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☆ホテルミシュラン 十勝・帯広編★

2005年05月30日掲 載

☆ホテルミシュラン 十勝・帯広編

今回は十勝・帯広地区のホテルを紹介いたします。
紹介するホテルの基準は、日本ホテル協会に加盟か大手旅行代理店のシティホテル商品扱いを受けている施設などを対象に行います。
また評価は客室・飲食・ホスピタリティ・ビジネス(ビジネスでの使い勝手度)の4部門としました。また、前回より各ホテルの「ここがオススメ」と「ここがイマイチ」をヒトクチ評価として追加をしています。

■概要
十勝地方の中心、帯広市は大きな観光地がなく、ホテルはビジネス需要が中心でした。その分、駅周辺を中心にビジネスホテルがかなり以前から立地していました。旅館から転向した比較的規模が小さいホテルが多い地域でしたが、最近は全国チェーンのホテルや宿泊特化型ホテルの相次いでの参入などで動きがみられます。また、帯広は十勝川温泉に近く、同泉質のモール泉が楽しめる大浴場付きのホテルがいくつかあるのも魅力です。
帯広を代表するシティホテルとしてはホテル協会加盟の帯広グランドホテルがありましたが、残念ながら今年閉鎖になりました。

◆現在、好評価を受けているのが北海道ホテルです。
立地は中心街とは反対側の帯広駅の南口にあり、駅からもタクシーで1メータ以上ある住宅街にあります。決して便利な場所とはいえませんが、このホテルのウリはこの環境にあります。都市型ホテルにもかかわらず窓の外は木々に覆われ、鳥の囀りが楽しめます。建物はガーデンウイングと日高ウイングに分かれています。
シングルームがあるのは日高ウイングですが、窓が大きく開き、全体にウッディなつくりです。食事の質も高く、朝食も地域の食材をふんだんに取り入れたセットメニューを採用しています。朝食は広い庭が一望の「バード・ウオッチ・カフェ」でいただきますが、どこかのリゾートで朝を迎えているような錯覚に陥
ります。また、モール泉の大浴場も完備しており、都市型リゾートホテルといっていいのではないでしょうか。料金はやや高めの設定ですが、満室日が多いのも頷けるホテルです。

★ここがオススメ 寛ぐには最高のホテルといってよいでしょう。★ここがイマイチ しいて言えばアクセス

客室☆☆☆☆★飲食☆☆☆☆ホスピタリティ☆☆☆★ビジネス☆☆☆

ホテルノースランドは駅構内南口に隣接するターミナルホテルです。JR北海道が運営するホテルで1997年のオープン。
シティホテル機能を持った宿が少ない帯広にあって宿泊・飲食・バンケットなどどれも標準的なサービスを確保してします。全体的には平均点のホテルですが、特徴がないといえばないかもしれません。
帯広駅北口にあるビジネスホテル群と比較すると客室設備・朝食などはワンランク上といったところです。
★ここがオススメ はじめて訪れても安心です。 ★ここがイマイチ 帯広なら温泉設備がほしいところです。
客室☆☆☆☆飲食☆☆☆★ホスピタリティ☆☆☆★ビジネス☆☆☆☆

◆温泉設備があるホテルとしてはふく井ホテル十勝ガーデンホテル ホテルパコ帯広(パコ2、パコ3にはなし)などがあります。
どちらも帯広駅北口から徒歩2~3分の距離にあります。最初に掘削で天然温泉を設けたのは老舗の旅館であったふく井ホテルですが、毎分450リットルと湯量豊富で湯元になっています。十勝ガーデンホテルは駅前にあり、客室にゆとりがあります。ホテルパコ帯広は道内ではお馴染みのパコチェーンのひとつで他では旭川のパコにも天然温泉設備があります。

◆全国系のビジネスチェーンとしては、帯広東急イン、帯広ワシントンホテルなどがあります。

◆宿泊特化型チェーンとしては東横インやルートインチェーンがありいずれも駅近くです。
なお、ルートインチェーンでは帯広市に隣接する幕別町で幕別温泉ホテル緑館を運営しています。ここは以前、北海道振興が運営するグリーンホテルチェーンのひとつでしたが、サロマ湖とともにルートインが引き継いでおり、ビジネスでの一人利用も可能です。

□感想
帯広市はビジネスホテルが目立ちますが、北海道ホテルのような個性的で高品質のホテルがあります。シティホテルと呼べるものは数少ないですが、どこも低めの価格設定で、良質なホテルが多いような気がします。ビジネスユースが中心ですが、そういった需要がいい競争を呼んでいるようです。
次回は小樽のホテルを紹介する予定です。

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早読み雑学ツーリズム *5/14~5/26

1.廃止銀河線より少ない乗客、北海道に4線区 (5/14 朝日)
06年4月に廃止予定の第三セクター鉄道ふるさと銀河線より輸送密度が低い路線が、JR北海道に4区あることが同社のまとめで分かった。赤字ローカル線のコスト削減策として、同社は線路も道路も走れて輸送コストが低いデュアル・モード・ビークル(DMV)の開発を進めており、この4線など赤字幅が大きな路線で最初に導入される可能性がある。
JR北海道(04年度)は江差線・木古内~江差が一番低く70人弱、学園都市線・北海道医療大学~新十津川が99人、石勝線夕張~新夕張が120人、留萌線・深川~増毛が210人だった。木古内~江差は、北海道新幹線が15年度に開通すれば廃線の恐れもある。

2.江差線廃止を示唆 JR北海道会長 (5/17 朝日)
函館市内で16日開かれた道新幹線関連のフォーラムでJR北海道の坂本真一会長は、JR江差線の木古内~江差間については、利用客が百人に満たないとして「大量輸送機関としての使命は終わった」との認識を示し新幹線開通後の廃線の可能性を示唆した。

3.旭岳温泉に来秋、新ホテルを開設 共立メンテナンス(5/14 道新)  
社員寮・学生寮運営大手の共立メンテナンス(東京)は上川管内東川町旭岳温泉にホテルを開設する。七月にも着工、来年十一月のオープンを目指す。 閉鎖中の旧「旭岳パークホテル」を所有する東川町の会社と事業譲渡契約を締結。築四十年を経過して老朽化の激しい旧施設を取り壊して新築する。総工費は十五億四千万円。名称は未定。

4.ヒルトン小樽「市と連携、レベルアップ図る」(5/17毎日)
営再建中の大型ホテル「ヒルトン小樽」が外資系のホテル運営会社「イシン・ホテルズ・グループ」(東京都港区)へ売却されることが16日発表された。会見したイシン・ホテルズ・グループのマイケル・ニギッチ社長は今後の経営戦略について「小樽市などと連携を密にし、旅行会社や取引会社からより信頼されるようレベルを上げたい」と語り、「国内だけでなく、海外旅行客にも歓迎されるプランを提供したい」と意欲を示した。

5.売れ行き好調「さっぽろの水」 (5/18 朝日)
「おいしい」と評判の札幌の水道水をペットボトルに詰めた「さっぽろの水」の売れ行きが好調だ。昨年6月から今年4月までの11カ月でざっと6万本が売れた。500ミリリットルで100円。ホテル売店などで売り出した途端、評判を聞いた観光客が「札幌みやげにちょうど良い」「飲んでみたら本当においしい」と絶賛。右肩上がりの売れ行きとなった。

6.湯の川温泉の源泉使った、保湿ジェル開発 (5/18 毎日)
湯の川温泉の源泉を使った保湿ジェルを、函館市の化粧品研究開発会社「リセラ」(村山良介社長)が開発した。表皮からの水分の蒸発を抑え潤いを与えるジェル効果に加え、ミネラル分が入った温泉水を使うことで、肌を活性化する。今月末にも湯の川温泉街で発売の予定だ。同じ原理で、温泉水の代わりに純水(不純物を除いた高純度の水)を使った保湿ジェルも先行開発して商品化ずみで、特許出願中だ。

