●1月11日~1月24日までの道内ニュースクリッピング
2006年01月31日掲 載
■1■北大など、ツアー企画でNPO法人設立・観光と医療を融合(1/11日経)
北海道大学や日本観光協会(東京・中央)などは今春をメドに、観光と医療を融合した新しい道内ツアーを企画する特定非営利活動法人を設立する。首都圏を中心に花粉症などのアレルギー症状に悩む人を顧客に想定。森林浴や温泉を楽しんでもらい、免疫バランスの変化などを測定して効果を実証する。今秋にも十勝地方でツアーを行い、来年以降の全道展開をめざす。
■2■道民の旅行、日帰りが最高の年「安・近・短」強まる(1/12毎日)
道民の日帰り旅行の回数は過去最高となる一方、1回の観光旅行に使う金額は過去最低になったことが道などが5年ごとに実施している北海道観光産業経済効果調査の速報値で分かった。景気低迷の影響で「安・近・短」の志向が一層強まっている。世帯が観光旅行1回当たりに使う金額は8849円で、過去最低だった前回よりさらに759円減少した。
■3■日本野鳥の会、根室半島の原野取得シマフクロウ保護区に(1/14毎日)
日本野鳥の会は13日、絶滅が危ぐされている天然記念物、シマフクロウが生息する根室市郊外の原野約7・9ヘクタールを購入し、釧路地方法務局根室支局に登記を申請した。「持田野鳥保護区シマフクロウ根室第2」と名付け、野鳥保護区として恒久的に保全していく。同会によるシマフクロウの野鳥保護区は2カ所目。
■4■ゆうばり映画祭:テーマは「家族」(1/14毎日)
今年で17回目を迎える「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2006」の実施概要が12日、発表された。今回のテーマは「家族」で、2月23~27日、夕張市内各地で開かれる。韓国・富川国際ファンタスティック映画祭との姉妹提携調印や、道内のロケ地の紹介を映画関係者に行う「北海道ロケーションショー」も併催される。
■5■新型環境バス、路線に 旭川電気軌道(1/12道新)
旭川電気軌道は一月下旬から、排出ガス中の粒子状物質(PM)や窒素酸化物を大幅に抑えた新型バス二台を、路線バスとしては道内で初めて導入する。夏からは大雪山系の国立公園内を通る路線で運行し、自然保護を推進する狙い。
■6■留真温泉水、飲めば血糖値の上昇抑制 帯畜大が共同研究(1/13道新)
町内の留真(るしん)温泉の温泉水を飲用すると、血糖値の上昇を抑える効果があることが、町と帯広畜産大のマウスを使った共同研究で分かった。これを受け、町は月内にも住民代表によるプロジェクトチームを発足させ、同温泉の活用策を探る。
■7■「おもてなし」観光客満足?/知床周辺(1/13朝日)
世界自然遺産に登録された知床を含む東オホーツク地域の観光、宿泊施設について「おもてなし度」を調べるアンケートが、網走支庁や地元観光業界の協力で実施されている。実際に訪れた観光客にインターネットなどを通じて、接客態度や料理などを5段階評価で回答してもらう。地域全体の「おもてなし意識」を高め、観光客の心をがっちりとつかむ狙いだ。
■8■大手ビジネスホテル相次ぎオープンへ(1/13釧路新聞)
釧路市内(旧市内)の中心市街地で昨年着工した大手ビジネスホテルが今年から相次ぎオープンする。最初は黒金町11で進んでいるスーパーホテル(本社大阪)の「仮称スーパーホテル釧路」が5月にも営業を始める予定だ。続いて駅前、北大通13の旧金市館ビルを解体しているルートインジャパン(本社東京)の「仮称ホテルルートイン釧路駅前」が11月のオープンを予定し、北大通2で進められているドーミーインの「仮称釧路幣舞橋ホテル」は来年4月となる。
■9■求む!「すすきの氷の祭典」氷像スポンサー(1/14BNN)
2月6日に開幕する「さっぽろ雪まつり」会場のひとつ「すすきの氷の祭典」の実行委員会は、開幕まであと3週間あまりとなった現在でも、会場で展示する氷像のスポンサー集めに奔走している。約40基を設置する予定の中氷像で、これまでにスポンサーが決定しているのは8割程度。
■10■「正規運賃で勝負」 スカイマーク社長が千歳で会見(1/17道新)
新千歳-羽田線に四月二十八日就航予定のスカイマークエアラインズの西久保慎一社長は十六日、入社式を行った千歳市内で記者会見し、「一万六千円の正規運賃での販売比率が七割以上になる見通し。割引制度が主流の日本の航空業界の仕組みから離れ、新幹線のように正規運賃で勝負したい」と抱負を述べた。
