゴンから見れば競合とも云える。
公園を市民や観光客の憩いの場とするのか、お祭り広場にするのかでも違ってくる。公園の全体像そのものを考える必要もある。
是非、観光客だけではなく、地元にも愛されるものに生まれ変わってほしい。
余談だが、観光協会は来年から主催の「ミスさっぽろ」の廃止も決定した。こちらも遅きに逸した感がある。
■ワゴンで現在販売をしているメニュー
トウキビ(やき・ゆで) 1本300円
黒もちきび (ゆで) 1本300円
じゃがいも 1皿250円
とうきび・じゃがいもセット 300円
ラムネ、お茶、ジュース 150円
かき氷 200円
アイスクリーム 250円
さっぽろの水 100円
サッポロミルクスィーツ 1個350円
アイスキャンデー 150円
とうきびペーパー(ポストカード)3枚1セット 120円
閉店から5年が経過したがいまだ入居先が見つからない旧丸井今井釧路店
2005年に閉店したJR苫小牧駅前の旧丸井今井苫小牧店の建物と土地を15日、建設コンサルティング業のJCC(札幌)が取得した。旧店舗はデータセンター(DC)に改装し、12年10月に一部開業する計画。旧駐車場にはビジネスホテルを建設する構想だ。 (12/15付 道新)
JCCは、旧丸井今井苫小牧店の建物と土地約1万平方メートルを所有する札幌の不動産会社から取得した。 まず地下1階地上6階建て延べ約1万5千平方メートルの旧店舗のうち、1階部分をDCに改装。サーバーを約1万台設置できる棚を設置し、企業に貸し出す。DCの管理・運営のため、地元から8人を雇用する。
また、旧屋外駐車場には100室規模のビジネスホテルを建設し、13年5月に開業する構想。JCCは1階部分の改装とホテル建設を合わせ、約22億円の事業費を見込む。
旧苫小牧店は閉店後、ショッピングセンターとなったがふたたび閉店していた。旧店舗はデータセンターとビジネスホテルに変わるということだが地域経済に貢献できるであろうか。
まず、データセンター(DC)だが、道では各地で積極的に誘致をしている。しかし、DCは今回の地元の雇用が8人でわかるように雇用の創出は期待できない。コールセンターなら雇用が発生するが市場的には厳しいものがある。
DCの運営は高度に自動化されており、人が関わる作業は殆どないと言ってもいいくらいである。道内にクラウド型の超大規模データセンターを誘致しても変わらないであろう。
また、DCの誘致は「IT革命」が叫ばれた当時と発想があまり変わっていない気がする。雇用対策とセンター構築によるハコモノ的発想がベースにあるが、そのモデル自体が古い。
ビジネスホテルも雇用対策にはならない。宿泊特化の全国チェーンホテルは最低限のスタッフで運営を賄っている。地元からの購買も飲食設備などがないのであまり期待ができない。苫小牧市はビジネスホテルの激戦区であるが新規参入の市場はあるのであろうか。
最近の道内地方都市の駅前は全国チェーンのビジネスホテルばかりが競うように建っているが地域に何の恩恵をもたらしているのであろうか?
これが百貨店であればパート従業員も含めると100人近い雇用があったのではないか。それがDCやビジネスホテルに変われば、せいぜい30人程度であろう。納入業者もなくなり、地域経済をさらに疲弊させ、何よりも地域から「消費」が消えて行く。
旧丸井今井店舗は苫小牧のほか、小樽、室蘭、旭川、釧路店が閉店となった。まだ、決まっていない旧店舗もあり、釧路などは5年以上が経過し、建物は草生し、ゴーストタウン化している。
駅前にホテルは兎も角、DCをつくっても地元への恩恵は殆どない。しかし、シャッター商店街で放っておくよりは、地図が埋まるだけでも良しとするべしか。