7.「丸井今井の店舗存続を」閉鎖予定の地元動く  (5/18 日経)
「街の百貨店の明かりを消すな」。丸井今井の再建計画案で閉鎖候補となった苫小牧、室蘭など4店舗の地元で、存続を求める動きが本格化してきた。閉鎖反対の署名活動をはじめ、商圏を活性化するため隣接自治体と連携したり、商店街がスクラムを組む動きなど取り組みは様々だ。中心街の活性化に影響する問題だけに、各地域の活動は熱を帯びている。

8.丸井今井存続ならアーケード設置、釧路市が支援策 (5/16 道新)
道内百貨店最大手の丸井今井(札幌)の経営再建問題で、釧路市は十五日、閉店の可能性が出ている釧路店について、存続する場合は集客力を高めるため同店が面する市道にアーケードを設置する支援策を決めた。費用は三億-五億円を見込んでいる。伊東良孝市長が十六日、丸井本社を訪ね、柴田哲治社長に市の意向を伝えて存続を要望する。

9.旭山動物園、全国がまねる (5/19 朝日)
動物の生き生きした姿を見せ一躍全国区になった旭川市の旭山動物園。この「行動展示」の工夫が全国の動物園に広がっている。ところが、独自色を出さずに、そっくりまねした動物園も少なくない。「金太郎あめでは、動物園が発展しなくなってしまうのでは」。旭山側には発想の柔軟さをこそまねてほしいとの思いもある。

10.西武鉄道グループ再編11市町長ら、関連施設の存続要望へ 
西武鉄道グループの事業再編問題で道は18日、グループ中核会社のコクドに対し、関連施設がある11市町長らが施設存続を要請することを明らかにした。ゴルフ場やホテルがある北広島市や深川市、網走管内女満別町など11の市町長と道観光連盟の我孫子健一会長、高橋はるみ知事の連名で行う。我孫子会長らが20日、東京都渋谷区の同社を訪れ、大野俊幸社長に要請書を手渡す。(5/19毎日)

11.小樽観光客800万人割れ 道内客の減少顕著 (5/20 道新) 
小樽市は十九日、二○○四年度に小樽を訪れた観光客数が七百五十四万三百人で、一九九八年度以来六年ぶりに八百万人を割ったと発表した。前年度比5・8%減で、前年割れは三年連続。特に札幌圏を中心とした道内客の落ち込みが目立った。 内訳は、道外客が同1・8%減の二百十七万人だったのに対し、道内客は同7・3%減の五百三十六万人。日帰り客は、同6・3%減の六百八十万人と落ち込みが激しく、宿泊者数は同0・2%減だった。

12.サークルKサンクス「札幌ら~めん共和国」カップめんで再現
大手コンビニチェーン・サークルKサンクスは20日、札幌市中央区のフードテーマパーク「札幌ら~めん共和国」とタイアップし、共和国の6店の味を再現した即席カップめんを、6月から全国の「サークルK」「サンクス」計6309店で販売すると発表した。コンビニ業界では、有名店の味を再現した即席カップめんの販売競争が活発だが、テーマパークとの協力態勢は同社が初めて。(5/21 毎日)

13.道新幹線が着工 新函館-新青森 15年度開業前倒しも
北海道新幹線の新青森-新函館の建設工事起工式が二十二日、渡島管内大野町の新函館駅の建設予定地となるJR渡島大野駅前で行われた。東京-新函館は現行約六時間から開業後、三時間四十分で結ばれ、道南は旧国鉄の青函航路が全盛期を過ぎた後、新千歳空港に奪われた
「北海道の玄関口」の一翼を再び担う。 開業は十年後の二○一五年度を見込むが、北側国交相は同日、「新函館を少しでも早く開業することが大事だ」と述べ、前倒しする方針を表明、二年程度早まる見通しだ。 (5/23 道新)

14.道新幹線起工式は自粛ムード (5/22 朝日)
「ヨサコイソーラン」ではなく「江差追分」、アルコール飲料の代わりに牛乳で乾杯――。起工式に続いて函館市内のホテルで22日あった北海道新幹線の「着工記念の集い」は、先のJR宝塚線の脱線事故の
犠牲者をいたみ、華やかさを極力廃した「自粛ムード」で開かれた。主催者を構成する道は当初、アルコール飲料などで乾杯した後、ヨサコイソーランをにぎやかに披露し、万歳三唱で終える案を検討してた。

15.「新函館―札幌に高速道整備」/国交相 (5/22 朝日)
北側一雄国交相は21日夜、北海道新幹線に関連する道内交通網の整備方針について「新函館駅開業までに新函館と札幌の間に高速道路を整備する必要がある」と述べ、新幹線の開業が予定される2015年度までを目標に札幌までの道路整備を急ぐ考えを示した。北海道新幹線の起工式に出席するため訪れた函館市内で記者団に語った。

16.「ラム肉」“不足”の事態 ジンギスカン全国区(5/23 十勝毎日)
本格的な行楽シーズンが到来し、戸外で焼き肉を楽しむグループや家族らの姿が目立っているが、今年は特に本道の名物料理・ジンギスカンに人気が集まっている。BSEや鳥インフルエンザの影響で、ラム肉の代替需要が伸び、すっかり肉売り場の主役になっている。全国的にも「ラムは低価格・ヘルシー」というイメージが定着、東京では専門店が相次いで開店している。ただ、消費地が全国に広がったことで量の確保が難しくなる事態も想定され、管内の専門店は危機感を抱いている。

17.「加水」「加温」など表示義務づけ 道内の温泉 (5/24 道新)
温泉法の施行規則が二十四日改正され、各温泉施設は加水、加温をしているか、その理由は何かなどの掲示が義務付けられる。昨年、全国の有名温泉で不当表示が相次いだことなどを踏まえた措置で、道内の温泉地では「情報開示は利用者の信頼につながる」と前向きに受け止める声が多い。ただ、少量の水を加えて熱いお湯を冷ます場合も加水と断る必要があるため、これを嫌い湯温を下げる熱交換器を導入する温泉施設も出ている。

18.函館市、観光客3.4%減の506万7000人 (5/24 毎日)
04年度に函館市を訪れた観光客は、約506万7000人で、前年度に比べ3・4%減ったことが23日、市の推計で分かった。一方で、チャーター便による東南アジアの観光客が初めて10万人を突破、今後
函館観光再生の起爆剤になる可能性もある。台湾、香港、韓国からの観光チャーター便の入り込みは計約10万300人。

19.北海道中央バス、2年ぶりに増益 前期比9.4%増(5/24 毎日)
道内バス最大手の北海道中央バス(小樽市)の05年3月期の連結決算は売上高が前期比9・4%増の383億円、経常利益が同2・7倍増の7億円と、2年ぶりの増収増益となった。赤字路線の補助金の会計区分を特別利益から売上高に変更した影響が大きいが、本業外の民間建築部門が同21・3%増と伸び、増収に貢献した。

20.JTBと道開発局、ドライブ観光で海外客を誘致へ (5/26 日経)
JTBと北海道開発局は海外観光客を道内に誘致するため、カーナビ付きレンタカーを活用したドライブ観光の仕組みを開発した。旅行パンフレットの風景写真にコード番号を付け、それをカーナビに入力すれば自動的にルートなどを紹介。NTTドコモ北海道と組み、観光客の携帯電話に周辺の飲食店などの観光情報も提供する。 シンガポールの旅行会社と連携し、6月にチャーター便を使って訪れる観光客向けにドライブ観光のモニターツアーを企画。約160人が参加する予定。