■11■炭鉱技術移転、07年度から後継事業 海外での現地指導強化(1/19道新)
経済産業省は十八日、釧路コールマイン(KCM)などで海外の炭鉱技術者を指導する炭鉱技術海外移転事業が二○○六年度で終了するのを受け、○七年度から新たに技術支援事業に取り込む方針を固めた。 新事業は期間を三-五年で調整している。中国で炭鉱事故が相次いでいることを踏まえ、これまで通りの採炭・保安技術指導を続けながら、炭田開発などを含めたより包括的な技術支援を行う。
■12■ふるさと銀河線存廃問題:代替バス、4月21日から運行(1/18毎日)
ふるさと銀河線の廃止に伴い、代替バスを運行する北海道北見バス(北見市)と十勝バス(帯広市)は17日、事業計画の変更を国土交通省北海道運輸局に申請した。同局の認可を経て、4月21日から運行する。申請によると、北見バスは北見-陸別間、十勝バスは帯広-陸別間を運行。
■13■豪からニセコへGO(1/20朝日)
北海道のリゾート地ニセコに、3年ほど前からオーストラリアからのスキー客が目立つようになった。この冬はますます増え、人口1万6千人の地元倶知安町に8千人が訪れそうだ。南半球は今、夏の盛り。スキーファンが、時差がほとんどなく安全なニセコに目をつけたらしい。宿泊施設やレストランは大にぎわいで、建築ラッシュなど「ミニバブル」の様相さえ呈している。
■14■関西の人も84%認知/知床の世界遺産登録(1/20朝日)
知床が世界遺産になったことは84%の人が知っており、若い世代ほどやや低下する――網走支庁斜里町の斜里高校(尾留川安彦校長)の2年生が見学(修学)旅行先の関西で実施した知床に関するアンケートで、こんな傾向が分かった。知床を訪れたことがない人でも90%以上が一度は行ってみたいと回答している。
■15■釧路駅にSLの汽笛…「冬の湿原号」運行開始(1/22読売)
JR北海道の観光列車SL「冬の湿原号」が21日、釧路駅で今シーズンの運行を開始した。7年目の今年は、釧路駅構内で外国人客向けに、英語中国語、韓国語による乗り場などの案内放送も始めた。第1便は蒸気機関車2両が客車4両を引いて、汽笛を鳴らしながら釧路駅を出発。全席指定の座席のうち、ほぼ9割が観光客やSLファンで埋まった。
■16■道ITレポート05(1/22毎日)
北海道経済産業局は、道内の情報処理産業の動向を調査した「北海道ITレポート2005」をまとめた。04年度の総売上高は前年度比5・2%増の3172億円と4年連続で増加したものの、総従業員数は1万7346人と、わずかながらも8年ぶりに減少した。各企業とも首都圏での営業や中国などへの業務委託など、道外の事業基盤を強化する一方で、人材面ではシステムエンジニア(SE)などの優秀な技術者の確保が課題になっている
■17■洋菓子のルタオ、原料乳を自社生産(1/24日経)
洋菓子店ルタオを運営するケイシイシイ(千歳市、河越誠剛社長)は洋菓子に使う原料乳の自社生産を始めた。乳牛3頭を購入して千歳市内の牧場に飼育を委託。搾りたてで生産履歴の明確な牛乳を使用することで新鮮さや安全性をアピールする。洋菓子メーカーが乳牛を飼育するのは全国的にも珍しい。
■18■世界自然遺産 知床観光客の分散計画(1/23毎日)
道は06年度、昨年7月に世界自然遺産に登録された知床に観光客が特定時期に集中しないよう分散化作戦に乗り出す。観光客の急増に伴い貴重な生態系に影響が出るのを抑えるとともに、昨年ラムサール条約に登録された阿寒湖(釧路市)や風蓮湖・春国岱(根室市、根室管内別海町)などの観光地に誘導して地域全体の観光振興を図る。
■19■新得町に観光クマ施設 環境・安全は?(1/23朝日)
十勝支庁新得町で、4月開園を目指してヒグマを放し飼いにして来園者に見学させる観光施設の計画が進んでいるが、クマ研究者らでつくる「日本クマネットワーク」(代表=坪田敏男・岐阜大学教授)は22日、東京都内で総会を開き、同施設を管理・運営する観光業者に公開質問状を出すことを決めた。計画の詳しい内容や安全面で問題がないかどうかを問う。今月中に提出する。
炭鉱資源を活用、逆手に取った特産品と観光地づくり
2006年01月20日掲 載
暗い話題の多い釧路ですが、最近面白いニュースを発見しました。