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-ジリ貧傾向の遊覧・観光船に打開策はないか-

-ジリ貧傾向の遊覧・観光船に打開策はないか-

阿寒湖洞爺湖など道内観光の定番といわれる湖の観光船の利用者が03年度までの10年間で4割も減少していることが、国交省北海道運輸局のまとめでわかりました。
現在、道内の遊覧船・観光船は、道内時刻表(交通出版社)に掲載されているものだけで湖沼関係が大沼、支笏湖、洞爺湖、然別湖、屈斜路湖、阿寒湖に、沿岸・港内関係では、函館港、積丹美国、小樽港、尾岱沼、知床ウトロに、また、流氷船は紋別と網走にあります。この他、小規模の遊覧船やホエールウオッチング船、グラスボートなどがあり、全体的には事業者数が増える傾向にあります。

同運輸局がまとめた過去10年間の旅客船の実績推移によると、湖の観光船は、94年度は90万人でしたが、00年度は洞爺湖そばにある有珠山の噴火もあり、前年度比約20万人減の50万人に落ち込みました。さらに噴火が収まった01年度以降も60万人を超すことが出来なくなっています。
その一方で流氷船の人気は高く、94年度は10万人以下でしたが、03年度には20万人に増えています。
また、今回の調査では道内フェリー(本州連絡便を除く利尻・礼文、天売・焼尻、奥尻便)の旅客数も調査していますが、離島船は全体的に伸びており、離島船は94年度90万人から03年度には120万人に増えています。
この数字から判断できることは観光客の目的が受動的な観光から能動的なスタイルの観光にシフトをしていることが伺えます。

流氷観光船の歴史は稚内(東日本海フェリー)が最初ですが、脚光を浴びたのは紋別のガリンコ号登場からでその後、網走で知床観光船を冬季、流氷観光に活用したオーロラ号が登場するようになります。
また、最近の離島人気は利尻富士の登山や礼文の花めぐり、天売のバードウオッチングなどの自然体験型旅行の増加にあり、背後にはトレッキングブームやシニア層の需要が考えられます。ちょうど今から30年以上前、”ディスカバージャパン”ブームの頃、島を目指した人たちが戻ってきたようです。
全体的な傾向としては体験型観光に変化していることがわかります。

湖の観光船人気の低下は、有珠山の爆発といった自然災害によるアクシデントだけではなく、観光形態の変化と船舶事業者の待っていれば客が来るといった旧態依然とした意識にも問題がありそうです。
観光船はこれまで団体ツアーや定期観光バスのコースに組み込まれていましたが、今は遊覧船離れが進んでいます。洞爺湖や阿寒湖など有名観光地は既に訪問済みのケースが多く、最近はわざわざ遊覧船オプションを外すケースがあります。個人旅行ならなおさらのことでしょう。
また、遊覧船自体に特徴がなく、画一的な外観やガイドテープの垂れ流しなど面白みがなく、観光努力をかんじさせないものになっています。

北海道の観光・遊覧船は稼動時期が限られというハンディがありますが、このままではジリ貧が予想されます。打開策はないのでしょうか。

改革にはハードとソフト面がありますが、まず乗ってみたくなるような魅力的な船づくりが必要です。たとえば琵琶湖を航行する外輪船ミシガンのような見ていて楽しい船や、ガリンコ号のようにどこにもない貴重な体験ができる船づくりなど船そのものに付加価値を付けることが大事でしょう。
また、船内のサービスも重要です。案内テープを流すだけの観光船が多いですが、せめて肉声で説明し、簡単なイベントを開くなどのサービスも必要です。
北海道は食が売り物なので船内で簡単な名物料理を提供するような企画も必要かもしれません。そのあたりの知恵は、全国各地にある観光船、クルーズ船や納涼船などにヒントがあるはずです。

今、人気がある流氷船も最近は頭打ち傾向にあります。観光船・遊覧船の場合、リピータ確保が難しい問題です。
リピータ化するには、自然をより身近に接することができる体験型観光や地域の食を絡ませたものが現状できうる打開策であると考えています。

そのためにも今一度、利用者に提供できるリソースを事業者側が洗い出し利用者の志向を検証する必要があるでしょう。

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☆ホテル ミシュラン 道東・釧路編

2005年05月20日掲 載

ホテル ミシュラン 道東・釧路編

紹介するホテルの基準は、日本ホテル協会に加盟か大手旅行代理店のシティホテル商品扱いを受けている施設などを対象に行います。また評価は客室・飲食・ホスピタリティ・ビジネス(ビジネスでの使い勝手度)の4部門としました。

道東の玄関口である釧路ですが、出張族などのビジネス利用者の滞在が中心で、観光客は阿寒や摩周、知床方面に宿を取る傾向があり、以前は規模の大きいホテルが少ない地域でした。
ところが1989年、フィッシャーマンズワーフMOOがオープンし、1993年にはラムサール条約国際会議が開催されたことでホテル需要も高まり、全国チェーンのシティホテルが建設されるようになりました。
もともとは地元資本のホテルが強い地域でしたが、現在は全国チェーンや宿泊特化型ホテルに押されているようです。

釧路ロイヤルインは釧路の駅前にあります。もとも建物は釧路ではお馴染みであった釧路東映ホテルでしたが、東映が2002年に撤退し、ビルオーナーがロイネットホテルを経営するダイワロイヤルの指導を得て新規開業をしたホテルです。(元の東映ホテルは南大通りにあり釧路を代表するホテルでしたが、昭和62年に駅前へ移りました)ロイヤルインは楽天トラベルなどのアンケートで大変高い評価を得ています。東映時代にあった飲食や宴会などはカットし、宿泊に特化をしています。
客室のつくりは東映時代とそれほど変っていませんが、もともとゆとりがあるサイズです。現在は全室にLAN設備を設け、加湿機を置くなどきめの細かいサービスをしています。
評判なのが無料の朝食で、焼きたてパンなでメニューが豊富で、朝食無料が全盛の昨今ですがロイヤルインの食事は秀でていると思います。
東映時代の家庭的な雰囲気はなくなりましたが高レベルのホテルです。宿泊特化型ホテルですが、あえて紹介をさせていただきました。

★ここがオススメ
宿泊特化型ホテルとしては最高レベルです
★ここがイマイチ
飲食設備がないのでちょっと不便です。釧路の駅前周辺は寂れています。
客室☆☆☆☆
飲食☆☆☆☆★(朝食のみ)
ホスピタリティ☆☆☆★
ビジネス☆☆☆☆★

釧路東急インは駅前に立地、ロイヤルインとはちょうど釧路駅を挟んで反対側に位置します。バスターミナルの前にあるので空港へ行くにも便利なホテルです。開業は1976年なのでかなり経年していますが、よくメンテナンスはされていると思います。昨年、全面改装をしたそうです。
ここのオススメは食事です。全国の東急インでお馴染みの「シャングリラ」ですが、ここの洋食はかなりイケて、料金も手頃です。著者は他のホテルに泊まっていても何度かわざわざここまで夕食を取りにきます。いつも空いているのは寂しいですが、釧路に限らず道内の東急インの食事は美味しいと思います。

★ここがオススメ
全国の東急インの中でもここは落ち着けます。航空会社のカウンターやリムジンもここから出るので安心です。なんといっても駅前です
★ここがイマイチ
部屋が狭くて風呂も小さい。身体が大きい人にはキビシいかも・・・

客室☆☆☆
飲食☆☆☆☆
ホスピタリティ☆☆☆☆
ビジネス☆☆☆☆

釧路パシフィックホテルは旧釧路川、幣舞橋に隣接する繁華街にあります。市内では老舗のホテルで、以前は皇室なども泊まられた釧路を代表するホテルです。新館と本館に分かれていますが、内部はかなり古く、ちょっと暗いかんじです。1993年頃からの全国チェーンのホテルの進出から元気がなくなった印象があります。
客室は70~80年代につくられたオーソドックスなシティホテルのそれで現在では物足りなさをかんじてしまいます。宿泊料金はかなり低めの設定。MOOに近く、ホテルの裏手が繁華街なので観光やビジネス共に便利です。

★ここがオススメ
市内では一等地にあります。ホテルの前から太平洋に沈む夕陽が見られます。
★ここがイマイチ
客室の造り、備品等古さをかんじます。朝食のバイキングもメニューが少ないかも・・・

客室☆☆☆
飲食☆☆☆
ホスピタリティ☆☆☆
ビジネス☆☆☆★

◆釧路プリンスホテルは市役所に隣接をした市内最大の客室数(400)を誇るホテルです。ラムサール会議が開かれた1993年のオープンです。釧路駅からは徒歩で10分程度、ベイエリアまでは歩いて3,4分の距離にあります。客室、飲食、サービス等どれもが平均的なプリンスホテルのそれといっていいでしょう。
特長は客室の窓が大きいことです。落ち着かないなど好き嫌いはあるかもしれませんが雄大な釧路の景色を見るにはいいかもしれません。飲食施設は中華を除き、最上階に集中しています。品川プリンスホテルの新館を小さくしたようなかんじです。

★ここがオススメ
海側の部屋(おもにツイン)からの景色は雄大です。ホテル内で一通りのものは揃うので外出しなくても何とかなります。
★ここがイマイチ
食事が値段と較べてイマイチという噂です・・・

客室☆☆☆★
飲食☆☆☆★
ホスピタリティ☆☆☆
ビジネス☆☆☆☆

釧路全日空ホテルはMOOがあるベイエリアに位置します。黄色い高層の建物は大変人目を惹きます。プリンスホテルと同じ1993年のオープンです。周囲はMOO以外にも文化施設も多いためコンベンションにもよく利用されています。客室は海側と街側に分かれますが、海側から見る夕陽は壮大です。カモメの鳴き声で目覚めることもあるのでいかにも釧路らしい環境です。ホテル自体はゼネコンのフジタ系が運営をしています。
食事は平均的なレベル、客室も標準レベルで可もなし不可もなしといったところです。観光利用には便利です。

★ここがオススメ
潮の香りがするオーシャンビューホテルです。癒されます。
★ここがイマイチ
全体的に特徴がありません。食事料金が高い気がします。応対もちょっと無機質な印象

客室☆☆☆☆
飲食☆☆☆★
ホスピタリティ☆☆☆
ビジネス☆☆☆

釧路キャッスルホテルは幣舞橋を渡ったたもににあります。MOOと同じ釧路出身の建築家が設計した建物はたいへんスタイリッシュで目立ちます。客室もかなり凝っており、モノトーン系に統一されたいかにもバブル期に造られた内装ですが、やや使い勝手が悪い印象があります。
幣舞橋側からの客室からは幣舞橋からMOO、太平洋が一望でき、釧路を代表する景色を楽しめます。個人的には釧路のホテルの中でいちばん客室からのロケーションが好きなところです。
飲食施設は中華ダイニングと喫茶のみで外見ほど垢抜けていないのが難ですが、スタッフの方がとてもかんじがいい印象があります。チェックアウトが遅いのも魅力です。

★ここがオススメ
客室からの景色は絵葉書の一コマです(但し幣舞橋側)旅情をかんじます。
★ここがイマイチ
客室が暗くビジネスには不向きかも。

客室☆☆☆
飲食☆☆☆
ホスピタリティ☆☆☆☆
ビジネス☆☆☆★

□感想
釧路市はこれまでずば抜けた宿がない都市でした。全日空やプリンスなどの全国チェーンも進出しましたが、標準的なレベルに留まっており、宿選びが難しかったかもしれません。
ところが東映ホテルがロイヤルインに代わり、はじめて宿泊特化型ホテルが進出。その後、東横インや年内にはルートイン、ドーミーインが進出を計画をしているようで温泉完備のホテルもできそうです。

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早読み雑学ツーリズム *4/28~5/13

1. JR北海道事故 運輸局が調査終了 (4/28 朝日)
国交省北海道運輸局によるJR北海道への立ち入り調査が27日終わった。年明け以降相次いだ事故の再発防止策の実効性を問うもの。兵庫県尼崎市で起きたJR西日本(宝塚線)の脱線事故で鉄道の安全に大きな注目が集まるなか、JR北海道は「基本動作が体にしみ込むまで徹底するしかない」(安全推進部)としている。

2. 豪州人スキー客呼び込みへ連携-ニセコ・支笏湖・洞爺湖の3地域
ニセコと支笏湖、洞爺湖の三つのエリアのNPO法人が協力して豪州人観光客を呼び込もうと活動を始めた。26日夜には千歳市内で「広域連携フォーラム」を開き、3地域の連携の可能性を探った。フォーラムを企画したのは、各地でまちづくりを進める「ニセコ羊蹄再発見の会」▽「支笏湖まちづくり機構Neoステージ」▽「洞爺湖にぎわいネットワーク」の3団体。(4/28 毎日)

3. 道内一丸 「観光サミット」 来月23日に (4/29 朝日)
北海道の観光戦略について行政機関や民間団体の首脳が議論する「観光サミット」が23日、札幌市の道庁赤れんが庁舎で開かれる。オール北海道で、課題を認識するのがねらいで初の試み。内外の競争に勝つアイデアなどをまとめ、実施していく考えだ。参加するのは、道、北海道経済産業局、北海道運輸局、札幌市、北海道経済連合会、北海道商工会議所連合会、JR北海道などの各首脳11人。

4. アウトレットモール・レラに初日4万人が来場 (4/30 千歳民報)
グランドオープンしたJR南千歳駅前の千歳アウトレットモール・レラは29日、4万人の入場者数でにぎわった。混雑緩和へ、駐車場の増設などで対応したものの、一時は千歳市街地や国道36号に接続する道路が駐車を待つ車の列でつながった。このため、レラでは「JRなどの公共機関の利用を」と呼び掛けている。

5. ニセコの魅力、町長自ら案内 半日バスツアー (4/30 道新) 
後志管内ニセコ町の逢坂誠二町長が同町内の観光ガイドを務める半日バスツアーが三十日、行われた。 ツアーは、ニセコリゾート観光協会が主催。「逢坂町長と話したい」と申し込みが相次ぎ、道内各地から四十人が参加した。

6. 「いにしえ街道」 江差にオープン  (5/2 朝日)
「江差の五月は江戸にもない」と言われ、北前船とニシン漁で繁栄を極めた桧山支庁江差町に、往時の街なみを復元した「江差いにしえ街道」が完成し、1日、オープン記念式が行われた。回船問屋が軒を連ねたかつての浜街道約1・1キロに、豪商の店舗と蔵のほか、明治から昭和初期にかけての商家や街屋、職人の仕事場などがよみがえった。

7. 湖の観光船 10年で利用4割減 (5/4 朝日)
阿寒湖や、洞爺湖など道内観光の定番といわれる湖の観光船の利用者が03年度までの10年間で4割も減少していることが、国交省北海道運輸局のまとめで分かった。特に00年の有珠山の噴火で客離れが進んだのが原因とみられる。同運輸局では、改善のためのアンケートを取るなどして今月中にも活性化のための提言をまとめる。

8. ラムサール条約に野付半島・風蓮湖登録を (5/5 朝日)
ラムサール条約湿地の候補地である道東の野付半島と風蓮湖周辺の計2カ所の登録に向け、地元の根室、別海、標津の3市町が連携を強化して実現に取り組むことになった。年内の登録決定を目指し、情報共有や推進活動の一体化を進めながら、内外へのアピールを強める狙い。