釧路新聞によると釧路の地酒「福司」が、国内唯一の炭鉱である釧路コールマイン(旧・太平洋炭鉱)の海底下250メートルの坑道を使って清酒の熟成に取組んでいるとのことで、清酒の名前はその名もズバリ「そこじから」。ネーミングのセンスは別にして、なかなかパワフルでユニークな商品名です。
釧路コールマインは、2002年に閉山をした太平洋炭鉱を引き継いだ坑内掘石炭生産会社であり、現在は海外からの研修生の受け入れ、ベトナムなどに鉱山技術を教えたり、最近では、修学旅行生の炭鉱体験ツアーなどを実施するなど「教育鉱山」として話題を提供しています。
しかし、コールマイン自体は太平洋炭鉱閉山後の雇用対策に作られた側面があり、国からの補助が打ち切られる2006年以降の動向については厳しい状況といわざるをえないようです。
それでも、国内唯一の炭鉱の灯を消すまいと昨年あたりから数々の施策を打っており、鉱山生き残りに賭けた積極的な動きがみられます。
たとえば昨年の夏に発売された釧路の海底炭をイメージした三色アイスクリーム「掘りたてアイTANTAN(炭譚)」は、石炭アイスとよばれ、なかなかの好評です。
考案者は炭鉱を支援する市民団体「くしろ石炭ドットコム」で、三色アイスは、表面の太平洋に当たる部分がソーダ味、真ん中の海面下の「地層」部分はコーヒー味、最下層は海産炭の「炭層」をイメージしたゴマ味でチョコ入りにしたアイデア商品です。
くしろ石炭ドットコムではこの他、炭鉱レトログッズなどを扱っており市民団体らしくこれまでの産炭地の地域振興策とはひと味違います。
今回、日本酒を坑道でねかせて仕込む福司酒造は、道東を代表する酒造メーカーです。釧路地方には白糠産のシソを使った焼酎「鍛高譚」が有名ですが、製造しているのは旭川の合同酒精であり、釧路産とはいえません。
釧路地方はお酒に限らず特産品が少ないところでした。代表的な銘菓もなく海の幸を除けば、釧路で買うお土産の多くは、道東以外のものが目立ちました。最近では「丹頂の卵」という菓子が話題になっていますが、まだまだ知る人ぞというレベルです。
釧路地方に特産物が育ちにくい理由として、函館などと同じく浜独特の地域性(創造性の無さなど)や製紙、石炭など他の産業に依存をし、ものづくり産業が育ちにくかったことなどがありますが、それにしても釧路地方は付加価値がある特産品がなく、隣の十勝地方と較べると天候同様こうも違うのものかとかんじていました。
今回の「福司」の海底仕込(?)はそういう意味で、話題性がある商品と思いえます。
そもそも海底炭鉱はそんなにあるものではなく、もし炭鉱施設を観光化できれば青函トンネルのイベント「ドラエモン海底列車」よりもリアルで、社会的な価値を含めて面白みがあるのではないかと個人的に思います。
普通、炭鉱は山の中など人里離れたところが多いのですが、釧路の海底炭鉱は街なかに隣接しており、観光スポットの米町公園の近く、釧路崎灯台へ行くと真下の海岸線での作業を様子をみることができます。
コールマインには、炭鉱鉄道(臨海鉄道)が海岸線を石炭を山積みした貨車が未だに走っているのも魅力であり、この鉄道を観光に活用しない手はないと考えます。
石炭アイスクリームや海底仕込みの日本酒など一度、閉鎖になった炭鉱(試験的な稼動は今もしている)を活用しようとするこのアイデア、まだまだ始まったばかりですが、資産を無駄にすることなくハンディを逆手に取るようで逞しさと新鮮さをかんじます。
これまで受身で創造性に乏しい印象の釧路地方ですが、ものづくりの面からも釧路の再生を期待します。
海底で熟成させた酒は12月に登場する予定です。
誰のためのいい宿、いい温泉か
2006年01月16日掲 載
旅行業界紙の観光経済新聞社が主催する全国の旅行業界関係者による温泉地の人気投票「にっぽんの温泉100選」で、登別温泉が3年連続で2位となりました。
この投票は、旅行会社や航空会社の社員らに依頼し、専用のはがき1枚につき5ヵ所まで記入して送付してもらうものですが、ランキングは参考までに以下の通りです。()内は昨年の順位
1(1)草津 群馬
2(2)登別 北海道
3(3)由布院 大分
4(6)黒川 熊本
5(5)下呂 岐阜
6(4)指宿 鹿児島
7(8)和倉 石川
8(10)有馬 兵庫
9(7)道後 愛媛
10(9)城崎 兵庫
また、道内の温泉では湯の川22位、阿寒湖26位、十勝川27位、定山渓48位、ウトロ49位、洞爺湖52位、川湯62位、層雲峡82位、丸駒が83位にランクされています。
読者の皆さまはこのランキングを見てどう思われたでしょうか?