9. 道や札幌市、「芸術・文化施設」で観光客誘致 (5/7 日経)
道内の芸術・文化施設を観光振興に役立てようとする動きが活発になっている。道は今年度から道内各地の芸術・文化施設や祭りをテーマにしたモデルツアーの選定に着手。札幌市は7月にモエレ沼公園が全面開業するのに合わせ、関連イベントを実施する。自然や食材以外の新たな切り口で、本州客などに道内観光をアピールする。

10. 市内5地区の自販機に観光マップ掲示/コカ・コーラ
北海道コカ・コーラボトリング道南支店函館営業所は9日から、観光スポット周辺の自動販売機に観光地図を掲示する。サクラの開花で本格的観光シーズンが幕を開けており、観光客の道しるべとして活躍しそうだ。市の観光振興に一役買おうと、同営業所が企画。道内では観光スポットとして評判の高い小樽や富良野でも行われている。(5/7 函館新聞)

11. アサヒメロン初出荷 一箱20万円の値も (5/8 苫小牧日報)
甘みののった赤肉が自慢の追分特産アサヒメロンが、初出荷された。15度以上の高い糖度の大玉が市場の高い評価を受け、7日の札幌中央卸売市場での初競りで20万円(4玉)の値がついた。メロンの出荷は7月にピークを迎え、10月まで続く。

12. 日本最東端・東根室 → 九州最西端 第1弾満員 (5/8 朝日)
JR北海道が日本最東端の根室線東根室駅と九州最西端の駅を列車で結ぶ旅行を売り出し、定員40人が満員になる人気を集めている。予定外の第2弾も募集を始めた。人気商品となった最北端から最南端の日本縦断の旅に続き、同じ客層を開拓する「横断の旅」も狙いが当たった格好だ。

13. 札幌カジノ、自治体と企業の過半数が賛成 (5/8 毎日)
道内民間シンクタンク「未来総合研究所」が提案している「札幌カジノ構想」について、未来総研が道内230の自治体と企業にアンケートをとったところ過半数の51%が同構想に賛成した。反対は15%にとどまった。カジノが道経済活性化の切り札として注目されている。

14. 観光サミット23日開催 経済・関係団体トップ参加
観光振興に力を入れている高橋はるみ知事は23日、道内の主要官公庁や経済・観光団体トップによる「北海道観光サミット」を道庁赤レンガ庁舎で開き、オール北海道で観光戦略や今後の取り組みを検討し、観光客の誘致を推進する。 (5/9 札幌タイムス)

15. 首都圏など対象に北海道への移住に関するアンケート
道は首都圏に住む「団塊の世代」を中心に、移住に関するアンケートを実施した。その結果、北海道に「住んでみたい」「一時的に住んでみたい」と答えた人は5割に上り、「季節・期間限定で住んでもよい」という条件付きの回答も合わせると8割に達した。(5/9 函館新聞)

16. 札幌-東京が新幹線で4時間以内に 時速360キロの新型試験
札幌-東京が新幹線で四時間以内-。JR東日本は最高時速三百六十キロの高速新幹線の試験車両「FASTECH360」の走行試験を、六月から東北新幹線・仙台-北上(岩手県)間で行う。実用化されれば、北海道新幹線札幌延伸論の追い風になりそうだ。(5/9 道新)

17. トマム施設、30年間賃貸 占冠村、星野に (5/11 道新)  
上川管内占冠村は十日、同村内の大規模リゾート「アルファリゾート・トマム」から九月いっぱいで加森観光(札幌市)が撤退した後、村の所有している施設を星野リゾート(長野県軽井沢町)に三十年間貸し付ける方針を決めた。これにより同リゾートは十月以降、星野が主体となって一括運営することが確実な見通しとなった。

18.「存続から再生へ」/銀河線廃止 (5/12 朝日)
第三セクター鉄道「ふるさと銀河線」の存続を求めてきた住民団体「ふるさと銀河線存続会議」が、今後は三セク鉄道の形態にこだわらずに今後も鉄路を残す運動に力を入れることになった。北海道運輸局が、運営会社の鉄道事業の廃止届提出後の手続きで意見聴取の開始を9日付で公示したが、住民団体はこの機会に「鉄路を残して銀河線を再生させる」声を上げるよう、会員や住民らに呼びかけ始めた。

19. 払えぬ最低賃金、タクシーの職奪う経営圧迫 釧路 (5/11 朝日)
釧路市内の系列のタクシー会社2社が、道が定める地域別最低賃金(1時間638円)を払えず、営業休止や成績の悪い運転手に解雇方針を伝える事態になっている。労働者の生活を守る法律が、逆に職を奪うことにもなっており、関係者の思いは複雑だ。背景には不況による利用客の減少があり、他地域への広がりを懸念する声もある。

20. 釧商、丸井今井存続支援に取り組む (5/12 釧路新聞)
釧路商工会議所は11日、緊急常議員会を開き、丸井今井釧路店存続への取り組みを協議した。同店が中心市街地活性の核店舗であることを再確認し、オール釧路体制で存続支援に取り組むこと、地元女性グループが立ち上げを準備している「地元百貨店を守る会」(仮称)への支援協力を行うことなどを決めた。

21. エアトランセ、60歳以上、女性を対象、破格の片道1万円
函館-帯広間を3月から定期運航している航空会社、エアトランセは12日、60歳以上の女性を対象に通常運賃から60%引きの片道1万円とする破格のサービスを始める。帯広からは函館観光を、函館からは帯広市美栄町の「紫竹ガーデン遊華」のチューリップ観賞などを売り込み、搭乗客を増やすのが狙い。(5/13 毎日)

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北海道は観光二次交通の整備と拡充を

最近、全国的に観光二次交通が注目を集めています。
「観光二次交通」とは、駅、空港などのターミナルから観光地を結ぶ交通機関のことでマイカーやレンタカー、貸切バス、タクシーなどは含まれません。
観光客にとって魅力的な地域づくりを進めるためには、駅から先、空港から先、港から先の交通(二次交通)を便利にしていくことが重要な課題となっていますが、実際は路線バスの縮小などで観光旅行がしにくくなっているのが現状といってよいでしょう。

特に北海道の場合、鉄道ローカル線の多くが廃止となり、路線バスも大幅に規模が縮小され、目的の観光地に行きたくても行けないケースが多々あります。
道外からの北海道旅行の場合、フリーツアー型パック旅行(行きの航空機と帰りの航空機やJRがセットされ、ホテルや旅館などは最低1泊からチョイスできる個人旅行型ツアー)の需要が大きく、飛行機・列車を利用して目的地へ来る少人数個人グループ向けには、観光二次交通網の充実が課題となっています。 
交通の便が悪い道東では自動車があれば2日から3日でまわれる所が公共交通を利用すると1週間以上かかってしまい、交通費もかなりの額に達します。たとえば釧路から知床へ行く場合、羅臼までの阿寒バスの運賃が4740円、さらに羅臼からウトロまでが1310円かかるのでバス運賃だけで6000円を越えてしまいます。これでは一人でレンタカーを借りた方がお得になってしまいます。

ところで、この5月から新しい形の観光周遊型路線バス「知床ウトロ号・阿寒号」が登場しました。阿寒バス網走バスが共同運行する形で阿寒湖からウトロまでおもな観光地を周遊しながら走るものです。これまでの定期観光バスと違う点は共同運行なので自社のシマだけではなく、共同運行会社のシマへ乗り入れることができる点です。
たとえば阿寒バスエリアは阿寒湖、摩周湖、川湯温泉などが中心でしたがあらたに網走バスのエリアである知床半島へ足を延ばせるようになりました。観光周遊ルートが広がり、定期観光バスと違い途中下車もできるので使い勝手がいいものになっています。
また、路線バスですがガイドさんも添乗しているので観光気分を味わうことができます。
こういった「枠」を超えた試みはどんどん登場してもらいたいものです。