過去の得票データを見ると設備が整った大規模な温泉地が上位に来ており、青森の古牧温泉が長年トップであったことでもよくわかります。
最近では温泉本来の魅力、泉質や風情などが優先されており、これは時代のニーズが数字として表れているようです。
また、観光経済新聞社では「人気温泉旅館ホテル250選」を実施しており、過去19回実施したなかから5回以上入選した旅館ホテルには五つ星を授与しています。
ちなみに道内では、阿寒湖の「遊久の里・鶴雅」、ウトロの「北こぶし」、定山渓の「鹿の湯」、登別の「第一滝本館」、層雲峡の「ホテル大雪」、十勝川の「第一ホテル・三余庵」、湯の川の「湯の川プリンスH・渚亭」がベストセレクションになっています。
このデータをみると大規模温泉地の大規模ホテルばかりであり、なかにか「えっ!?」というところもあります。この選定そのものが旅行業界向けのものであり、選考基準は「評論家やマニアの”個人的なこだわり”を評価基準にした特殊な施設ではなく快適・安全・安心の全てにおいて、プロが公平にチェックした施設」とあります。
つまり「サライ」や「自遊人」で紹介されるようなこだわり系の宿は”特殊”ということであくまでも玄関に旅行代理店のプレートがたくさん掲げられている「観光ホテル」形態のものを中心にセレクトされていることになります。
現実的には温泉旅行で団体旅行のニーズは減り、「観光ホテル」を利用すのはパックツアーが中心であり、個人旅行者は「こわわり系の特殊な宿」に流れています。これは温泉地ランキングで黒川や奥飛騨、乳頭などが上位に来ていることをみれば一目瞭然です。
こだわり系の宿は客室数が少なく、営業力もないので旅行のプロから見れば都合のよい宿とはいえません。しかし、実際にはニーズがあるこれらの温泉地をウリにした商品が増えているわけで旅行のプロは後手、後手にならざるを得ません。
本来はプロが選ぶ温泉宿と消費者が選ぶ宿がリンクするようでなければいけないはずですが、今は捻じれ・乖離現象が起きています。
情報化により消費者の目が肥え、プロ側もそれに応えようとするが、追いつかず立場が逆転している状態です。
また、宿もプロニーズと個人ニーズの二極化が進んでおり、利益確保と消費者ニーズが相反する難しい時代です。
著者がホームページを立ち上げた趣旨である「北海道が観光立国を目指すのなら、観光で来る人たちには、お仕着せでないホンモノの北海道を、満喫して帰ってもらいたい。観光業に携わる人たちは、自分たちの置かれている立場に気づき、切磋琢磨し、自信を持ってもらいたい」
あらためて「にっぽんの温泉100選」を見ながら、最初の願いを思い出しました。
●12月25日~1月10日までの道内ニュースクリッピング
2006年01月12日掲 載
■1■人口減少率ワースト10 半数が道内の市(12/28朝日)
27日公表された国勢調査(10月実施)の速報値で00年の調査と比較して人口減少率の高い上位10市のうち半数を道内の旧産炭地が占めた。ワースト3は歌志内、夕張、三笠の空知地方の3市だった。石炭産業の衰退と同時に始まった人口減は今も続いている。
■2■道観連、運営効率化へ組織見直し・存廃論議に先手(12/28日経)
社団法人北海道観光連盟は運営効率化に向けて組織の見直しに着手した。九州や沖縄県の観光団体の実態を調査するほか、来年度には道職員の受け入れもなくす。道観連を巡っては官民で組織する北海道観光戦略会議が廃止へ向けた提言を検討しており、道観連は独自に改革案をまとめることで存廃論議に先手を打つ狙いもあるとみられる。
■3■山渓閣温泉旅館 原油高騰で冬期休業(12/28道新)
本別公園に近い山渓閣温泉旅館が来年一-三月に冬期休業する。同温泉は冷泉を沸かしているが、燃料となる重油が原油価格高騰で値上がりしたことなどが理由という。
同温泉は半世紀近い歴史があり、身近な温泉として親しまれているが、冬期休業は初めて。同旅館は「家族経営で頑張っていますが、燃料代も上がって大変なので」といい、利用客が比較的少ない冬場の休業を決断した。
■4■阿寒湖に外国人が観光通訳に(12/26釧路新聞)
私たちを見かけたら気軽に声を掛けて―。釧路市阿寒町阿寒湖温泉街在住の外国人らでつくるボランティア団体がこのほど、外国人観光客向けの通訳ボランティアを開始した。阿寒湖畔で観光を楽しんでもらうため、言葉の壁で悩む外国人をサポートする「阿寒湖温泉VJCS」(Visit Japan Campaign Supporters)は10月17日、NPO法人阿寒湖温泉まちづくり推進機構内に設立。
■5■「森林セラピー基地」鶴居村で(12/30釧路新聞)
森林の持つ癒やし効果の医学的な解明に取り組む産学官連携による森林セラピー研究会の「森林セラピー基地」認定事業で、地元の森林整備事業者の北都が整備を計画している鶴居村の山林地(258ヘ
クタール)が候補地に選定され、その森林の効能を科学的に実証するため、今年6月の予備実験に引き続き新年は生理実験が行われる。
■6■海底炭鉱で清酒熟成 釧路の蔵元が新たな試み(1/1道新)