バスを使った縦断的な試みとしては冬季の道東観光の目玉である流氷やアウトドア体験、SL乗車などを効率的に結ぼうと東北海道観光事業開発協議会が「ホワイトエクスプレスバス」を数年前から何コースか運行し好評を博しています。
また、後志支庁では北海道中央バスと組み、札幌方面から積丹半島やニセコをフリーに乗り降りできるパスを昨年、発売しました。
こういった企画は地元自治体や旅館ホテル業者、JRやバスタクシー会社などの手腕にかかっており、今後、規制緩和の趣旨を生かした許認可の弾力的運用等を通じて、便利で利用者の立場になった二次交通の整備を推進していくべきでしょう。

北海道の場合、全国各地でみられる観光乗り合いタクシーやターミナルと温泉地を結ぶ共同送迎などの事例は、まだあまりないようなので今後、北海道ならではのサービスに期待をしたいところです。
もっとも観光二次交通の需要があるのは北海道のはずです。

最近の旅行傾向として物見遊山的なお決まりの観光コースよりも自然体験や登山、温泉巡りなどの旅の個性化が進んでいます。たとえば5月から夏にかけて利尻・礼文での宿の確保は困難といわれていますが、旅行者はシニア層が中心です。(以前は若者がユースホステルを目指して行ったものですが)来年以降、いよいよ団塊層がリタイヤし、行動力があり、遊びに長けた彼らを満足させるメニューの提供が迫られます。
今後、ますます個性的な旅が求められそうですが、そのためには観光二次交通の充実が不可欠ではないでしょうか。

温泉地のホテル間や行政、公共交通機関同士などクリアすべき問題はあるかと思いますが、是非ハードルを乗り越えてもらいたいものです。

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札幌に寄席文化は育つか

2005年05月02日掲 載

札幌に寄席が出来るという新聞記事をみつけました。
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-以下 朝日新聞より抜粋-
明治期に札幌でも人気があったという寄席を平成の時代に復活させたいと吉本興業札幌事務所に所属する落語家の桂枝光(しこう)が動き始めた。札幌・中島公園内にある豊平館(ほうへいかん)で「平成開進亭」と名付けた公演を毎月開催する考えで、「げた履きで来られるような寄席」を目指すという。5月には大物ゲストを迎えて記念の特別公演もする。
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札幌には明治時代、狸小路やススキノなどに寄席があり、狸小路では「市川亭」「開進亭」「金沢亭」「丸市亭」「南亭」などの寄席が人気を競い合っていたそうです。 今回、その中から「開進亭」を選んだわけですが、地域に寄席文化を根付かすことはできるでしょうか。会場がレトロながら公共の豊平館であり、名称も「ズバリ市民寄席」になっており、パブリック色が強くなっています。

実は朝日の記事が出る1週間前に私の個人サイト(北杜の窓)日記欄で北海道のお笑い事情と寄席開設について書きました。勿論、実際に動きがあることなど知らないで書いたのですが、参考までに紹介します。
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(4/8 ホームページ日記欄より)
北海道にはお笑いの常設会場(寄席)はありません。以前、マイカル小樽に吉本がありましたが、今は撤退しており、定期的に「笑い」に触れることができなくなりました。北海道は歴史が浅いせいか寄席に限らず、歌舞伎などの伝統芸能も年に1,2回程度公演があるだけで都市スケールから考えるとやや淋しい気がします。さらに能・狂言や日舞など興業性が低いジャンルになるとさらに機会が低下します。古典芸能ではありませんが、札幌にはじめてできた演劇専門の本多劇場も根付かぬ前に撤退をしています。
北海道は「芸能」が育ちにくい場所なのでしょうか?確かに先取性がある土地なので新しいジャンルの「芸能」は生まれやすい土壌にあるかと思いますが、伝統的なもの、特に粋や格式ばったものは苦手かもしれません。

今はお笑いブームといわれていますが、それはテレビ主導型であり、寄席などは萱の外です。どうも吉本を中心とするメディア系のお笑いと都内の寄席などで演じられている落語や色物中心のお笑いとは、
相当の距離ができてしまっています。
北海道でも吉本などのメディア系お笑いに触れる機会はあるかと思いますが、伝統芸に近い寄席型のお笑いに触れられる機会がもう少し増えれば、お笑い(芸)への意識も変わるのではないでしょうか。
以下省略
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寄席復活に動いている枝光は、以前、桂こつぶという名前でかなり知られていましたが、子供のアレルギー疾患かなにかで自然環境に恵まれている北海道に来たという話を聞いたことがあります。
札幌吉本の所属ですが、当面は札幌吉本の芸人さんが中心か、関西から招聘するような形になるのでしょうか。
吉本色が強くなると寄席というよりは、漫才などの色物が強い関西系になってしまうかもしれませんが、あくまでも落語中心でいくのか興味があります。
できれば常打ちの会場がほしいところです。狸小路内や南3条あたりなら新宿末広上野鈴本のイメージに近い立地条件で、雰囲気もあるかと思います。スペースもあるのでは・・・。
欲を言ってもキリがないですが、まずは北海道の寄席とお笑いの土壌を築いてもらいたいところです。
落語ブームといわれているのでタイミングとしてはいいはずです。
「開進亭」は6月スタートの予定です。

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早読み雑学ツーリズム *4/15~4/27 

★1★「ジンギスカンサミット」滝川で開催 (4/16 道新)
真夏にジャンボ鍋で豪快に食べよう-。北海道遺産のジンギスカンを全国に売り込む食イベント「ジンギスカンサミット」の第一弾が七月三十日、滝川市で開かれることが決まった。計画では、味付けジンギスカンで知られる滝川のメーン通りに直径六十センチの大鍋と炭火のドラム缶コンロを約八十セット並べ、マツオなど地元業者が製造する“秘伝の味”を食べ比べてもらう。

★2★ 旭山動物園ブーム、札幌から直行バス運行 (4/16 毎日)「行動展示」で知られる旭川市の旭山動物園(小菅正夫園長)が大型連休初日の29日、今年度の夏季営業が始まる。北海道中央バスは今年の夏季開園中(4月29日~10月23日)、JR札幌駅を午前8時20分出発する直行バスを毎日1運行する。運賃(入園料込み)は大人4500円、子供2000円北海道中央バス(小樽市)は札幌から直行バスを初めて定期運行するなど、今シーズンも「旭山ブーム」は続きそうだ。

★3★ ふるさと銀河線:廃止を正式決定  (4/18 毎日)
北海道内唯一の第三セクター鉄道「ふるさと銀河線」について同線を運営する「北海道ちほく高原鉄道」は17日、臨時株主総会を開き、廃止を正式に決定した。同社は近く、国土交通省に事業廃止を届け出、1年後の06年4月に廃止されることになる。株主総会では、「会社経営者を公募すべきだ」「06年3月までの残された期間、存続の道を探ることが経営者の責任」など存続派株主が約4時間にわたり、廃線の提案をした経営陣を突き上げた。

★4★ 無料送迎バス人気/小樽 戸惑う路線バス会社 (4/18 朝日)
小樽市内を走る無料送迎バスが、買い物客やお年寄りの足として人気を集めている。集客やPRを兼ねて日帰り入浴施設や大型複合商業施設などが数年前から相次いで運行を始めた。市が高齢者に交付しているバス優待乗車証が有料化されたこともあり、高齢者の足として定着。無料の市内循環バスが有料化し、姿を消した釧路市の場合とは好対照を示している。