福司酒造(釧路)は1月中旬から、日本酒の炭鉱内熟成試験を始める。海底下で採炭している釧路コールマイン(釧路)の坑道内倉庫に寝かせ、冷暗な環境の中でまろやかさを出すのが狙い。成功すれば、「国内唯一の坑内掘り炭鉱の海底坑道で育ったユニークな酒」(梁瀬之弘社長)として、11月にも「海底力(そこぢから)」の名で売り出す。
■7■道:先進的な移住促進事業 今年度から2カ年計画(1/1毎日)
団塊の世代は全国に約680万人おり、07年から順次60歳定年を迎える。内閣府の研究会が02年12月「新しい古里づくりと定住化が産業と雇用を創出する」との意見をまとめたことを受け、道も05年4月、
「北の大地への移住促進事業」に着手。全国的にも例がない先進的な取り組みで、全国各地の自治体から問い合わせがあるという。
道は07年度から3カ年で計3000世帯が移住すれば、約800億円の経済波及効果があると見込む。
■8■社員旅行客増加…湯の川温泉 ホテル・旅館(1/3函館新聞)
函館・湯の川温泉の一部ホテルや旅館で「社員旅行」を目的とした宿泊客が増えていることが、日本銀行函館支店(山澤光太郎支店長)の調べで分かった。同支店などでは「業績が回復した本州企業で、余裕が生まれてきた表れでは」とみている。ただし、持続的な動きかどうかは今後の動向を注視する必要がありそうだ。
■9■ガゴメコンブ、続々商品化 道南で50社超(1/4道新)
健康や美容に効果があるとして注目を浴びているガゴメコンブを使った商品が、道南の企業によって相次いで売り出されている。販売する道南の企業はここ1年で急増、関係者によると老舗の洋食レストランやすし店、食品メーカーなど50社以上に上っている。
■10■居酒屋チェーン大手のワタミ、3年で道内70店(1/1道新)
今年、北海道に進出する居酒屋チェーン大手のワタミは三十一日、二○○八年までの三年間に道内で約七十店を出店する方針を明らかにした。道内一号店は、三月に札幌市西区に開店する予定。メニューには、子会社が経営する瀬棚農場(桧山管内せたな町)の有機野菜など、道内産の食材を活用する。
■11■釧路の浜料理、MOOで浜料理発表(1/3釧路新聞)
水産都市釧路ならではの漁場に伝わる「浜料理」や、新鮮な魚介類による創作料理を地域ブランド化し売り込もうと、市民有志の研究グループが、ブランド総称「浜番菜(はまばんざい)」と銘打ち17日、釧路フィッシャーマンズワーフMOOで提案発表会を行う。素材の良さだけでなく、浜ならではの調理法を「釧路の味」として発信するのが狙い。
■12■知床でホテル建設活発、体験ツアーも続々(1/6日経)
世界自然遺産に登録された知床でホテル建設や新ツアー企画の動きが活発になっている。建設業の鹿野興業(旭川市、鹿野公良社長)は2007年初めにもウトロにホテルを開業。斜里、羅臼両町の観光業者らで組織する「知床エコツーリズム推進協議会」は今年2月からスケソウダラ漁の体験ツアーを実施する。観光客の増加に対応し、今後も受け入れ態勢の整備が活発になりそうだ。
■13■トラベルカフェ、札幌・中央区に開店、旅行情報も提供(1/4毎日)
札幌市中央区南3西5の複合ビル「スポーツマイスターズスクエア」1階に、海外スポーツが楽しめ、旅の情報も提供する喫茶店「トラベルカフェ」がオープンした。今年は、2月のトリノ冬季五輪や6月のサッカー・ワールドカップ(W杯)など、海外でのスポーツの祭典が目白押し。映像や音楽を駆使し、客をスポーツ空間へいざなう。旅行会社と提携し旅行の情報を提供するが、ツアーなどの販売はしない。
■14■定山渓観光協会、高原野菜をブランド化(1/6日経)
定山渓観光協会はYOSAKOIソーラン祭り組織委員会の関連会社「yosanet」と共同で、高原野菜の新ブランドづくりに乗り出した。第1弾として地元で栽培した野沢菜の漬物を製造し、同温泉内の11ホテルで販売を始めた。 しょうゆ味など3種類を製造し「定山渓高原野菜」の名称で販売する。
■15■阿寒湖畔のホテル40室改装へ アイヌ文化をアピール(1/6道新)
釧路市阿寒町阿寒湖温泉の阿寒グランドホテルが経営する温泉旅館「あかん遊久(ゆく)の里鶴雅」が今春、客室の一部をアイヌ文化を取り入れたデザインに改装する。「鶴雅のチセ(アイヌ民族の住居)」と名付け、地域の個性を前面に出すことで個人旅行客にアピールする。
■16■スカイマーク、来月にも新千歳に支店(1/6道新)
四月末に新千歳-羽田線への参入を予定している新規航空会社スカイマークエアラインズ(東京)は、二月下旬にも新千歳空港内に札幌空港支店を開設する。営業活動も行い、最終的には七十人規模の支店にする予定だ。
■17■農業高校の力、全国に発信!東京駅で28日販売(1/7日経)
道内の農業高校全33校で生産した農産物や加工品などを販売する「2006北海道農業高校食彩フェア」が28日、JR東京駅八重洲口の北海道産品専門店「HOKKAIDO FOODIST」で開かれる。農業高校が結集する催しは初めてといい、関係者は「北海道の農業高校の実力を、全国に向け発信したい」と意気込んでいる。
■18■札幌酒精、道産サツマイモで焼酎を本格生産 (1/7日経)