★5★ 線路・道路の走行可能なDMVの走行試験 (4/21 朝日)
線路も道路も走れる「デュアル・モード・ビークル(DMV)」の本格的な走行試験が20日、胆振支庁鵡川町の試験コース「ワーカム北海道」で行われた。JR北海道がマイクロバスを改造・開発した28人乗り。改造で1・2トンも重くなった車体の安定性などを調べるため、8の字蛇行や内側に傾く周回路で時速90キロのスピード運転も試した。

★6★ ビート酒で街を元気に 苫小牧 (4/22 朝日)
苫小牧の中小企業の経営者たちが、砂糖原料のビート(甜菜=てんさい)酒で地域興しを図る構想を描いている。製造方法はある程度確立されているが、価格や製品イメージなどの問題があり、酒造メーカーが製品化に及び腰だったのに目をつけた。関係者は「何とか乗り切って世界でただ一つの酒を売り出したい」と意気込んでいる。

★7★ 北海道遺産を巡るツアーが人気 (4/22 毎日)
北海道遺産は01年、25件が指定された。北海道遺産構想推進協議会によると、昨年10月に27件が追加登録された直後から、全国の旅行会社から問い合わせが増加。パンフレットに遺産のロゴマークを使ってツアーをPRする会社は昨年10月まで数社だったが、現在は20社近くまで増えたという。ツアー内容は「留萌のニシン街道」といった札幌からの日帰りコースや、数日間で数カ所を巡る旅などさまざまだ。

★8★ 阿寒湖-ウトロ ガイド付き路線バス、道内で初(4/22 道新)
阿寒バス(釧路、山崎政夫社長)と網走バスは二十一日までに共同で、釧路管内阿寒町の阿寒湖畔から網走管内斜里町のウトロまでを、バスガイドが乗車して運行する路線バスの新設を道運輸局に申請した。道運輸局は「バスガイド付き路線バスは道内で聞いたことがない」という。 両社がバス事業で共同運行するのは初めて。認可されれば、五月から十月まで毎日運行する。

★9★ GWの道内観光、万博・海外に押され苦戦 (4/22 日経)
今年のゴールデンウイーク(GW)の道内観光の予約が低調だ。道内発着の飛行機や鉄道の予約数は前年同期を3―5%下回っている。道南の一部を除き、各観光地の宿泊予約にもまだ余裕がある。愛知万博(愛・地球博)や海外に押され、飛行機予約の伸び率は全国最低水準となっている。

★10★ 八雲・今金・熊石3町法定協調印 支庁越境は道内初 
法定の「今金町、熊石町、八雲町合併協議会」の調印式が21日、八雲町本町の「はぴあ八雲」で行われ、3町長が協定書に署名、押印した。渡島の八雲、桧山の今金、熊石という支庁の垣根を超えて法定合併協設置を決めたのは道内初。3町長は、2006年2月までの合併を目指し、固く握手を交わした。法定協は5月1日に発足する。(4/22 函館新聞)

★11★ 懐かし商都小樽 旧板谷邸 温浴施設に (4/22 道新)
小樽を代表する大正から昭和期にかけての歴史的建築物、旧板谷宮吉邸が二十六日、温浴施設を備えた観光施設「海宝楼」に生まれ変わる。夕暮れが迫ると、オープンを前にライトアップされた邸宅が、小樽の高台にぼんやりと浮かび上がる。 旧板谷邸は、海運業で財を成した板谷宮吉氏が一九二六年(大正十五年)から二年がかりで建設した。

★12★ 小樽にレトロな屋台村 明治・大正の商店再現 (4/23 毎日)
「小樽市民に愛される味の名所を」と、石屋製菓が小樽運河沿いの小樽市色内1、小樽銀行協会跡地に約4億円をかけて建設してきた新スタイルの屋台村「小樽 出抜(でぬき)小路」が完成した。明治、大正時代に商都として栄えた当時のレンガ造りや木造、石造りの商店を再現。26日のオープンを前に22日、関係者にお披露目された。
 
★13★ 札幌に寄席復活を  札幌に「平成開進亭」 (4/25 朝日)
明治期に札幌でも人気があったという寄席を平成の時代に復活させたいと吉本興業札幌事務所に所属する落語家の桂枝光(しこう)さんが動き始めた。札幌・中島公園内にある豊平館(ほうへいかん)で「平成開進亭」と名付けた公演を毎月開催する考えで、「げた履きで来られるような寄席」を目指すという。5月には大物ゲストを迎えて記念の特別公演もする。

★14★ 函館朝市に「どんぶり横丁」18店並び新名所に (4/26 読売)
食堂や土産物店などが集まるJR函館駅西口の函館朝市に25日、「函館朝市どんぶり横丁市場」がオープンした。 駅西口前の一角で営業する函館朝市第一商業協同組合が、「朝市の新たな呼び物に」と、昨年末から約4か月かけて整備。

★15★  HACが函館-女満別線を廃止へ (4/26 道新)
日本航空と道が出資する地域コミューター航空、北海道エアシステムが函館女満別線を来年三月にも廃止する方向で検討していることが二十五日明らかになった。平均搭乗率が40%台と低迷を続けていることが主な要因。同社は今年九月ごろまでに結論を出す見通しだ。

★16★ 駅レンタカー函館営業所にスマートK (4/26 函館新聞)
JR北海道の関連会社で「駅レンタカー」を道内で展開するジェイアール北海道レンタリース(本社・札幌市)は28日、輸入車初の2人乗り軽自動車「スマートK」を、函館営業所(函館市若松町13)に3台導入する。同車を導入するのは、全国の駅前レンタカーでも初めて。珍しい車で、他社との差別化を図る。

★17★「テレビ父さん」 札幌観光の親善大使に (4/26 朝日)
「さっぽろテレビ塔」のPRキャラクター「テレビ父さん」に着ぐるみが登場した。運営会社が大型連休を前に、札幌観光の「親善大使に」と作った。「父さん」は02年春に登場。ちょびヒゲもある脱力系の姿が修学旅行の高校生を中心に人気を集め、携帯ストラップやTシャツなど関連商品は今や100点を超える。着ぐるみは、塔が立つ大通公園以外にも出没する予定。

★18★ 千歳アウトレットモール・レラが27日、プレオープン
千歳市柏台のJR南千歳駅前の千歳アウトレットモール・レラが27日、プレオープンする。過剰な在庫や旧型のブランド品を割安で提供する道内最大級のショッピングモール。冷え込んでいる消費の刺激や新たな観光資源として地域経済への波及効果が期待される。午前中は披露パーティーを行い、午後3時からは特別招待した買い物客を受け入れる。米国投資会社、ラサールインベストマネジメントインクが資金調達、開発した。(4/26 千歳民報)

★19★ 函館・湯の川にラーメンテーマパーク (4/27 道新)
ナムコは二十六日、系列の湯の川観光ホテルで計画しているラーメンテーマパークを六月三日に開業すると発表した。名称は「函館 湯の川温泉らーめんブギ」で、年間利用者五十万人、同売上高三億円を見込む。テーマパーク全体は、ナムコ系列の日活の映画美術も取り入れ、一九五○年代の懐かしい港町を演出する。テーマパーク自体は入場無料。

★20★「旭山動物園」名称使用OK 市民など限定 (4/27 道新) 
人気急上昇中の旭山動物園を運営する旭川市は二十六日、「旭山動物園」の名称を使った商品の開発と園外での販売を、旭川市民と同市内に事業所がある業者に限り認めると発表した。近日中に名称使用の申請受け付けを始める。

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ホテルミシュラン 道南・函館編

☆ホテルミシュラン 道南・函館編

紹介するホテルの基準は、日本ホテル協会に加盟か大手旅行代理店のシティホテル商品扱いを受けている施設などを対象に行います。また評価は客室・飲食・ホスピタリティ・ビジネス(ビジネスでの使い勝手度)の4部門としました。