焼酎メーカーの札幌酒精工業は今秋にも、檜山管内厚沢部町で芋焼酎の本格生産に乗り出す。寒冷な道内では難しいとされてきたサツマイモの栽培にメドがついたため、現地に新工場を建設して原料から製品まで一貫生産する。道産サツマイモを使った芋焼酎は初めてという。
■19■新千歳国際線、最高の62万1533人 道観光の外国人増(1/7毎日)
昨年1年間に新千歳空港を発着した国際線の利用客が、過去最高の62万1533人(前年比19%増)だったことが6日、札幌入国管理局千歳苫小牧出張所の調べで分かった。2年連続の増加で、60万人を超えたのは初めて。
■20■ススキノ条例1カ月 客引き激減(1/6朝日)
客引き行為などを禁止するススキノ条例が昨年12月に施行され1カ月。札幌中央署は同条例違反の現行犯で4日までに17人を逮捕した。若い女性を性風俗店にスカウトする「カラス族」は見かけなくなり、道行く人を性風俗店に誘う「客引き」は3分の1ほどに減って、通行人から声をかけられるのを待つ「客待ち」に変わった。形こそ変われど新たな問題を生む可能性もある。道警は引き続き、警戒を強めていく考えだ。
■21■外国語HPで道内の花名所紹介(1/10朝日)
好調な東アジアからの観光客増加に弾みをつけようと、北海道の花の名所を紹介するホームページサイト「花あるき北海道」を道が立ち上げた。気候の異なる外国からのお客さんには北海道の花の景色がことさら魅力的に映るらしく、道は積極的に宣伝することにした。日本語と中国語、韓国語、英語の説明に加え、臨場感のある動画映像でカラフルに魅力を伝えている。サイトのアドレスは、
http://kanko.pref.hokkaido.jp/flower/
釧路中心街、崩壊の危機!早急に策を打て
日本経済新聞によると丸井今井釧路店の閉店にあわせ中心市街地で店舗の閉店や移転・縮小が相次いでいます。同地域は郊外の大型店に顧客を奪われてきましたが、来年8月の丸井今井釧路店の撤退でさらに人通りが減ると見越し、早めの閉店を決断しているところも多いようです。
丸井今井の閉店予定店舗がある都市ののなかでもっとも中心街の崩壊が危惧される釧路市ですが、今後どう展開してゆくのか大変気がかりです。
釧路店の歴史は新しく丸井今井が拡大路線を取っていた1996年の開店ですが、昭和初期から同地にあった地元の老舗・丸三鶴屋を引き継いだものであり、同地には70年近くにわたって百貨店が存在をしていました。
釧路市の駅前メインストリートである北大通は、既に1980年代後半頃から郊外型店舗に客足を奪われていましたが、閉店店舗が目立つようになったのは90年代前半からの記憶が著者にはあります。
丸井の出店時期とシャッターが降りはじめた時期が重なるのは皮肉な結果ですが、中心街にに客足を取り戻すほど釧路店には魅力がなかったことも事実でしょう。
全国的に百貨店衰退の時代でも出店であり、丸井今井自体も拡大から縮小に入った時期で、タイミングもよくありませんでした。
実際館内は、「狭い」、「暗い」、「商品が少ない」であり、とても百貨店といえるレベルではありませんでした。中へ入ると函館駅前になるBMデパートと印象がダブります。
定価で買う価値のある商品が少なく、これでは郊外に客を持っていかれても仕方ないと思います。
釧路店の閉店が発表されてからそれほど経っていないのにも関わらず、周辺では店舗を閉め、郊外へ移転したり準備に入っているところも多いようです。
釧路店の閉店は辛うじて維持をしてきた中心街に決定打を与えることになりそうです。周辺は飲食繁華街でもありますが、そちらへ与える影響も半端ではなく、さらに空き地が増えることでしょう。
また、MOOなどの観光施設へも影響を与え、釧路市全体が悪循環に陥る可能性があります。
昨年、11月釧路店で開催された釧路市の軌跡をたどる「釧路市なつかし展」には、10日間に1万人を超える入場者がありました。これは普段の催事の10倍に当り、百貨店の売上げもかなり伸びたということです。
この事実は中心街に決して人が集まらない訳ではなく、魅力があるものがあれば来場するということを実証していると思います。もし、郊外店舗があるようなバイパス沿いで「釧路市なつかし展」を開催したとしてそれだけの入場があるでしょうか?というより郊外では皆が集う場所がないでしょう。
ここが中心街崩壊の怖いところです。
大ショッピングセンターがあれば、中心街はいらないと言う人もいるでしょうが「購入」のみが目的の郊外店舗では、多種多様な店や人たちが集まる中心街の代替にはならないのです。
以前にも触れましたが、中心街の衰退と郊外店舗の増殖は地域の文化水準を落とすということにつながります。「集い」がなくなる意味をもう一度確認すべきでしょう。
昨年、「下流社会」という本がベストセラーとなりましたが、現在の現象はまさに下流社会化へ推し進めています。以前から釧路の中心街を歩いているとヤンキーと年寄りが目立つ印象があり、道内の都市のなかではもっとも活気が乏しい街でしたが、危機的状況といっていいと思います。