函館は北海道の玄関口として古くから栄えました。以前は駅前を中心に多くの宿がありましたが、連絡船がなくなってから、営業をしている旅館はごく僅かになっています。
現在、函館のホテルは駅前、五稜郭、西部地区などに分かれ、湯の川温泉にも温泉付きのビジネスホテルなどがあります。最近は宿泊特化型ホテルの進出が著しく、勢力図にも変化がみられます。

◆シティホテルとしてもっとも伝統と格式があるのが函館国際ホテルです。函館駅から朝市を抜け、ベイエリアに向う途中にあります。函館駅からは徒歩で7,8分程度とやや半端な距離ですが、リムジンバスの出発地なので空港連絡には便利です。
ホテルは本館と94年にオープンをした新館に分かれていますが、どちらも客室にはゆとりがあります。本館の町側(おもにシングルルーム)は港が望めませんが、それ以外の客室はだいたい海か函館山が見えます。客室はLAN対応。飲食施設も豊富ですが、朝食はバイキングのみ。全体的に飲食料金は高めの気がします。最近は周辺に競合ホテルが増えたこともあり、以前と較べると泊まりやすい料金設定になっています。
客室☆☆☆★
飲食☆☆☆★
ホスピタリティ☆☆☆
ビジネス☆☆☆★

函館ハーバービューホテルは駅前にあります。ANAホテルチェーンのひとつで航空カウンターや大きな土産物屋もあるので便利にホテルです。客室はシティホテルとしては標準かやや小さめのサイズです。飲食施設もフロントがある2階に集中しており、人の出入りが激しく、ホテルの飲食店フロアというよりはテナントビルのそれに近いのでやや落ち着かないかもしれません。
料金も函館の中では高めの設定です。雰囲気があるというホテルではありませんが、駅前という好立地が強みで観光・ビジネス共に適しています。
客室☆☆☆
飲食☆☆★
ホスピタリティ☆☆☆
ビジネス☆☆☆☆

ホテル函館ロイヤルは駅前から大門を過ぎ、さらに海岸方面へ向う途中にあります。徒歩で10分以上あるのでタクシー利用の範疇になります。函館では宴会や集まりなどでよく利用されているホテルですが、宿泊設備はかなり年季が入っています。ひとむかし前以上の客室構造ですが、木目調の家具などアナログ感覚で機能性中心のホテルに較べると落ち着けるかもいれません。
飲食は和洋中とありますが、全体的にお手頃価格で、寿司コーナーが美味しかった印象があります。別館としてホテルロイヤル柏木は柏木町にあります。
客室☆☆★
飲食☆☆☆
ホスピタリティ☆☆☆
ビジネス☆☆☆

ホテルJALシティ函館は市電終点の谷地頭の手前、宝来町の電停近くにあります。中心から離れて静かな立地ですが、駅からのアクセスが悪く、JR利用よリムジンバスによる空港利用者向きのホテルかもしれません。オープンから10年が経過していますが、客室はシングルで15㎡と狭く飲食施設も一ヶ所なのでビジネスホテルと考えて方がよいでしょう。もともとJALシティは「高級ビジネス」をコンセプトに作られたチェーンです。
客室☆☆★
飲食☆☆
ホスピタリティ☆☆★
ビジネス☆☆☆

◆五稜郭地区にはホテル法華クラブ函館があります。函館駅からは距離がありますが、市内一の繁華街に立地しているのでグルメ散策やちょっと1杯には向いています。客室もリニューアルされており、使い勝手がよいホテルといえるでしょう。朝食のバイキングメニューも豊富です。
客室☆☆☆
飲食☆☆☆★
ホスピタリティ☆☆☆
ビジネス☆☆☆★

以下参考
赤レンガ倉庫群の近くにはウイニングホテルがあります。2年前にオープン
をしたホテルで港の夜景が客室から一望できます。ホテルの建物内には
北島三郎とGLAYの記念館が併設されています。客室料金はかなり高めの
設定です。

大森浜にある函館温泉ホテルは本格温泉があるビジネスホテルです。
泉質がよく、函館駅からは車で3分、歩くと15分程度の距離ですが
湯の川と較べると便利です。2食付パックもあり、リーズナブルな価格で
函館の海の幸が味わえます。

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百貨店の撤退と中心街の衰退 釧路の場合

再建を目指す丸井今井が取引金融機関などに提示した再建案で、札幌本店に加え、函館、旭川両店の存続方針を盛り込んでいることが明らかになりました。赤字店の釧路、小樽、苫小牧、室蘭の4店は閉店も視野に検討を進めているとのことです。
百貨店はスーパーや量販店と違い、駅前や中心街に立地しているのが一般的で、百貨店の撤退は地域の衰退にもつながります。また、百貨店が消えることは、地域にグレードの高い物販店がなくなってしまうので、その町の「格」にも影響してくる問題です。ロードサイド型ショッピングセンター全盛の昨今ですが、百貨店があるとないとでは、その町のイメージも大きく変わってくるはずです。
丸井今井が撤退を検討している都市の中で小樽は札幌に近く、ウイングベイ小樽などの商業施設もあり、小樽店自体の集客規模も小さいので地域へ及ぼす影響は少ないと思われます。苫小牧店も最近オープンをした道内最大級のスーパーイオンがあり、もともと大型SC中心の町です。室蘭は地域が空洞化しているので気になりますが、百貨店の売上げ自体がトントンなので存続できるかもしれません。
その中で気になるのが釧路です。地域の空洞化は道内の都市で№1といっていいでしょう。釧路駅からMOOのある幣舞橋方面へ伸びる北大通の寂れかたは急速に進んでいます。

釧路は商圏が郊外のロードサイド型に変ってしまった典型的な町です。釧路市の人口は減っていますが、隣りの釧路町は逆に増えており、空洞化をした都市といえます。(すでに都市とはいえないかもしれない)
ところで丸井今井・釧路店はもともとは鶴屋という地元資本の百貨店を10年前に買収したものです。前身の鶴屋は昭和5年創業の老舗で、釧路の中心街である北大通を代表する商店でした。
長い間、釧路の中心として栄えた北大通ですが、昭和40年代に入ると地域の基幹であった水産・石炭・紙パルプの地場産業に衰えが見えはじめました。そのあたりから釧路の退潮がはじまったわけですが、鶴屋百貨店は地域のランドマークとして辛うじて輝きを保ってきました。
しかし、ライフスタイルの変化により、消費購買は街なかから郊外へ移動してゆきました。こういった現象は釧路に限らず、日本全国どこでも見られる現象で、駅前商店街の空き店舗などは社会問題になっています。
釧路の場合、地域産業の不振、人口の流出、モータリゼーション化が早かったことなど空洞化が早まる悪条件も重なりました。

現在、釧路の中心街には魅力的といえる商業施設がありません。映画館も無ければ、喫茶店もどんどんなくなっています。幣舞橋にはフィッシャーマンズワーフMOOがありますが、閉鎖してもおかしくないほどの不振が長年続いており、もし、丸井今井が閉店すれば地域にとって大きな打撃を与えることが予想されます。

百貨店がなくなり、郊外の大型ショッピングセンターだけになれば、町全体の個性がなくなり、均質化し、「ファースト風土化」が進むといった文化面での問題も出てきます。
釧路は保守的な街で、小樽や帯広のように市民・地域レベルでの盛り上り、新しいものを造りだすといったことが苦手な地域です。
このままでは地域の液状化が進み、活力に乏しい町になってしまいます。中心街の衰退は地域の衰退であり、経済的打撃だけではなく、地域文化の衰退というファクターも含まれています。
こういった問題は釧路だけではなく、函館や室蘭などにも当てはまり、全国的な問題です。
いち百貨店の撤退では済まされないテーマです。

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