残念なことは地域の人たちが無関心で諦めているように受け取れることです。既に生活が中心街から離れてしまって長いこともありますが、その間、釧路は本当によくなったのか考えてもらいたいところもあります。
丸井今井が無くなるにしても、それに変わる施設に何を持ってくるのかそして北大通周辺をどうしたいのか、それ次第で再生への道があると思います。
●12月5日~12月24日までの道内ニュースクリッピング
2006年01月04日掲 載
■1■日本縦断の旅、14泊に拡大し来年もツアー(12/6道新)
日本最北から最南端の駅まで、鉄路の旅を楽しみませんか-。JR北海道旭川支社は五日、来年二月一日に稚内を出発する「列島縦断寄り道紀行 五千六百二十二キロの旅」の募集を始めた。
今年一月に初めて企画した「日本縦断ツアー」(四泊五日)が好評だったことから、旅程を十四泊十五日に拡大。SLに乗車できる大井川鉄道など各地の私鉄や観光地を組み入れ、内容の充実を図った。
■2■ラムサール条約:登録湿地保全へ、17市町村が連絡会議(12/6毎日)
道は、水鳥など野生生物の重要な生息地となっているラムサール条約登録湿地の保全と活用を考えるため、湿地を抱える17市町村でつくる連絡会議を設けることを決めた。来春に初会合を開く予定。5日開かれた道議会予算特別委員会で、前田晃・環境生活部長が公明党の森成之氏の質問に答えた。
■3■サマータイム:導入実験、来年は10日延長(12/6毎日)
札幌商工会議所は、来年度のサマータイム(夏時間)の導入実験を6月21日~8月11日に行うと発表した。今年よりも期間を10日間長くし、8月の夏休み期間を含めることで、子供を含めた家族の余暇利用への可能性を探る。
■4■エゾシカ被害で阿寒湖畔の森が危機的状況(12/6釧路新聞)
釧路市阿寒町阿寒湖畔エコミュージアムセンターが前田一歩園財団の協力でまとめたエゾシカによる被害樹木調査(今年1―4月)によると、ボッケ周辺で80本余りの皮が食われ、この現状が続くと10年後に主要樹種の一つイチイが全滅するという。
■5■「知床ルール」検討会議が先端半島部の環境保全へ指針(12/7読売)
世界自然遺産・知床での自然保護と利用のあり方「知床ルール」を議論している環境省などの「知床国立公園利用適正化検討会議」は6日、根室・中標津町内のホテルで会合を開き、半島先端部の観光客の利用制限やマナー順守を求める指針「先端部の自然環境保全のために」をまとめた。また、一部の地域で観光客が急増している調査結果も明らかになった。
■6■温泉コンドミニアム売り込め 豪州で説明会(12/7道新)
オーストラリア資本によるコンドミニアム建設が相次ぐ倶知安町のひらふ地区で、地元が主体となった温泉付きコンドミニアムの建設計画が浮上している。豪州からスポンサーを募り、同地区のコンドミニアムとしては最大の十一階建てを建設する予定だ。
ひらふ地区の温泉付きコンドミニアムは初。同町内でホテルを経営するスノーユニバースとりんかい日産建設北海道支店、任意団体の北海道国際経済交流会が共同企画した。
■7■渋滞迂回ルート、札幌市が検索システム検討(12/7道新)
札幌市は、渋滞が慢性化している都心部を通らなくても、目的地まで最短時間で着ける迂回(うかい)ルートを、ネット上で検索できるシステムの導入に向け、具体的な作業に入った。都心部への車の乗り入れを減らすとともに、渋滞で必要以上に排出される二酸化炭素(CO2)の削減が狙い。来年度中に試作版を作り、どのくらいの削減につながるのかを検証する。
■8■エゾシカ牧場、道内で広がる・ユックは根室で300頭を肥育(12/9日経)
野生のエゾシカを捕らえて肥育する牧場が道内で広がってきた。エゾシカの食肉処理を手がけるユックは来月、300頭を肥育できる牧場を根室市内に開設。同業の静内食美楽(日高管内静内町、相楽正博社長)は来年にも日高管内で設置する計画だ。ホテルや飲食店でエゾシカの食肉を活用する動きが出てきたことから、今後の消費拡大に備える。
■9■稚内発、バスにタラバガニ乗せ札幌へ ホテル会席プランに(12/9道新)
札幌市中央区のセンチュリーロイヤルホテルは八日、都市間バスを利用した魚介類の取り寄せを本格的に始めた。輸送コストを抑えるのが狙いで、予約客の会席プラン用として稚内港に水揚げされたロシア産活タラバガニ十匹が運ばれた。
都市間バス発着所がある同ホテルが、稚内の魚介類を低コストで調達するために企画。札幌-稚内間を運行している銀嶺バスと宗谷バスが協力した。
■10■移住促進へ函館の8社が新会社、全道に窓口・情報誌も発行(12/10日経)
首都圏の「団塊の世代」の移住者を道内に呼び込むため、函館市の民間企業8社が共同で新会社を設立した。来年2月から道内の自治体や企業と連携し、不動産情報や移住に関する相談を受けられる窓口を道内全域に設置する。リクルート北海道じゃらんと提携して無料の「移住専門誌」を発行し、首都圏在住者に道内への移住を促す。移住促進に向け、民間が事業会社を設立するのは全国でも珍しい。
■11■北海道がブームの火付け役 岩盤浴、道外でもホット(12/11道新)
北海道で始まった岩盤浴ブームが全国に急速に広がっている。すし店や衣料品店など異業種が続々と参入し、岩盤浴場は道外で400カ所を突破。確立したノウハウと実績を持つ道内の施工業者が本州に出向いて工事を手掛けているほどだ。ハワイでの開設受注など、北海道発の“名物”は海外からも注目されている。
■12■洞爺湖温泉街で「見~る食うポン」特別プラン(12/14室蘭日報)
洞爺湖温泉街の10ホテル・旅館に宿泊すると、夕食は温泉街の飲食店で味わえる特別キャンペーン「見~る食うポン(ミールクーポン)宿泊プラン」が20日からスタートする。ホテルと飲食店が協力しての初の試みで、関係者は「冬の観光の目玉に」ち張り切っている。
同キャンペーンは、プランに参加する10ホテル・旅館に宿泊すると同クーポンが付き、温泉街の飲食店店と3ホテルから夕食場所が選べる企画。
■13■NPOで商店街活性化、札幌市が空き店舗に誘致(12/14日経)
札幌市は来年度から、商店街の集客力を高めるため、託児所やパソコン教室を手掛ける特定非営利活動法人(NPO法人)を空き店舗に誘致する事業を始める。100万円を上限として拠点開設の初期費用を助成するほか、経営指導も行う。経済活動の新たな担い手として育ってきたNPO法人を活用し、大型店の出店攻勢などで顧客離れが進む商店街の活性化をめざす。
■14■公営スキー場「厳冬」、廃止相次ぎ今季も5市町(12/17日経)
自治体が運営する公営スキー場の廃止が相次いでいる。今冬は十勝管内清水町、宗谷管内歌登町など5市町が廃止、釧路市など四市も廃止の検討に入った。スキー人気の低迷に加え、少子化などでスキー学習をする小中学校が減少。民間に比べて競争力も劣るため利用者が落ち込んでおり、財政難の自治体は運営維持が困難になっている。
■15■北海道、観光地の新銘菓開発へ全国から商品案募集(12/20日経)
道は来年度、道内の菓子・旅行業界などと組み、観光地にちなんだ新しい名菓を開発する。全国から道内観光地ならではの商品案を募り、試作品を作成。専門家による技術指導なども行い、2007年度の発売をめざす。北海道が強みを持つ食と観光を結びつけ、全国に通用する新たな北の名菓を育成する。
■16■釧路中心市街地、店舗の閉鎖・移転相次ぐ(12/21日経)
釧路市の中心市街地で店舗の閉店や移転・縮小が相次いでいる。同地域は郊外の大型店に顧客を奪われてきたが、来年8月の丸井今井釧路店の撤退でさらに人通りが減ると見越し、早めの閉店を決断している。 市や商工会議所は「丸井今井の閉店時期の先送りにわずかな望みをつないでいる」と説明。これに対し地元商店主らからは「閉店を見越した対策に本腰を入れるべきだ」との声も出ており、中心市街地には“すき間風”も漂っている。
■17■地域通貨:「クラークコイン」を発行 札商が来年6月(12/21毎日)
札幌商工会議所は20日、創立100周年を記念して来年6月に地域通貨「クラークコイン」を発行すると発表した。札幌市限定で半年間流通させ、市内の消費を喚起するとともに、中心商店街などの活性化を目指す。発行するのは硬貨型の商品券的なもので、1クラーク1000円で30万枚、計3億円相当。市民などに5%のプレミアム付きの950円で販売し市内の約50の商店街を中心に約2000店で使用できるようにする。
■18■スーパー白鳥を増発、本州と接続便利に-ダイヤ改正(12/22毎日)
JR北海道は22日、06年3月18日からのダイヤ改正を発表した。スーパー白鳥(函館-八戸)を増発するなど本州との接続を便利にしたほか、L特急(札幌-旭川)も増発する。この改正に伴い道内発着の列車のすべてを禁煙とする。
函館と本州を結ぶ特急列車20本のうち、スーパー白鳥を8本から12本に増発。同列車に接続する道内の列車もスーパー北斗(札幌-函館)の割合を増やして時間短縮を図った。この結果、札幌-盛岡間は最大15分短縮され、最速6時間57分となる。
■19■世界遺産 知床に拠点施設(12/22朝日)
今年7月に国内で3番目の世界自然遺産に登録された知床について、環境省は21日、世界遺産の保全や管理の拠点となる「知床世界遺産センター」の整備事業費など計1億円が、官房長の復活折衝で計上されたと発表した。
■20■知床国立公園 沖合へ2キロ拡張(12/23朝日)
環境省は22日、世界自然遺産に登録されている知床について、知床国立公園の海域部分を従来より沖合へ2キロ拡張し、陸から3キロまでを公園区域とすると発表した。今回の拡張を反映した世界遺産地域の地図を、ユネスコ世界遺産センターに送った。知床は陸域と海域の生態系が相互に関連しているのが特徴で、今年7月、世界遺産に登録される際に公園区域を陸から3キロまで拡張することで、同センターと合意していた。
■21■やきとりの街 スクラム 室蘭など5市(12/24朝日)
室蘭市など全国各地で「やきとりの街」を称する5市のやきとり店が結束し、日本を代表する和食としてアピールする「全国やきとり連絡協議会」を06年元旦に設立する。協議会は、埼玉県東松山市の「ひびき」の日疋好春社長が発起人。室蘭市の「やきとりの一平」の石塚和義社長のほか、愛媛県今治市、福岡県久留米市、福島市の3市のやきとり店主らでつくる。
